1. 食べて いる ごぼうは、土の 中に どのくらい うまって いたの?
1. 売り場のごぼうは、畑でどのくらい土に埋まっていたのか
1. 食べているのは何年目の根で、土の中でどこまで伸びるのか
ものさしを 1本 ごぼうの よこに おいて みましょう。ごぼうの 根は、ひんしゅに よって 30cmくらいから 150cmくらいまで あります[1]。150cmは、大人の せの たかさに ちかい ながさです。
ごぼうは、土の 中に 1本の 太い 根を ぐーっと まっすぐ のばします。この 根の ことを、ちょっけつ根と よびます[1]。
ふつうの そだて方では、たねを まいた 年の 夏から 秋に、この 根を ほり出して 食べます[1]。ごぼうは 2年で 一生を おえる 草なので、食べるのは、まだ 1年目の 根なのです。2年目に なると どうなるかは、あとで 出て きます。
ところで、ごぼうの たねは、どうやって 芽を 出すのでしょうか。
ごぼうはキク科の二年草です。食べているのは、土の中に深く伸びて太くなった主根で、長さは品種によって30cmほどのものから、150cmくらいになるものまであります[1]。150cmといえば、大人の背の高さに近い長さです。
売り場のごぼうがすべて1mを超えているわけではありません。短い品種もあります。それでも、あの細長い形は、地中に1本の根がまっすぐ入っていく「直根」という育ち方の結果です[1]。
ふつうの栽培では、種をまいた年の夏から秋に収穫します。冬を越して翌春に掘る「越冬ごぼう」もあります[1]。二年草のごぼうにとって、これは1年目の根にあたります。2年目にどうなるかは、最後の章で見ます。
では、この長い根のもとになる種は、どんなふうに芽を出すのでしょうか。
ごぼうはキク科の二年草で、食用にするのは土中に深く伸びて肥大した主根(直根)である。根の長さは品種により30cm程度から150cmほどまで幅があり、すべてのごぼうが1mを超えるわけではない[1]。根の外側は灰黄色、内部は黄白色とされる[1]。細い根が何本も広がる形ではなく、1本の主根が深く入っていくのが特徴だ。
二年草という性質から、食べているのは「1年目の根」だと分かる。ふつうの栽培では、春に播種した年の夏から秋に収穫する。冬を越してから翌春に掘る「越冬ごぼう」という作型もある[1]。つまり、売り場に並ぶごぼうは、本来の一生の途中で掘り上げられたものだ。
では、この長い根のもとになる種は、地中でどのように芽を出すのか。そこには、浅くしか土をかけないという、少し意外な決まりがある。
2. たねには どうして、土を すこししか かけないの?
2. ごぼうの種に、土を1cmしかかぶせないのはなぜか
2. 光で発芽が進む種 ── 浅い覆土と、まく時期の条件
ふつう、たねは 土の ふかい ところに うめると 思いませんか。ところが ごぼうは、土を 1cmくらいしか かけません[2]。ごぼうの たねは、光に あたると 芽が 出やすく なるからです[2]。
ただし、光が ないと ぜったいに 出ない、という わけでは ありません。出やすく なる、という ことです。
まく 前の 日に、たねを 一ばん 水に つけて おく ことも あります。そうすると、ねむって いた たねが 目を さまし、芽が そろいやすく なります[2]。
あたたかさも 大切です。芽が 出やすい あたたかさは 25〜30度、そだちやすい のは 20〜25度と いわれます[5]。青森県の 一つの れいでは、5月の はじめから 6月の なかごろに たねを まき、その 年の 秋から 冬と、つぎの 春に とります[3]。
芽が 出たら、いよいよ 根を のばす 番です。でも、まっすぐ ふかく のびるには、はたけの 土が じゅうぶんに ふかくなくては いけません。
種をまくとき、土は深くかけるものと思いがちです。ところがごぼうの種は光によって発芽が進むため、土は1cmほどの浅さでかぶせる、と栽培の指針にあります[2]。ここで大事なのは、「光がないと発芽しない」のではなく、「光があると発芽が促される」という点です。
もう一つ、種をまく前に一昼夜水に浸す方法があります。種の眠り(休眠)を破る効果があり、芽がそろいやすくなるそうです[2]。
温度の条件もあります。家庭菜園向けの解説では、発芽に適した温度は25〜30℃、生育に適した温度は20〜25℃とされています[5]。青森県の産地の例では、春まきは5月上旬から6月中旬に種をまきます。収穫は、9月中旬から11月末までの年内どりと、冬を越した翌年3月中旬から4月末までの越冬どりの2つに分けて行っています[3]。
芽が出たあと、根は地中を下へ下へと伸びていきます。ところが、土が浅いと思いどおりには育ちません。では、畑にはどんな準備が必要なのでしょうか。
ごぼうの種は好光性で、光によって発芽が促進される。そのため覆土は鎮圧して1cm程度と浅くするのが産地の栽培指針の例である[2]。注意したいのは、「光がないと発芽しない」のではなく「光で促進される」という点だ。
同じ指針には、播種前に一昼夜水に浸すと休眠が破れ、発芽の揃いがよくなるともある[2]。種が乾いた状態から短い時間で水を吸い、目覚めるよう促す作業だ。
温度条件は、発芽適温が25〜30℃、生育適温が20〜25℃とされる(家庭菜園向けの解説による)[5]。産地の作型としては、青森県の例で、春まきを5月上旬から6月中旬に行い、収穫を9月中旬〜11月末の年内どりと、翌年3月中旬〜4月末の越冬どりの2期に分けている[3]。ごぼうは根を太らせるまでに数か月かかるため、温かい時期に種をまき、収穫は涼しくなってから、あるいは冬を越してからになる。
浅く土をかけられた種から芽が出ると、根は地中を下へ伸びる。だが、直根が思いどおり真っすぐ育つかどうかは、畑の土の深さに左右されるとされる。
3. はたけは、たねを まく 前に、どうして ふかく ほるの?
3. 畑は、種をまく前になぜ80cm以上も深く耕すのか
3. 畑の土の深さと、ごぼうの根の形
ごぼうを つくる ひとは、たねを まく 30日くらい 前に、トレンチャーという きかいで、はたけを 80cm いじょう ふかく ほりかえす ことが あります[2]。これは ある 産地の 決まりの れいです。ほかの 所の ごぼうも ぜんぶ そうとは かぎりません。
土が あさいと、根が 下に のびられず、えだ分かれした 形に なりやすい からです。この えだ分かれを、きこんと いい、ひんしつが 下がると されます[5]。
日本で いちばん ごぼうを たくさん つくって いる 青森県は、地めんから 50cm〜1mも 黒い 土の そうが つづく ところが あります。石も ほとんど ありません[3]。2024年に 日本で とれた ごぼうは 11万7100トン。そのうち 青森は 4万6700トンで、およそ 4わりです[4]。
ごぼうは、おなじ はたけに つづけて うえては いけません。4〜5年 あけると いいと いわれます[5]。
さて、せっかく ふかく のびた ごぼうを、どうやって とるのでしょう。
産地の栽培指針には、種まきの約30日前に、トレンチャー(溝を掘る機械)で80cm以上の深さまで耕し、土を埋め戻す例があります[2]。これは一つの産地の指針の例で、全国で同じやり方をしているわけではありません。
深く耕す理由は、根の形にあります。耕した土が浅いと、根が枝分かれした「岐根」が多くなり、品質が落ちるといわれます[5]。ごぼうは、肥えていて、水はけのよい深い土の畑に向きます[5]。
最大の産地である青森県の三沢・六戸のあたりは、黒い腐植(くさった植物などが混ざった土)の層が地表から50cm、深いところでは1mにも達し、石がほとんどないローム質の火山灰の土です[3]。夏に冷たい風(やませ)が吹く地域で、天候に左右されにくい根菜が盛んになり、ごぼうはながいもと交互につくる輪作の一つとして広まりました[3]。2024年産の全国の収穫量は11万7100トンで、そのうち青森が4万6700トン、割合にして約40%です[4]。
深い土は根を育てる一方で、ごぼうを毎年同じ畑につくると連作障害が起きやすく、センチュウにも弱いため、目安として4〜5年は間をあけます[5]。こうして深い畑を整えて育てたごぼうを、いよいよ掘り上げます。ここにも大きな苦労が待っています。
根を真っすぐ長く育てるには、耕土が深く、水はけのよい畑が向く。耕土が浅いと岐根(枝分かれした根)が増え、品質が下がるとされる[5]。そこで産地の指針の例では、播種の約30日前に、トレンチャーで80cm以上の深耕をしたうえで埋め戻す[2]。ただしこれは一産地の例で、全国一律の方法ではない。
土の深さは、産地の分布にも関わる。全国最大の産地である青森県の三沢・六戸地区は、黒い腐植層が地表から50cm、深いところで1mに達し、礫を含まない火山灰土だ。夏に吹く冷涼な「やませ」の影響で天候に左右されにくい根菜の栽培が盛んになり、ごぼうはながいもとの輪作作物として広まった[3]。2024年産の全国収穫量11万7100トンのうち、青森は4万6700トン(39.9%)、次いで茨城1万2900トン、北海道9970トンである[4]。青森だけで全国のおよそ4割を占める計算になる。
品種の違いも土に関係する。全国に流通するごぼうの9割以上は、江戸時代に今の東京都北区の滝野川付近で改良された「滝野川ごぼう」の系統とされ、耕土の深い関東では長根種、浅い関西では短根種が広まった[8]。日本には野生のごぼうは自生せず、千数百年前に中国から渡来したとされる。栽培種は日本で改良されて作物になったといわれる[1]。土に合わせて根の長さまで選んできた、ということになる。
連作は避けられる。ごぼうは連作障害が起きやすく、センチュウにも弱いため、輪作年限は4〜5年が目安だ[5]。こうして条件をそろえた畑から、根を掘り上げる段階に入る。ここがもう一つの難所になる。
4. ごぼうを ほる 仕事は、どうして 大へんなの?
4. ごぼうを掘り上げる仕事は、なぜ大変なのか
4. 掘り取りの労力と機械化 ── 十勝農試の試験から
ふかく のびた 根は、土に しっかり はいって います。ほる 人は、こしを かがめた まま、80cm いじょうの ごぼうを 1本ずつ ひき ぬいて いました[6]。
北海道の しけん場の ほうこくに よると、この しけんの ほり方では、きかいで ほると、仕事に かかる 時間が、手作業の 3分の 1〜2分の 1に へりました[6]。これは 北海道の しけんでの 数字で、ぜんこくの へいきんでは ありません。
それでも、ほり出した ごぼうは おもく、はこぶのも 重い しごとです。つくる 人が ふえにくい わけの 一つと いわれます[4]。
足の 早い 人を つぎつぎに おいぬく ことを、「ごぼうぬき」と いいますね。ふかく のびた ごぼうを、1本ずつ ひき ぬく ようすから 生まれた ことばと いわれます[8]。
では、ほらずに そのまま おいて おいたら、ごぼうは どうなるのでしょう。
80cm以上も土に入った根は、ただ引っ張っても抜けません。北海道の十勝農業試験場の報告によると、従来の手作業では、機械で土を浮かせたあと、中腰の姿勢で1本ずつ抜き上げていました[6]。
この試験の収穫体系では、機械(ハーベスタ)を使うと、10アールあたりの収穫の労働時間が、20〜23人・時から6.3〜10.3人・時に減りました[6]。「人・時」は、1人が1時間働いた量を1と数える単位です。計算してみると、機械なら手作業の約3割から4.5割、およそ3分の1〜2分の1の時間で済んだことになります。ただしこれは北海道の試験の数字で、全国の平均ではありません。
機械化が進んでも、重いごぼうを畑から運び出す作業は残ります。国内で食べるごぼうは約7割が国産で、残りは輸入ですが、農家の高齢化や、重い作物の運び出しが重労働であることなどから、農家の数は減る傾向にあります[4]。2024年産の作付面積は6700ヘクタールでした[4]。
競走で後ろの人を次々に追い抜くことを「ごぼう抜き」といいます。地中深く伸びたごぼうを1本ずつ引き抜く様子から生まれた言葉だといわれます[8]。あの速い追い抜きの言葉の裏に、掘る人の体の使い方があったわけです。では、掘り上げずに畑に置いたごぼうは、2年目にどうなるのでしょうか。
掘り取りは、栽培のなかでも負担が大きい。十勝農業試験場の報告では、従来の収穫は、リフタやプラウで根を浮かせたあと、中腰で80cm以上のごぼうを1本ずつ抜き上げる作業だった[6]。
この試験の収穫体系では、ハーベスタ(収穫機)を使うと、10アールあたりの収穫の労働時間が20〜23人・時から6.3〜10.3人・時に減った[6]。人・時は1人が1時間働く量を1とする単位だ。割り算をすると6.3÷20は約0.32、10.3÷23は約0.45で、手作業の約3割から4.5割、つまり約3分の1〜2分の1となる。ただしこれは北海道の試験の結果であり、全国平均ではない。
それでも負担は残る。国内で食べるごぼうは約7割が国産で、残りが輸入だが、農家の高齢化と、重量のある品目のため機械収穫後の搬出が重労働になることから、農家戸数は減少傾向にある。2024年産の作付面積は6700haだった[4]。深く伸びる根の性質が、収穫の手間、さらには産地の担い手の問題へつながっている。
競技で後ろの選手を次々に追い抜くことを「ごぼう抜き」という。地中深く伸びたごぼうを1本ずつ引き抜く様子から生まれた表現とされるが[8]、語源は諸説あり得るので、ここでは一つの説明として紹介するにとどめる。
では、掘らずに畑に残したごぼうは、2年目にどうなるのか。ここに、ごぼうがもともと持っているもう一つの顔がある。
5. ほらずに おくと、ごぼうは どんな 花を さかせるの?
5. 掘らずに置いておくと、ごぼうはどんな花を咲かせるのか
5. 越冬後のごぼうに咲く花と、ひっつく実、面ファスナーの発想源
ごぼうを ほらずに おくと、ふゆの さむさを こえた あと、あつくて 日の ながい じきに、くきが ぐんぐん のびます。たかさは 150cmくらいに なります[1]。
さく 花は、アザミに よく にていて、赤むらさきか 白い 花です[1]。
花を つつむ ところには、小さな かぎのような ものが あり、どうぶつの 毛や 服に ひっつきます[7]。ひっついた まま 運ばれて、たねが 遠くに ちらばると いう わけです。
スイスの メストラルさんは、1941年に アルプスの 山に のぼった とき、服や いぬに ついた 野生の ごぼうの 実の かぎの ような つくりに ヒントを えて、面ファスナー(マジックテープ)を つくったと いわれます[7]。食べる ごぼうが 花を さかせると、世界の くらしを かえた 道具の ヒントに つながって いたのです。
収穫せずに置いたごぼうは、冬の低温を経験したあと、気温が上がって日が長くなる時期に、とう立ち(花を咲かせるために茎が伸びること)します。草丈は150cmくらいにもなります[1]。咲く花はアザミによく似ていて、赤紫色か白色の頭花をたくさんつけます[1]。
花を包む総苞には、かぎ状の構造があります。これが動物の毛や人の服に付き、種を遠くへ運ぶ役目をしています[7]。
面ファスナーの始まりには、このかぎ状の構造が関わると伝えられます。スイスのジョルジュ・デ・メストラルは1941年にアルプスを登山したとき、自分の服や愛犬に貼り付いた野生ゴボウの実のかぎ状の構造に目をとめ、研究・開発したのが始まりとされています[7]。ただし、これは「野生ゴボウ」の話で、日本で食べているごぼうそのものとは限りません。
深く伸びて、手間をかけて掘られる根の裏側に、動物にくっついて旅をする種を作る植物としての顔があった、ということです。
収穫せずに越冬した株は、低温を経たのち、高温・長日の条件でとう立ちし、草丈は150cmほどになる。花はアザミによく似ており、赤紫色または白色の頭花を多数つける[1]。食用の根ばかり見ていると気づきにくいが、ごぼうは、花を咲かせて種を残す二年草だ。
花を包む総苞のかぎ状の構造は、動物の毛や人の服に付いて種を運ぶのに役立つ[7]。この仕組みが、人間の道具にも影響したとされる。スイスのジョルジュ・デ・メストラルが1941年にアルプスを登山した際、自分の服や愛犬に貼り付いた野生ゴボウの実のかぎ状の構造にヒントを得て、研究・開発したのが面ファスナーの始まりとされている[7]。
ここで注意したいのは、出典が書いているのは「野生ゴボウ」の実であり、日本の食用ごぼうそのものとは限らない点だ。日本には野生のごぼうが自生せず[1]。メストラルが山で出会った植物がどんなものだったかまでは、この資料からは分からない。
ごぼう農家は、根を深く育てるために畑を深く耕し、収穫するときは根を掘り上げる。一方、地上に出れば、動物に付いて種を運ぶための工夫がある。同じ植物の別の顔が見えてくる。
ごぼうを 見て、はかって、さがして みよう
ごぼうを買ったら、長さと断面と、くっつく実を見る
ごぼうの根と実を手がかりに、さらに調べる
ごぼうを 買って もらったら、ものさしで ながさと 太さを はかって みましょう。ごぼうの 根が、土の 中で ふかく のびて いた ようすが 思いうかびます。1mの ものさしと ならべて みるのも おもしろいです。
ごぼうを きる ときは、かならず 大人と いっしょに ほうちょうを つかいます。きった 中は 白っぽく 見えるはずです[1]。まわりの 皮の いろと くらべて みましょう。
マジックテープが あれば、虫めがねで 見て みましょう。小さな かぎと わが ならんで いる ことが わかります。
スーパーでごぼうを買ったら、定規で長さと太さを測ってみましょう。測った長さは、土の中にあった長さの一部かもしれません。1mのものさしを横に置くと、畑の深さがつかめます。
包丁で切るときは、大人といっしょにしてください。切った面は黄白色のはずで、外側の灰黄色との違いが分かります[1]。
面ファスナーがあれば、虫めがねでかぎとわの形を見ると、メストラルが見つけた「くっつく仕組み」を想像できます。
もっと調べるなら、農畜産業振興機構(ALIC)の「野菜情報」には、全国の収穫量や産地の事情が載っています。北海道立総合研究機構の十勝農試の報告には、掘り取りの機械化の試験が書かれています。
ごぼうを買ったら、定規で長さと太さを測るとよい。測った値は、地中にあった長さの一部と考えられる。1mの物差しや壁の高さと比べると、畑の深さが実感しやすい。包丁で切るときは大人と一緒に行い、断面の黄白色と皮の灰黄色の違いを見る[1]。
面ファスナーは虫眼鏡で、かぎ状の構造が並ぶ様子を観察できる。野外でごぼうやその仲間の実を見つけた場合は、かぎの形を見比べてみよう。
出典は、一次資料に近いものから読むとよい。農畜産業振興機構(ALIC)の「野菜情報」2019年10月号と2026年5月号は、産地の土と収穫量の数字を載せている。十勝農試の報告「ごぼうの省力収穫体系」には、労働時間の数値が表になっている。栽培指針や事典と読み比べると、品種や産地による違いが見えてくる。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
本文中の[1]〜[8]は、ここに挙げた資料に対応しています。
- 『世界大百科事典』『日本大百科全書(ニッポニカ)』「ゴボウ」(コトバンク)。 https://kotobank.jp/word/ゴボウ-765829 (二年草であること、根の長さ、直根、とう立ち、花、日本への渡来の記述)
- ごぼう栽培指針(agrin.jp 掲載のPDF)。 https://web01.agrin.jp/documents/1127/file1_file0116091220343916058.pdf (光による発芽、一昼夜の水浸、1cm程度の覆土、80cm以上の深耕の例)
- 農畜産業振興機構(ALIC)「野菜情報」2019年10月号(JAおいらせ)。 https://www.alic.go.jp/content/001168945.pdf (青森県の作型、腐植層の深さ、やませ、ながいもとの輪作)
- 農畜産業振興機構(ALIC)「野菜情報」2026年5月号。 https://www.alic.go.jp/content/001285596.pdf (2024年産の収穫量・都道府県別の割合、国産と輸入の割合、農家戸数と作付面積)
- コメリ「ごぼうの育て方」。 https://www.komeri.com/contents/howto/html/04170.html (発芽・生育の適温、耕土の深さと岐根、連作障害と輪作年限)
- 北海道立総合研究機構 十勝農業試験場「ごぼうの省力収穫体系」。 https://www.hro.or.jp/upload/19578/1307.pdf (手作業とハーベスタ収穫の労働時間の比較)
- 茨城県自然博物館「サンデーサイエンス」資料。 https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/wp-content/uploads/2024/08/29.pdf (総苞のかぎ状の構造と、面ファスナーの始まりとされる話)
- nippon.com「知ればもっとおいしくなる にっぽん食べ物図鑑」。 https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c15328/ (滝野川ごぼうの系統、「ごぼう抜き」の由来の説明)
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