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アジは、どこまで 大きく なるの?

豚アジ ── マアジはどこまで大きくなるのか

豚アジ ── マアジはどこまで大きくなるのか

分野:海・釣り

スーパーで よく 見る マアジは、25cmくらい。でも かながわ県の 走水(はしりみず)おきでは、40cmを こえる とくべつ 大きな アジが つれる。

スーパーでよく見るマアジは、25cmくらい。でも神奈川県の走水沖では、40cmを超える特別大きなアジが釣れる。

釣りで一般によく見られるマアジのサイズは20〜30cm程度とされるが、特定の海域では40cmを超える個体が釣れることがある。神奈川県横須賀市の走水沖は、そうした大型マアジの名産地として知られている。

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1. アジの ふつうの 大きさは、どれくらい?

1. アジのふつうの大きさは、どれくらい?

1. マアジの標準的な体長と生態

つりで よく つれる マアジは、体の 長さが 20cmから 30cmくらい だ[1]。とても めずらしい ばあいでは、50cmくらいまで 大きく なる ものも いると いう[1]。長く 生きる アジは、6年から 7年くらい 生きると いう[1]

釣りでよくつれるマアジは、体の長さが20cmから30cmくらいだ[1]。とても珍しい場合では、50cmくらいまで大きくなるものもいるという[1]。長く生きるアジは、6年から7年くらい生きるという[1]

マアジ(Trachurus japonicus)は、釣りで一般によく見られるサイズが20〜30cm程度とされる[1]。海域・水温・餌の量といった環境条件によって成長速度は変わり、非常にまれなケースでは50cm程度まで達する個体もいるとされる[1]。寿命はおよそ6〜7年とされる[1]

2. 大きさで かわる、つりびとの よび名

2. 大きさで変わる、釣り人の呼び名

2. アジの大きさで俗称はどう変わるのか

つりを する 人たちの あいだでは、大きさに よって アジの よび名が かわる[2]。30cmを こえると「しゃくアジ」(むかしの 長さの たんい「しゃく」から)[2]。さらに 大きく なると、コンピューターの ことばを まねて、「メガアジ」「ギガアジ」「テラアジ」と、じょうだんの ように よばれる ことも ある[2]。ただし、これは きちんと きまった ルールでは なく、人や ちいきに よって よび方は すこし ちがう[2]

釣りをする人たちのあいだでは、大きさによってアジの呼び名が変わる[2]。30cmを超えると「尺アジ」(昔の長さの単位「尺」から)[2]。さらに大きくなると、コンピューターの言葉をまねて、「メガアジ」「ギガアジ」「テラアジ」と、冗談のように呼ばれることもある[2]。ただし、これはきちんと決まったルールではなく、人や地域によって呼び方は少しちがう[2]

釣り人のあいだでは、サイズに応じた非公式な俗称がある。目安として、10cm以下が「豆アジ」、10〜20cmが「小アジ」、20〜30cmが「中アジ」、30cm(1尺)以上が「尺アジ」「大アジ」、30〜40cmが「メガアジ」、40〜50cmが「ギガアジ」、50cm以上が「テラアジ」と呼ばれることがある[2]。区分の境目は重なっており、たとえば30cmは「尺アジ」とも「メガアジ」とも呼ばれうる。これらの呼称に明確な定義はなく、人や地域によって基準は異なる、あくまで目安である[2]。ただし記事タイトルの「豚アジ」は、これらの大きさの俗称とは少し性質が異なる。次章で見る、走水・観音崎沖で育つ特定の大型アジを指す呼び名である。

3. なぜ 走水の アジは、とくに 大きいのか

3. なぜ走水のアジは、とくに大きいのか

3. 浦賀水道の急流が筋肉質な体を作る

走水は、東京わんの 入り口、うらが水道の まんなかに ある[3]。ここは しおの ながれが とても はやい[3]。ながれる プールの 中で、ずっと 前に すすもうと して 手足を うごかし つづける ような ものだ。ただし ほんとうは、水そうでは なく 海の 中の 話。アジは、ながされないように、ひっしに 体を うごかして その 場に とどまろうと する。そのため、きんにくが しっかり ついた 体に そだつと いわれて いる[3]。おなかの あたりが ぶっくり ふくらんだ、この あつみの ある 体つきから、つりびとたちは この アジを 「ぶたアジ」とも よぶ[6]

走水は、東京湾の入り口、浦賀水道のまんなかにある[3]。ここは潮の流れがとても速い[3]。アジは、流されないように、必死に体を動かしてその場にとどまろうとする。そのため、筋肉がしっかりついた体に育つのだ[3]。おなかのあたりがぶっくり膨れた、この厚みのある体つきから、釣り人たちはこのアジを「豚アジ」とも呼ぶ[6]

走水沖は浦賀水道の中央部に位置し、潮の流れが非常に速い海域である[3]。この急流の中で、アジは流されずにその場にとどまろうとして絶えず体を動かし続けるため、筋骨隆々とした体格に育つとされる[3]。この海域は東日本では元祖と言えるブランドアジの産地としても知られ、40cmを超える大アジが育つ[3]。体高が厚く、横に倒さず立てられそうなほど肉厚に育ったこの走水・観音崎沖の金アジは、正式なブランド名とは別に、釣り仲間のあいだで「豚アジ」という通称でも呼ばれている[6]

4. 大きな アジを ねらう、いろいろな つり方

4. 大きなアジをねらう、いろいろな釣り方

4. 大型アジをビシアジ・バチコン・アジングで狙う

大きな アジを ねらう つり方は、いくつも ある。「ビシアジ」は、イワシを こまかく した えさを 少しずつ 出しながら さそう つり方だ[4][7]。「バチコン」は、おもい おもりと、かるい しかけ(ワームの ついた もの)を くみあわせて、船から 深い ところを ねらう つり方だ[4][8]。「アジング」は、ルアーと よばれる にせえさを 使って ねらう つり方だ。おかから やる ことも、ボートから やる ことも ある[4]

大きなアジをねらう釣り方は、いくつもある。「ビシアジ」は、イワシをすりつぶしたエサを少しずつ出しながらさそう釣り方だ[4][7]。「バチコン」は、重いおもりと軽い仕掛け(ワーム付きのジグヘッド)を組み合わせて、船から深いところをねらう釣り方だ[4][8]。「アジング」は、ルアーと呼ばれる疑似餌を使ってねらう釣り方で、岸からもボートからも行われる[4]

大型アジを狙う釣法にはいくつかの種類がある。「ビシアジ釣り」は、コマセ(撒き餌)をビシと呼ばれる容器から少量ずつ出しながら誘う、伝統的な船釣りの方法である。コマセにはイワシのミンチが定番で使われる。にごりの中にアジがつっこんでくる習性を利用したもので、サバなど外道を避ける効果もあるという[7]。走水沖では、コマセを少量ずつ切らして付け餌を食べさせる、マダイ釣りに似た繊細な方法が用いられることもあるという[4]。「バチコン(バーチカルコンタクト)」は、船から仕掛けを垂直に落として深場を探る釣法で、重いおもりと、軽いジグヘッドにワームを付けた仕掛けを組み合わせる。仕掛けの方式によっては、おもりが先に棚(たな)に入り、ジグヘッドがあとから落ちることで、自然なフォール(落下)の誘いを出せるという[8]。尺アジやギガアジといった大型個体を狙うことができる[4]。バチコンは、船から仕掛けを垂直に落とす釣法である点で、堤防や岸壁からも楽しめる「アジング」とは前提が異なる。

「アジング」自体は、ルアーでアジを狙う釣り方の総称で、堤防などからの陸っぱりでも、ボートからでも行われる。ただし、走水沖でねらわれる大型アジは主にビシアジ・バチコンで釣られており、ギガアジ・テラアジ級の特大サイズを軽いジグヘッドとワームでねらう「ボートアジング」は、走水沖とは別の海域で行われるという。その具体的なポイントは、出船する船長たちだけが知る秘密にされていることが多いようだ。

5. 金色に かがやく、すみついた アジ

5. 金色に輝く、すみついたアジ

5. 瀬付きアジと回遊アジで色と味はどう違うか

アジには、広い 海を たびする グループと、せまい わんの 中に すみついて うごかない グループが いる[5]。すみついた アジは、体が 黄色っぽく なる ことが あり、「金アジ」とも よばれる[5]。えさが ゆたかな ばしょで そだつので、あぶらが のって いると いう[5]

アジには、広い海を旅するグループと、狭い湾の中にすみついて動かないグループがいる[5]。すみついたアジは、体が黄色っぽくなることがあり、「金アジ」とも呼ばれる[5]。えさが豊かな場所で育つので、脂がのっているという[5]

マアジは本来回遊性の魚だが、沖合を回遊せず特定の場所に居ついた個体は「キアジ」「キンアジ(金アジ)」と呼ばれ、体色やヒレが黄色っぽいのが特徴とされる[5]。これに対し、広範囲を回遊する一般的なマアジは「クロアジ」と呼ばれ、全体に黒っぽい体色をしている[5]。キアジはエサの豊富な場所で育つことから脂がのっており、クロアジより美味とされる[5]

スーパーの アジの コーナーで、大きさを くらべて みよう

スーパーのアジのコーナーで、大きさを比べてみよう

鮮魚売り場で、マアジのサイズと色を観察してみる

スーパーの さかな売り場で、アジが ならんで いたら、大きさを 見て みよう。もし 何びきか あったら、大きさを くらべたり、体の 色が 金色っぽいか、見て みると おもしろい。

スーパーの魚売り場で、アジが並んでいたら、大きさを見てみよう。もし何匹かあったら、大きさを比べたり、体の色が金色っぽいか、見てみるとおもしろい。

鮮魚売り場でマアジを見かけたら、体長を目測し、この記事で紹介した「豆アジ」「中アジ」「尺アジ」などの区分のどれに近いか考えてみよう。体色が黒っぽいか、黄色みや金色っぽさがあるかも観察すると、回遊性か瀬付きかを推測するヒントになるかもしれない。

しらべた ところ

参考にした情報源

参考にした情報源

  1. tsuttarou.net「真アジの特徴説明。寿命は?どこで生まれる?産卵はどれくらい?最大何センチ?旬は?」。 https://tsuttarou.net/archives/202555 (釣りで一般によく見られるマアジのサイズが20〜30cm程度であること、非常にまれなケースで50cm程度まで達する個体がいるとされること、寿命がおよそ6〜7年とされることは同出典による)
  2. fishing-rungun.com「メガ・ギア・テラ・尺・豆・小・中・大などアジのサイズ別の呼び方一覧」。 https://fishing-rungun.com/aji-name/ (豆アジ(10cm以下)・小アジ(10〜20cm)・中アジ(20〜30cm)・尺アジ/大アジ(30cm以上)・メガアジ(30〜40cm)・ギガアジ(40〜50cm)・テラアジ(50cm以上)という目安、これらの呼称に明確な定義がなく人や地域によって基準が異なることは同出典による)
  3. 釣りビジョンマガジン「元祖ブランド魚! 走水沖の特大アジが絶好機」。 https://www.fishing-v.jp/premium/177_2.html (走水が浦賀水道のまんなかに位置し潮の流れが速いこと、アジが流されないよう体を動かし続けることで筋骨隆々に育つとされること、走水が東日本では元祖と言えるブランドアジの産地として知られ40cmを超える大アジが育つことは同出典による)
  4. TSURI HACK「5分でわかるバチコンアジング!タックル・仕掛け・たくさん釣るコツを元釣具屋が解説」。 https://tsurihack.com/8107 (バチコンが「バーチカルコンタクト」の略で船から仕掛けを垂直に落として深場を探る軽い道具を使った釣法であること、尺アジやギガアジといった大型個体を狙えることは同出典による。走水沖のビシアジ釣りでコマセを少量ずつ切らして付け餌を食べさせるマダイ釣りに似たコマセワークが用いられることは釣りビジョンマガジン「元祖ブランド魚! 走水沖の特大アジが絶好機」による)
  5. fishing-rungun.com「メガ・ギア・テラ・尺・豆・小・中・大などアジのサイズ別の呼び方一覧」。 https://fishing-rungun.com/aji-name/ (沖合を回遊せず特定の場所に居付いたアジが「キアジ」「キンアジ(金アジ)」と呼ばれ体色やヒレが黄色っぽいこと、広範囲を回遊する一般的なマアジが「クロアジ」と呼ばれ全体的に黒っぽい体色であること、キアジがエサの豊富な場所で育つことから脂がのっておりクロアジより美味とされることは同出典による)
  6. ORETSURI「横須賀・走水でブタアジ(金アジ)を釣る!」。 https://oretsuri.com/butaaji (走水・観音崎沖で育つ大型の金アジが、体高が厚く横に倒さず立てられそうなほど肉厚な体形であることから、釣り人のあいだで正式なブランド名とは別に「ブタアジ」と通称されることは同出典による)
  7. TSURINEWS「今さら聞けないLTアジのキホン:コマセが「イワシミンチ」のワケは?」。 https://tsurinews.jp/152948/ (ビシアジ釣りのコマセにイワシミンチが定番で使われること、アジがにごりの中に突っ込んでエサを捕食する習性を利用していること、にごりを苦手とするサバなど外道を避ける効果があることは同出典による)
  8. イシグロ「バチコンアジング」。 https://www.ishiguro-gr.com/know/fishing-guide/detail.php?id=134 (バチコンアジングの仕掛けが、重いおもりを先に沈め、軽いジグヘッド(ワーム装着)をあとから追従させることで自然なフォールの誘いを出す構成であることは同出典による)

なおした ところ

更新履歴

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