#遺伝・微生物
遺伝子や、目に見えないほど小さな生きものについての「気になる」を集めました。
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にがいって かんじるのは、ひとに よって ちがうの?
同じ薬品を、強く苦いと言う人と、味がしないと言う人がいる。苦味のセンサーは人で約25種しかないのに、何千もの苦いものを見つけられるのはなぜか。人ごとの差の研究の見直し、竹を食べるキツネザルやイルカの例から分かる。
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いたみを かんじない 家ぞくの 遺伝子の けんきゅうで みつかった、神経の 信号を つくる ちいさな 門
生まれつき痛みを感じない家族の遺伝子から、神経の信号を生む小さな「門」が見つかった。イカの実験、フグ毒や麻酔薬、2025年に米国で承認された新しい鎮痛薬までが分かる。
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しろい おこめは、どうして しろいの?
調べた白米品種の97.9%が、同じ1か所の遺伝子の欠失をもつと報告されている。赤かった野生のイネは、なぜ白くなり、種が落ちなくなったのか。色・種の落ちにくさ・立ち姿の変化と、起源地をめぐる見方の分かれ方が分かります。
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はくしゅも できなかった こうえん ── けっかくの きんは どう 見つかったの?
コッホの講演を聞いた医師たちは、拍手もできなかったと伝えられる。見えないほど小さな結核菌を、茶色の中の青という色の工夫と、およそ半年の培養でどう見つけ、「原因だ」と示したのかが分かります。
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彼岸花は、どうして 種では なく 球根で ふえるの?
日本の秋のあぜ道を染める赤い花は、ほぼ同じ球根の分身と考えられている。花は咲くのに、なぜ種がほとんどできないのか。まれにできた種が花になるまでの5年と、人が球根を運んだという推定から、その理由が分かります。
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寒天は、ところてんの ひものって ほんとう?
寒天は、ところてんを夜の寒さで凍らせては溶かし、約20日かけて水分を抜いたもの。いわば「ところてんの干物」です。なぜ凍らせるのか、なぜ諏訪で作られてきたのか。台所の寒天が細菌を育てる研究室の道具になった話と、寒天に残る意外な成分の話が分かります。
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がんを ふせぐ ために 止まった 細胞は、年を とると どうして がんを たすける ことが あるの?
がん化しかけた細胞に、体はわざと「止まって」もらう。ところがその止まった細胞は、年をとると体にたまり、周りのがんを助ける面も見せる。なぜ二つの顔を持つのか、マウスで取り除くとどうなったのかが分かります。
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手を あらうと いのちが たすかった のに、どうして みんなは しんじなかったの?
同じ1854年に、ロンドンの医師は「水がコレラを運ぶ」と考え、フィレンツェの医師は顕微鏡でコレラの菌を見つけた。どちらも今では正しいとされるのに、なぜ広く受け入れられなかったのか。手洗い・コレラ・ピロリ菌の3場面から、その手がかりが分かります。
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もものは、アーモンドが かわった ものなの?
ダーウィンは、モモはアーモンドが変化したものではないかと考えたと紹介される。片方は果肉、片方は殻の中の種子を食べるのに、なぜか。分類・ゲノム・雑種の3つの手がかりから、近い仲間と言える理由と、食べる所が正反対になった手がかりが分かります。
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土の中の 小さな 生きものは、落ち葉を ほんとうに 食べて いるの?
落ち葉を食べて土に変える虫の代表とされてきたトビムシ。ところが京都のヒノキ林では、多くのトビムシが落ち葉より新しい炭素を食べていた、と2021年に発表されました。では落ち葉を土に変えているのは誰なのか。菌類、小さな動物、ミミズの受け持ちが分かります。
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うまの 胃は ちいさいのに、くさを どうやって こなすの?
ウマの胃は、消化管全体の1割に満たないとされる。草をこなすのは、体の後ろの大きな部屋にすむ微生物。ウシとはちがう「量で補う」作戦と、子ウマがふんを食べる理由の推測が分かります。
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くすりが きかない 菌は、どうして ふえるの?
薬が効かない菌は、薬が菌を変えたのではなく、薬で生き残った菌が増え、その耐性が菌どうしで受け渡されて広がる。受け渡しを最初に示したのは日本の赤痢の研究だったという総説を手がかりに、WHOなどの資料で今の広がりを確かめる。
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はちみつは、どうして くさらないの?
糖のかたまりのようなはちみつに、なぜカビも菌も育ちにくいのか。水の少なさ、酸性、ミツバチの酵素が作る過酸化水素の3つと、水が入ると発酵する理由が分かる。
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ぎゅうにゅうの ひづけは、だれが きめて いるの?
牛乳パックの日付の日数は、国が決めた数字ではなく、作る会社が試験をして決めているとされる。その日数に持たせる「余裕」の考え方は、2025年3月に「1に近づける」方向へ見直された。試験の中身、殺菌で日持ちが変わる理由、開封後は別ものであることが分かる。
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はだや かみの 色は、どうして ひとに よって ちがうの?
肌の色を作る細胞の数は、色がちがう人どうしでもほぼ同じとされる。では、色のちがいは何で決まるのか。色素の種類、日ざしの強さ、多くの遺伝子から、肌と髪の色の理由が分かります。
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くせ毛と まっすぐな かみは、なにで ちがうの?
アイロンで伸ばした髪も、しばらくするとくせが戻る。ヨーロッパでは、もとはカールが多く、あとから直毛が広がったと研究者が説明した例もある。髪の形は何で決まるのか。毛根の形と、複数の遺伝子、集団ごとの違いから分かる範囲が分かります。
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まめを 食べると、おなかが はるのは なぜ?
豆を食べるとおならが増えると言われるが、そのガスは豆でも自分の体でもなく、大腸の細菌がつくるとされる。人には豆の糖を切る酵素がなく、糖はそのまま大腸へ届く。ただし全員が苦しくなるわけではなく、ゆでて減るかも豆の種類しだい。論文と医学書から、豆のガスの仕組みと限界が分かる。
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遺伝りつ 0.8って、なんの 8わりの こと?
身長の遺伝率は約0.8と報告されているのに、日本人の平均身長は戦後に10cmほど伸びたとされる。8割が遺伝なら、なぜ伸びたのか。遺伝率が何の割合なのか、環境で変わるのか、集団どうしの差の原因を教えるのかが分かります。
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赤しおなのに、海の 色は ちゃいろ?
東京都の記録では、2024年度の赤潮の代表例の水の色は、赤ではなく茶色でした。赤くないのになぜ赤潮と呼ぶのか。数日で消える赤潮を、どう見つけるのか。海の上は酸素たっぷりなのに、底が酸欠になるのはなぜか。東京都や千葉県の資料から分かります。
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まめを かぞえた ひとは、「まざらない」ことを どう 見つけたの?
丸い豆としわの豆をかけ合わせると、子の代は全部が丸くなる。消えたしわは孫の代に、ほぼ3対1で戻ってくる。修道院の庭でエンドウを数えたメンデルの比、35年ほど眠った論文、1900年の再発見、のちに見えた例外が分かります。
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せんたくの あわだった 水は、どうして きれいに なるの?
1967年の多摩川には、洗剤の泡が消えずに残っていた。いまの川では見ない。洗濯で泡立った水は、どうやって泡を残さない水になったのか。洗剤の作り替え、処理場の微生物、琵琶湖を守った人たちの動きから分かります。
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トンボは、めで なにを 見て いるの?
トンボの目には、色を感じる遺伝子が15種類以上、ギンヤンマでは33種類もある。なぜそんなに要るのか。青空を背にした小さな点を見つけ、群れから1匹を選び、先回りして追うしくみと、仲間を見た目で見分けるときの限界が分かる。
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とりの くちばしは、どうして とりごとに かたちが ちがうの?
木靴のような形のくちばしをもつ鳥もいれば、先が交差した鳥もいる。なぜ種ごとにこんなにちがうのか。食べ方との結びつき、遠い仲間でも似る傾向、形にかかわる遺伝子が分かる。
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ちいさな クラゲは、どうして あかちゃんの すがたに もどれるの?
大人になったクラゲが、赤ちゃんに近い姿のポリプへ戻ることがある。体の中では何が起きているのか、遺伝子を比べると何が見えたのか、「不老不死」と呼ばれる条件と限界まで、分かっていることと分かっていないことを整理する。
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あかちゃんの ききては いつ きまるの?
おなかの中の10週で、右腕を多く動かす胎児が多いと報告されている。ところが生後6〜14か月に毎月調べた38人では、6割が手の好みを示さなかった。利き手はいつ、どう固まるのか。胎児期から幼児期までの流れと、遺伝の割合が分かる。
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しょうゆは 黒いのに、赤い色って ほんとう?
黒っぽく見えるこいくちしょうゆを、業界団体は「透明感のある赤橙色」と説明する。その色は熟成中の糖とアミノ酸の反応、香りは約300種類の成分と微生物の働きから生まれる。色の主役メラノイジンは、構造がまだ分かっていない。
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みそは どうして ながもち するの?
味噌と同じ12%の塩の寒天では、大腸菌は止まらなかった。長野県の高校生の実験だ。では味噌の中では、塩、塩に強い微生物、麹の酵素が、どう分担して長持ちを支えているのか。
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なっとうは、どうして 糸を ひくの?
納豆の糸は、納豆菌が増えるのをやめてからつくる、グルタミン酸の長い鎖。研究者は、これを食料不足の前の「備え」ではないかと考えている。糸の正体、つくる時期、糸を減らした納豆までをたどる。
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ひやけを すると、どうして はだが くろく なるの?
日焼けで赤くなった肌は、数日後に黒くなる。赤と黒は別々の反応で、黒さは傷ついたDNAが出す合図にメラノサイトが応えた結果と報告されている。その守りは、SPF4程度と小さいという。
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ほくろは どうして できるの? ── 色を つくる さいぼうの ひみつ
調べたほくろの多くに、皮膚がんでも見つかる遺伝子の変化があったという研究がある。それでもほくろは、なぜ大きくなりすぎずに止まるのか。色を作る細胞、できる時期、紫外線や体質との関わり、気をつけるめやすまでをたどる。
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つむじは いつ、どうして できるの?
「つむじの向きは利き手と関係する」という有名な話は、1,212人を調べた研究で関連が見つかりませんでした。つむじはいつ、何で決まるのか。胎児期の成り立ちと遺伝、地域による割合の読み方を研究からたどります。
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おならの ガスは、どこから 来るの?
おならは、健康な人でも1日に十数回出るとされる。そのガスの出どころは、飲み込んだ空気と、大腸の細菌がつくるガスの二つ。割合は資料で食い違い、においの主役はごく一部の成分らしい。公的機関と医学書の解説から整理する。
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みみあかは、どうして でるの? なんの ために あるの?
耳あかが乾いているか湿っているかは、遺伝子のたった1文字の違いで決まると報告されている。そもそも耳あかは、なぜできるのか。耳の中を守る役目と、自然に外へ出るしくみを見ていく。
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牛の 胃は、どうして 4つ あるの?
牛の胃は4つの部屋に分かれているのに、胃液を出す本物の胃は1つだけ。草の繊維を分けているのは、第一胃にすむ微生物だ。4つの部屋の役割と、牛が何度も草をかみ直す理由を、畜産や栄養学の資料からたどる。
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パンの カビは、どうして いろが かわるの?
白いふわふわが、数日で青緑や黒に変わるのはなぜか。色の正体は多くの場合、胞子の色。クロパンカビの白い球が黒くなる様子や、色素が胞子を守る働き、見えるところを除いても食べない理由をたどる。
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てのひらや あしのうらには、どうして けが はえないの?
手のひらと足のうらには、毛がありません。毛が「生えない」のか、毛を「生やさない」ようにしているのか。マウスの研究で見つかった、毛づくりの合図を止める仕組みをたどります。
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ごせんぞの 草は、どうして かたい 実を つけて いたの?
石のように硬い殻に包まれた、ほんの数粒の実。トウモロコシの祖先は、メキシコの野生の草でした。遺伝子と遺跡の穂軸の両方から、今の姿になるまでをたどります。
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しらがの ひみつ ── かみに 色を いれる さいぼうの「よび」は どこに いるの?
白髪の毛穴では、髪に色を入れる細胞が働いていない。その「予備」の細胞はどこで待っていて、なぜ減るのか。加齢、ストレス、がんとの関係まで、研究の報告をたどる。
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タツノオトシゴは、どうして オスが あかちゃんを うむように 見えるの?
赤ちゃんを産むのはオス。でも卵を産むのはメス。オスの袋の中で何が起きるのか、胎盤に似た働きや産む筋肉、免疫の遺伝子の変化、「なぜオスなのか」の手がかりまで、論文や大学の発表をつき合わせてたどる。
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家の 下の タンクで、水は どうやって きれいに なるの?
家の下や庭にうまっている浄化槽の中では、空気を好む微生物と嫌う微生物が分担して水をきれいにしている。3つの槽のしくみと、流れ出る汚れが約8分の1になる合併処理、微生物が元気に働ける環境を整える保守点検の仕事をたどる。
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あいの はっぱの 山は、どうして あつく なるの? ── すくもづくりの おはなし
積んだ藍の葉に水をかけると、4〜5日で山が65〜70℃になる。その熱を約100日世話して「すくも」をつくる藍師の1年と、吉野川・藩・藍商とともに栄えた阿波藍の歴史を、資料でたどる。
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ヒラメや カレイの 目は、どうして 同じ がわに あるの?
生まれたてはふつうの魚の顔なのに、ひと月ほどで片方の目が反対側へ動くヒラメとカレイ。骨や脳や遺伝子の研究、途中で止まった約5000万年前の化石、例外のヌマガレイまでをたどります。
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すいかの しまもようは、なんの ために あるの?
スイカの縞は、なぜあるのでしょうか。2007年に専門の学会へ寄せられた疑問には、確定的な答えが出ませんでした。縞の正体、遺伝、鳥への目印説、江戸時代の絵をめぐる食い違いを、資料をつき合わせてたどります。
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コアラは どうして、どくの ある はっぱを 食べられるの?
ユーカリの葉には毒や食べにくくする成分がある。それでもコアラが毎日食べられる背景を、解毒の遺伝子が増えていること、肝臓の代謝力、葉を選ぶ食べ方、ゆっくりした暮らしからたどる。
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おなじ へやに いるのに、じぶんだけ かに さされるのは なぜ?
同じ部屋にいても、蚊によく寄られる人がいるのは気のせいか。遺伝・皮膚の細菌・お酒・血液型という説明を、研究ごとの証拠の強さとあわせてたどる。
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パンの 中の あなは、なにが あけたの?
パンの断面の穴は、焼く前の生地の中にあった泡の跡。泡を作る酵母、逃がさず抱えるグルテン、焼いて形を決める熱。3つの役を資料をつき合わせてたどります。
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赤い りんごは、みんなに おなじ 赤に 見えて いるの?
赤いりんごは、みんなに同じ赤に見えているのか。網膜の3種類の錐体の反応のくらべ方、X染色体に並ぶ赤と緑の遺伝子、男性に多い理由、2017年の「色覚多様性」の提案、学校での配慮をたどる。
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おなじ せんたくものが、ある日は すぐ かわき、ある日は かわかないのは?
同じ洗濯物が、晴れの日は数時間で乾き、雨の日は一日たっても乾かないのはなぜ? 蒸発・湿度・風の関係と、乾くのが遅い部屋干しでにおいが出る理由を、公的機関やメーカーの資料でたどります。
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かゆいところを かくと、どうして もっと かゆく なるの?
かくと一瞬楽になるのに、あとで余計にかゆくなるのはなぜか。かゆみだけを消したマウスの実験や、かくことの得と損を、公的資料と論文の紹介記事から整理する。
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つるは めも てもないのに、どうして まきつけるの?
目も手もないつるが、どうやって支えを見つけて巻きつくのか。先端で円を描く動き、触れた側と反対側の成長のちがい、巻く向きは地球の自転と関係がないことまでをたどります。
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同じ 部屋なのに、くしゃみが 出る 子と 出ない 子が いるのは なぜ?
同じ部屋のホコリを吸っても、くしゃみが出る人と出ない人がいる。ホコリの中身、ダニの量と「感作」、感作しても症状が出ない人、双子の研究の数字から、個人差のなぞをたどる。
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セイウチには なぜ 耳たぶが ないの? ── なかまの アシカには あるのに
セイウチは、DNAを使った研究ではアシカに近い仲間とされるのに、アシカにある耳たぶがない。姿と血縁の食い違いから、耳たぶを失った理由の有力な説明と、耳たぶなしの聞こえ方をたどる。
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魚が どろくさく なるのは なぜ? ── 水の においを 追いかけて みよう
湖や川の魚が泥くさくなることがあるのはなぜか。水の中の小さな生きものが作るにおいの物質が、魚の鰓から入って脂肪にたまる。出荷前にきれいな水で抜く方法と、浄水場の活性炭、大分市の2014年の事例をたどる。
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はなが むずむずするのは、たいが まちがえるから?
花粉やそばのように害の少ないものに、体はなぜ強く反応するのか。IgE抗体とマスト細胞の仕組みと、40年以上正体不明だった「レアギン」を突き止めた石坂夫妻の話、増加の理由をめぐる今の研究をたどります。
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ワクチンの もとの ことばは、なんと 「うし」?
「ワクチン」の語源は牛。わざと軽くかからせる人痘法から、ジェンナーの牛痘、パスツール、日本の種痘所、天然痘の根絶までをたどる。
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おなかの なかで、あかちゃんは どうやって いきを して いるの?
おなかの中の赤ちゃんは、どうやって酸素や栄養をもらうのか。血が混ざらないまま物質だけがやりとりされる胎盤のしくみと、抗体・ホルモン、赤ちゃんと同じ受精卵からできる不思議をたどる。
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からだの 中の 時計は、どうやって 1日を かぞえるの?
体の中に歯車はないのに、どうやって約24時間を数えるのか。19時間と28時間で回るハエの発見から、たんぱく質が自分の遺伝子を止める輪、2017年のノーベル賞までをたどる。
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くさる たべものと、はっこう する たべものは、なにが ちがうの?
ヨーグルトは発酵、置いたご飯は腐敗。どちらも微生物の働きなのに、呼び名が分かれるのはなぜか。においと食中毒の関係、カビの見えない菌糸、期限表示の意味までを、公的な資料でたどる。
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「せいぶんかい」の ふくろは、うみに おちても きえるの?
「生分解性」の袋が、土や海に3年置かれても荷物を運べる状態だった実験がある。生分解性は「一定の条件の下で」の話で、植物由来かどうかとも別の軸だ。定義、分解環境、深海実験、海洋の基準を順に確かめる。
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黒い ガは、どうして ふえて また へったの? ── しんかの おきかた
黒いガは50年足らずで増え、1970年ごろからまた減った。マジェラスの6年間の実験、ダーウィンとウォレス、ガラパゴスのフィンチのくちばし、大腸菌の実験から、進化のしくみを順にたどる。
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おちばの 山から、どうして ゆげが 出るの?
冷えた朝に湯気が立つといわれる、川越・武蔵野の農家の落ち葉の山。熱を出す微生物、熱を逃がさない山の大きさと葉のすきま、65℃で止まる仕組み、その熱で苗を育てる踏み込み温床までを、公的機関などの資料でたどる。
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かんづめは どうして ながもちするの? ── あけるどうぐが なかった 40ねん
ブリキ缶の特許から缶切りの最初の特許まで、約45年。それでも缶が使われたのは、中身が長持ちしたから。理由を知らずに成功した発明家アペール、微生物を示したパスツール、120℃4分の加熱、109年後に調べられた缶詰、賞味期限3年の意味をたどる。
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しおを かけると、たべものは どうして ながもち するの?
塩をふると野菜から水が出るのはなぜか。塩をたくさん使えば、食べ物はずっと腐らないのか。浸透圧と水分活性から、塩や砂糖が長持ちさせるしくみを調べ、塩があっても増える菌(腸炎ビブリオ・黄色ブドウ球菌)と、低塩分の塩辛の食中毒の通知まで読みます。
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いきものの おおさだけじゃない ── 「せいぶつたようせい」って なに?
世界のバナナのほとんどが、遺伝子型がほぼ同一の「クローン」だと知っていますか。1950年代に絶滅したグロス・ミシェル種、いまキャベンディッシュ種を脅かす新パナマ病、19世紀のアイルランドのジャガイモ飢饉に共通する「遺伝的多様性の欠如」というリスクから、生物多様性が種の数だけでなく生態系・種・遺伝子という3つのレベルを持つ概念であることをたどる。
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あめが ふる まえの、あの におい の しょうたい
雨が降り出す前に感じる、あの独特な土や緑のにおい。「ペトリコール」という名前がついたのは1964年のこと。ゲオスミンという物質を作る放線菌、雷が生むオゾン、乾いた大地に染み込んだ植物の油、そして2015年にMITが解明した雨粒とエアロゾルの仕組みまでをたどる。インド・カンナウジで何千年も前からこのにおいを香水に閉じ込めてきた職人の話も。
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さいせい いりょうは、どこまで きて いるの?
24個の候補遺伝子から1つずつ減らしていく地道な実験の先に、2006年、山中伸弥と高橋和利が「山中因子」を見つけた。ES細胞との違い、2014年に世界初のiPS細胞由来の網膜移植を行った高橋政代、パーキンソン病治療の治験で2025年に安全性が確かめられた経過、そして残るがん化リスクという課題までを解説した。
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いでんで きまる ことと、きまらない こと
一卵性双生児はDNAがほぼ同じだとされる。でも、指紋はそれぞれ異なる。血液型のように遺伝だけでほぼ決まる性質もあれば、身長のように遺伝と環境の両方が関わる性質もある。1865年に発表されたメンデルの遺伝の法則、親から半分ずつ受け継ぐ遺伝子のしくみ、多くの双子が協力した研究から分かってきた遺伝と環境の関係、そして遺伝子の配列は変えずに働き方だけを変えるエピジェネティクスという最近の研究までをたどった。
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めんえきは、どうやって「てき」を みわけて いるの?
体は、まだ出会ったことのない未知のウイルスが侵入してきても、あらかじめ対抗する準備ができている。好中球やマクロファージによる自然免疫の力技、樹状細胞が担う獲得免疫への橋渡し、利根川進が解明した抗体多様性の遺伝的原理、HLAという自分の目印、そして一度戦った敵を忘れないメモリー細胞の仕組みまでをたどった。
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せっけんは、なぜ よごれを おとせるの?
石けんの粒には、水が好きな部分と油が好きな部分という、性質の逆な2つの顔がある。この矛盾した性質が、油汚れを包んで運ぶミセルの仕組み、古代シュメール人の記録と「サポーの丘」の言い伝え、家庭でも起きるけん化という化学変化、そして脂の膜を持つウイルスを壊す力までを支えている。
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バナナは「木」じゃ ない? くきの ひみつ
バナナの実を支える太いみきを輪切りにしても、年輪は出てこない。種のないバナナが吸芽でクローンのように増える仕組みと、それがかつて世界のバナナをほぼ壊滅させたパナマ病、今も広がる新パナマ病、そして寒い岡山で育てる日本の技術までをたどった。
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水道の 水に、どうして えんそが 入って いるの? すりぬける あいても いるの?
水道水には、なぜ塩素が入っていて、蛇口でも残しておく決まりがあるのか。塩素が細菌をやっつけるしくみ、塩素消毒が救った命、カルキ臭の正体、塩素をすり抜けたクリプトスポリジウムの集団感染(1996年)を、東京都水道局・厚生労働省・CDCなどの資料でたどりました。
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使った 水は、どこへ 行くの? 下水道の 中で 起きて いること
トイレやお風呂で流した水は、どこへ行き、どうやって川や海に戻るのか。下水管、微生物による処理、日本の下水道の歩み、雨の日の合流式、残った汚泥の使い道を、国土交通省・日本下水道協会・東京都下水道局の資料でたどりました。
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せは、どうして のびるの? いつまで のびるの?
背が伸びるとき、骨のどこで何が起きているのか。いつごろいちばん伸びて、いつ止まるのか。身長は何で決まるのか。骨の端の成長板から、思春期の伸び、遺伝と環境までを、学会の解説と研究論文でたどりました。
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ふたごは、どうして にて いたり、にて いなかったり するの?
そっくりな双子もいれば、言われなければ双子と気づかない双子もいる。同じ遺伝情報でも、一人ひとりがちがうのはなぜか。指紋、遺伝子の印、突然変異の三つを見ていき、毎回そっくりな四つ子を産むアルマジロと、細胞を交換するマーモセットの双子に出会います。
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インフルエンザって、どんな びょうき?
インフルエンザの正体、高い熱が出るしくみ、学校を休む期間の決まり、A型とB型のちがい、ワクチンの歴史と治療薬の進歩を、厚生労働省や国立感染症研究所などの資料で確かめました。
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なぜ 生きものは、老いて 死ぬの?
生き物は、なぜ年をとり、なぜ死ぬのか。細胞にも寿命があるというヘイフリック限界の発見、テロメアという回数券のしくみ、若返るクラゲ、老化に強いハダカデバネズミ、そして「死は進化のためにある」という日本の研究者の考え方までをたどる。
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カエルツボカビしょうって なに?
世界のカエルを大量に減らしてきた「カエルツボカビ症」とは何か。1998年の発見、皮膚を壊す感染のしくみ、世界で500種以上が減り90種が絶滅したという研究、朝鮮半島周辺起源説、そして日本のカエルが大きな被害をまぬがれてきた理由まで。
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れいとう しょくひんは、なんで 長く もつの?
冷凍庫に入れた食品は、なぜ何か月も傷まないのか。温度が微生物の活動を止めること、水が凍ると微生物が使えなくなること、そして氷の結晶の大きさが食感を左右すること。急速冷凍を発明したクラレンス・バーズアイの物語もあわせて。
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きずは どうして なおるの?
止血、そうじ、作り直し、仕上げ。体の中で4つの工事が順番に進みます。かさぶたを作らない考え方、消毒はどうなのか、そして傷あとを残さないイモリと胎児の話。