このサイトは、ほんの入り口です

ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

ケータイで よむ 小説しょうせつが、どうして 本に なって うれたの?

文芸書の年間上位3位をケータイ小説が占めた2007年 ── 画面で読むための書き方と、広まり方

ケータイ小説はなぜ書籍で売れたのか ── 2007年の文芸部門上位3位と、魔法のiらんど、画面向けの書式

分野:歴史・文化

2007年、本やさんで 一ばん うれた ぶんげいの 本は、ケータイの がめんで よまれた 小説しょうせつから うまれた 本でした。ランキングの 上の 3さつが、ぜんぶ ケータイ小説しょうせつだった、と ほうどう されて います。

ケータイで 書いて、ケータイで 読む 小説しょうせつが、どうして 本に なる ほど ひろがったのでしょう。書かれた 場所と、がめんに あわせた 書きかた、読んだ 人たちの ようすが わかります。

2007年の単行本・文芸部門の年間ベストセラーでは、上位3位をケータイ小説が占めた、と報じられています[3]。携帯電話の画面で読むために書かれた文章が、本屋の売り上げの上のほうに並んだのです。

携帯電話で書かれ、携帯電話で読まれた小説が、なぜ本になって、これほど売れたのでしょうか。書かれた場所、画面に合わせた書き方、読んだ人たち、そのあとの流れが分かります。

2007年の年間ベストセラー(単行本・文芸部門、トーハン調べ)で、上位3位をケータイ小説が占めた、とJ-CASTニュースは報じている[3]。ただし「上位3位」はこの部門の順位で、書籍全体の順位ではない。

携帯電話の画面向けに書かれた文章が、なぜ書籍として大きく売れたのか。投稿の場の成り立ち、画面に合わせた書式、読者についての分析、2008年以降の変化から、分かることと分からないことを分ける。

読み方を切り替えられます。画面の上にある「よみかた」のボタンで、小学校低学年むけ・小学校高学年むけ・中学生むけの3つの書き方に切り替わります。むずかしいと思ったら、いつでもやさしい方に戻ってください。選んだ読み方はブラウザが覚えているので、次に別の記事を開いたときも同じ読み方で始まります。

1. 2007年に、なにが 一ばん うれたの?

1. 売り上げ1位の文芸書は、ケータイ小説だった

1. 2007年の文芸書ランキング ── 上位3位の範囲を確かめる

2007年に、ぶんげいの 本で 一ばん うれたのは、『こいぞら』でした。上下 2さつ あわせて、160万 部 いじょう うれた と いわれます[3]。トーハンと いう 会社の しらべです。

この年の ぶんげいの 本の ランキングでは、1ばんから 3ばんまで、ケータイ小説しょうせつが ならんだ と ほうどう されました[3]。

160万部は、日本の 人口の 100人に 1人分より 多い 本の 数です。買った 人の 数では ありません。1人で 何さつも 買う 人も いるからです。

そもそも、ケータイ小説しょうせつは、どこで 書かれて いたのでしょう。

2007年、文芸書でいちばん売れたのは、美嘉さんの『恋空』でした。上下巻を合わせて160万部以上、トーハン調べの単行本・文芸部門で第1位と伝えられています[3]。同じ年の単行本・文芸部門の年間ベストセラーでは、上位3位をケータイ小説が占めたとも報じられました[3]。

この「上位3位」は、単行本の文芸部門での話です。本全体の順位ではないので、ここでは「文芸書の中で」と受け取っておきます。

160万部を、日本の人口で考えてみると、およそ75人に1人分に当たる計算になります。ただし1人が何冊も買うこともあるので、実感をつかむための目安です。

画面で読むために書かれた小説が、本の棚で目立つようになった。この小説は、どこで、どのように書かれていたのでしょうか。

ケータイ小説は2007年の文芸書の売り場で、突出した存在だった。J-CASTニュースは、トーハン調べの年間ベストセラー(単行本・文芸部門)で上位3位をケータイ小説が占めたと伝え、美嘉『恋空』は上下巻の合計で160万部以上、文芸書の売り上げ第1位だったとする[3]。

注意したいのは範囲である。「上位3位」は単行本・文芸部門の順位であって、書籍の総合順位ではない。この記事は二次報道(新聞・雑誌の記事を扱うニュースサイト)に拠っているため、順位の原表はトーハンの発表を見て確かめるのが望ましい。

160万部という数字は、日本の人口を約1億2千万人とおおまかに置くと、約75人に1人分に当たる。ただし、1人が複数冊買う場合があり、実際に読んだ人の数とは別の量である。

画面向けの文章が、なぜ書店で最も売れる本になりえたのか。まず、その文章が書かれた場所から見る。

2. 小説しょうせつは、どこで 書かれて いたの?

2. 書く場所があり、読んだ人が本にした

2. 投稿の場と書籍化 ── 魔法のiらんどと『Deep Love』

書かれた 場所の ひとつが、「まほうの アイランド」と いう サービスです。

1999年12月に、ただで ホームページを つくれる サービスとして はじまりました[1]。

2000年3月からは、「ブック」と いう はたらきが 入りました。自分の 文章に 表紙や 目次を つけて、すこしずつ つづきを 出す ことが できます[1]。

もう ひとつ、ゆうめいな 話が あります。Yoshiさんの 『Deep Love』は、ほかの 場所の、その 人だけの サイトで 書かれました。2000年の はじめに 本に なって、とても うれたそうです[4]。

そのあと 2006年ごろから、まほうの アイランドの 作品を 中学生や 高校生が たくさん 読むように なり、つぎつぎに 本に なりました[4]。

本に なった 小説しょうせつは、ふつうの 小説しょうせつと、どこが ちがったのでしょう。

書かれた場所の1つが、「魔法のiらんど」です。1999年12月に無料のホームページ作成サービスとして始まり[1]、開始日は12月14日。NTTドコモのiモードが市場に出たのと同じ時期でした[2]。

2000年3月には「ブック」機能が加わりました。自分の書いた文章に表紙や目次をつけ、連載小説として発表できる機能です[1]。

ただし、ケータイ小説のすべてがここから出たわけではありません。Yoshiさんの『Deep Love』は、魔法のiらんどではなく個人のサイトで連載され、2000年初頭に書籍化されて大ベストセラーになりました[4]。これが「第一次ブーム」と呼ばれます。2006年ごろから、魔法のiらんどの作品が中高生に人気となって次々に書籍化された流れが「第二次ブーム」と説明されます[4]。2007年のランキングは、第二次ブームのさなかです。

では、そうして本になった小説には、どんな書き方の特徴があったのでしょうか。

投稿の場として大きかったのが魔法のiらんどである。1999年12月に無料のホームページ作成サービスとして始まり[1]、開始日は12月14日で、NTTドコモのiモードの市場投入と同時期だった[2]。同時期であることは資料から言えるが、iモードがケータイ小説を生んだという因果は、これらの資料には書かれていない。

転機は2000年3月の「ブック」機能である。ホームページの一部として文章を置くだけでなく、表紙と目次をつけ、連載小説の形で発表できるようになった[1]。書き手にとっては、続きを少しずつ発表できる場ができたことになる。

一方、最初の大きな書籍化は魔法のiらんどからではなかった。ねとらぼの記事は、Yoshi『Deep Love』が個人のサイト上で連載され、2000年初頭に書籍化されて大ベストセラーになったと述べ、これを第一次ブームとする。第二次ブームは、2006年ごろから魔法のiらんどの作品が中高生に人気となり、次々に書籍化された流れだという[4]。ブームの区分はこの記事の整理であり、定まった学術用語ではない。2007年の上位独占は第二次ブームの中に入る。

では、書籍になった作品の文章は、どんな形をしていたのか。

3. ふつうの 小説しょうせつと、どこが ちがうの?

3. 横書き・余白・短い文 ── 画面に合わせた書き方

3. 書式の特徴 ── 横書き、余白、短文、少ない漢字

ケータイ小説しょうせつには、ふつうの 本と ちがう 書きかたが ありました。

まず、横書きです。そして、お話の かわりめや、人の ことばの まえと あとに、あいだが あいて います。文は 短く、むずかしい 漢字は 少なめです[6]。

書く 人も 読む 人も ケータイだから、こうなる のだ、と 書いて いる 人が います[6]。

読む 人たちの 話しあいでは、「たてがきだと 文字が ぎっしり つまって 見える」と いう 声も ありました[6]。

小さな まどから 外を 見るとき、ものが ぎっしり ならんで いると 見わけにくい のに、少し にて います。ただし 本当は、ほかの 理由も あるかも しれません。

では、こういう 小説しょうせつを 読んだ のは、どんな 人たちだったのでしょう。

ケータイ小説のページには、ふつうの小説とは違う特徴がありました。横書きで、段落の変わり目やセリフの前後に余白があり、文が短く、漢字が少ない、というものです[6]。書くのも読むのも携帯電話なので、そうなる、という見方が示されています[6]。

読者の座談会では、縦書きだと文字が詰まって見える、という声もあったそうです[6]。小さな画面で文字がぎっしり並ぶと、目で追いにくくなりそうです。余白の多い書き方は、その点を助けていたのかもしれません。ただしこれは、座談会の声から考えた一つの見方です。

この話は個人ブログの記述にもとづいています。横書きと余白の書き方が本当に読みやすさを高めたかどうかは、これだけでは決められません。

では、こうした小説を読んだのは、どんな人たちだったのでしょう。

画面向けの書式には、横書き、段落の変わり目やセリフの前後の余白、短い文、少ない漢字という特徴が挙げられている[6]。理由として、書くのも読むのも携帯電話だから、という説明が添えられている[6]。

読者の座談会では、縦書きだと文字が詰まって見える、という発言が紹介された[6]。短い文や余白が読みやすいと感じられた可能性はあるが、座談会の発言から言えるのは、縦書きが詰まって見えたという点までである。

この書式の記述は個人ブログ(ITmediaオルタナティブ・ブログ、2007年)による。読みやすさを実験で測った研究があるという情報もあるが、本文を確認できていないため、ここでは数字や結論を使わない。

書式が画面に合っていても、読む人がいなければ広がらない。読者はどんな人たちだったのか。

4. 読んだ 人は、どんな 人たち?

4. 中高生は、どれくらい読んだのか

4. 読者の分析と、魔法のiらんど発の書籍の平均部数

書く 人も 読む 人も、中学生や 高校生が 中心だった、という 見かたが あります[4]。

ある 記事は、町の はずれで 地元を 中心に すごす 中高生が、自分たちに 近い お話を ほしがった、と 分けて 考えて います[4]。ひとつの 見かたなので、みんなが そうだった とは かぎりません。

数も 見て みましょう。2008年3月までに、まほうの アイランドから 本に なった 小説しょうせつは、70 タイトル いじょう。ぜんぶ あわせて、1300万 部を こえました[1]。

1300万を 70で わると、1つ あたり 18万部 ぐらいです。どちらの 数も 「これ いじょう」の 数なので、本当の へいきんは、この 数だけでは わかりません。『こいぞら』の 160万部が どれだけ 大きいか、わかります。

本に なったあと、ケータイ小説しょうせつは どう すすんで いったのでしょう。

書き手も読み手も、主に中高生だったという分析があります。郊外に暮らし、地元を中心に過ごす中高生が、自分たちの暮らしに近い「自分たちのリアル」を求めた、という見方です[4]。一つの分析なので、全員に当てはまるとは限りません。

数字も見てみます。魔法のiらんどのアクセスランキング上位の作品は書籍化され、2008年3月末で70タイトル以上、累計発行部数は1,300万部を超えました[1]。これは魔法のiらんど発の書籍の合計で、ケータイ小説全体ではありません。

1,300万部を70タイトルで割ると、1タイトルあたり約18万6千部です。1,300万部も70タイトルも下限として公表された数字なので、これは参考値で、実際の平均はこの数字だけでは分かりません。それでも、1冊で160万部の『恋空』は、この参考値を大きく超える数字です。

背景として、2004年6月にNTTドコモが月額3,900円で、iモードの通信を使い放題にする「パケ・ホーダイ」を始めています。対象は特定のFOMAプランの契約者でした[5]。これが小説の広まりの原因だったとは、資料に書かれていません。長い文章を画面で読む暮らしの背景として、並べておきます。

本になったあと、ケータイ小説はどう進んでいったのでしょうか。

読者層についてのねとらぼ記事の分析は、書き手と読み手が主に女子中高生で、郊外に在住して地元志向の生活をしており、そこで「自分たちのリアル」を求めた、というものだ[4]。ひとつの分析であり、全員の事情を説明するものではない。

規模は国立国会図書館のカレントアウェアネスが示す。魔法のiらんどのアクセスランキング上位作品が書籍化され、2008年3月末時点で70タイトル以上、累計発行部数は1,300万部を超えた[1]。この数字は同サイト発の書籍の合計で、ケータイ小説全体ではない。

1,300万部を70で割ると約18万6千部だ。どちらも「以上」「超えた」という下限の数字なので、公表された下限どうしを割った参考値であり、実際の平均はこの数字だけでは分からない。この参考値と比べると、1冊で160万部の『恋空』は約8.6倍の規模になる。ただし『恋空』が魔法のiらんど発かどうかは今回の資料に書かれておらず、比べているのは数字の大きさだけである。

同じ資料によると、2008年8月時点の累計登録ID数は600万、月間ページビューは35億を超えた[1]。35億を600万で割ると約583になり、累計登録IDを分母にすると月に約583ページ、1日に直すと約19ページという計算になる。ただし登録IDには利用をやめた人も含まれうるので、利用者1人あたりの閲覧数ではなく、あくまで参考値である。

背景としては、2004年6月1日にドコモが「パケ・ホーダイ」(月額3,900円、iモード通信が使い放題)を始めた事実がある。ただし対象は特定のFOMAプランの契約者に限られ、これが小説の広まりの原因だったとは資料に書かれていない[5]。時期の並びとして示すにとどめる。

書籍になったあと、ケータイ小説はどう変わったのか。

5. そのあと、ケータイ小説しょうせつは どうなったの?

5. 本、ドラマ、そして2008年のランキング

5. 書籍化のその後 ── 魔法TV、ランキングの変化、サービス終了

2008年4月から、まほうの アイランドは、ケータイ小説しょうせつを もとに した ドラマを、ただで 見られる ように しました。第1だんは『teddy bear』です。本は 58万部 うれた 作品で、30話 ぜんぶで 90分 ぐらいでした[7]。

いっぽう、2008年の 本やさんの ランキングでは、100ばんの 中に、ケータイ小説しょうせつは 入りませんでした。ほかの 本を つくる 会社も 入って 作品が ふえ、読む 人が 分かれたから、と いわれます[3]。

2020年3月31日に、まほうの アイランドの ホームページの はたらきなどは おわりました[2]。

書く 人が いて、読む 人が いて、本や ドラマに ひろがった。この 流れの うち、がめんに あわせた 書きかたの ちがいは、紙の 上で くらべて みる ことが できます。

書籍化の次に来たのは、映像でした。魔法のiらんどは2008年4月1日から、公開されたケータイ小説を元にしたドラマを、無料動画「魔法TV」で配信しました。第1弾は書籍版が58万部の『teddy bear』で、全30話・約90分です[7]。

一方、2008年は、紀伊國屋書店のベストセラー100位圏内にケータイ小説が入らなかった、とJ-CASTニュースは伝えています。理由は、出版社の参入で作品が増え、読者が分散したためと、同記事は分析しています[3]。同記事の見出しは「ブームが終わった」ですが、ここでは100位圏内に入らなかった、という事実だけを受け取ります。

魔法のiらんどのホームページ機能などは、2020年3月31日に終了しました[2]。

書く場所があり、読む人がいて、本やドラマへ広がっていった。この流れのうち、画面向けの書き方の違いなら、紙の上で比べられます。

書籍の次に広がったのは映像だった。魔法のiらんどは2008年4月1日から、公開されたケータイ小説を元にしたドラマを無料動画「魔法TV」で配信した。第1弾は書籍版58万部の『teddy bear』で、全30話・約90分である[7]。書き手が文章を公開し、書籍になり、映像にもなる、という展開がこの時期に見られる。

ところが2008年には、紀伊國屋書店のベストセラー100位圏内にケータイ小説が入らなかった。J-CASTニュースは、出版社の参入で作品が増え、読者が分散したためと分析する[3]。この理由は同記事の分析であり、ほかの要因を排除するものではない。また、トーハンの文芸書ランキング(2007年)と紀伊國屋書店のランキング(2008年)は別の集計なので、順位の上下は直接比べられない。

サービスとしての魔法のiらんどは、2020年3月31日にホームページ機能などを終了した(BuzzFeed Japanの報道)[2]。この報道に出てくる終了は、ホームページ機能などの話である。

書く場所、読者、書籍化と映像化の流れのうち、書式の違いは紙の上で比べられる。その方法を最後に示す。

6. 同じ 場面を、2とおりに 書いて みよう

6. 同じ場面を二通りに書いて、読みやすさを比べる

6. 出口 ── 書式を自分の目で比べる/原典に当たる

紙と えんぴつを 用意します。ひとつ 場面を 考えて ください。たとえば、「朝、友だちに あいさつを した」です。

まず、行を あけずに、文を つなげて ぎっしり 書きます。つぎに、同じ 場面を、短い 文で、行を あけながら 書きます。

2つを ならべて、どちらが 読みやすいか 見くらべて ください。おうちの 人にも 読んで もらって、感じた ことを 聞いて みましょう。

もし 近くの としょかんや 本やさんに ケータイ小説しょうせつの 本が あれば、ページの 白い ところが どれくらい あるか、見て みるのも おもしろいです。

紙と鉛筆で、短い場面を一つ決めます。たとえば「朝、友だちにあいさつをした」です。まず、改行せず、文をつなげて一つの段落に詰めて書きます。次に、同じ場面を、短い文で、行を空けながら書きます。

二つを並べて、どちらが読みやすく感じるかを見比べてください。家の人にも読んでもらい、どちらが読みやすかったかを聞いてみます。感じ方が違うかもしれません。ケータイ小説の書き方が、読みやすさだけでなく書きやすさにも関わっているのか、体験から想像できます。

図書館や本屋に当時のケータイ小説の本があれば、ページの余白の量や、1行の長さも見てみると、書き方の特徴が分かります。

書式の効果は、自分でも確かめられる。紙と鉛筆で短い場面を一つ決め、改行せずに詰めて書いたものと、短い文で行を空けながら書いたものを並べる。家族にも読んでもらい、読みやすさの感じ方を比べる。差が出るかどうか、出るなら何が理由かを考えると、この記事の「推論」の部分を自分で試すことになる。

原典に当たるなら、国立国会図書館のカレントアウェアネス[1]は、魔法のiらんどの仕組みと規模の数字を日本語で読める。J-CASTニュース[3]は、2007年と2008年のランキングの動きが分かる。ねとらぼ[4]は、二つのブームと読者の分析を載せる。

その先の問いも残る。2007年の順位の原表、画面の書式と読みやすさを調べた研究、書式が広まりにどれほど効いたか。これらは、この記事の資料だけでは決まらない。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

出典について:国立国会図書館の資料、ニュースサイトの記事、NTTドコモの発表、個人ブログなどを使いました。ニュースの順位や数字は報道にもとづくものです。

  1. 国立国会図書館 カレントアウェアネス「2.2 携帯電話読書の進展」。 https://current.ndl.go.jp/book/14614 (魔法のiらんどの始まり、ブック機能、書籍化の数と部数について)
  2. BuzzFeed Japan「魔法のiらんど ホムペ機能終了」。 https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/mahojp (開始日と、ホームページ機能などの終了について)
  3. J-CASTニュース 2009年2月3日の記事。 https://www.j-cast.com/2009/02/03034468.html (2007年のランキング、『恋空』の部数、2008年の変化について)
  4. ねとらぼ「ケータイ小説の歴史」。 https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3269325/amp/ (二つのブームと、読者についての分析について)
  5. NTTドコモ ニュースリリース 2004年3月24日(パケ・ホーダイ)。 https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/page/20040324a.html (パケ・ホーダイの開始日と料金について)
  6. シロクマ日報(ITmediaオルタナティブ・ブログ)2007年6月。 https://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2007/06/post_efea.html (画面向けの書き方の特徴と、読者座談会の声について)
  7. ケータイ Watch 2008年3月24日の記事。 https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39106.html (魔法TVのドラマ配信について)

なおした ところ

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