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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

歯医者さんは、むし歯を ぜんぶ けずるの?

歯医者はむし歯を全部削るのか:段階に応じた処置と予防

歯医者はむし歯を削るだけの場所なのか:初期は削らない判断、歯石の除去、フッ化物とシーラント、歯科X線の線量

分野:からだ

歯医者さんで むし歯が みつかっても、すぐに けずられる とは かぎりません。はじまったばかりの むし歯は、けずらないで ようすを みる ことが あります。どうして なのでしょう。

この メモを よむと、歯医者さんが けずる だけでなく、みきわめて、まもって、のこす しごとを している ことが わかります。

歯医者でむし歯が見つかっても、その場で削られるとは限りません。歯の表面だけにとどまる、ごく初期のむし歯は、削らずに様子を見る方針があります。むし歯の治療で最初にすることは、削ることではなく「どの段階かを見きわめること」です。では、そのあとの詰め物や歯石とり、フッ素、レントゲンは、それぞれ何のためにあるのでしょうか。

この記事では、歯医者で行う主な処置と予防を、むし歯の進み具合に沿ってつなぎ、それぞれの目的を説明します。

むし歯の診療では、最初に「どの段階か」を見きわめる。そのうえで、詰め物、歯石の除去、フッ化物、歯科X線といった処置が使われる。それぞれの処置は、むし歯の進み具合のどこで、何のために行われるのか。

この記事では、これらの処置の目的を、公的機関や学会の資料にもとづいて、むし歯の進行段階に沿って説明する。

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1. 歯医者さんは、まず なにを するの?

1. 歯医者がまず見ているのは、削る場所ではなく「どこまで進んだか」

1. むし歯は段階で扱いが変わる:初期は削らず、再石灰化に期待する

むし歯が しんぱいで 歯医者さんに いくと、まず 口の なかを じっくり みます。さがして いるのは、むし歯が ある かどうか だけでは ありません。むし歯が、どこまで すすんで いるかです。

はじまったばかりで、歯の おもての ところだけの むし歯なら、けずりません。つばの なかには、歯を なおす ものが ふくまれて いて、とけかけた ところが もとに もどる ことが あるからです。

だから、みきわめが たいせつです。すすんだ むし歯だけを けずって なおします。

むし歯と聞くと、ドリルで削る場面を思いうかべる人が多いと思います。ところが厚生労働省のe-ヘルスネットは、むし歯の治療を進み具合の段階で説明しています。そのいちばん初めの段階、つまり歯の表面に限られたごく初期のむし歯は、削らずに、再石灰化に期待するというのです[1]。

再石灰化とは、酸で溶けかけた歯の表面に、唾液に含まれるカルシウムなどが戻っていく働きのことです。ここで大切なのは、「むし歯=必ず削る」ではない、という点です。そのためむし歯の治療では、削る場所を探すことより先に、いまどの段階にいるのかを見きわめることが大切になります。

見きわめが終われば、次は段階に応じた手当てです。進んだ部分は、どう直すのでしょうか。

むし歯の治療は、進行の段階によって内容が変わる。厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、歯の表面に限られたごく初期のむし歯は削らず、再石灰化に期待する[1]。再石灰化とは、酸で脱灰した歯の表面に、唾液中のカルシウムなどが戻って修復される現象である。

この資料は、むし歯の治療を進行の段階ごとに整理している。段階によって、経過を見るか、詰めるか、神経をとるかが分かれるので、むし歯の診療では「どの段階か」の判定が方針を決める出発点になる。

では、再石灰化に任せられない段階に入ったとき、処置はどう分かれるのか。

2. ちいさい むし歯と おおきい むし歯は、なおし方が ちがうの?

2. 小さなむし歯は1回で、大きなむし歯は型をとってから

2. 詰める・かぶせる・神経をとる:進み具合で処置が分かれる理由

ちいさな むし歯は、わるい ところを けずって、樹脂じゅしという かたまりを つめます。たいてい 1回で おわります。ひかりを あてると かたまる じゅしも あると、歯医者さんの せつめいに あります。

むし歯が おおきい ときは、歯の かたちを とります。口の そとで つめものや かぶせものを つくって、あとで つけます。

むし歯が 神経しんけいの ところまで とどくと、神経しんけいを とって、土台を たてて、かぶせます。すすむほど、たいへんに なります。

小さなむし歯は、悪い部分を削り取って、レジン(合成樹脂)を詰めます。多くは1回の治療で終わります[1]。歯科医師の解説では、このレジンは特殊な光を当てると固まるので、口の中で直接詰められ、型取りもいらないといいます[9]。光で固めるのは、小さな詰め物の話であって、すべての治療ではありません。

むし歯が大きいと、事情が変わります。歯の型をとり、その型に石膏せっこうを流して歯の模型を作り、口の外で詰め物やかぶせ物を作って付けます[1]。口の中で直接詰める小さなむし歯とは、工程がちがいます。

さらに進んで歯髄、つまり神経しんけいや血管の入った部分に届くと、歯髄を取り除き、土台を立ててかぶせ物をします[1]。段階が進むほど、治療が大がかりになるのが分かります。

ここまでの話は、すべて「むし歯ができてから」の処置でした。では、そうなる前に歯医者でできることは何でしょうか。

小さなむし歯では、悪い部分を除いてコンポジットレジン(合成樹脂)を充填する。e-ヘルスネットは、多くの場合1回の治療で終わると述べる[1]。歯科医師の解説記事によれば、このレジンは特殊な光を当てて硬化させるため口腔内で直接充填でき、型取りも不要である[9]。光で固めるのは小さな充填の話であって、治療全体の方法ではない。

むし歯が大きくなると、型取りを行い、石膏模型の上で口腔外に詰め物・かぶせ物を作って装着する[1]。口の外で作る工程が加わる点が、その場で詰める処置との違いである。さらに進行して歯髄(しずい。神経と血管を含む部分)に達すると、歯髄を除去する抜髄(ばつずい)が必要になり、その後に土台を立ててかぶせ物を装着する[1]。

資料は、むし歯の段階ごとに処置の内容がこのように変わると説明している。そして、そもそもむし歯ができる前の段階で、歯医者ができることがある。

3. 歯みがきを しても、石のように かたく なるのは なぜ?

3. 歯みがきで落とせない歯石を、歯科衛生士はどう取るのか

3. 歯垢が歯石になる過程と、歯科衛生士の予防処置

歯の おもてに つく ねばねばした よごれを、歯こうと いいます。なかには、細菌さいきんが たくさん います。

この 歯こうが、つばの なかの ものと くっついて、石のように かたく なった ものが 歯石です。かたく なると、歯みがきでは とれません。

歯石を とる のは、歯医者さんの おしごとです。きかいや どうぐを つかって とります。とった あとは、つるつるして よごれが つきにくく なります。

この しごとは、歯科えいせいしさんも します。歯の よごれを とったり、くすりを ぬったり、歯みがきの しかたを おしえたり するのが、歯科えいせいしさんの おしごとです。

歯の表面についた歯垢(プラーク)の中には、細菌がたくさんいます。その細菌などが、唾液に含まれるカルシウムやリン酸と結びつくと、歯石になって歯の表面につきます[2]。つまり歯石は、歯垢に唾液の中の成分が結びついて、石のように硬くなったものなのです。固まってしまえば、歯ブラシでこすっても落とせません。

だから歯石は、歯医者で取ります。歯肉炎や軽い歯周炎なら、ブラッシングの指導と歯石の除去だけでも改善が見られるそうです[2]。

この処置を担当する一人が、歯科衛生士です。歯科衛生士法には、歯科衛生士は厚生労働大臣の免許を受け、歯科医師の指導の下に、歯や口の病気の予防処置を行う仕事だと書かれています。その中には、歯の表面についた付着物や沈着物を機械的に取り除くことや、薬を塗ることが含まれます。歯科診療の補助や、歯科保健指導も仕事にできます[6]。歯科衛生士は、予防処置、歯科診療の補助、歯科保健指導を担う専門職です。

ただし、歯石をとるだけでは終わりません。歯に薬を塗る処置もあります。

歯垢(プラーク)中の細菌は、唾液に含まれるカルシウムやリン酸と結合して歯石となり、歯面に付着する[2]。つまり歯石は、歯垢に唾液中の成分が結びついて硬くなったものであり、歯ブラシでは除去できない。歯肉炎や軽度の歯周炎であれば、ブラッシング指導と歯石除去だけでも改善が見られる[2]。

この除去を担う職種が歯科衛生士である。歯科衛生士法第2条は、歯科衛生士を、厚生労働大臣の免許を受け、歯科医師の指導の下に、歯牙・口腔の疾患の予防処置を業とする者と定める。予防処置には、歯の表面の付着物・沈着物を機械的に除去することと、薬物を塗布することが含まれる。あわせて歯科診療の補助と歯科保健指導も業とできる[6]。

歯石を除くのは病気になった歯を直すためではなく、炎症を抑えて悪化を止める処置である。予防処置のもう一つの柱が、薬の塗布と封鎖である。

4. 歯に ぬる くすりと、みぞを ふさぐ ものは なんのため?

4. 削る前に守る:フッ素の塗布とシーラント

4. フッ化物歯面塗布とシーラント:むし歯になる前に行う処置

歯医者さんでは、歯に フッ素フッその くすりを ぬる ことが あります。フッ素フッそは、歯を とけにくく して、とけかけた ところを もとに もどす てつだいを します。

うまれて 間もない おくばには、ふかい みぞが あります。そこに ごはんの かすが たまりやすいので、みぞを プラスチックのような ものでふさぐ ことも あります。これを シーラントと いいます。

ただし シーラントは、ずっと もつ わけでは ありません。かけたり とれたり するので、ときどき 歯医者さんで みて もらいます。それに、シーラントを しても、歯みがきは だいじです。

フッ化物歯面塗布は、比較的濃いフッ化物の液やゲルを、歯科医師や歯科衛生士が歯に塗る方法です。乳歯のむし歯を防ぐ目的で、1歳児から行えます。年に2回以上、続けることが大切です。乳幼児で続けた場合に、むし歯がほぼ半分に減ったという報告があります。一方、永久歯では予防効果が20〜30%とする報告が多いそうです[3]。乳歯の「ほぼ半分」と永久歯の「20〜30%」は別の数字なので、混ぜて読まないでください。

フッ素には、歯を酸に溶けにくい質にする働きと、いったん溶けた部分のカルシウムなどを取り戻す再石灰化を助ける働きがあるといわれます。第1章で出た「再石灰化に期待する」を、後押しする薬という見かたもできます。

もう一つがシーラントです。生えて間もない奥歯の溝にシーラント材を流し込んでふさぎ、歯垢や食べかすが入りこむのを防ぎます。ただし永久に続くものではなく、欠けたり取れたりするので、定期的に歯科で確認が必要です。シーラントをしても、歯みがきは必要です[4]。

では、診察で写真を撮るレントゲンでは、どれくらいの放射線を受けるのでしょうか。

フッ化物歯面塗布は、比較的高濃度のフッ化物溶液やゲルを、歯科医師や歯科衛生士が歯面に塗布する方法で、乳歯のむし歯予防として1歳児から行える。年2回以上の定期的な継続が必要とされる。乳幼児で続けた場合にむし歯がほぼ半分に減った報告があり、永久歯への予防効果は20〜30%とする報告が多い[3]。乳歯の「ほぼ半分」と永久歯の「20〜30%」は対象も数字も異なり、混同してはならない。

フッ化物の作用は、酸に溶けにくい歯質にすることと、溶けた部分のカルシウムやリンの再取り込み(再石灰化)を促すことの二つとされる。

シーラントは、萌出して間もない奥歯の溝にシーラント材を流し込んでふさぎ、プラークや食べかすの侵入を防ぐ予防法である。永続的ではなく、欠けたり脱離したりするので、定期的に歯科で確認する必要がある。シーラントをしても歯みがきは不要にならない[4]。

二つの処置は、どちらも削る前に歯質を強くする、あるいは入口をふさぐ発想で共通している。では、診察を支える歯科X線写真には、どの程度の線量があるのか。

5. 歯の しゃしんを とって、だいじょうぶなの?

5. 歯のレントゲンで受ける放射線は、どれくらいか

5. 歯科X線の線量の目安:デンタルとパノラマ

歯医者さんでは、歯の しゃしんを とる ことが あります。めに みえない むし歯や、歯ぐきの なかの ようすが わかるからです。

この しゃしんで うける 放射線ほうしゃせんは、とても すこしです。わたしたちは ふだんから、土や そらから しぜんの 放射線ほうしゃせんを うけて います。歯の しゃしん 1まいは、その 1年ぶんと くらべて、ずっと すくない りょうです。

歯医者では、レントゲン写真を撮ることがあります。見た目では分からないむし歯や、歯ぐきの中の様子を確かめるためです。

東京都歯科医師会の資料(放射線医学総合研究所の資料を改変したもの)によると、歯を1枚撮るデンタルX線の放射線量は0.01ミリシーベルト程度、顎全体を撮るパノラマX線は約0.03ミリシーベルト程度です。資料は、どちらも自然放射線1年分に比べて極めて少ない値だと説明しています[5]。わたしたちは、ふだんの生活でも自然の放射線を受けていて、それと比べるための目安になる数字です。

ただし、これは概数で、1つの資料に基づく数字です。この数字は線量の目安を知るためのもので、安全だと言いきるものではありません。

歯科X線写真は、肉眼では分からない隣接面のう蝕や歯槽骨の状態を確認するために撮影される。東京都歯科医師会雑誌2011年8月号の付録(放射線医学総合研究所の資料を改変したもの)によれば、デンタルX線1枚の線量は0.01ミリシーベルト程度、パノラマX線撮影は約0.03ミリシーベルト程度であり、同資料はどちらも自然放射線1年分に比べて極めて少ない値と述べる[5]。

これらは概数で、出典も1件である。線量の目安を知る資料として読み、撮影の要否は歯科医師の判断による。

ここまでの処置は、削る・詰めるだけでなく、見きわめ・予防・撮影と幅がある。最後に、歯を残すことを掲げた一つの運動を見る。

6. 歯医者さんが めざして いるのは、どんな ことなの?

6. 「80歳で20本」という目標は、どこから来たのか

6. 8020はちまるにいまる運動:なぜ「80歳で20本」が目標になったのか

歯医者さんが めざして いる ことの ひとつに、8020はちまるにいまるが あります。「80さいに なっても、自分の 歯を 20本 のこそう」と いう ことです。

20本 あれば、たいていの たべものを かんで たべられると いわれます。1989ねんに はじまった ころは、たっせいした人は 10人に 1人にも たりませんでした。2016ねんの ちょうさでは、75さいから 84さいの 人の 51パーセント(100人のうち 51人ほど)が たっせいして いました。

けずるより まもる ことが、この もくひょうに つながって います。

8020運動は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。1989年、平成元年に、厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱しました。愛知県の調査がもとになっています。始まった当時、達成していた人は10人に1人に満たなかったのが、平成28年の調査では、75〜84歳の51%が達成していました[7]。

なぜ20本なのでしょうか。親知らずを除くと歯は28本ですが、そのうち20本以上あれば、ほとんどの食べ物を噛み砕けるという研究に基づくといわれます。80という数字は、提唱された1989年の平均寿命(男性75.9歳、女性81.8歳)に近い数字だと説明されています[8]。ただし、この説明は自治体のページを手がかりにしたもので、原典まではたどっていません。

初期のむし歯を削らずに見守り、歯石をとり、フッ素やシーラントで守る。歯医者の処置を一本の線にすると、「できるだけ自分の歯を残す」という方向に向いています。

8020運動は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動で、1989年(平成元年)に厚生省と日本歯科医師会が提唱した。愛知県の疫学調査がもとになっている。運動の開始当初、達成者は10人に1人に満たなかったが、平成28年の調査では75〜84歳の51%が達成していた[7]。

数字の由来は、自治体の解説では次のように説明されている。親知らずを除く28本のうち20本以上あれば、ほとんどの食べ物を噛み砕けるという研究に基づく。80は、提唱当時の平均寿命(1989年に男性75.9歳、女性81.8歳)に近い数字である[8]。ただしこの由来は検索結果の要約から読み取った二次的な情報であり、原典の研究にはあたっていない。

この目標は、本稿で見た処置と整合する。初期は削らず再石灰化に任せ、歯石を除いて歯周組織を守り、フッ化物とシーラントで発症を遅らせる。どれも歯を失わないための手段として並べられる。

なお平成28年の51%は直近の値ではない。厚生労働省の歯科疾患実態調査(令和4年)では、8020達成者の推計は51.6%である[10]。

次に 歯医者さんへ いく とき、きいて みたい こと

次に歯医者へ行くとき、聞いてみたいこと

資料を読む:e-ヘルスネットと歯科衛生士法から

おうちで できること

かがみと あかるい ライトで、じぶんの おくばを みて みましょう。みぞが あるのが わかります。みぞの なかが きれいかどうか、ゆっくり みます。ライトを 目に むけないように してください。

歯医者さんで

つぎに 歯医者さんに いったら、「きょうは なにを しましたか」と きいて みましょう。みきわめたのか、ぬったのか、とったのか。それが わかると、歯医者さんの しごとが みえて きます。

家でできること

鏡と明るいライトで、自分の奥歯の溝を見てみましょう。この記事のシーラントは、まさにこの溝をふさぐ処置でした。溝の中が汚れていないか、観察するだけで十分です。ライトを目に向けないよう気をつけてください。

歯医者でできること

次に歯医者へ行ったら、「今日は何をしましたか」と聞いてみてください。見きわめ、詰める、取る、塗る、撮る。この記事の五つのうち、どれに当たるかが分かると、診察室で起きていることが具体的に見えてきます。

公式の資料

厚生労働省のe-ヘルスネットには、「むし歯の治療段階」「フッ化物歯面塗布」などの解説が載っています。出典欄から開けます。

読む順番の提案

e-ヘルスネットの「むし歯の治療段階」は、本稿の第1・2章の元になった資料で、段階と処置の対応が一枚で見渡せる[1]。次に同サイトの「フッ化物歯面塗布」を読むと、乳歯と永久歯で効果の数字が分けて書かれている理由が分かる[3]。

条文にあたる

歯科衛生士法第2条は短い。予防処置の細目は第1項に、診療の補助や保健指導は後段にある。自分で条文を読むと、第3章で書いた歯科衛生士の業務の範囲が、条文のどこに書かれているかを確かめられる[6]。

家でできること

鏡とライトで奥歯の溝を観察し、次の受診のときに、その日の処置が本稿のどれにあたるかを歯科の人に聞いてみる。ライトは目に向けない。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

歯医者の処置は、医院や患者によって内容がちがいます。この記事は一般的な説明で、診断や治療の代わりではありません。

  1. 厚生労働省 e-ヘルスネット「むし歯の治療段階」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-004.html (初期は削らない・詰め物・かぶせ物・歯髄除去)
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の治療の流れ」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-01-004.html (歯石のでき方と除去)
  3. 厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-008.html (塗布の方法と効果の報告)
  4. 日本小児歯科学会「シーラントのお話」 https://www.jspd.or.jp/common/pdf/sealant.pdf (シーラントの目的と定期確認)
  5. 東京都歯科医師会雑誌 2011年8月号 付録 https://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf (歯科X線の線量の目安)
  6. 歯科衛生士法 第2条(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/api/1/lawdata/323AC0000000204 (歯科衛生士の業務)
  7. 厚生労働省 e-ヘルスネット「8020運動」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-01-003.html (8020運動の経緯と達成率)
  8. 板橋区「8020」の解説 https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/shokuiku/shien/8020.html (20本と80の由来)
  9. 歯科医師による解説記事(All About) https://allabout.co.jp/gm/gc/467392/ (光で固まるレジンの説明)
  10. 厚生労働省 歯科疾患実態調査等のページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33814.html (令和4年の8020達成者の推計)

なおした ところ

更新履歴

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