きになるノート作成の現場 2026.10.20現在

「きになるノート」を、AIと一緒に毎日つくっています

「きになるノート」は、子ども向けの調べもののサイトです。ひとつのメモを、小学校低学年・高学年・中学生の3つのレベルで読めるようにしています。いまは日本語が2,628本、英語・スペイン語が合わせて1,551本あります。10月19日の1日だけで、日本語を119本公開しました。

私が1本ずつ書いているわけではありません。AIが書き、機械が確かめ、私は決める役にまわっています。

1本のメモができるまで

メモは、調査、執筆、レビュー、修正、再検証の順に、それぞれ別のエージェントが受け持ちます。書く人と確かめる人を分けているのは、書いた本人は、自分の間違いに気づきにくいからです。

これを10本まとめて並列で回すのが、1回のループです。直近のループでは、執筆10回、レビュー10回、修正12回、再検証12回、合わせて44回のエージェント起動が、約25分で動きました。指摘を受けたメモは、自動で差し戻されて直ります。

人が見ていない間も止まらない

夜のあいだは、自動運転の仕組みがループを回し続けます。ある夜は、日本語50本に加えて、英語とスペイン語を100本ずつ作りました。固まったり止まったりしたら、見張り役が見つけて再開させます。

英語・スペイン語は、日本語版をもとに、日本語に強いローカルのAIが下書きを作ります。そのあと、Codexが日本語の原文と見比べて、数字や固有名詞の誤りがないかを確認します。通ったメモだけを公開します。一晩で作った約200本のうち、公開できたのは約100本でした。

現在はチェックや他の作業もあるため、作成件数を絞っています。今の設定であれば、最大約600本/日の日本語のメモを作成することができます。

間違えたら、仕組みに書き足す

全てのメモに、21種の品質ゲートと約19項目の機械チェックをかけます。読み仮名、学年で習わない漢字、出典、「やってみよう」の安全性、題名が本文と合っているか、などを見ます。自動テストは1,884件あります。

AIが間違えたときは、その場で直して終わりにしません。決まりかチェックに書き足して、同じ間違いが二度と起きないようにします。最近も、テーマ選びの偏りと、固まった処理が止まり続ける不具合を、仕組みの側で直しました。

私の仕事

何を書くか、どこで止めるか、いつ公開するか、です。1日に出せる本数の上限も、先日撤廃しました。ここは私が決めることです。

作るのはAIに任せて、人は、任せ方と、止めどころを設計します。

メモの作り方の全体像や、出典・訂正の方針は、このサイトについて・おことわりにまとめています。

このページの更新履歴