#植物
植物についての「気になる」を集めました。花や草、木のふしぎです。
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せきゆの なかに、はっぱの いろの なごりが ある?
石油の中から、葉っぱの緑の色素に似た分子が見つかっています。大昔の海の小さな生き物は、なぜ石油になれたのか。酸素の少ない海と、地下の熱が果たす役目が分かります。
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ムギをうえると、チョウがキャベツをみつけにくくなる? ゆうきの畑の虫よけ
キャベツの畝のあいだにオオムギを生やすと、モンシロチョウの卵が64%減った試験があります(特定の試験での値)。殺したのではなく、見つけにくくしたのです。なぜムギで卵が減るのか。ネット・天敵・フェロモンを使う有機農業の害虫対策と、その限界が分かります。
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ニンニクは、かじられる まえから みを まもって いるの?
ニンニクのにおいは、切ったとたんに作られる武器の一部。タマネギは切られなくても見張りをしているかもしれない、という2024年の仮説や、ネギを隣に植える実験、涙の出ないタマネギまでが分かります。
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丸亀うちわは、どうして 1本の 竹から できて いるの?
丸亀うちわは、1本の太い竹の先を細かく裂いて骨にし、根もとをそのまま柄にして作られる。なぜそんな作りなのか。丈夫さと風の話、四国の材料を詠んだ唄、金毘羅参りのみやげだった由来、全国の産地と呼ばれるまでが分かる。
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しろい おこめは、どうして しろいの?
調べた白米品種の97.9%が、同じ1か所の遺伝子の欠失をもつと報告されている。赤かった野生のイネは、なぜ白くなり、種が落ちなくなったのか。色・種の落ちにくさ・立ち姿の変化と、起源地をめぐる見方の分かれ方が分かります。
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はるだけ はなみずが でる子と、いちねんじゅう でる子が いるのは なぜ?
花粉症の鼻水もほこりの鼻水も、体の中で起きることは同じ。2019年の調査(耳鼻科医とその家族が対象)では、0〜4歳はダニなど通年性が多く、10代ではスギ花粉症が上回っていた。何が呼び名を分けるのかが分かります。
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いけの みずは、どうして にごるの? ── みずを ぬいたら、きえた はずの みずくさが はえて きました
東京の井の頭池では、水を抜いて底を干したあと、絶滅したと考えられていた水草が泥の中の種から生えてきたと報告されている。なぜ水を抜くと池が変わるのか。池が茶色や緑に濁るわけと、浅い池の「澄んだ状態」「濁った状態」、かいぼりの考え方が分かります。
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彼岸花は、どうして 種では なく 球根で ふえるの?
日本の秋のあぜ道を染める赤い花は、ほぼ同じ球根の分身と考えられている。花は咲くのに、なぜ種がほとんどできないのか。まれにできた種が花になるまでの5年と、人が球根を運んだという推定から、その理由が分かります。
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ハスの 葉は、どうして 泥の 池でも きれいなの? ── つるつるより でこぼこ?
泥の池に育つハスの葉が汚れないのは、つるつるだからではなく、細かいでこぼこがあるから。1997年の洗う実験から、水玉が汚れを運ぶ仕組み、1999年の外壁塗料までが分かります。
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はっぱの「たすけて」の かおりを、はたけで つかえるの?
ハウスに香りの容器とはちみつの容器を置くと、コナガの発生率が半分程度以下に。虫にかじられた植物が出す「助けて」の香りを人が先に置くと、どこまで畑を守れるのか。ハウス、クランベリー畑、東アフリカの例から、使えるところと限界が分かります。
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おなじ とうがらしを、とりは たべて、ねずみは さけるの?
同じトウガラシの実を、鳥は食べ、ネズミは避けると報告されています。動物は食べ物の毒をどう見分けるのか。苦味のセンサー、食べたあとの気分の悪さの記憶、新しい物への用心という3つの手がかりと、「毒」の意味が動物によって変わる理由が分かります。
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あめの 日、まつぼっくりは ぜんぶ ぬれる まえに とじはじめるの?
雨粒が松ぼっくりに当たると、その多くは外側の鱗片から内側の鱗片へ流れると報告されています。生きていない松ぼっくりが、どうして天気に合わせて動けるのでしょうか。雨の日に閉じる理由、二層のつくり、雨粒の通り道が分かります。
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もものは、アーモンドが かわった ものなの?
ダーウィンは、モモはアーモンドが変化したものではないかと考えたと紹介される。片方は果肉、片方は殻の中の種子を食べるのに、なぜか。分類・ゲノム・雑種の3つの手がかりから、近い仲間と言える理由と、食べる所が正反対になった手がかりが分かります。
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まつぼっくりは 生きて いないのに、どうして 雨の 日に とじるの?
松ぼっくりは、細胞が死んだあとも、乾くと開き湿ると閉じる。約1150万〜1650万年前の化石でも動いたと報告されている。命のない材料がなぜ天気に反応するのか、二層のつくりと、最近の研究で分かってきたことが分かる。
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おじぎそうは、おとされつづけると、とじなくなるの?
鉢を何度も落とされたオジギソウは、やがて葉を閉じなくなったという実験があります。慣れたのか、疲れたのか。葉が閉じる体のつくりと、バッタよけになる意味をたどりながら、研究者の見方が分かれる理由が分かります。
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コアラは ほんとうに 20時間 ねて いるの?
コアラは1日18〜22時間眠るといわれるが、野生での実測では眠っていたのは約14.5時間で、食べる時間が約4.7時間あった。数字の中身と、ユーカリの葉を消化するむずかしさ、エネルギーのやりくりとの関係が分かる。
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土の中の 小さな 生きものは、落ち葉を ほんとうに 食べて いるの?
落ち葉を食べて土に変える虫の代表とされてきたトビムシ。ところが京都のヒノキ林では、多くのトビムシが落ち葉より新しい炭素を食べていた、と2021年に発表されました。では落ち葉を土に変えているのは誰なのか。菌類、小さな動物、ミミズの受け持ちが分かります。
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はっぱを かじられると、とおくの はっぱまで しらせが とどくの?
芋虫にかじられたシロイヌナズナの葉では、傷から出た合図が数分のうちに遠くの葉まで届く実験がある。動けない植物が増やす物質、虫のだ液で変わる香り、その香りで寄生バチが呼ばれる話が分かる。
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くちべにの あかは、はなびらの いろの たった 100ぶんの 1 ── あんぜんな いろは どうやって えらばれたの?
江戸の紅のもと、紅花の花びらは色素の99%が黄色で、赤はわずか1%。その赤を塗り重ねて唇を玉虫色に光らせる化粧が流行しました。では、危険だった化粧の材料と、いまの安全な色はどうつながるのか。紅の赤、白粉の鉛、使える色を国が表で決める制度が分かります。
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さんせいうで、もりの きは かれて しまうの?
日本では毎年、森の木を見に行く調査が続いている。これまでの報告では、酸性雨などが原因とみられる森の衰えは確認されていない。では、雨は木にどう届くのか。調査で分かったことと、まだ分からないことが分かります。
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ビールの 苦い 味は、ホップを にると できるの?
ビールの苦味は、ホップの成分がそのまま出るのではなく、煮ている間に姿を変えてできるとされる。しかも変わるのは、ある実験で最大18.1%。なぜそうなるのか、この成分が菌を抑え、日なたで臭くなる理由、作る遺伝子の発見までが分かる。
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サボテンの なかまの はっぱは、どうして あさだけ すっぱいの?
朝にかじると酸っぱく、昼には味が消える葉がある。サボテンやパイナップルの仲間は、昼ではなく夜に空気を取りこんでいる。なぜ夜なのか。夜にためて昼に使う「時間のずらし」と、水の節約、干ばつのときの過ごし方が分かります。
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世界一 高い 木の 上の 葉は、なぜ かわいて いるの?
雨の多い森に立つ世界一高い木でも、てっぺんの葉は実質的にずっと干ばつのような状態だと伝えられている。土に水があるのに、なぜ乾くのか。水を引き上げるしくみと重力、光合成が山になる高さから、高さの限界とその仮説の評価が分かる。
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ヒマワリの たねを 数えたら、4分の3が ふしぎな 数だった
ヒマワリの種のうずまきを2012年に世界中の人が数えると、本数のおよそ4分の3(565個/768個)がフィボナッチ数でした。では残りは何で、花はなぜこんな並びを作るのか。角度のしくみと、数えて見えた例外が分かります。
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アサガオの つるは、どうして ぼうに まきつけるの?
支柱があっても巻きつけないアサガオがいる。茎が重力に反応しない「しだれアサガオ」は、回る動きも巻きつきもできないと報告された。巻きつきと重力を感じる細胞(内皮)のつながりが分かる。
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おにぎりが かたく なる おこめと、ならない おこめが あるのは どうして?
同じ品種の米でも、冷害の年と猛暑の年でアミロースの値が4倍あまり違った例がある。冷めると硬くなる米と、なりにくい米を分けるデンプンの割合と、実る年の暑さが分かります。
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まめを かぞえた ひとは、「まざらない」ことを どう 見つけたの?
丸い豆としわの豆をかけ合わせると、子の代は全部が丸くなる。消えたしわは孫の代に、ほぼ3対1で戻ってくる。修道院の庭でエンドウを数えたメンデルの比、35年ほど眠った論文、1900年の再発見、のちに見えた例外が分かります。
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きりを みずに して いきる しょくぶつって、いるの?
チリのアタカマ砂漠には、霧の水だけで生きているとされる植物がいる。葉の毛は水を吸うだけでなく、乾くと逃がさない。その工夫と、有名な甲虫説の見直し、霧集めネットまでが分かる。
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水草は、どうやって 水を きれいに するの?
水草が好んで取りこむ栄養は、水槽でできあがった最後の形ではなく、魚のふんに近い手前の形らしい。なぜ手前なのか、多すぎるとどうなるのか、枯れたら栄養はどこへ行くのか。池や実験の研究から、そのあらすじが分かります。
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はっぱの なかで、ひかりの ごはんづくりは どこで して いるの?
空気の中の二酸化炭素は気体なのに、葉緑体に着く最後の道のりでは、細胞のまわりの水の層にとけて進むと説明されています。ガスがなぜ水の中を通るのか。その先の葉緑体には、光の仕事と糖づくりの二つの部屋があり、出てくる酸素の出どころも実験で確かめられています。
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木の 年輪は どうして できるの? ふとるのは 外がわだけ
木は真ん中からふくらむのではなく、外側だけが太っている。では、切り株の縞はなぜ1年に1本できるのか。縞の幅は天気を覚えていて、並びを重ねると古い柱を切った年まで分かる。ヒノキの標準パターンは約3000年分。その理由が分かる。
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木の みきの ちいるいは、空気の 何を 知って いるの?
パリの公園から消えた地衣類が、のちに戻ってきた。木の幹にはりつくこの生きものは、なぜ空気の汚れの目安になるのか。日本のウメノキゴケの研究とあわせて分かる。
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ごせんぞの 草は、どうして かたい 実を つけて いたの?
石のように硬い殻に包まれた、ほんの数粒の実。トウモロコシの祖先は、メキシコの野生の草でした。遺伝子と遺跡の穂軸の両方から、今の姿になるまでをたどります。
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ナマケモノは、なまけて いるの?
ナマケモノがゆっくり動くのは、なまけているからではなく、栄養の少ない葉で暮らすために体ぜんたいでエネルギーを節約しているためだと考えられている。消化・筋肉・体温を、論文や解説をつき合わせてたどる。
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あいの はっぱの 山は、どうして あつく なるの? ── すくもづくりの おはなし
積んだ藍の葉に水をかけると、4〜5日で山が65〜70℃になる。その熱を約100日世話して「すくも」をつくる藍師の1年と、吉野川・藩・藍商とともに栄えた阿波藍の歴史を、資料でたどる。
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たんぽぽの わたげは、すきまだらけなのに どうして とおくまで とべるの?
たんぽぽの綿毛(冠毛)は、すき間だらけなのに、同じ面積の詰まった円盤より4倍以上の抗力を生むと報告されている。冠毛の後ろに浮かぶ空気の輪(分離渦輪)と、湿ると閉じて飛び出しにくくなる工夫を、論文の要旨や大学の資料からたどる。
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きゅうりの ぶつぶつと とげは、なんの ために あるの?
きゅうりのトゲとイボは、葉や茎のうぶ毛と同じ「毛じ」の仲間だという。白いぼ・黒いぼの区別、毛じの働きとして言われていること、昔は黄色く熟した実を食べていた話、トゲの少ない品種が出た経緯を、複数の資料でたどる。
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すいかの しまもようは、なんの ために あるの?
スイカの縞は、なぜあるのでしょうか。2007年に専門の学会へ寄せられた疑問には、確定的な答えが出ませんでした。縞の正体、遺伝、鳥への目印説、江戸時代の絵をめぐる食い違いを、資料をつき合わせてたどります。
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さわると すぐ とじる はっぱの、なかでは なにが おきて いるの?
オジギソウは、触られた場所から出たしらせが葉のつけ根に届くと、約0.1秒後に葉を閉じる。つけ根の細胞から水が出る仕組み、しらせの速さ、バッタから身を守る実験を、学会の解説や論文でたどる。
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コアラは どうして、どくの ある はっぱを 食べられるの?
ユーカリの葉には毒や食べにくくする成分がある。それでもコアラが毎日食べられる背景を、解毒の遺伝子が増えていること、肝臓の代謝力、葉を選ぶ食べ方、ゆっくりした暮らしからたどる。
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たけのこの かわは、なんまいも かさなって いるの?
たけのこの皮は、ただの包みではないらしい。皮を1列はがした竹が一晩で曲がった実験や、皮が葉なのか枝なのかで見方が分かれる話を、論文や公的資料でたどる。
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たけは、どうして あんなに はやく のびるの?
竹は1日で1m以上伸びた記録がある。すべての節にある成長点、地下茎にためた養分、数か月で止まる成長期間の3つから、その速さをたどる。
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きった りんごは、どうして ちゃいろく なるの?
切ったりんごが茶色くなるのは、果肉の成分が、細胞が壊れて出会った酵素と酸素で変わるため。酢水などの防ぎ方と、切っても茶色くなりにくい品種「千雪」の研究をたどる。
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サボテンの とげは、なんの ために あるの?
サボテンのとげは、じつは葉が姿を変えたもの。水をのがさない、食べられない、日ざしをさえぎる、霧を集める。役目はいくつも挙げられていて、どれが主かは種や環境で変わるようです。
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たまねぎを 切ると、どうして なみだが 出るの?
たまねぎを切ると涙が出るのは、壊れた細胞の中で2つの酵素が順にはたらくから。その2つ目は、レトルトカレー工場の色のトラブルから見つかった。
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まどの ほうへ のびる めは、どこで ひかりを かんじるの?
窓辺の植物が光の方へ曲がるとき、光を感じる場所と曲がる場所はちがう。ダーウィン親子のキャップの実験から、オーキシンの偏り、光受容体フォトトロピン、運び役PIN3まで、論文や学会の資料でたどる。
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ジャガイモは、どこから きたの? ── 山の 上から せかいへ
夜に凍らせ昼に解かす保存食チューニョから、カナリア諸島経由のヨーロッパ、疑われたあとの広まり、長崎に来た日本での名前まで。ジャガイモの長い旅を資料でたどる。
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むらさきキャベツの しるは、どうして すを 入れると いろが かわるの?
紫キャベツの汁に酢を入れると赤っぽく、アルカリ性の液だと青緑になる。色素アントシアニンが形を変える仕組みを資料でたどり、アサガオやアジサイの花の色まで広げる。
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つるは めも てもないのに、どうして まきつけるの?
目も手もないつるが、どうやって支えを見つけて巻きつくのか。先端で円を描く動き、触れた側と反対側の成長のちがい、巻く向きは地球の自転と関係がないことまでをたどります。
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目も みみも ない しょくぶつは、どうして 上と 下が わかるの?
目も耳もない植物が、根は下へ、茎は上へ伸びるのはなぜか。ダーウィンの根の先切り、細胞の中で沈む重い粒、2023年に報告されたLZYタンパク質、宇宙での育ち方をたどる。
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さくらが さいた日は、だれが どうやって きめるの?
「桜が開花しました」は、誰がどうやって決めているのか。気象庁が標本木の花を目で数える決まりと、1953年から開花日が10年で約1.1日早まっていること、2021年に観測が減っても桜が残った理由を調べた。
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りくの さいしょの 住人は、だれ?
背骨のある動物が陸に上がるより前、陸にはすでに小さな植物と菌と虫がいた。胞子の化石、根も葉もないクックソニア、石に閉じこめられたライニーの生態系、ヤスデや昆虫の「最古」争いを、化石と分子時計のずれとともにたどる。
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ピーナッツは、どうして 土の 中で できるの?
花は地面の上で咲くのに、ピーナッツの実は土の中にできる。花のあとに何が起きるのか、実をふくらませる合図は何か。農学や植物学の資料をたどる。
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ナッツは ちいさいのに、どうして 栄養が たくさん あるの?
乾いたアーモンドは100gで609kcal、生の栗は147kcal。同じ木の実でここまで差が出るのはなぜか。水分、油1gのエネルギー、種が芽ばえのために蓄える養分から調べたメモ。
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ナッツで 体の ぐあいが わるく なる 人が いるのは、なぜ?
ナッツのアレルギーは、ナッツという名前ではなく、種の中のタンパク質の形に起こる。カシューとピスタチオが似ている理由、くるみが義務表示になった経緯、早く食べ始める試験までを、公的資料と論文でたどる。
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アーモンドと カシューナッツは、木の どこに みのるの?
お店で見るアーモンドとカシューナッツは、木の上ではどんな姿なのか。桃の仲間のアーモンドと、大きな「リンゴ」の先にぶら下がるカシューの実をたどります。
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くりは ナッツ? ピーナッツは ナッツじゃないの?
植物学の「堅果」と、食品の「ナッツ(種実類)」は別のものさし。栗・ドングリ・アーモンド・ピーナッツがどう分かれるのかを整理する。
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ゆうごはんから トマトを ぬいたら、なにが のこる?
1492年より後、大西洋をはさんで作物や家畜が行き来した「コロンブス交換」。ジャガイモ・トマト・トウガラシ・トウモロコシが旧大陸や日本へ、馬・牛・豚・小麦などが新大陸へ渡った道すじを、複数の資料で調べた。伝来年に説が分かれる点は、そのまま並べて書いた。
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蜂が いなく なったら、ごはんは なく なるの?
ミツバチが減っても、ご飯やパンがすぐ消えるわけではない。では、何が困るのか。頼る作物、野生の虫の働き、人が手で受粉する町、減る原因を出典つきでたどる。
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しょうがは、ほんとうに くすりに なるの? ── 「効く」の こたえは ひとつじゃない
しょうが湯で体が温まると、調子がよくなる気がする。でも研究を見ると、「効く」かどうかの答えは症状ごとにちがっていた。妊娠中の吐き気、乗り物酔い、生姜と乾姜の名前、加熱で変わる辛み成分をたどる。
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おちばの 山から、どうして ゆげが 出るの?
冷えた朝に湯気が立つといわれる、川越・武蔵野の農家の落ち葉の山。熱を出す微生物、熱を逃がさない山の大きさと葉のすきま、65℃で止まる仕組み、その熱で苗を育てる踏み込み温床までを、公的機関などの資料でたどる。
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山の うえから、どうして さきに いろづくの?
山の紅葉は、頂上から麓へ順に下りてくる。高いと寒いのは太陽との距離のせいではなく、上昇する空気のふくらみで説明される。100mの高さの差を、東京の平年値で「約2〜3日ぶんの冷え込み」に置きかえる試算をして、下り方が一定でない理由も調べた。
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木は どうして はっぱを おとすの? めを まもる ひみつと、おちばの あたたかさ
木は毎年、せっかく作った葉という「工場」を自分から手放している。離層とホルモンによる落葉のしくみから、冬芽が芽鱗と過冷却で凍らずにすむ理由、落ち葉の山が発酵熱でわずかに暖かくなること、雑木林で人が落ち葉を堆肥にしてきた歴史までをたどる。
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きゅうこんや くさばなは、ふゆを どう すごすの? はなが できる ひみつ
秋に植えたチューリップの球根、枯れて種だけを残す一年草、地上部だけ枯れる多年草。同じ庭で起きる3通りの冬ごしと、寒さが花のスイッチになるしくみ、秋に葉なしで咲くヒガンバナの意外な共通点をたどります。
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ちいさな ごまつぶは、どこから きて、どう そだつの?
日本で使われるゴマの99.9%は輸入。それなのに鹿児島県喜界島では、いまも夏になると「セサミストリート」と呼ばれる天日干しの光景が広がる。小さな一粒の植物としての姿から、世界の主産地、収穫の手間、日本の歴史と自給率の変化までをたどったメモ。
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はっぱは どうして あきに あかや きいろに なるの?
『万葉集』の「もみち」は、多くが「黄葉」と書かれている。赤と黄色は同じ変化の濃いうすいなのか。緑の色素はどこへ消えるのか、黄色は夏から葉の中にあったのか、赤い色素は秋に新しく作られるのか、山の上から色づくのはなぜか、きれいな年と遅くなる紅葉のちがいまでを、論文と気象庁の資料でたどった。
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木の したは、どうして すずしいの?
東京・表参道の路面は、日なたで約44℃、街路樹の日陰で約29℃と、約15℃の差があった。木は何をして、街を冷やすのか。日陰、葉から水が出ていく蒸散、気温の下がり方を、環境省や気象庁の資料と研究論文でたどる。
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みちに ならぶ 木は、だれの ために うえられたの?
東京・銀座の最初の並木は、うまく育たなかった。では、道に木を並べるのは何のためだったのか。奈良時代の果樹、江戸の街道の松と杉、日光杉並木、車の時代までを、国や自治体の資料でたどる。
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しょくぶつは、どうして あるいて いかないの? うごかない ようで うごく はなし
1880年の本に、キャベツの芽が描いた線の図がのっています。植物は動かないのではなく、ゆっくり動いていました。ではなぜ歩かないのか。根と葉の役割、食べられても生きる体、タネの旅をたどります。
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くだものの ねだんは、どうして かわるの? バナナは かわらなかったのに
東京の値札の表では、バナナは55年ほとんど値上がりせず、みかんとりんごは4〜5倍になった。量、天気、木のリズム、作り直せない時間、輸入の道すじから、果物の値段が動くしくみをたどります。
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きんもくせいの においは、どうして あきの はじめに いっせいに するの?
金木犀の花芽は8月上旬にでき、約50日で咲く。香りの材料は花の色素で、その香りはミツバチを遠ざけ、小さなアザミウマを呼ぶという研究がある。トイレの芳香剤の記憶、カツラの落ち葉やぎんなんの香りまで。
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いきものの おおさだけじゃない ── 「せいぶつたようせい」って なに?
世界のバナナのほとんどが、遺伝子型がほぼ同一の「クローン」だと知っていますか。1950年代に絶滅したグロス・ミシェル種、いまキャベンディッシュ種を脅かす新パナマ病、19世紀のアイルランドのジャガイモ飢饉に共通する「遺伝的多様性の欠如」というリスクから、生物多様性が種の数だけでなく生態系・種・遺伝子という3つのレベルを持つ概念であることをたどる。
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神社の うらの もりは、どうして のこったの?
神社の裏だけ、大きく古い木が残っていることがある。明治政府の神社合祀政策で全国の社寺林が大量に伐採されかけたが、粘菌学者・南方熊楠の反対運動が国を動かした。都市に残る小さな自然の意味をたどった。
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イチョウは、なぜ 町に 多いの?
秋になると、道に落ちた銀杏(ぎんなん)のにおいが鼻をつく。イチョウは、なぜこんなに街路樹として多いのだろう。恐竜がいた時代から生き延びてきた「生きた化石」という正体、1923年の関東大震災で周りが焼け落ちる中で燃え残った「震災イチョウ」の実話、火に強いことから街路樹に選ばれていった経緯、東京都のマークが実はイチョウの葉ではないという意外な公式見解、銀杏があの独特のにおいを放つ理由、そして食べ過ぎると中毒を起こす銀杏の危うさまでをたどった。
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バナナは「木」じゃ ない? くきの ひみつ
バナナの実を支える太いみきを輪切りにしても、年輪は出てこない。種のないバナナが吸芽でクローンのように増える仕組みと、それがかつて世界のバナナをほぼ壊滅させたパナマ病、今も広がる新パナマ病、そして寒い岡山で育てる日本の技術までをたどった。
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なんで 国に よって、たべる ものが ちがうの?
世界でいちばん多く作られている作物は、実はお米ではない。気候の境界線、大航海時代の食物交換、日本の給食史、そして「イネ理論」まで、主食の世界をたどった。
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ミツバチは、なぜ 花の みつを はちみつに かえるの?
花から集めたばかりの蜜はサラサラの水っぽい液体だ。ミツバチが羽で扇いで水分を飛ばし、酵素で糖を分解して、はちみつに変える。ニホンミツバチだけが持つ天敵を熱で退治する特技には、意外な代償もあった。
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どうぶつや しょくぶつは、なぜ どくを もつの?
オーストラリアに住むカモノハシのオスは、後ろ足に毒のあるトゲを持つ。毒というとヘビやクモを思い浮かべるが、カモノハシは哺乳類。この毒の主な役割は、天敵からの防御でも狩りでもなく、オス同士の争いの武器だった。venomとpoisonの違い、コブラが自分の毒に平気な理由とマングースの収れん進化、ほかにも毒を持つ哺乳類・鳥、そして植物の毒までをたどりました。
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コーヒーは、だれが のみはじめたの?
コーヒーは誰が、いつごろから飲み始めたのか。苦いのに大人が好きになる理由、ホット・アイス・エスプレッソなどの飲み方、豆の種類と産地、焙煎で味が変わるわけ、ドリップなどの淹れ方を、業界の解説・政府の報告・論文で確かめました。
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まちに のこった 森は、どうして「島」と いわれるの?
明治神宮の森は1920年に人が植えた人工林です。造営当初365種12万本が、いま234種3万6千本。街の緑を「島」として見ると、なぜつなぐ必要があるのかが見えてきます。