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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

うぐいすの 声は 聞こえるのに、すがたが なかなか 見えないのは どうして?

ウグイスの声はよく聞くのに、姿をなかなか見られないのはなぜか

ウグイスはなぜ姿を見せにくいのか ── やぶ暮らしと季節の移動、低い場所での子育て

分野:生きもの

「ホーホケキョ」と なく うぐいすの 声は、ところに よって ちがいますが、2月の はじめごろから 8月の おわりごろまで、よく 聞かれると いわれます[5]。

それなのに、うぐいすの すがたを 見た ことが ある 人は、あまり いません。いったい どこに いるのでしょう。この メモを 読むと、うぐいすの くらす ばしょ、冬に なく 声、す づくりと 子そだての ようすが わかります。

「ホーホケキョ」は、地域によって差はありますが、2月初めごろから8月下旬ごろまで、長い間よく聞かれる声だとされています[5]。ところが、声の主のウグイスは、声に比べて姿を見る機会がずっと少ない鳥です[1]。

声は毎年聞くのに、姿は見かけない。ウグイスはどこで、どんなふうに暮らしているのでしょうか。この記事を読むと、ウグイスの暮らす場所、冬に出す別の声、巣と子育ての様子が分かります。

「ホーホケキョ」は、地域差はあるが、2月初めごろから8月下旬ごろまでよく聞かれる[5]。だが、その声の主は、開けた場所にはめったに出ない鳥で、声に比べて姿を見る機会が少ない[1]。

声がこれほど身近なのに、姿が見えないのはなぜか。この記事では、官公庁・企業・学会誌・事典の記述を読み比べ、ウグイスの生息環境、季節による移動と声の使い分け、巣と繁殖のしくみについて、分かっていることとその条件が分かるように書く。

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1. なぜ、すがたが 見えないの?

1. 声は聞こえるのに、姿が見えない鳥

1. 声は聞こえるのに姿が見えない ── 開けた場所に出ない習性

うぐいすは、ひなたの ひろい ところには、めったに 出て きません。ふだんは、やぶの 中に います[1]。

声は 聞こえても、すがたは はっぱの かげに なりやすい のです。かくれんぼが とくいな 子が、いつも くさの かげに いる ような ものです。

ただし ほんとうは、かくれて いる つもりでは ないでしょう。やぶの 中が、ふだんの くらしの ばしょなのです。

こうえんや 庭の やぶでも 見られる ことは あります[2]。では、うぐいすの すきな やぶとは、どんな ところでしょう。

ウグイスは、日が当たるような開けた場所にはめったに出てこず、やぶの中で暮らしています[1]。声はよく聞こえても、姿は葉のかげになりやすい。この習性は、「声はよく聞くのに姿を見ない」という感覚とよく合います。

ただし、絶対に見られない鳥ではありません。新潟県の解説には、市街地のやぶや、植栽の多い公園、庭などを好んで暮らすと書かれています[2]。見つけにくいだけで、私たちの近くにもいるということです。

では、ウグイスが好む「やぶ」とは、どんな場所なのでしょうか。

ウグイスは、日の当たる開けた場所にはめったに出ず、やぶの中で暮らす鳥である[1]。声が聞こえるのに姿が見えないという体験は、この習性と整合する。さえずりが聞かれる期間は2月初めから8月下旬までで、おおよそ6か月半から7か月に及ぶ[5]。姿を見る機会の少なさと、声を聞く期間の長さは、釣り合っていない。

ただし「見られない鳥」ではない。新潟県の解説は、平地から山地の林、市街地のやぶや植栽の多い公園、庭などを好んで生活すると述べる[2]。身近な環境にいても、観察者の目に入る条件が限られているのであり、そのためには「どんなやぶを好むか」が問題になる。

2. どんな やぶが すきなの?

2. ササやぶが好き、暗い林は苦手

2. 好む環境 ── ササやぶ・低木林と、林の縁

うぐいすが すきなのは、ササや タケの やぶ、ひくい 木が たくさん ある ところです。くらい 林の 中には、あまり 入りません[3]。

すんで いる ばしょは、ひろいです。平地から 山の 林、高原、町の こうえんや 庭の やぶまで あります[2]。日本では、北海道から 九州、おきなわまで います[4]。

こどもを そだてる ときは、海の ちかくから 高い 山まで、広い はんいで 見られます。なかでも、山の 林の はしや、林の 中の ひらけた ところの やぶが すきな ようです[4]。

さいきんは、川の 工事あとや、使われなくなった はたけに、やぶが ふえました。そのせいか、山より ひくい ところでも こそだてが ふえて いる らしい、と 書かれて います[4]。

辞典には、ササやぶ、タケやぶ、低木林などを好み、暗い林の中にはあまり入っていかない、とあります[3]。ウグイスにとって大切なのは、森の深さよりも、低い位置に葉や枝が茂っていることのようです。

すむ場所は広く、平地から山地の林、ササや低木の多い高原、市街地のやぶや公園、庭まで含まれます[2]。日本では北海道から九州・沖縄まで、世界では中国東北部、ロシア極東、朝鮮半島にも分布します[4]。

国立科学博物館の浜尾章二さんの解説では、繁殖地は海岸近くから高山帯までと広く、特に山地帯から亜高山帯の、林の縁や開けた所のやぶを好むとされています[4]。

面白いのは、近年の変化です。河川の改修地や耕作をやめた土地にやぶが増え、丘陵や低地で繁殖する数が増えているらしい、と同じ解説は書いています。ただし、これは「おそらく」という推測です[4]。人の暮らしの変化が、やぶの鳥の居場所を変えているのかもしれません。

とはいえ、ウグイスは一年中、同じ場所にいるのでしょうか。冬の公園に行ってみると、様子が少しちがいます。

辞典には、ササやぶ・タケやぶ・低木林を好み、暗い林内にはあまり入らない、とある[3]。ウグイスは、低い位置に葉や枝が茂る場所を好むようだ。

分布は、中国東北部・ロシア極東・朝鮮半島・日本で、日本では北海道から九州・沖縄までにわたる[4]。生息環境も、平地から山地の林、ササ・低木の多い高原、市街地のやぶや公園・庭と幅広い[2]。浜尾(国立科学博物館)の解説は、繁殖地は海岸近くから高山帯までで、特に山地帯〜亜高山帯の林縁や林の開けた所のやぶを好むとする[4]。

近年は、河川改修地や耕作放棄地にやぶが増え、丘陵や低地での繁殖が増えているらしい。ただし、この解説自身が理由を「おそらく」と述べており、因果は断定できない[4]。人の土地利用の変化が、やぶの鳥の居場所を動かしている可能性として読むのが妥当だろう。分布も環境も幅広いため、「ウグイスはこう暮らす」と一言でまとめるより、場所・季節・調べた地域をセットにして読むほうが安全である。

では、同じ個体が一年中この環境にいるのか。この点が、冬の公園で聞く声とつながる。

3. 冬の こうえんで 聞こえる 「チャッチャッ」は だれ?

3. 冬の公園の「チャッチャッ」と、山から平地への移動

3. 季節による移動と冬の声 ── 笹鳴き

「ホーホケキョ」は、はるの 山の 声と 思って いませんか。じつは、本州より 南では、冬に なると 山の うぐいすが、平地や あたたかい ところへ うつる ものも います[4]。

秋から 冬に かけて、庭や こうえんの ひくい やぶにも、うぐいすが いる ことが あります。

うつる ことを しめす きろくも あります。山形県の とびしまで はなされた とりが、秋に いしがきじまで 見つかりました。さいたまけんの おかで 5月に はなされた オスが、おなじ 年の 11月に よこはまで つかまった きろくも あります[4]。

ただし、これは 1わ 1わの きろくです。ぜんぶの うぐいすが うつる わけでは ありません。つくばさんでは、おなじ 鳥が 一年じゅう いた きろくが あります[4]。

冬の 声は「ジャッ、ジャッ」「チャッチャッ」。これを ささなきと いいます[1]。オスも 冬に ささなきを しますが、こどもを そだてる 春には しません[4]。

では、「ホーホケキョ」は 何の ための 声でしょう。

ウグイスは春の山の鳥、というイメージがありますが、本州以南では、冬に山にいた個体のうち、平地や暖かい地域へ移る個体もいることが知られています。秋から冬は、庭や公園の低いやぶにもいます[4]。

鳥に標識(足輪)をつけて放す調査には、具体的な記録が残っています。山形県の飛島で放された個体が、秋に石垣島で見つかった例。埼玉県の丘陵で5月に放された雄が、同じ年の11月に横浜で再び捕まった例です[4]。ただし、どちらも個別の記録で、全体の傾向を示すものではありません。

実際、全部のウグイスが移動するわけでもありません。筑波山では、同じ個体が一年中観察された例があり、新潟県の資料は「留鳥」と表記しています[4][2]。場所や個体によって、移動する鳥も、しない鳥もいるようです。

冬に聞こえる声は、「ジャッ、ジャッ」と聞こえる地鳴きで、笹鳴きと呼ばれます[1]。雄は冬にも笹鳴きをしますが、繁殖期にはしません[4]。同じ鳥でも、冬と春では出す声がちがうのです。

では、春の「ホーホケキョ」は、何のための声なのでしょうか。

本州以南では、冬に山地の個体の一部が平地や暖地へ移動する。秋冬は庭や公園の低いやぶにもいる[4]。標識調査には、山形県飛島で放された個体が秋に石垣島で見つかった例と、埼玉県の丘陵で5月に放された雄が同年11月に横浜で再捕獲された例がある[4]。いずれも個別の記録で、全体の傾向とは言えない。

実際、移動しない個体もいる。筑波山の個体群では、同じ個体が一年を通して観察された[4]。新潟県の資料は「留鳥」と表記し[2]、移動の程度は資料で表現が分かれる。「場所や個体によって異なる」が、現時点で言えることの強さである。

冬の声は、「ジャッ、ジャッ(チャッチャッ)」という地鳴きで、笹鳴きと呼ばれる[1]。雄は繁殖期以外の冬にもこれを出すが、繁殖期には出さない[4]。つまり、冬の笹鳴きは雌雄の区別を示す声ではなく、季節によって使い分けられる声である。では、春の「ホーホケキョ」の役割は何か。

4. 「ホーホケキョ」は、なんの ための 声?

4. 春の「ホーホケキョ」は、何のための声か

4. さえずりの役割 ── 繁殖期の雄の声と一夫多妻

「ホーホケキョ」は、こどもを そだてる ころの オスの うたです。メスを よんで、じぶんの なわばりを しらせる ための 声だと されて います[1]。

うぐいすの オスは、そだてる きせつの あいだ、ずっと うたいつづけて、メスを ひきつけます。

1わの オスが、ひとつの 春に たくさんの メスと つぎつぎ つがう ことが あります。きろくに のこって いる いちばん おおい れいは、6わから 7わです[4]。

もちろん、いっぺんに ではなく、「つぎつぎ」です。ぜんぶの オスが そう なる わけでも ありません。

ところで、メスは オスが うたって いる あいだ、何を して いるのでしょう。

「ホーホケキョ」は、繁殖期の雄のさえずりです。メスを呼び、なわばりを知らせる声だとされています[1]。冬の地鳴きとは役割がちがう声で、2月初めごろから8月下旬ごろまでよく聞かれます[5]。ただし地域によって差があり、春だけの鳥というわけではありません。

ウグイスは一夫多妻で、雄は繁殖期を通してさえずり続け、できるだけ多くのメスを引きつけようとします。ひとつの繁殖期に6〜7羽のメスと次々につがった雄の記録もあります[4]。これは記録された最多の例で、同時ではなく次々に、という意味です。

「ピルルル…ケキョケキョ」と続く「谷渡り」も、雄の声です。以前は警戒の声とされることもありましたが、解説では、警戒の声と決めつけないほうがよいと述べられています[4]。

雄が声で呼び、メスは何をするのでしょうか。次は、藪の中にひそかに作られる巣を見てみます。

「ホーホケキョ」は繁殖期の雄のさえずりで、メスを呼び、なわばりを知らせる声とされる[1]。聞かれる時期は2月初めごろから8月下旬ごろで、春に限られない(地域差あり)[5]。冬の笹鳴きとは役割がちがい、同じ個体が季節で声を使い分ける。

この種は一夫多妻で、雄は繁殖期を通してさえずり続けてメスを引きつける。ひとつの繁殖期に6〜7羽のメスと次々につがった記録がある[4]。これは記録された最多の例であり、同時の数でも平均でもない。

「谷渡り」(ピルルル…ケキョケキョ)も雄の声である。かつては警戒声と見なされることがあったが、解説は、警戒を表す声と考えないほうがよいとする[4]。意味は断定されていない声である。

一方、メスは巣作りと子育てを担う。その巣は、どこに、どんな形で作られるのか。

5. す は どこに あって、ひなは どう そだつの?

5. 低い場所の壺形の巣と、メスだけの子育て

5. 巣の構造と繁殖成績 ── 低い位置、壺形、托卵の時期

うぐいすの すは、たかい 木の 上では なく、やぶの ひくい ところに あります。ササの かれはなどで、ラグビーボールの ような かたちに つくります。でいりぐちは、よこや 上の ほうに あいて います[4]。

みょうこうこうげんの れいでは、じめんから へいきん 54センチ。ひくい ものは 5センチ、たかい ものでも 140センチでした[4]。ひざの たかさから、こしの たかさくらいです。これは ひとつの ちいきの れいです。

すを つくる のも、たまごを あたためる のも、ひなを そだてる のも、メスだけが します[4]。

たまごは 1つの すに 4つから 6つ。いろは チョコレートいろです。あたためる のは 15日ぐらい、すだつまで 13日ぐらい。あわせて 28日ぐらいです[4]。

ただ、すだてる わりあいは 27パーセントと ひくい れいが あります。おもに、ほかの 生きものに たべられる ためです。これも ある ちょうさちでの 数です[4]。

5月の すえから 7月の はじめに こそだてを すると、ホトトギスに たまごを あずけられる ことが よく あります。でも うぐいすは はやく はじめるので、ホトトギスが 来る まえに おわる 1回目や 2回目の こそだては、あずけられずに すだつ ことが できます[3]。

巣は、ササの枯れ葉などを使った、ラグビーボールのような形(壺形)で、横や上寄りに出入口があります。場所は、やぶの低いところです[4]。

妙高高原の調査では、地上からの高さは平均54cm(5〜140cm)でした[4]。小学校低学年の子どもなら、ひざから腰ほどの高さです。ただしこれは一つの調査地の例で、すべての巣が同じ高さではありません。

巣作りも、卵を温めるのも、子育ても、メスだけが行います[4]。

卵は1つの巣に4〜6個で、チョコレート色。卵を温める期間は約15日、巣立ちまでは約13日です。足すと約28日で、卵を温め始めてから巣立つまでに、およそ4週間かかる計算です。

一方で、巣立ちできた割合は27%と低い例があり、主な原因は他の動物に食べられることだとされています。ただし、これは調査地での値で、全国の数字ではありません[4]。

もうひとつ、ホトトギスとの関係があります。5月末から7月初めに繁殖する巣は、しばしばホトトギスに托卵されます。ウグイスは繁殖を始めるのが早いため、ホトトギスが来る前の1〜2回目の子育ては、托卵を受けずに巣立つことができる、と説明されています[3]。

ところで、こうして育つウグイスは、実際にはどんな姿をしているのでしょうか。

巣は、ササの枯れ葉などで作るラグビーボール形(壺形)で、横または上寄りに出入口があり、やぶの低い位置にある。妙高高原の例では、地上高は平均54cm(5〜140cm)であった[4]。一調査地の値であり、全体の代表値ではない。

巣作り・抱卵・育雛は、すべてメスだけが行う[4]。雄は繁殖期にさえずり、巣作り・抱卵・育雛はメスが行う。

卵は1巣4〜6個でチョコレート色、抱卵は約15日、巣立ちまでの育雛は約13日で、合計約28日(約4週間)の計算になる。巣立ち率は調査地で27%と低く、主因は捕食とされる[4]。これも調査地の値で、全国一律ではない。

托卵との関係では、5月末〜7月初めに繁殖する巣はしばしばホトトギスに托卵される。ウグイスは早く繁殖を始めるため、ホトトギスが来る前の1〜2回目の繁殖は、托卵を受けずに巣立つことができる[3]。巣立ち率が低かった理由は捕食とされた調査の話で、托卵は6月以降の巣の話である。早い時期の巣は、托卵の影響を受けにくい。

低い位置の小さな壺形の巣で、4週間ほどかけて育つウグイスは、実際にどんな姿をしているのか。

6. 見つけたら、どんな いろの とり?

6. 「うぐいす色」ではない、地味な緑がかった褐色

6. 体の特徴 ── 色・大きさ・体重

ウグイスの 体は、せなかが オリーブいろの ちゃいろ、おなかは しろから ベージュです[4]。

「うぐいすいろ」と いうと、あかるい きいろみどりを 思いうかべます。でも、ウグイスの 体の いろは、それとは ちがって、じみな みどりがかった ちゃいろです。

大きさは、ぜんちょうが 14から 15.5センチ くらいです。

おもさは、オスが 14.8から 22.3グラム、メスが 10から 13.7グラムです[4]。1円玉は 1グラムなので、メスは 10まい から 14まい、オスは 15まい から 22まい ぶんです。

ウグイスの体は、上面がオリーブ褐色、下面が白からベージュです[4]。明るい黄緑色のいわゆる「うぐいす色」とはちがい、地味な緑がかった褐色です。

全長は約14〜15.5cmで、鉛筆より少し短いくらい。体重は、雄が14.8〜22.3g、雌が10.0〜13.7gです[4]。1円玉1枚が1gなので、雌は10〜14枚分、雄は15〜22枚分の軽さです。

声がよく聞こえるのに姿が見えにくいのは、やぶの中で暮らしていることに加えて、体の色も背景に溶けこみやすいからかもしれません。ただし、これはこの記事の推測で、資料には書かれていません。

体は、上面がオリーブ褐色、下面が白〜ベージュである[4]。いわゆる「うぐいす色」(明るい黄緑)ではなく、地味な緑がかった褐色で、言葉としての色名と実物の色にはずれがある。

全長は約14〜15.5cm、体重は雄14.8〜22.3g、雌10.0〜13.7gで、雄のほうが重い[4]。1円硬貨を1gとすると、雌は約10〜14枚、雄は約15〜22枚分である。

褐色の体が、やぶの中の暗い背景に溶けこみやすいことは、姿を見つけにくい一因かもしれない。ただし、これは本記事の推測であり、出典に因果は書かれていない。

やぶの そばで、立ちどまって みよう

やぶのそばで立ち止まってみる

観察の入口と資料案内

いえの ちかくで

こうえんや 庭の ひくい 木、ササの おおい ところを、外から ながめて みましょう。声が したら、その 場で 立ちどまって、うごく ものが ないか さがします。

やぶの 中には 入りません。もし す を 見つけても、ちかづかない ように します。

くらべて みよう

「ホーホケキョ」の ほかに、ちがう 声が きこえたら、メモして おきます。どの 月に どんな 声が したか、ならべて みると、わかる ことが あるかも しれません。

しりょうを 読むなら

こくりつ かがく はくぶつかんの はまおさんが 書いた 文に、うぐいすの くらしが くわしく のって います。

身近なやぶで

公園や庭の低い木、ササの多い場所を、少し離れた位置から眺めます。声が聞こえたら立ち止まり、声がした方角や、やぶの動きを見てみます。やぶの中には入らず、巣を見つけても近づきません。

声を聞き分ける

「ホーホケキョ」のほかに、「ジャッ、ジャッ」のような声が聞こえたら、日付と場所をメモします。月ごとにどんな声が聞こえたかを並べると、冬の笹鳴きと春のさえずりの区別が、自分の記録で見えてくるかもしれません。

資料を読むなら

国立科学博物館の浜尾章二さんによる解説(Bird Research News)に、移動・声・巣・子育てが詳しくまとめられています。英語の要約と日本語の本文があります。

この先の問い

ホトトギスの托卵は、ウグイスの子育てにどんな影響を与えているのでしょうか。

身近なやぶで

公園や庭の低い木、ササの多い場所を、離れた位置から観察する。声が聞こえたら立ち止まる。やぶの中には入らず、巣を見つけても近づかない。

記録のつけ方

聞こえた声(さえずり・地鳴き)、日付、場所を記録し、月ごとに並べる。繁殖期の雄が笹鳴きを出さないこと[4]が、自分の記録でも見えるか確かめられる。

資料を読むなら

浜尾章二(国立科学博物館)「ウグイス」(Bird Research News 4巻2号)は、生息環境、移動、声、巣、繁殖成績が数値付きでまとまっている[4]。本記事で触れなかった、雌雄の体の大きさの差や個体群ごとの違いにも目を通せる。

この先の問い

ホトトギスの托卵時期とウグイスの繁殖開始時期のずれは、どの程度、年や地域でそろっているのか。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

企業の解説、県の環境資料、辞典、学会誌系の解説、Wikipediaを読み比べて、ウグイスの暮らしをまとめた。数値は、出典に書かれた調査地・例の値であることを本文に添えている。

  1. キヤノン バードブランチ「ウグイス」 http://global.canon/ja/bird-branch/photo-gallery/uguisu/index.html (やぶの暮らし・さえずりと地鳴きの声)
  2. 新潟県「ウグイス」 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1356908856680.html (好む環境・留鳥の表記)
  3. コトバンク「ウグイス」(日本大百科全書ほか) https://kotobank.jp/word/%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%82%B9 (ササやぶを好むこと・托卵の時期)
  4. 浜尾章二(国立科学博物館)「ウグイス」Bird Research News 4(2) https://www.bird-research.jp/1_shiryo/seitai/uguisu.pdf (分布・移動・声・巣・卵・体の大きさ)
  5. Wikipedia「ウグイス」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%82%B9 (さえずりが聞かれる時期)

なおした ところ

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