1. 「かぜ」を ひくと、体の どこが どう なるの?
1. 「かぜをひいた」とき、体のどこで何が起きているのか
1. かぜ症候群 ── 上気道の急性炎症という「症状のまとまり」
のどが いたい。はなみずが でる。そんな とき、「かぜ、ひいたかも」と 言いますね。
この とき、はなから のどの おくまでの 空気の とおりみちに、きゅうな えんしょうが おきて います。こう いう ようすを まとめて、「かぜしょうこうぐん」と よびます[1]。
ほとんどの 人が 一どは かかる、ふつうの びょうきです[1]。しょうじょうは、かかってから 二日から 三日で いちばん つよく なり、一しゅうかんより 前に なおる ことが おおいと いわれます[2]。
では、この ようすを おこして いる ものの しょうたいは、なんでしょう。
のどが痛い朝に起きていること
朝起きたら、のどがいがいがして鼻水が出る。そんなとき、多くの人は「かぜをひいたかな」と言います。日本呼吸器学会の説明では、かぜ症候群は、鼻の穴からのどの奥までの空気の通り道(上気道)に起こる急性の炎症による症状の総称です。健康な人の大半がかかる、ごく普通の病気だとされています[1]。
ピークは2〜3日、多くは1週間たらず
CDCによると、かぜの症状は感染から2〜3日でいちばん強くなり、多くは1週間たたないうちに治ります[2]。中心になるのは鼻水・鼻づまり・のどの痛みで、熱・頭痛・だるさを伴うこともあるそうです[2]。
ここで引っかかるのは、「かぜ」が病名というより、症状のまとまりにつけられた名前だということです。同じ「鼻水とのどの痛み」でも、その奥にいる相手が毎回同じとは限りません。では、何が起こしているのでしょうか。
日本呼吸器学会は、かぜ症候群を、鼻腔から喉頭までの上気道に起こる急性炎症による症状を呈する疾患と定義している。健常な人の大半が罹患する、ごく普通の疾患だという[1]。ここでいう「症候群」は、ひとつの原因で決まる病気ではなく、同じような症状のまとまりに付けられた名前である、と読める。
経過については、CDCが、症状は感染後2〜3日でピークに達し、通常は1週間未満で治ると述べる。症状の中心は鼻水・鼻づまり・咽頭痛で、発熱・頭痛・倦怠感を伴うこともある[2]。つまり、かぜでも熱が出ることはある。この点は、後でインフルエンザと比べるときに効いてくる。
では、「症状のまとまり」の裏には、どんな原因が並んでいるのか。
2. かぜの もとは、一つ だけじゃ ない
2. かぜの原因は1種類ではない ── ウイルスだけでも200種以上
2. かぜの原因にはウイルスが200種以上
かぜの もとに なる ちいさな ものの うち、八から九わりは ウイルスだと いわれます[1]。のこりは、マイコプラズマなどの ばいきんの こともあります。
その ウイルスにも、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなど、いろいろな なかまが います[1]。ぜんぶで 二百しゅるいより おおいと、アメリカの CDCは 言います[2]。
「雨」の ことを 思いだして ください。こさめも、ゆうだちも、どしゃぶりも、ぜんぶ 「雨」と よびます。「かぜ」も 同じで、いろいろな ものを まとめた 名まえです。
ただし 本当は、雨は てんきの 話で、かぜの もとは ウイルスと いう ちいさな もの。たとえ話は そこまでです。
では、インフルエンザも、「かぜ」と おなじ ものなのでしょうか。
ウイルスが8〜9割。でも、その中身がばらばら
日本呼吸器学会は、かぜ症候群の原因微生物の80〜90%がウイルスといわれる、と説明しています。原因として多いのはライノウイルスとコロナウイルスです。そのほかに、RSウイルスやパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなども原因になります[1]。残りには、マイコプラズマなどの細菌が原因になる場合もあります。
この「80〜90%」は、原因のうちウイルスが占める割合です。ライノウイルスだけの割合ではありません。
数えると200を超える
CDCは、かぜを起こしうる呼吸器ウイルスは200種以上あり、アメリカではライノウイルスが最も多い原因だと述べています[2]。「最も多い」は、アメリカについての記述です。
雨にたとえると、小雨も夕立も土砂降りも、みんな「雨」と呼びます。「かぜ」も、鼻やのどに急な症状が出る状態をまとめた名前で、その中に、いろいろなウイルスがいます。ただし、雨は天気の話で、かぜの原因はウイルスという別の話です。たとえはここまでです。
では、インフルエンザも「かぜ」の1つとして数えてよいのでしょうか。
原因微生物は、日本呼吸器学会によれば80〜90%がウイルスである。多いのはライノウイルスとコロナウイルスで、その次にRSウイルスやパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが挙がる。ウイルス以外では、マイコプラズマなどの細菌が原因のこともある[1]。この80〜90%は、原因微生物のうちウイルスが占める割合であって、特定のウイルスの割合ではない。
種類数については、CDCが、かぜを起こしうる呼吸器ウイルスは200種以上あると説明する。アメリカでもっとも多い原因はライノウイルスで、ほかにヒトコロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどが挙がる[2]。「最も多い」はアメリカの記述であり、日本で同じ順位かどうか、割合が何%かは、ここで引いた資料からは言えない。
原因がこれだけ多様なら、「かぜ」という言葉は、複数の原因による症状を、まとめて呼ぶ言葉だと考えるのが自然だ。では、インフルエンザも「かぜ」の1つとして数えてよいのか。
3. インフルエンザは、名前の ある ウイルスの びょうき
3. インフルエンザは、原因のウイルスに名前がついている
3. インフルエンザ ── 特定のウイルス群による感染症
インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」と いう ウイルスが うつって おきる びょうきです[3]。
この ウイルスは、Aがた、Bがた、Cがた、Dがたに 大きく わけられます。大きく はやるのは、Aがたと Bがたです[3]。
インフルエンザは、かぜに にた ようすも おこしますが、かぜとは べつの びょうきです。かぜは 二百しゅるい いじょうの ウイルスが もとに なり、インフルエンザは、名まえの ついた ウイルスの なかまが もとです。ここが、ちがいの ひとつです。
では、体には どんな ちがいが でるのでしょう。
1つの仲間が起こす病気
厚生労働省のQ&Aによると、インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染で起こる病気です。このウイルスはA型・B型・C型・D型に大きく分けられ、大きな流行の原因になるのはA型とB型です[3]。
インフルエンザは、かぜに似た症状も起こしますが、かぜとは別の病気です。200種以上のウイルスが原因になりうる「かぜ」に対して、インフルエンザは、原因になるウイルスの仲間がはっきり決まっています。ちがいの1つは、ここにあります。
A型の中の、さらに細かい分け方
A型は、ウイルスの表面にあるヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の組み合わせで、亜型に分けられます。CDCの説明では、HAは18種類、NAは11種類です[5]。古い資料にはHAが16種類、NAが9種類とあるので、数字を見るときは年代に注意が必要です。
B型は、亜型ではなく系統で区別され、A型より変化がゆっくりだといいます[5]。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染で起こる。厚生労働省は、このウイルスをA型・B型・C型・D型に大別し、大きな流行の原因になるのはA型とB型だと説明する[3]。原因の仲間が200種以上にわたる「かぜ」に対し、インフルエンザは、原因がインフルエンザウイルスという特定の群に定まっている点で、対象の置き方が異なる。インフルエンザはかぜに似た症状を起こすが、かぜの一種ではなく、別の病気として扱われる。
A型は、表面のヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の違いで亜型に分けられる。CDCは、HAを18種類、NAを11種類としている。HA16種・NA9種とする古い資料も残っているため、数字を引くときは更新年を確かめたほうがよい[5]。B型は亜型ではなく系統(lineage)で区別され、A型より変化がゆっくりしている[5]。
原因が違えば、体に現れる様子も違うのか。次は症状を比べる。
4. ようすは、どう ちがうの?
4. インフルエンザは全身に急に、かぜはのどや鼻に出やすい
4. 症状の比較 ── 全身症状の急速な出現と、「多くは」の幅
インフルエンザは、三十八度 いじょうの ねつ、あたまの いたみ、ほねの つなぎめや きんにくの いたみ、体の だるさが、わりあい きゅうに でるのが とくちょうです[3]。のどの いたみや はなみず、せきも いっしょに でます。
ふつうの かぜは、のどの いたみ、はなみず、くしゃみ、せきが 中心です。体ぜんぶの ようすは あまり かわらず、ねつも インフルエンザ ほど たかくない ことが おおいと、国の 資料に あります[3]。
でも、「おおい」と 書いて ある ところが たいせつです。かぜでも ねつの でる 人は いますし[2]、インフルエンザでも、ぜんいんに ねつが でるとは かぎりません[4]。
インフルエンザでも、ほとんどの 人は 数日から 二しゅうかんより 前に よくなります。ただ、おとしよりや、びょうきの ある 人、小さな 子は、おもく なりやすい 人も います[4]。ようすが いつもと ちがう 時は、大人に すぐ 話しましょう。
ところで、インフルエンザだけ、ワクチンを まいとし うちなおすのは、どうしてでしょう。
インフルエンザは、急に、全身に
厚生労働省は、インフルエンザの特徴を、38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身のだるさが比較的急に現れることだと説明します。のどの痛み・鼻水・咳など、かぜと同じ症状も併せて見られます[3]。CDCも、症状は通常突然始まる、と述べています[4]。
かぜは、のど・鼻が中心
同じ厚労省の説明では、普通のかぜの多くは、のどの痛み・鼻水・くしゃみや咳が中心です。全身症状はあまり見られず、発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することもあまりありません[3]。
「多くは」「あまり」に注意
この比べ方は「多くは」「あまり」という言葉つきの話です。かぜでも、熱が出る人はいますし[2]、インフルエンザでも全員に熱が出るわけではありません[4]。症状だけで見分けられるとは限りません。
インフルエンザも、ほとんどの人は数日から2週間未満で回復します。ただ、肺炎などの合併症が起こることがあり、65歳以上の人、持病のある人、妊婦、5歳未満の子は重くなりやすいとCDCは説明します[4]。いつもと様子がちがうと感じたら、おうちの人や医療機関に相談してください。
では、毎年ワクチンを受け直すのは、なぜでしょうか。
厚生労働省は、インフルエンザの特徴を、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感が比較的急速に現れることとし、咽頭痛・鼻汁・咳といった普通のかぜと同じ症状も併せて見られるとする[3]。CDCも、症状は通常突然始まると述べる[4]。つまり「急に始まる全身症状」が、インフルエンザの目印とされている。
これに対し、普通のかぜは、咽頭痛・鼻汁・くしゃみ・咳が中心で、全身症状はあまり見られず、発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化もあまりない、と同じ資料は書く[3]。ただし、この記述は「多くは」「あまり」と幅をもたせてある。かぜでも発熱を伴う場合があり[2]、インフルエンザでも発熱が必ず出るわけではない[4]。症状の組み合わせは手がかりであって、確定の基準ではない。
経過と重さにも幅がある。CDCによれば、インフルエンザもほとんどの人は数日から2週間未満で回復するが、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎、心筋炎、脳炎、敗血症などの合併症が起こりうる。65歳以上、持病のある人、妊婦、5歳未満の子は重症化しやすい[4]。
症状に加えて、インフルエンザには、ウイルスそのものの変わり方という特徴がある。
5. まいとし ワクチンが ちがう わけ
5. インフルエンザウイルスは、毎年少しずつ変わる
5. 抗原性の小変化と、毎年のワクチン・世界的大流行
Aがたの インフルエンザウイルスは、せいしつを ちいさく かえながら、まいとし 世界じゅうで はやります[3]。
だから、はやりそうな ウイルスを よそくして、ワクチンが つくられます。きょねん うった 人も、今年は どうするか 考えます[3]。
ともだちが まいとし かみがたを かえると、一どしか 会って いない 人には、だれだか わからなく なりますね。体の まもる ちからも、ウイルスの 「顔」が かわると、ひっかかりにくく なります。ただし これは たとえ話で、本当の しくみは もっと こまかい です。
もうひとつ。世界じゅうで 大きく はやる ことが しられて いるのは、Aがただけです。人に うつる あたらしい Aがたが あらわれて、まだ 多くの 人が まもる ちからを もって いない ときに おこります[5]。
では、かかった ときの くすりや、うつらない ための ことは、どう なって いるのでしょう。
去年のワクチンで、今年も安心とは限らない
厚生労働省のQ&Aによると、A型は、原因ウイルスの抗原性(体の免疫が見分ける目印)を小さく変えながら、毎年世界中で流行しています。流行すると予測されたウイルスでワクチンが作られるので、昨年接種した人でも、今年の接種を検討するのだと説明されています[3]。
友だちが毎年髪型を変えると、1回しか会っていない人には誰だか分からなくなります。体の免疫が、ウイルスの「顔」を見分けにくくなる様子も、少し似ています。ただし、これは分かりやすくするためのたとえで、実際の仕組みはもっと細かいものです。
世界的な大流行を起こすのはA型だけ
CDCによると、世界的な大流行(パンデミック)を起こすことが知られているインフルエンザウイルスはA型だけです。人にうつる新しいA型が現れ、多くの人に免疫がないときに起こります[5]。B型は、A型より変化がゆっくりです[5]。
変わるウイルスを相手にするとき、薬や予防の考え方はどうなるのでしょうか。
厚生労働省は、A型について、原因ウイルスの抗原性が小さく変化しながら毎年世界中のヒトの間で流行していると述べる。ワクチンは、流行が予測されたウイルスを用いて作られるため、昨年接種した人も今年の接種を検討することになる[3]。抗原性とは、免疫が見分ける目印の性質のことで、これが少しずつ動くと、前年の免疫が、今年のウイルスに合いにくくなる場合が考えられる。毎年の更新は、この性質への対応である。
この変化の速さは型によって違い、B型はA型より変化がゆっくりしている[5]。毎年のワクチンの話は、まずA型の小さな変化を前提にしたものとして読むのが、資料に沿った読み方である[3]。
世界的大流行についても、CDCは、パンデミックを起こすことが知られているのはA型だけだとする。条件は、人にうつる新しいA型が現れ、多くの人に免疫がないことである[5]。「毎年の小変化」と「まれな大変化」は、別の話として区別して読む必要がある。
変わりつづけるウイルスと、種類の多いかぜのウイルス。薬と予防は、それぞれにどう向き合うのか。
6. くすりと、うつらない ための こと
6. 薬は効く? うつらないためにできること
6. 抗菌薬の位置づけと、飛沫感染への備え
ウイルスの かぜには、ばいきんを やっつける 「こうきんやく」は きかないと、日本こきゅうき学会は 書いて います[1]。やすんだり、水や たべものを とったり しながら、よく なるのを まつ ことが おおいです。つらい ときは、おうちの 人に そうだん しましょう。ねつや はなみずを やわらげる 手当ては あります[1]。
ただ、ばいきんが げんいんの ときは、こうきんやくが ひつようです。どちらかは、おいしゃさんが 見て きめます[1]。
どちらの びょうきも、せきや くしゃみの しぶきで うつります[1][3]。インフルエンザは、ようすが 出る 前の日から ようすが 出た 後の 三日から 七日ほど、はなや のどから ウイルスが 出ます[3]。
ふせぐ きほんは、そとで マスク、かえったら 手を あらう こと、せきや くしゃみは、ティッシュや ふくで 口と はなを おおう こと[1]。日本で はやるのは、れいねん 十二月から 三月ごろと、国の 資料には あります[3]。
抗菌薬は、ウイルスには効かない
日本呼吸器学会は、ウイルス性のかぜ症候群なら、安静と水分・栄養の補給で自然に治るので、ウイルスに効かない抗菌薬は不要だと説明しています。そのうえで、鼻水や熱をやわらげる対症療法が行われます[1]。かぜの原因は細菌のこともあるので、扁桃に細菌感染を疑う分泌物があるときなどは、抗菌薬が必要になることもあります[1]。どちらなのかは、診察した医師が判断します。
どちらも飛沫でうつる
かぜは、患者のくしゃみなどで飛び散った飛沫を介して、ウイルスが気道に入り、粘膜に付着して増えることから始まります[1]。インフルエンザの主な感染経路も、咳やくしゃみの飛沫による飛沫感染です。発症の前日から発症後3〜7日ほど、鼻やのどからウイルスが出るとされ、日本の流行の時期は、厚労省Q&A(令和6年度版)では例年12〜3月と説明されています[3]。
日本呼吸器学会が示す予防の基本は、外出時のマスク、帰宅後の手洗い、咳エチケット(くしゃみは鼻と口をティッシュや衣服で覆う)です[1]。
日本呼吸器学会は、ウイルス性のかぜ症候群は安静と水分・栄養補給で自然に治癒するため、ウイルスに効果のない抗菌薬は不要で、鼻汁や発熱を和らげる対症療法を行うと述べる[1]。ここでも「かぜは原因が複数」という前提が効いている。細菌が原因のこともあるため、扁桃に細菌感染を疑う分泌物がある場合などには、抗菌薬が必要になることがある[1]。ウイルスか細菌かは医師が診察して判断する、という整理である。
感染の入口は共通している。かぜは、患者のくしゃみなどの飛沫を介してウイルスが気道に入り、粘膜に付着して増殖するところから始まる[1]。インフルエンザの主な経路も咳・くしゃみによる飛沫感染で、発症前日から発症後3〜7日間は鼻やのどからウイルスが排出される。そのため、発症前の時点でも他の人にうつしうる、と読める。日本の流行シーズンは、厚労省Q&A(令和6年度版)では例年12〜3月とされる[3]。
予防の基本は、外出時のマスク、帰宅後の手洗い、咳エチケットで、いずれも飛沫を入口とする点に対応している[1]。
「かぜ」の 中みを、ことばに して みよう
「かぜ」の中身を、症状の言葉に言いかえてみる
「かぜ」を症状の言葉に分け、原典に当たる
つぎに 「かぜっぽいな」と 思った とき、ことばに して みましょう。いつから? きゅうに なった? どこが いたい? ねつは あるかな? 体温計が あるなら、はかって みます。
この 四つを 言えると、おうちの 人や おいしゃさんに つたえやすく なります。ようすが いつもと ちがう 時は、がまんしないで、まわりの 大人に 話しましょう。
しらべるなら、日本こきゅうき学会の 「かぜ しょうこうぐん」や、厚生労働省の 「インフルエンザQ&A」が 日本語で 読めます。
今日できること:次に「かぜっぽい」と感じたら、「いつから」「急に始まったか」「どこが痛いか」「熱は何度か」を言葉にしてみましょう。「かぜ」という1語を、症状の言葉に分けるだけで、体の様子が自分でも整理しやすくなります。医療機関で話すときの手がかりにもなります。体温計を使うときは、おうちの人と一緒に。
公式情報:日本呼吸器学会「かぜ症候群」と、厚生労働省「インフルエンザQ&A」は日本語で読めます。この記事は医療の助言ではなく、診断や薬の相談は医師などの専門家にしてください。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
出典について:日本呼吸器学会・厚生労働省・米国CDCの公的な説明を使った。何に使ったかは、それぞれの項目の最後に書いている。
- 日本呼吸器学会「かぜ症候群」。https://www.jrs.or.jp/file/disease_a01.pdf (かぜ症候群の定義、原因ウイルス、抗菌薬、予防の基本について)
- CDC「Common Cold (About)」。https://www.cdc.gov/common-cold/about/index.html (かぜの原因ウイルスが200種以上であること、症状の経過について)
- 厚生労働省「インフルエンザQ&A」。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html (インフルエンザウイルスの型、症状、感染経路、毎年のワクチンについて)
- CDC「Flu Signs and Symptoms」。https://www.cdc.gov/flu/signs-symptoms/index.html (インフルエンザの症状の始まり方と、重くなりやすい人について)
- CDC「Types of Influenza Viruses」。https://www.cdc.gov/flu/about/viruses-types.html (A型の亜型の数、B型の変化、世界的大流行について)
なおした ところ
更新履歴
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