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ここに書いてあることは、誰かが実際に手を動かして調べ、考え、作り上げてきたものを拾い集めています。専門の本や論文、作品、そしてそれを生み出した人たち。気になったことがあれば、ぜひそのおおもとに直接ふれてみてください。このメモには書ききれない熱を、感じてもらえると思います。

「なん万本 売れた」は、だれが なにを かぞえた 数?

世界でいちばん売れたゲームは? ── 同じゲームなのに、数字が何通りもあるわけ

「売れた本数」は誰が何を数えるのか ── Wii Sports・どうぶつの森・GTA Vで読む売上本数

分野:技術

「Wii Sports(ウィー スポーツ)」という ゲームは、8279万本 売れたと いわれます。でも、日本では ゲームきの 本体に ついて いなかったと つたえられて います。

おなじ ゲームなのに、国に よって「売れた」の 中身が ちがう ことが あります。この メモでは、ゲームの 売れた 数は だれが なにを かぞえて いるのかを、いくつかの れいで 見て いきます。

「Wii Sports」というゲームは、8279万本売れたといわれます。ところが日本では、ゲーム機の本体に付いておらず、別売りだったと伝えられています。

同じゲームなのに、国によって「売れた」の中身が違うことがあります。このメモでは、ゲームの売れた本数を誰がどこまで数えているのかを、いくつかの例でたどります。

「Wii Sports」の累計は、任天堂の資料で約8279万本。ところが日本では、このソフトは本体に付いておらず、別売りだったと伝えられている。同じソフトなのに、国によって「売れた」の中身が違う。

ゲームの売れた本数は、誰が、どこで、何を数えたかで大きく変わる。このメモは、Wii Sports、『あつまれ どうぶつの森』、『グランド・セフト・オートV』(GTA V)、日本の週間ランキングを例に、数字の読み方をたどる。

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1. 8279万本の ゲームが、日本では 本体に ついて いなかった

1. 8279万本のソフトは、日本では本体に付いていなかった

1. Wii Sportsの8279万本 ── 同梱を含む数字と、日本の別売り

「Wii Sports」は、にんてんどうが 出して いる 表で、8279万本と なって います[1]。表の すみには、「ゲームき本体と いっしょに くばった 分も 入って います」という 意味の かきこみが あります[1]。

いっしょに くばるとは、ゲームきの 箱に ソフトを 入れて わたす ことです。ゲームきを 買った 人には、ソフトも いっしょに とどきます。

ところが、ゲームを あつかう 海外の 記事では、日本だけは ちがったと つたえて います。日本では、Wii Sports は べつに 売られて いたそうです[2]。

おなじ ゲームでも、「本体に ついて くる」国と「べつに 買う」国が あった ことに なります。だから 8279万本という 数は、「ほしくて えらんだ 人の 数」とは ちがうかもしれません。ただし、日本での くわしい 数は、ここで 使った しりょうには ありません。

任天堂が公表しているWiiソフトの主要タイトル表で、Wii Sportsは8279万本(2016年9月30日時点)です。表の注記には、ソフトの本数に「本体などに同梱した数量を含む」と書かれています[1]。同梱とは、ゲーム機の箱にソフトを入れて一緒に渡すことです。

つまりこの数字は、店で単体のソフトを選んで買った人の数とは、意味が違います。ゲーム機を買えば、ソフトも付いてくるからです。

しかも、その同梱のしかたは地域で違ったと伝えられています。海外のゲームメディアNintendo Lifeの2022年の記事は、Wii Sportsは日本を除くすべての地域で本体に同梱され、日本では別売りだったと書いています[2]。同じ記事によると、同梱にするかどうかでは意見が分かれ、当初は岩田社長が反対したものの、同梱を主張した人の意見で決まったそうです[2]。

同じソフトでも、「本体に付いてきた」国と「別に買う」国があったことになります。全世界の8279万本という一つの数字の中で、日本の分がどう数えられているかは、ここで使った資料からは分かりません。日本での別売りは、この記事の記述にもとづいています。

任天堂IRのWiiソフト主要タイトル表では、Wii Sportsの累計は8279万本(2016年9月30日時点)。表の注記は、ソフトの本数に「本体などに同梱した数量を含む」としている[1]。同梱とは、ゲーム機の箱にソフトを入れて一緒に渡すことだ。この数字は、店で単体のソフトを選んで買った人の数とは意味が違う。

しかも同梱の扱いは地域で違ったと伝えられている。英語圏のゲームメディアNintendo Lifeの2022年の記事は、Wii Sportsは日本を除くすべての地域で本体に同梱され、日本では別売りだったと書く[2]。同記事によれば、社内では同梱に反対する意見があり、当初は岩田社長が反対、Reggie Fils-Aimeの主張で同梱が決まったという[2]。

同じソフトでも、「本体に付いてくる」地域と「別に買う」日本があったことになる。全世界8279万本という一つの数字の中で、日本の分がどう数えられているかは、この資料からは分からない。日本での別売りは英語圏メディアの記述による。

2. 世界一の ゲームは、ひとつに きまらない

2. 世界一が資料によって変わる ── Minecraftとテトリス

2. 世界一は資料で割れる ── Minecraft 3.5億とテトリス5.2億

「いちばん 売れた ゲーム」として、ギネスせかいきろくが のせて いるのは マインクラフトです。作った 会社が、2025年4月に 3おく5000万本を こえたと 話した、と ギネスは 書いて います[3]。

テトリスは、2024年に 作った 会社が「5おく2000万本を こえた」と 発表しました[5]。マインクラフトより 大きな 数です。でも、どの きかいの どの ばんを たしたのかは、その 発表には 書いて ありません[5]。

テトリスを「ぜんぶの ばんを たした 数」として 1ばんに する 資料しりょうも あれば、ばんを たす ことを みとめない 資料しりょうも あると、ウィキペディアは 書いて います[7]。だから、1ばんが 資料しりょうで かわります。

ギネス世界記録は、「最も売れたビデオゲーム」としてMinecraftを載せています。開発元のMojangが2025年4月に3億5000万本超と確認したとされます[3]。Mojangは2023年10月にも3億本超を発表していて、このゲームは家庭用ゲーム機、携帯機、スマートフォンなど多くの機種に移植されています[4]。

ところがテトリスは、権利をもつテトリス・カンパニーが2024年6月6日の40周年のプレスリリースで「5億2000万本超が世界で売れた」と述べています[5]。Minecraftより大きな数字ですが、どの版・機種を合算したのかは、その発表には書かれていません[5]。

2014年には、有料の携帯電話向けダウンロードが約4億2500万、パッケージが約7000万と報じられました。現在の5億2000万本も、大半は有料のモバイル版とされます[6]。2014年と2024年の数字は時点が違うので、混ぜて比べることはできません。

ウィキペディアの一覧によると、テトリスを全版合算で1位とする資料(フォーブスやIGNなど)と、Minecraftを1位とする資料(BBCやギネス)に分かれています。一覧の説明では、この分かれ方の背景に、テトリスの各版を合算する資料と、合算しない資料があることが挙げられています[7]。どちらかが間違いというより、数え方が違うので答えが割れていると読めます。

ギネス世界記録は「最も売れたビデオゲーム」にMinecraftを載せ、開発元Mojangが2025年4月に3億5000万本超と確認したとする[3]。Mojangは2023年10月に3億本超を発表しており、コンソール・携帯機・スマートフォンなど多数の機種に移植されている[4]。この3.5億が、Java版やBedrock版などをどう合算した数かは、ここで使った資料では分からない。

一方、テトリス・カンパニーは2024年6月6日、40周年のプレスリリースで「5億2000万本超が世界で売れた」と述べた[5]。数字はMinecraftより大きいが、どの版・機種を合算したかは発表に書かれていない[5]。2014年の時点では、有料の携帯電話向けダウンロード約4億2500万、パッケージ約7000万と報じられ、現在の5億2000万本も大半は有料のモバイル版とされる[6]。ただし2014年の数字と2024年の数字は時点が違い、混ぜて比べられない。

ウィキペディアの一覧は、テトリスを全版合算で5.2億とし、Minecraftは別の数字で載せている。フォーブスやIGNなどはテトリス、BBCとギネスはMinecraftを1位とする。一覧の説明では、テトリスの各版を合算する資料と、合算しない資料があることが、この割れ方の背景にある[7]。数え方の違いが、そのまま順位の違いになっている。

3. おなじ どうぶつの 森に、ふたつの 数が ある

3. 同じ『あつまれ どうぶつの森』が、5029万本と約802万本

3. 5029万本と約802万本 ── 数える主体と範囲が違えば約6倍になる

ゲーム「あつまれ どうぶつの 森」には、ふたつの 数が あります。にんてんどうの 表では 5029万本です[8]。ファミ通ゲーム白書という 本では、日本で 売れた 数が およそ 802万本です[9]。

5029万は、802万の およそ 6ばいです。でも、どちらかが まちがいでは ありません。かぞえる 人と、かぞえる はんいが ちがいます。

にんてんどうは 世界ぜんぶで、ゲームきに つけて くばった 分と、ダウンロードも ふくめて います[8]。ファミ通の 本は 日本だけで、箱に 入った ソフトだけです[9]。

かぞえた 年の はんいも ちがいます。にんてんどうは 2026年6月まで、ファミ通の 本は 2005年から 2024年までの 20年です[8][9]。だから、ふたつを ならべて「どちらが 多い」と くらべる ことは できません。

任天堂のNintendo Switch主要タイトル表(2026年6月30日時点)では、『あつまれ どうぶつの森』は5029万本、『マリオカート8 デラックス』は7153万本です。注記には、本数に本体などへの同梱数量とダウンロード版を含むと書かれています[8]。

ところが、別の集計では同じ『あつまれ どうぶつの森』が約802万本になります。角川アスキー総合研究所の『ファミ通ゲーム白書2025』は、2005〜2024年の20年間の国内ソフト売上ランキング(パッケージのみ)で、1位を『あつまれ どうぶつの森』の8,022,435本、2位を『New スーパーマリオブラザーズ』の6,435,077本、3位を『マリオカート8 デラックス』の6,167,617本としています[9]。

5029万本は約802万本の約6.3倍です(5029÷802.2≒6.27)。マリオカート8 デラックスも、7153万本と約617万本で、10倍以上の開きがあります(7153÷616.8≒11.6)。

この差は、どちらかの間違いを示すものではありません。地域は世界か国内か、ダウンロード版は含むか含まないか、期間は2026年6月30日時点までか2005〜2024年の20年間か、数える主体は任天堂かファミ通の白書か。範囲が何重にも違います。どの違いがどれだけ効いているかは、これらの資料だけでは分からないので、二つの数字を直接比べて優劣を言うことはできません。

任天堂IRのNintendo Switch主要タイトル表(2026年6月30日時点)では、『あつまれ どうぶつの森』は5029万本、『マリオカート8 デラックス』は7153万本。注記には、本数に本体などへの同梱数量とダウンロード版を含むとある[8]。

別の集計では、同じ『あつまれ どうぶつの森』が約802万本になる。角川アスキー総合研究所の『ファミ通ゲーム白書2025』は、2005〜2024年の20年間の国内ソフト売上ランキング(パッケージのみ)を公表し、1位『あつまれ どうぶつの森』8,022,435本、2位『New スーパーマリオブラザーズ』6,435,077本、3位『マリオカート8 デラックス』6,167,617本とした[9]。

5029万本は802万本の約6.3倍(5029÷802.2≒6.27)。マリオカート8 デラックスも、7153万本と約617万本で約11.6倍(7153÷616.8≒11.6)の開きがある。

ただし、この差はどちらかの誤りを示さない。範囲が重なって違うからだ。地域(全世界と国内)、ダウンロード版(含む/パッケージのみ)、期間(2026年6月30日時点の累計と2005〜2024年の20年間)、数える主体(任天堂とファミ通の白書)。どの違いがどれだけ効いているかは、これらの資料からは分からず、二つの数字を直接比べて優劣を言うことはできない。

4. 「お店に とどけた 数」と「お客さんが 買った 数」

4. 「店に納めた数」と「客が買った数」── GTA Vの2億3000万本

4. 出荷(sell-in)と販売(sell-through) ── GTA Vの「2億3000万本超」

「売れた」には、ふたつの 意味が あります。ひとつは、ゲームの 会社が お店に とどけた 数です。もうひとつは、お店が お客さんに 売った 数です。ゲームの ニュースでは、はじめの 数が 使われる ことが 多いと、せつめいする 記事が あります[10]。

たとえば、ぶんぼうぐの お店に えんぴつを 100本 とどけた とします。でも、お客さんが 買ったのは 60本だけ かもしれません。「100本 売れた」と 言うのは 会社の 見かた、「60本 売れた」と 言うのは お店の 見かたです。

ただし ゲームには、ダウンロードのように お店を とおらない 売り方も あります。にんてんどうの 表の かきこみにも、ダウンロード分を ふくむと 書いて あります[8]。

「グランド・セフト・オートV」(GTA V)は、アメリカの 会社が 2026年8月に「2おく3000万本を こえた」と 話したと つたえられて います[11]。これは お店に とどけた がわの 数だと せつめいする 記事が あります。会社が 書いた 元の せつめいでは 見て いません。

「売れた」には、二つの意味があります。会社が小売店に納めた数(出荷、sell-in)と、小売店が客に売った数(sell-through)です。ゲームの解説記事は、会社の発表は前者であることが多いと述べています[10]。

たとえば、文房具店にえんぴつを100本納めたとします。ところが客が買ったのは60本だけかもしれません。「100本売れた」は会社の見方、「60本売れた」は店の見方です。

例として、GTA Vについて、Take-Twoが2026年8月に「3世代のコンソールで累計sold-in 2億3000万本超」と述べたと報じられています[11]。この数字はsold-inと報じられているもので[11]、解説記事はsold-inを小売への出荷側の数え方として説明しています[10]。ただし、その定義もTake-Twoの数字も、会社自身の一次の説明では確かめていません。

ダウンロード版のように、店を通さない売り方もあります。任天堂の表の注記のように「ダウンロード版を含む」と書いて数える会社もあります[8]。数字を見るときは、店に納めた数か客が買った数か、ダウンロードを含むかが、書いてあるかどうかが手がかりになります。

ゲームの解説記事は、shipped(出荷、sell-in)を会社が小売店に納めた数、sell-through(sold)を小売店が客に売った数として区別し、会社の発表は前者のことが多いと述べる[10]。

例として、GTA Vについて、Take-Twoが2026年8月に「3世代のコンソールで累計sold-in 2億3000万本超」と述べたと報じられている[11]。この数字はsold-inと報じられているもので[11]、解説記事はsold-inを小売への出荷側の数え方とし、消費者への販売数と区別している[10]。これは報道による引用で、Take-Twoの決算資料の本文では数字を見つけられなかった。定義も解説記事に頼っており、会社自身の一次の説明では確かめていない。

出荷数が実際に客が買った数より多いことはありうる。一方でダウンロード版は店を通さない売り方でもあり、任天堂の表は「ダウンロード版を含む」と注記して数えに入れている[8]。「店に納めた数か、客が買った数か」「ダウンロードや同梱を含むか」の注記が数字の意味を決める。

5. 日本の ランキングの 数は、「見つもり」

5. 日本の週間ランキングの数は「推定」

5. ファミ通週販の「推定販売本数」 ── 全店の実数ではない

ファミ通の 週の ランキングに 出る 数は、「見つもり」です[12]。日本中の お店を ぜんぶ 数えた 数では ありません。

ふくまれる ものも きまって います。箱に 入った ソフト、ダウンロード用の カード、ゲームき本体に はじめから 入って いる ソフトを たした 数です[12]。数える 日も、1週間ずつ です[12]。

ある 記事では、きょう力して くれる お店の 売れ方から、かけ算を して 全体を 見つもる、と せつめいされて います[13]。

20年の ランキングも、箱に 入った ソフトだけの 数でした[9]。日本の 数字も、だれが どこまでを 数えたかで 中身が きまります。

ファミ通の週間ランキングに載るのは「推定販売本数」です。ファミ通.comの2026年7月20〜26日の記事によると、この数はパッケージソフト、ダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したもので、集計期間は週ごとに区切られています[12]。ダウンロード版そのものは、この説明には出てきません。

「推定」の意味について、協力店のPOSデータに独自の係数をかけて発表していると説明する解説記事があります[13]。POSは、レジで商品が売れた記録を集める仕組みです。ここでは、あくまで「と説明する解説がある」という位置づけで読んでください。

前の章の20年ランキングがパッケージのみだったこと[9]とあわせると、日本の「売れた」も、どの店・商品・期間をどう見積もったかの上に成り立つ数字だと分かります。全店の実数を数えたものではありません。

ファミ通の週間販売数ランキングには「推定販売本数」が載る。ファミ通.comの2026年7月20〜26日の記事によれば、この数はパッケージソフト、ダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したもので、集計期間は週ごとに区切られる[12]。ダウンロード版そのものは、この説明に含まれていない。

「推定」の中身について、協力店のPOSデータに独自の係数をかけて発表していると説明する解説記事がある[13]。POSはレジで商品が売れた記録を集める仕組みだ。あくまで「と説明する解説がある」という位置づけで読む。

前章の20年ランキングがパッケージのみだったこと[9]とあわせると、日本の「売れた」も、どの店・商品・期間を、どう見積もったかの上に成り立つ数字だと分かる。全店の実数ではない。

6. 自分でも 調べて みたく なったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

やって みよう。ゲームの ニュースや、お店の ポスターで「なん万本 とっぱ」と 書いて あるのを 見つけたら、まわりの 小さな 字を 読んで みましょう。「ダウンロードも 入る」「本体に つけた 分も 入る」など、なにを 数えたかが 書いて あるかも しれません。

書いて ない ときも あります。その ときは「だれが かぞえた 数かな」と、おうちの 人や 友だちと 話して みて ください。

やってみよう。ゲームのニュース記事や売り場の広告で「◯万本突破」という言葉を見つけたら、その近くの小さな注記を探してみましょう。期間、地域、同梱やダウンロードを含むか、出荷か販売か。書いてあれば、数字の意味が分かります。注記がない数字を見つけたら、それも一つの発見です。

もっと読みたい人は、『ファミ通ゲーム白書2025』の発表資料[9]に、国内20年ランキングの上位が載っています。ファミ通.comの週間販売数の記事[12]には、推定販売本数が何を合算したものかの説明が付いています。

ゲームのニュース記事や売り場の広告で「◯万本突破」を見つけたら、近くの小さな注記を探してみる。期間、地域、同梱やダウンロードを含むか、出荷か販売か。注記がない数字が見つかれば、それも一つの発見になる。

読み比べてみたい資料。任天堂IRの主要タイトル表[1][8]は英語のページだが、注記の一文で何を含む数字かが分かる。日本語では、『ファミ通ゲーム白書2025』の発表資料[9]に国内20年ランキングの上位が載る。ファミ通.comの週間販売数の記事[12]には、推定販売本数の内訳の説明が付いている。

しらべた ところ

参考にした情報源

参考にした情報源

出典について:任天堂の投資家向け資料、ギネス世界記録、テトリス・カンパニーの発表、ファミ通ゲーム白書の発表資料、ゲーム系メディアの記事、ウィキペディアを使った。何に使ったかを、それぞれの項目の最後に書いている。

  1. 任天堂IR「Top Selling Title Sales Units - Wii Software」。 https://www.nintendo.co.jp/ir/en/sale/software/wii.html (Wii Sportsの累計本数と、同梱数量を含むという注記について)
  2. Nintendo Life「Reggie Had To Fight For Wii Sports As A Pack-In」(2022年)。 https://www.nintendolife.com/news/2022/05/reggie-had-to-fight-for-wii-sports-as-a-pack-in-and-miyamoto-wasnt-happy (日本では別売りだったこと、同梱の決まり方について。検索結果の抜粋に基づく)
  3. Guinness World Records「Best-selling videogame」。 https://www.guinnessworldrecords.com/world-records/best-selling-video-game (Minecraftの3億5000万本超について)
  4. Game Developer「Minecraft crosses 300 million sales」。 https://www.gamedeveloper.com/business/minecraft-crosses-300-million-sales-ahead-of-15th-anniversary (2023年10月の3億本超と、多くの機種への移植について)
  5. The Tetris Company「World Tetris Day press release 2024」。 https://tetris.com/news/world-tetris-day-press-release-2024 (テトリスの5億2000万本超という発表について)
  6. フリー百科事典『ウィキペディア』英語版「Tetris」(販売の節)。 https://en.wikipedia.org/wiki/Tetris (2014年の有料モバイル・パッケージの数字について)
  7. フリー百科事典『ウィキペディア』英語版「List of best-selling video games」。 https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_best-selling_video_games (資料によって1位が分かれることについて)
  8. 任天堂IR「Top Selling Title Sales Units - Nintendo Switch Software」。 https://www.nintendo.co.jp/ir/en/finance/software/switch.html (あつまれ どうぶつの森・マリオカート8 デラックスの本数と、同梱・ダウンロードを含むという注記について)
  9. 角川アスキー総合研究所プレスリリース「ファミ通ゲーム白書2025」(PR TIMES)。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000017610.html (国内の過去20年ソフト売上ランキング(パッケージのみ)について)
  10. DualShockers「The Difference Between Shipped And Sold」。 https://www.dualshockers.com/the-difference-between-shipped-and-sold-is-less-relevant-than-you-think/ (出荷と販売という言葉の区別について。検索結果の抜粋に基づく)
  11. Game Developer「GTA V surpasses 230 million sales」。 https://www.gamedeveloper.com/business/gta-v-surpasses-230-million-sales-months-before-gta-vi-touches-down (GTA Vの2億3000万本超という報道について)
  12. ファミ通.com「週間販売数ランキング」記事(2026年7月20〜26日分)。 https://www.famitsu.com/article/202607/82960 (推定販売本数が何を合算したものかについて)
  13. SWITCH速報「ファミ通 週販の集計の仕組み」。 https://switchsoku.com/gossip/73588 (週販の推定のしかたを説明する解説記事として。検索結果の抜粋に基づく)

なおした ところ

更新履歴

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