1. つめは どうして ピンク色に 見えるの?
1. 爪がピンク色に見えるのは、血管が透けているから
1. 健康な爪が薄いピンク色なのは、毛細血管の色が透けるため
じぶんの ゆびの つめを 見て ください。うすい ピンク色では ありませんか。
つめは うすくて、した にある 毛細血管の 色が すけて 見えると いわれます。ちいさな まどの ような ものです。
だから、つめの 色や かたち、せんには、からだの ようすが あらわれる ことが あります。ただし、いちばん おおいのは、つめ そのものの できごとです。
では、つめに せんが できたら、なにが わかるのでしょう。
手の爪を、光の下で見てみてください。たいていは、全体にうすいピンク色をしています。これは、爪の下にある毛細血管の色が透けて見えているためだと説明されています[3]。爪は、体の中の様子がほんの少し見える窓のようなものです。
だからこそ、色や形が変わると、体の状態と結びつけて語られてきました。ただし、爪の色が変わる原因は、爪自身の病気(水虫の仲間である真菌の感染など)が多く、そのほかに腎臓や肝臓などの病気、薬の影響、けがや刺激もあります[1]。しるしは、体からのメッセージの可能性がある、という程度に受けとめるのが基本です。
では、爪に線が入ったとき、それが体の不調からきたものなのか、爪の問題なのかを、どう見分けるのでしょう。手がかりの一つが、線が「動くかどうか」です。
手の爪は薄く、下の毛細血管の色が透けるため、健康な爪は全体に薄いピンク色をしている[3]。この「窓」の性質のおかげで、爪の色や形の変化は、古くから体の状態を推測する手がかりとして扱われてきた。
ただし、手がかりは万能ではない。MSDマニュアルによれば、爪の色の変化の原因には、真菌感染症、全身性疾患(腎不全・肝硬変など)、薬剤、外傷や刺激があり、まず疑われるのは爪そのものの病気である。つまり、爪の変化を見て全身の病気を疑うのは、順序としては後になる[1]。
では、爪に現れたしるしから、原因が爪の内部にあるのか、体の別の場所にあるのかを、どこまで絞り込めるのか。その入口として使われる観察が、変化が爪の成長とともに移動するかどうかである。
2. せんが 動く つめと、動かない つめの ちがいは?
2. 白い線が先へ進むか、その場にとどまるかで分かること
2. ボー線は爪とともに進み、ミュルケ線は進まない:位置の変化から変化の場所を推定する
うごく ほどう(ベルトの ような みち)に のると、じぶんが あるかなくても さきへ すすみます。つめも、ゆっくり さきへ のびて いきます。
うごく ほどうの 上に はった シールは、いっしょに すすみます。ゆかに はった シールは、うごきません。
つめの よこの みぞ(ボーせん)は、つめが つくられる ときに のびが とまった あとで、つめと いっしょに さきへ すすみます。びょうきや けが、くすりの あとに できる ことが あります。
いっぽう、つめを よこに よぎる しろい おびの ミュルケせんは、つめが のびても うごきません。つめの した(ゆか)に ある へんかです。
ただし、ほんとうの つめは、いちか月に 3mmほどしか のびません。ほどうより ずっと ゆっくりです。
動く歩道に貼ったシールは、歩道といっしょに進みます。床に貼ったシールは、歩道が動いても同じ場所にあります。爪の線の見分けは、この違いとよく似ています。
爪を横に走る溝をボー線といいます。感染症、けが、全身性疾患、化学療法のあとなどに生じることがあり、爪の成長が一時的に抑えられて起きます[1]。この線は爪の一部ですから、爪が伸びれば、いっしょに根元から先へ進みます。
この性質を使うと、線の位置から、いつごろ起きた出来事かを推し量れます。指の爪は平均で月に約3mm、足の爪は約1mm伸びるとして計算します[5]。たとえば、爪の根元から線まで約6mmなら、指の爪で約2か月前です。足の爪は3分の1の速さなので、同じ6mmでも約6か月前になります。これは平均値を使った目安で、実際の速さは人によってちがいます。
一方、ミュルケ線は、爪の幅いっぱいを横切る、対になった白い帯です。重い低アルブミン血症などに関連するとされ、爪が伸びても位置が動かず、爪を押すと消えます。変化が爪の下の爪床にあるためと説明されています[6]。
ボー線とミュルケ線をくらべると、動く線は爪が作られる途中の出来事、動かない線は爪の下の変化を考える手がかりになります。すべての線に当てはまる決まりではなく、たとえばミーズ線は爪とともに動きます。ほかにも、爪の形に出るしるしがあります。
爪を横切る線の見分けでまず確かめるのは、時間がたつと線が先へ進むか、その場にとどまるかである。ボー線は、爪が作られる過程の乱れによる横溝で、感染症、けが、全身性疾患、化学療法のあとなどに生じる。爪の成長が一時的に抑えられるためで、爪の一部である以上、爪とともに根元から先へ進む[1]。
このため、位置から時期を逆算できる。Cleveland Clinic Journal of Medicineの総説は、指の爪が平均で月約3mm、足の爪が月約1mm伸びるという平均値を使って、急性のストレスのあった時期を推定している[5]。たとえば線が根元から約6mmの位置にあれば、指の爪では約2か月前、足の爪では約6か月前となる(6÷3=2、6÷1=6)。足の爪が指の3倍遅いぶん、同じ距離でも遠い過去を指す。ただし、成長速度には個人差があり、これは目安にとどまる。
対照的なのがミュルケ線である。爪の幅いっぱいを横切る対になった白い帯で、重い低アルブミン血症などと関連づけられる。AAFPの記述では、爪を押すと消え、爪が伸びても位置が動かない。変化の場所が、爪そのものではなく爪床にあるためと整理されている[6]。なお、白い帯や線の名称・定義は資料によってずれがあり(日本語版のMSDマニュアルは、線状白斑を別項目で説明する)、ここでは名前より「動くか動かないか」という性質を軸に述べた[1]。
ボー線とミュルケ線の比べ方は、動くかどうかが、爪の作られ方と爪の下の土台のどちらを考えるかの手がかりになる、というものだ。すべての線に当てはまる規則ではなく、たとえばミーズ線は成長とともに動く。では、線ではなく、爪の「形」に出るしるしは、どう読めばよいのか。
3. つめが スプーンの ように へこむのは、なぜ?
3. 爪がスプーンのようにへこむのは、貧血のせいだけではない
3. 匙状爪は鉄欠乏のしるしになりうるが、乳児では正常な個人差のこともある
あかちゃんや、はだしで あそぶ 子の つめが、スプーンの ように まんなかで へこみ、そって いる ことが あります。匙状爪と いいます。
てつが たりなく なる ことで おこる ことが あります。でも、げんいんは それだけでは ありません。ゆびさきに ずっと 力が かかったり、つめを りょうはしを まるく きりすぎたり しても おこります。
あかちゃんの スプーンの ような つめは、せいちょうの ちがいの ひとつで、ようじの ころに しぜんに よく なる ことも あると いわれます。
つめが スプーンの ようでも、すぐに びょうきと きめる ひつようは ありません。きに なる ときは、おうちの ひとと いっしょに、おいしゃさんに そうだん しましょう。
爪の中央がへこんで、反り返ってスプーンのように見えるものを、匙状爪(スプーン爪)といいます。鉄が足りなくなる鉄欠乏症で起こることがあります[1]。
けれども、スプーン爪を貧血のしるしと決めつけることはできません。原因には、指先に続けてかかる力、爪の両端を丸く切りすぎる切り方などもあります。乳児のスプーン爪は、正常な個人差の一つで、幼児期に自然によくなることもあると紹介されています[6]。
医学書には、鉄欠乏のほか、ヘモクロマトーシス(体に鉄がたまる病気)、外傷、レイノー病(寒さなどで指先の血の流れが悪くなる病気)なども、スプーン爪を伴うことがあると書かれています[6]。つまり、スプーンのように見えることだけでは、原因は決まりません。
形には、もう一つ有名なしるしがあります。指先がふくらむ、ばち指です。2000年以上前から記録があるといわれます。
爪の中央がくぼみ、縁が反り返った状態を匙状爪(さじじょうそう、koilonychia)という。MSDマニュアルは、鉄欠乏症で爪がスプーン状に変形することがあると述べる[1]。ここで「スプーン爪=貧血」と短絡すると、誤りやすい。
原因は複数ある。AAFPの記述では、鉄欠乏のほか、ヘモクロマトーシス、外傷、レイノー病でも見られるという[6]。日本語の解説では、原因として、指先に継続的にかかる力、爪を両端まで丸く切りすぎる切り方、鉄欠乏性貧血が挙げられている。さらに、乳児の匙状爪は正常な個人差の範囲で、幼児期に自然に改善しうるとされる[6]。つまり、同じ「スプーン状」でも、年齢や生活によって意味が変わる。
ここから分かるのは、しるしが単独では原因を決めない、という点である。形だけでなく、年齢、生活、ほかの症状を合わせて医師が判断する。では、ある病気と深く結びついて記された形は、どう扱われてきたのか。その代表が、ばち指である。
4. しろい つめや、たての くろい せんには、どんな いみが ある?
4. 白い爪と、縦の黒い線は、どう受けとめればよいか
4. テリー爪は肝硬変の報告から知られるが、特定の病気の証拠にはならない
つめが ぜんたいに すりガラスの ように しろく、さきだけ ピンク色の ものが あります。1954ねんに、テリーと いう おいしゃさんが、かんぞうの びょうきの 人たちに おおく 見つけたと、かきました。
でも、この しろい つめは、ほかの びょうきや、としを とった ときにも あらわれる ことが あり、これだけで なにか きまる わけでは ありません。
つめの はじから はじまで たてに のびる、くろっぽい せんも あります。はだの 色が こい 人では、ふつうの ことも あります。きに なる せんが あれば、おいしゃさんに そうだん しましょう。
爪のほぼ全体がすりガラスのように白く、先の1〜2mmほどだけ正常なピンクが残る爪を、テリー爪といいます。名前の由来は、1954年にリチャード・テリー医師が、肝硬変の患者100人のうち82人に白い爪を見つけたと記したことです[7]。
これは最初の報告での数字で、肝硬変なら必ず白くなる、という意味ではありません。のちに、うっ血性心不全、2型糖尿病、慢性腎不全、結核などでも見られ、年を重ねただけでも現れることがあるとわかってきました[5]。ただし、若い人で原因が分からないときは、注目されるといわれます。
もう一つ、気になりやすいのが、灰色から黒色の縦線です。爪の付け根から先まで伸びる線で、皮膚の色が濃い人では自然に現れることもあります。まれに初期のがんの徴候であることもあるため、気になる縦線は、医師に相談します[1]。
一方で、白い横線や二枚爪は、乾燥や爪への衝撃など、日常の原因でも起こるとされます。原因はさまざまで、爪だけでは判断できません[3]。
爪のほぼ全体がすりガラス状に白く、先端の1〜2mmほどに正常なピンクが残るのがテリー爪である。AAFPの記述では、1954年にR. Terryが記載し、肝硬変の連続した患者100人中82人に白い爪を見たと伝えられる[7]。ただし、この「82/100」は最初の報告の数字であり、肝硬変なら必ず白くなるという意味ではない。
実際、その後の資料では、うっ血性心不全、2型糖尿病、慢性腎不全、結核、末梢血管疾患などでも見られ、加齢だけでも現れうる、と整理されている[5]。特定の病気の証拠にはならず、若い人で原因が分からないときに注目される、という位置づけである。つまり、しるしは診断ではなく、医師が検査を考えるきっかけである。
色のしるしには、縦の線もある。灰色〜黒色の線が爪の付け根から先端まで伸びる爪甲色素線条で、皮膚の色が濃い人では自然な現象のこともある一方、まれに初期のがんの徴候のこともあるため、気になる縦線があれば、医師に相談するとよい[1]。
反対に、白い横線や二枚爪は、乾燥、爪への衝撃など日常の原因でも起こる。原因はさまざまで爪だけでは判断できず、症状が続く場合に皮膚科を受診することが勧められている[3]。
5. ゆびさきが 太鼓の ばちのように ふくらむ、ばち指って?
5. 指先がふくらむ「ばち指」は、2000年以上前から知られていた
5. ばち指はヒポクラテスの記述とされる古いしるしで、本人が気づかないことも多い
ゆびの さきが、たいこの ばちのように まるく ふくらむ ことを、ばち指と いいます。いたみは ありません。
むかしの ギリシャの おいしゃさん、ヒポクラテスが、いまから 2400ねんほど まえに、むねの びょうきの 人で かいたと いわれ、「ヒポクラテスの ゆび」とも よばれます。
はい や しんぞう、かんぞうの びょうきに ともなう ことが あります。はいえんや ぜんそくは、おもな げんいんには あげられて いません。うまれつきの ことや、げんいんが ない ことも あります。
おもしろい のは、ばち指が すすんで いても、ほんにんが きづかない ことが おおい点です。じぶんで きめず、気に なったら おいしゃさんに 見てもらいましょう。
指先が太鼓のばちのように丸くふくらみ、爪の付け根の角度が変わった状態を、ばち指といいます。痛みはありません[2]。
医学書では、紀元前400年ごろ、古代ギリシャの医師ヒポクラテスが、胸の病気(膿胸)の患者について最初に記したとされ、「ヒポクラテス指」の名でも呼ばれます[8]。これは医学書に伝わる話で、古い記述の原典を、ここで確かめたわけではありません。
ばち指は、肺がん、間質性肺疾患、気管支拡張症などの肺の病気、先天性心疾患、肝臓の病気に伴うことがあります。肺炎や喘息は、代表的な原因としては挙げられていません。遺伝の場合や、原因が見つからない場合もあります[2]。
さらに、ばち指が進んでいても、本人が気づいていないことが多いといわれます[8]。痛みのないゆっくりした変化は、自分では分かりにくいのです。だからこそ、人に指摘されたり、健康診断で見つかったりすることに意味があります。
手や足の指先が肥大し、爪が生える部分の角度が変わる状態をばち指(ばちゆび)という。痛みはなく、指先が徐々に丸く膨らんで変形していく[2]。
医学書には、紀元前400年ごろ、ヒポクラテスが膿胸の患者について最初に記したとされ、「ヒポクラテス指」の別名がある[8]。ただし「最初に記した」は医学書に伝わる記述で、ヒポクラテス全集の原典まで確かめたわけではなく、「とされる」にとどめるのが妥当である。それでも、爪と指先の形が病気の手がかりとして、2000年以上も前から注目されてきたことは、読み物としても意外である。
関連する病気には、肺がん、間質性肺疾患、気管支拡張症などの肺疾患、先天性心疾患、肝疾患がある。肺炎や喘息は代表的な原因としては挙げられておらず、遺伝や、原因の見当たらない場合もある[2]。つまり、ばち指の有無は、病気の種類をある程度しぼる材料になるが、それだけで診断は決まらない。
特徴的なのは、ばち指が進んでいても、本人が気づいていないことが多い点だ[8]。痛みがなく、変化がゆるやかだからである。自分で見つける機会が少ないぶん、定期的な診察や健康診断で気づかれることが重要になる。
6. つめに しるしを 見つけたら、どう したら いいの?
6. しるしを見つけたら、どう考えればよいか
6. 爪のしるしを「診断」ではなく「入口」として使うには
ここまで 見て きた しるしは、どれも ひとつで びょうきを きめる ものでは ありません。
つめの おかしいところは、まず つめ じたいの びょうき(みずむしの なかまなど)が おおいと されます。しろい せんや 二まいづめは、かわき や ぶつけた ことなど、ふだんの ことでも おこります。げんいんは いろいろで、つめだけでは きめられません。
だから、つめを 見て ふあんに なる ひつようは ありません。おなじ しるしが ずっと つづいたり、ふえたり したら、おうちの 人に つたえて、ひふかや びょういんで 見てもらいましょう。
ここまで見てきた爪のしるしは、どれも一つだけで病気を決められるものではありません。ボー線は爪が一時的に弱まった跡、スプーン爪は生活の影響のことも多く、白い爪やばち指も、さまざまな原因で現れます。
爪の色や形が変わる原因は、まず爪そのものの病気(水虫の仲間である真菌の感染など)が多いとされます[1]。白い線や二枚爪も、乾燥や爪への衝撃など、日常の原因でも起こります。原因はさまざまで、爪だけでは判断できず、症状が続くときは皮膚科の受診が勧められています[3]。
ですから、爪のしるしは、診断ではなく「入口」です。気づくきっかけにはなっても、決めるのは、体全体を診る医師です。自分で見つけたしるしを、一人で判断せず、続くときや増えるときは、家の人に伝えて受診するのが基本です。
ここまでの例に共通するのは、爪のしるしが、それだけで病気を特定するものではない、という点である。ボー線は成長が一時的に抑えられた跡、匙状爪は鉄欠乏のほか生活上の力や切り方でも起こり、テリー爪やばち指も複数の疾患に伴いうる。
MSDマニュアルが示す爪の色の変化の原因は、真菌感染症、全身性疾患、薬剤、外傷である。このうち、まず爪そのものの病気が多いとされる[1]。白い横線や二枚爪も、乾燥、衝撃など日常の原因で起こる。原因はさまざまで爪だけでは判断できず、続く場合には皮膚科の受診が勧められる[3]。
したがって、爪を観察する意味は、診断を下すことではなく、「いつもと違う」ことに気づき、医師に伝える材料を持つことにある。動くか動かないか、どこに出たか、増えたか、いつからか。この4つを覚えておくだけで、相談の質は変わるはずだ。
7. じぶんの つめで、「動く」を たしかめて みよう
7. 自分の爪で、「動く」を数字で確かめる
7. 爪の成長を自分で測り、資料に当たる
きょう できる こと
つめを きった 日に、つめの ねもとの かわから さきまでの ながさを、ものさしで はかって ください。2しゅうかん たって、きらずに、おなじ ゆびを おなじ やり方で はかります。のびた ぶんが、1か月 3mm ほどの はんぶん(1.5mm ぐらい)に なるか、くらべて みましょう。
しらべる とき
おうちの 人と いっしょに、「MSDマニュアル 家庭版」の つめの ページを 見て みましょう。にほんごで よめます。
今日できること
爪を切った日に、爪の根元の皮膚の境から先端までの長さを、ものさしで測っておきます。切らずに2週間たったら、同じ指を同じやり方で測り直します。指の爪は月に約3mm伸びるという平均値の半分、1.5mmほどになるか、比べてみましょう。個人差があるので、ぴったり合わなくても構いません。
資料を読むなら
「MSDマニュアル家庭版」の爪の変形・異栄養症・変色のページ[1]は、日本語で読めます。気になるしるしの写真つきの説明を、家の人といっしょに見ることができます。
今日できること
爪を切った日に、根元の皮膚との境から先端までの長さを測り、切らずに2週間後、同じ指で測り直す。月約3mmという平均値[5]から、1.5mm前後が目安になる。個人差や測る位置のずれがあるため、数字が合わなくても問題ではなく、「動いた分」を自分の指で実感することが目的である。
資料を読むなら
日本語で読める資料として、MSDマニュアル家庭版の爪の変形・異栄養症・変色のページ[1]とばち指のページ[2]がある。ミュルケ線やテリー爪の英語の総説[5][6][7]は、名称の食いちがいも含めて比べて読むと、資料ごとの定義の差が見えてくる。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
本文で使った資料です。
- MSDマニュアル家庭版 爪の変形、異栄養症、変色. https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/17-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E7%88%AA%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E7%88%AA%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%BD%A2-%E7%95%B0%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%97%87-%E5%A4%89%E8%89%B2 (ボー線・匙状爪・色の変化・縦線)
- MSDマニュアル家庭版 ばち指. https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/07-%E8%82%BA%E3%81%A8%E6%B0%97%E9%81%93%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%82%BA%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6/%E3%81%B0%E3%81%A1%E6%8C%87 (ばち指の特徴と原因)
- ファストドクター 爪の白い線. https://fdoc.jp/byouki-scope/features/nails-white-line/ (爪の色と白い線の日常の原因)
- Medical Note 匙状爪. https://medicalnote.jp/diseases/%E5%8C%99%E7%8A%B6%E7%88%AA (子どもの匙状爪)
- Cleveland Clinic Journal of Medicine 2016, Nail lines. https://www.ccjm.org/content/83/5/385.full.txt (爪の伸びる速さと線の位置、テリー爪)
- AAFP 2004, Nail abnormalities (Fawcett). https://www.aafp.org/afp/2004/0315/p1417.html (ミュルケ線・匙状爪)
- AAFP 2004, Nail disorders. https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2004/0615/p2903.html (テリー爪の記載)
- GPnotebook Finger clubbing. https://gpnotebook.com/en-IE/pages/respiratory-and-chest-medicine/finger-clubbing (ヒポクラテスの記述・気づかれにくさ)
なおした ところ
更新履歴
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