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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

たくはいびんの 人は、とどける まえに どんな 仕事を して いるの?

宅配便のドライバーは、荷物が家に届くまでに、どんな仕事をしているのか

年約50億個の宅配便を1軒ずつに届ける仕事 ── 夜の輸送、積む順番、再配達の12個に1個

分野:技術

たくはいびんは、1年に 50おくこ ぐらい あります。1年分を 365日に わけて 1日ぶんに すると、1380万こ ぐらいです[1]。たくはいびんの サービスが はじまった 1976年、さいしょに かぞえた 荷物は 11こ でした[6]。

その 荷物は、どうやって 家まで 来るのでしょう。夕方に あつめて、夜に はこび、朝に わけて、ドライバーさんが 1けん ずつ とどけます。この 記事では、ドライバーさんの 仕事と、わたしたちに できる ことが わかります。

日本の宅配便は、2024年度に約50億個。年間個数を365で割った平均の目安は、1日約1380万個です[1]。宅急便が始まった1976年、最初に数えた時点の荷物は11個でした。それが約50年で、1日1380万個ほどの規模です[6]。

そのうえ、いまは約12個に1個が再配達になっています[2]。これだけの荷物が、どうして短い日数で家に届くのでしょうか。夜のあいだに荷物が動くしくみ、ドライバーが積む順番と家の事情を頭に入れていること、受け取る側が1回で受け取ることの意味が分かります。

宅配便の取扱個数は、国土交通省の公表で2024年度に約50億個である。50億3147万個を365日で割ると約1380万個で、これが1日あたりの平均の目安になる[1][2]。宅急便が始まった1976年1月、最初に集計した時点の荷物は11個にすぎなかった。11個から1日約1380万個へという差が、この記事の出発点である[6]。

ところが、この荷物の約12個に1個は、一度で受け取れず再配達になる。夜に動く輸送のモデル、ドライバーの積み方と土地勘、再配達率の数字の読み方と限界が分かる。

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1. 1日に 1380万この 荷物は、どう 動くの?

1. 1日約1380万個の荷物は、どんな順番で家に向かうのか

1. 1日約1380万個という数字は、どこまで確かな値なのか

1380万こは、とても おおきな かずです。子どもが 500人 いる 学校に 1こずつ くばっても、2万7600校 ぶんに なります。1380万を 500で わった かずです。

この 荷物は、まず 夕方に あつめられます。つぎに おおきな センターに あつまって、行き先ごとに わけられます。とおい 町へ 行く 荷物は、夜に おおきな トラックで はこばれます。つぎの 朝に 町の センターに ついて、また わけられて、午前中に ドライバーさんが とどけに 出ます[7]。

ただし これは 一つの れいです。会社や 町に よって、時間は ちがいます。

1日約1380万個という数字は、国土交通省が公表する年間の取扱個数を日割りにした計算値です。2024年度は50億3147万個で、前の年度より2414万個(0.5%)ふえました[1]。国土交通省の資料にも「約50億個」とあります[2]。50億3147万÷365で約1380万個になりますが、毎日同じ数が動くわけではありません。

この荷物の動きは、一つの例として、次のように説明されています。夕方に荷物を集め、大型の物流センターにまとめる。遠い行き先の荷物は、夜のうちに大型トラックで運ぶ。翌朝、行き先の大都市のセンターに着いて、配達する地域ごとに仕分けられ、午前中に配達へ出る流れです[7]。会社や地域で時刻はちがいます。

荷物にとっては夜が長い移動の時間で、朝はそこから先を1軒ずつに分ける時間になります。では、夜のあいだ、荷物はどんなふうに動くのでしょうか。

年約50億個という数字は、国土交通省の公表資料に「約50億個(令和6年度)」と書かれている[2]。報道では、トラック運送49億2614万個と航空等利用運送1億533万個の合計50億3147万個で、前年度より2414万個(0.5%)増えたとされる[1]。これを365日で割ると約1380万個になるが、毎日同じ数が動くとは限らないため、あくまで平均の目安である。

なお、個数の内訳を会社別に確かめたわけではなく、1日あたりの配達個数を公式に示す資料も使っていない。数字の読み方としては、「年約50億個」が公表値、「1日約1380万個」が自分で割った計算値、と区別しておくのがよい。

この荷物は、物流の専門連載が示すモデルでは、夕方に集荷して大型の物流センターに集約し、遠距離の行き先へは深夜に大型トラックで運ぶ。翌朝に配送先の大都市のセンターに着き、配送地域ごとに仕分けて、午前中に配達へ出る[7]。ただし、これは会社や地域で異なるモデルの一例で、時刻は実際にはちがう。では、夜の移動を終えた荷物が、朝のトラックでどう並べられるのかを見る。

2. 荷物は、夜の あいだに なにを して いるの?

2. 夕方に集めた荷物は、夜のあいだにどこまで進むのか

2. 夜の幹線輸送で、荷物はどこまで運ばれるのか

夕方、家や お店から あつめた 荷物は、すぐに 家に つくわけでは ありません。まず おおきな センターに あつめられます。ここで 行き先ごとに わけて、トラックに のせます。

とおい 町には、夜の あいだに おおきな トラックが はこびます。わたしたちが ねて いる あいだに、荷物は 町を こえて 進んで いるのです。

つぎの 朝、荷物は 行き先の 町の センターに つきます。ここで また、ドライバーさんごとの じゅんに わけられます。この わけかたが、ドライバーさんの 仕事の はじまりです。

わけられた 荷物は、ドライバーさんの 前に ならびます。さて、ドライバーさんは その 荷物を どんな じゅんばんで トラックに つむのでしょうか。

夕方、家や店で荷物が集まります。集荷された荷物は、いったん大きな物流センターに集められます。ここで行き先ごとに分けられるので、近くの荷物と遠くの荷物が別々の道に分かれます[7]。

遠い行き先の荷物は、深夜に大型トラックで運ばれます。人が眠っているあいだに、荷物は県や地方を越えて進みます。翌朝、行き先の大都市のセンターに着くと、配送地域ごとにもう一度仕分けられ、午前中の配達に出ます[7]。

この流れは、物流の専門連載が説明するモデルです。実際の時刻は会社や地域で異なります。会社によって、集荷や仕分けの時刻は同じではありません。

夜の輸送を終えた荷物は、朝、地域のセンターに着きます。そこから先、1軒ずつ届けるのはドライバーの仕事です。ドライバーは、荷物をどういう順番でトラックに積むのでしょうか。

夜の輸送の意味は、「翌日に届ける」という約束を成り立たせることにある。遠距離の荷物を夜のうちに大型トラックで運べば、翌朝には行き先の大都市のセンターに着き、午前中の配達に間に合う[7]。

集荷のあとの大型センターでは、行き先ごとに荷物をまとめる。まとめる理由は、荷物を1個ずつ別の車で運ぶより、大型トラックに多くの荷物を載せたほうが効率がよいからである。連載もこの積載効率を主題に説明している[7]。

この流れは、会社や地域で時刻がちがう、モデルの一例である。連載の途中で使われる数字(拠点の数など)も、記事上の仮定で、実績ではない。そのため、本記事では流れの順序だけを使い、細かい時刻や数は書かない。

では、朝にセンターへ着いた荷物は、ドライバーのトラックにどう積まれるのか。次章で見る。

3. 朝の トラックで、ドライバーさんは なにを きめるの?

3. 朝のトラックの中で、ドライバーは積む順番をどう決めているのか

3. ドライバーは、荷物をどんな順番で積むのか

朝、ドライバーさんは はじめに、おさけの においが しないか しらべる けんさを 受けます。うんてんの 前に かならず する きまりです[8]。

そのあと、えいぎょうじょの そうこで じぶんの 町の 荷物を うけとります。じゅうしょを たしかめながら、トラックに つみます。

先に とどける 荷物は、てまえに おきます。おもい 荷物や おおきい 荷物、とおい 家の 荷物も かんがえて、むだが すくなく なるように つみかたを かんがえます[8]。

たとえば、おもい 荷物を いちばん 下に して、先に とどける 小さな 荷物を 手の とどく ところに おく、という かんがえかたです。つめた あとは、一日中 うんてんして、おもい 荷物も はこぶので、体力も いります[8]。

ドライバーの朝は、アルコールチェックから始まります。運転の前に必ず受ける決まりです。そのあと営業所の倉庫で自分の担当エリアの荷物を受け取り、トラックに積んで、住所を確かめてから出発します[8]。

ここで大切なのが積む順番です。住所や時間指定を見て、先に届ける荷物ほど手前に来るように並べます。荷物の重さや大きさ、配達先までの距離も考えて、いちばん効率のよい積み方を選びます[8]。奥から荷物を探していたら、1軒ごとに時間がかかるからです。

運転と配達の合間の休憩は、担当エリアで忙しい時間帯がちがうため、配達のようすを見て自分で取ります。1日中運転して重い荷物も運ぶので、体力が必要な仕事です[8]。これは求人情報メディアが説明する一般的な例で、1日の時刻は会社で異なります。

荷物を並べるだけでも、考えることがいくつもあります。では、ベテランのドライバーは、その順番や家のことをどこまで頭に入れているのでしょうか。

朝の準備でまず行われるのは、運転前のアルコールチェックである。その後、営業所の倉庫で担当エリアの荷物を受け取り、トラックに積む[8]。このとき決めるのが積む順番で、住所と時間指定から、先に配達する荷物を手前に並べる。重さ・大きさ・配達先の距離を合わせて考え、最も効率のよい積み方を選ぶ[8]。

順番が重要になる理由は、配達が1軒ごとに荷台を探す作業の積み重ねだからである。荷物を取り出すたびに探す時間が増えれば、その分、1日に回れる軒数が減る。積む順番は、荷物を届ける1日の流れを前もって決める作業になる。

休憩は、担当エリアによって忙しい時間帯がちがうため、配達のようすを見て取る。1日中の運転と重い荷物の運搬があり、体力が求められる[8]。ただし、この説明は求人系メディアによる一般的な例で、時刻や休憩の取り方は会社ごとに異なる。

では、積む順番を決める「情報」は、住所や時間指定だけなのか。ベテランの場合を次章で見る。

4. ベテランの ドライバーさんは、家の ことを どれくらい おぼえて いるの?

4. ベテランのドライバーは、家ごとの事情をどう頭に入れているのか

4. 住所と氏名だけで荷物を分ける力は、どこから来るのか

ある センターの しゅざいでは、ベテランの ドライバーさんは、ラベルの じゅうしょと 名前を 見て、すぐに トラックに つむ 荷物と、センターに のこす 荷物を わけて いました[9]。

なれて いない 人だと、つみこみに 1時間半 かかる こともあるそうです。ただし これは、一つの センターの 話です。ほかの センターでも 同じとは いえません。

その ドライバーさんは、日中 だれも いない 家には、夜に とどけるなど、そこに すむ 人の くらしに あわせても いたそうです[9]。

その ドライバーさんは、家ごとの じじょうに あわせて とどけて いました。では、もう 一ど とどける ことに なる 荷物は、どのくらい あるのでしょう。

ある配達センターの取材記事によると、ベテランのドライバーは、荷物のラベルの住所と氏名を見ただけで、トラックに積む荷物と、センターに残す荷物を瞬時に分けます。配達先の事情が、頭に入っているからです[9]。

慣れない人は、同じ積み込みに1時間半かかることもあるそうです。ただし、これは特定の配達センター1か所の取材で、全社共通の話ではありません[9]。

同じ記事は、日中は誰もいない家には夜に配達するなど、受け取る人の暮らしに合わせた配達の工夫も紹介しています[9]。荷物を渡す「だれか」の生活の時間を、配達する側が覚えているのです。

この工夫は、1回で受け取ってもらうための工夫でもあります。それでも荷物は、もう一度届けに行くことがあります。その数は、どのくらいなのでしょうか。

ベテランのドライバーは、荷物のラベルの住所と氏名を見て、積む荷物とセンターに残す荷物を瞬時に分けると、ある配達センターの取材記事は伝える。担当エリアの家の事情が頭に入っているため、ラベルだけで判断できる[9]。

一方、慣れない人は積み込みに1時間半かかることもあるという[9]。この差は、「道を知っている」だけではなく、どの家に何が必要かといった、家ごとの事情の記憶も関わっている、と読める。ただし取材は1つのセンターに限られ、全社共通の実態とは言えない。

同じ記事は、日中不在の家に夜に届けるなど、受け取る人の暮らしに配達を合わせる例も挙げる[9]。配達の時間を家に合わせることは、1回で受け取ってもらうための工夫になる。この記事は労働問題の文脈で書かれているが、ここでは、配達の工夫として紹介された例を取り上げる。

それでも荷物は、1回では渡せないことがある。その割合を、国土交通省の調査で確かめる。

5. 12こに 1こは、もう 一ど とどける 荷物なの?

5. 約12個に1個の荷物は、なぜもう一度届けることになるのか

5. 再配達率8.3%は、何の割合で、どこまで読めるのか

2025ねん 10月の ちょうさでは、おおきな 6しゃが その 月に とどけた 荷物の うち、8.3パーセントぐらいが、もう 一ど とどける 荷物でした。かずに すると、12こに 1こ ぐらいです[2]。

これは 日本中の ぜんぶの 荷物の かずでは ありません。大手の 6しゃの ぶんだけです。

もっと 前の 2022ねん 10月は、10.6パーセントぐらいでした。2025ねん 4月は 8.4パーセントぐらいです。すこしずつ へって います[2][3]。

とどけに 行ったとき、こまる ことが あります。その 時間に いない、たくはいボックスが いっぱい、インターホンが こわれて いる、へやの ばんごうが ない、などです[5]。

国土交通省の調査では、2025年10月の再配達率は約8.3%でした。その月の配達個数3,413,494個のうち、再配達は281,719個で、計算すると約12個に1個です[2]。

この調査の総数は、宅配に関わる大手事業者6社ベースの合計で、毎年4月と10月に1か月分を集計したものです。全国の荷物全部の値ではありません。2022年10月の約10.6%、2025年4月の約8.4%から、少しずつ下がってきています[2][3]。

ドライバーが現場で困る場面は、指定時間帯の不在、宅配ボックスの満杯、インターホンの故障、表札や部屋番号の抜け、住所の不正確などだと、厚生労働省のサイトは紹介しています[5]。

再配達が減っても、約12個に1個は、もう一度ドライバーが行く荷物です。この荷物の数が、ドライバーの仕事にとって何を意味するのかが、次の問いです。

再配達率は、2025年10月で約8.3%(その月の配達個数3,413,494個のうち再配達281,719個)である。割り算をすると約12個に1個に当たる[2]。同年4月は8.4%(260,137個/3,108,975個)、2022年10月は10.6%で、約2.2〜2.3ポイント下がった[2][3]。

ただし、読むときの条件が2つある。第一に、この調査の総数は宅配に関わる大手事業者6社ベースの合計で、毎年4月と10月の1か月分を集計したものであり、全国全体の値ではない。8.3%は、その月の配達個数に占める再配達の個数の割合である。第二に、3社だけの参考値は9.5%で、別の集計である[2]。数字を並べるときは、同じ調査どうしを比べる必要がある。

国土交通白書には、2015年度ごろの推計として、宅配便の約2割が再配達になり、年間約42万トンのCO2と約1.8億時間の労働時間を生む、とあった[10]。当時の推計であり、いまの再配達率とは差があるため、現在の値としては使わない。

再配達の原因として、厚生労働省のサイトは、指定時間帯の不在、宅配ボックスの満杯、インターホンの故障、表札・部屋番号の抜け、住所の不正確を挙げる[5]。原因の割合までは示されていないので、どれが多いとは言えない。では、この再配達は、誰にどんな負担になるのか。

6. 1回で うけとると、なにが かわるの?

6. 荷物を1回で受け取ると、ドライバーの仕事はどう変わるのか

6. 再配達を減らす取り組みは、何を目指しているのか

こくどこうつうしょうは、もう 一ど とどける ことを へらす ことは、ドライバーさんの ふたんを へらす ことに つながる、と いって います[3]。

ドライバーさんから 家の 人への おねがいも あります。「荷物を 1回で うけとりましょう」。マンションの ときは、あて先に へやの ばんごうまで かいて ください、とも あります[5]。

うけとりかたも ふえて きました。たくはいボックスなど、いろいろな うけとりかたを つかう 人の わりあいを、2030ねんどまでに 半分くらいに する もくひょうが あります。2025ねん 2月は 25.6パーセントでした[4]。

荷物が とどく 日、家の 人が うけとれる じかんを いっしょに かんがえる ことは、子どもでも できます。

国土交通省は、再配達を減らすことが、ドライバーの負担軽減と、ラストマイル配送(家に届ける最後の区間)の効率化に必要だとしています[3]。再配達がCO2排出量の増加やドライバー不足を深刻にする、とも説明しています[4]。

現場からは、利用者への願いも出ています。「荷物を1回で受け取りましょう」「集合住宅の場合、宛先に部屋番号まで書いてください」といった声です[5]。利用者へのお願いとして、1回で受け取ること、部屋番号まで書くことが紹介されています。

受け取り方も広がっています。宅配ボックスなど多様な受け取り方の利用率は、2025年2月で25.6%で、国の物流施策の大綱は2030年度までに50%程度にする目標を置いています[4]。

この数字は、自分でも確かめられます。最後の章で、その道すじを紹介します。

国土交通省は、再配達の削減を、ドライバーの負担軽減とラストマイル配送の効率化に必要不可欠な取り組みと位置づける[3]。同省のサンプル調査のページは、再配達をCO2排出量の増加やドライバー不足の深刻化につながる重大な社会問題の一つとし、総合物流施策大綱で「多様な受取方法の利用率」を2030年度までに50%程度にする目標を置いている。2025年2月の値は25.6%だった[4]。

受け取り方の選択肢を増やすことは、不在などで「その時間には受け取れない」場面を減らすねらいだと読める。ただし、利用率の上昇が再配達率の低下にどれだけ効くのかは、示された資料の範囲では分からない。

利用者への願いは、厚生労働省のサイトに、ドライバー自身の声として載る。荷物を1回で受け取る、集合住宅では宛先に部屋番号まで書く、ドライバーの仕事を思いやった対応をお願いする、というものだ[5]。「荷物が届く」ことは、荷主・ドライバー・受取人の3者の動きで成り立つと読める。

7. 荷物の ラベルと すうじを、じぶんの 目で 見て みよう

7. 荷物のラベルと国の数字を、自分の目で見てみる

7. ラベルの情報と公表値を、自分で読み比べる

荷物が 家に ついたら、はこや はりがみを 見て みましょう。じゅうしょ、名前、とどける 時間の ところが あるか、さがします。ドライバーさんは、はりがみの じゅうしょや 時間の しるしを 見て、つむ じゅんを かんがえます。

荷物の はりがみに、へやの ばんごうが かいて あるか、家の 人と 見て みましょう。

もっと 知りたい ときは、国土交通省こくどこうつうしょうの ページに、もう 一ど とどけた かずが 出て います[2]。おうちの 人と いっしょに 見て みましょう。

家に荷物が届いたら、箱に貼られた伝票やラベルを見てみてください。住所、氏名、時間指定の欄が見つかります。ドライバーが積む順番を決めるとき、同じ情報を見ているかもしれません。

集合住宅に住んでいる人は、荷物の宛先に部屋番号まで書いてあるかどうか、家の人に尋ねてみるとよいでしょう。厚生労働省のサイトが、利用者にお願いしていることです[5]。

国の数字を見たいときは、国土交通省の再配達率の報道発表を開くと、4月と10月の総数と再配達の個数が出ています[2]。個数を自分で割ると、「約12個に1個」が確かめられます。

荷物の伝票やラベルの情報(住所・氏名・時間指定)は、ドライバーが積む順番を決める材料と同じものである[8][9]。届いた荷物のラベルで、どの欄があるかを見ると、積み方の考え方が想像しやすい。

国土交通省の報道発表は、4月と10月について、総数と再配達の個数を公開している。たとえば令和7年10月は281,719÷3,413,494で約8.25%となり、約8.3%と一致する[2]。自分で割り算をして、公表値と合うか確かめるとよい。

調べを進めるときは、4月と10月の値を並べて、再配達率の傾きを見る。ただし、調査対象が大手6社に限られ、1か月分の集計である点は、どの値にも付く条件である[2][3]。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

出典について:国土交通省・厚生労働省の公表資料と、報道・求人情報メディア・業界連載を使った。何に使ったかは、それぞれの項目の最後に書いている。

  1. ECのミカタ「国土交通省 2024年度 宅配便・メール便取扱実績」。https://ecnomikata.com/ecnews/eclogistics/48065/ (2024年度の取扱個数と前年度との差。報道)
  2. 国土交通省 報道発表(令和7年10月の宅配便の再配達率)。https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000956.html (約50億個、再配達率8.3%、調査の方法)
  3. 国土交通省 報道発表(令和7年4月の宅配便の再配達率)。https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000908.html (再配達率8.4%と、削減の意味についての説明)
  4. 国土交通省「宅配便の再配達率サンプル調査」。https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/re_delivery_research.html (再配達の位置づけと、多様な受取方法の目標)
  5. 厚生労働省 トラック運転者の労働時間等の改善サイト「宅配ドライバーの声」。https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/truck/voice (現場で困る場面と、利用者への願い)
  6. J-PRIME「ヤマト40周年の記事」。https://www.jprime.jp/articles/-/41193 (宅急便の開始と最初の集計の個数。報道)
  7. LOGISTICS TODAY 連載「物流の読解術」第35回(宅配便における積載効率)。https://www.lnews.jp/2026/02/s0218701.html (夕方の集荷から翌朝の仕分けまでの流れのモデル)
  8. バイトルマガジン「宅配ドライバーの1日」。https://www.baitoru.com/contents/driver/3612.html (朝の準備と積み方。求人情報メディア)
  9. ニューズウィーク日本版 配達現場の取材記事。https://www.newsweekjapan.jp/articles/-/30501 (ベテランの仕分けと、家の事情に合わせた配達。1つの配達センターの取材)
  10. 国土交通白書(平成27年度)。https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h27/hakusho/h28/html/n2622c00.html (2015年度ごろの再配達の推計。古い推計として紹介)

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