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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

はなが むずむずするのは、たいが まちがえるから?

無害なはずの花粉に、体はなぜ「敵だ」と反応するのか

アレルギーの仕組み ── IgE抗体とマスト細胞、レアギンの40年、石坂夫妻の発見(1960年代)

分野:からだ

おなじ かふんを すっても、なんとも ない 人と、はなみずが とまらない 人が います。かふんは、もともと 体に わるい ものでは ないのに、ふしぎです。

この ふしぎを、むかしの 人は なかなか とけませんでした。どうやって わかって きたのか、いっしょに たどって みましょう。

花粉もそばも、多くの人にとっては無害なものです。それなのに、ある人の体だけが、まるで敵が来たかのように強く反応してしまうことがあります。

この反応を起こす抗体の正体は、長いあいだ分かりませんでした。仕組みと、それを突き止めた研究者夫妻の話、そして「なぜ増えたのか」という今も続く問いを見ていきます。

アレルギーは、花粉・食べ物・ダニなど、ヒトに大きな害のないものに免疫が過剰に反応して症状を起こす現象だ[1]。即時型の反応では、IgE抗体とマスト細胞(肥満細胞)が中心になる[1][2]。

このメモでは、その仕組みと、1921年のP-K反応から「レアギン」と名づけられながら40年以上正体不明だった物質を、石坂公成・照子夫妻がIgEとして突き止めた経緯[4]、そして増加の理由をめぐる仮説を、学会の資料などを突き合わせてたどる。

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1. むがいな ものに、どうして さわぐの?

1. 害のないものに、体が過剰に反応する

1. アレルギーの定義 ── 「害のないはず」のものへの過剰反応

かふん、たまご、ダニ、どうぶつの け。アレルギーの もとに なる ものは、ふつうは 人に 大きな がいを あたえません[1]。

たまごや 食べものなどは、人が 生きる ために ひつような ものでも あります。それでも 人に よっては、体が つよく はんのうして しまいます。

日本では、二人に 一人が なにかの アレルギーを もつ、とも いわれます[1]。ただ、しらべ かたに よって かずは かわります。

敵ではないものを敵と見る

アレルギーとは、食べ物・花粉・ダニ・カビ・動物の毛などに対して、体の免疫が過剰に反応し、さまざまな症状を起こすことです[1]。原因になる物質はアレルゲンと呼ばれ、その多くは人にとって大きな害のないはずのものです。食べ物は、むしろ人が必要とするものでもあります[1]。

数え方で変わる「二人に一人」

日本アレルギー学会の手引きには、現在の日本では二人に一人が何らかのアレルギー疾患をもつともいわれる、と書かれています[1]。ただし、これは推計で、調査によって定義も年も違います。

アレルギーは、食物・花粉・ダニ・カビ・動物の毛などに対し、免疫システムが過剰に反応して症状をもたらす現象である。原因物質(アレルゲン)の多くはヒトに大きな害がないはずのものであり、食物はヒトが必要とするものでもある[1]。

頻度については、学会の手引きに「二人に一人に何らかのアレルギー疾患があるともいわれる」とある[1]。厚生労働省の資料では、全人口の約3人に1人(平成17年の報告書)とされていた[8]など、調査ごとに数字が異なる。ここでは「ともいわれる」推計として扱う。

2. 「かぎ」と「かぎあな」の はなし

2. まず準備が整う ── 感作とIgE抗体

2. 感作 ── IgE抗体が作られ、マスト細胞に結合する

アレルギーは、まず 体が じゅんびを して、そのあとで 出る ことが あります。なんども ふれる うちに、体の 中で じゅんびが すすみます。

その じゅんびで 作られるのが、IgE(アイジーイー)という 体の 小さな ぶひんです[1]。かふんに ぴったり あう かたちを して います。

かぎと かぎあなの ようです。スギの かふんに あう IgEは、ブタクサの かふんには あいません[2]。ただし 本当の IgEは、かぎでは なく、Yの かたちを した たんぱくしつです。

IgEは、マストさいぼうという 体の 中の 見はり番に、くっつきます。まだ、なにも おきません[1]。

感作という準備

花粉やダニ、動物由来の成分などに触れているうちに、それらに対するIgE抗体が作られることがあります。これを「感作」といい、アレルギー疾患が起こる準備ができた状態です[1]。この段階では症状はありません。

鍵と鍵穴

IgEはY字の形をしていて、上半分がアレルゲンに、下半分がマスト細胞の表面の受け皿に結びつきます。スギ花粉に合うIgEは、ブタクサ花粉には合いません。この関係は鍵と鍵穴にたとえられます[2]。

体の中のIgEはごく少量です。それでも、肥満細胞や好塩基球にしっかり結びつくので、結びついた数は意外に多く、アレルギーを起こすには十分な量だと説明されています[2]。

花粉・ダニ・動物由来成分などに繰り返し曝露されると、それらに特異的なIgE抗体が産生される。この状態を感作といい、発症の準備段階にあたる[1]。IgEはマスト細胞の表面に結合する[1]。

IgEはY字型で、上半分がアレルゲンと、下半分が肥満細胞表面の受容体と結合する。スギ花粉に反応するIgEはブタクサ花粉には合わず、この特異性は鍵と鍵穴にたとえられる。体内のIgEは微量だが、肥満細胞と好塩基球に強く結合するため、結合した分子数は意外に多く、アレルギーを起こすのに十分とされる[2]。

3. 二どめに、なにが おきるの?

3. 二度目のアレルゲンで、マスト細胞が動き出す

3. 即時型反応 ── ヒスタミンの放出とアナフィラキシー

じゅんびが できた 体に、また おなじ かふんが 入って くると、IgEが かふんを つかまえます。すると、マストさいぼうが ヒスタミンなどを ぱっと 出します[1]。

ヒスタミンは、あらかじめ さいぼうの 中に ためて あります。だから すぐに 出せて、はなみずや かゆみが 早く でます[2]。

この はんのうは、十五ふん いないに おきる ことが あります[1]。ぜんいんが 十五ふんで おきる わけでは ありません。

マストさいぼうの べつの よびかたは 「ひまんさいぼう」です。でも、ふとる びょうきとは かんけいが ありません[3]。

ヒスタミンが一気に出る

感作された人の体に、アレルゲンがある量入ると、IgE抗体がマスト細胞を活性化させ、ヒスタミンやロイコトリエンなどが放出されます。その結果、鼻水・かゆみ・気管支の収縮などが起こります[1]。

ヒスタミンはマスト細胞の中にあらかじめ蓄えられているので、花粉が入るとすぐに分泌されます[2]。この反応は15分以内に起こることがあるため「即時型反応」と呼ばれます。全員が15分ちょうどで起こるという意味ではありません[1]。

全身に広がることもある

食べ物やハチに刺された場合などには、全身のマスト細胞が急に活性化し、全身の皮膚症状や呼吸困難、血圧低下などが起こることがあります。これをアナフィラキシーといいます[1]。

なお、マスト細胞は「肥満細胞」とも呼ばれますが、肥満症とは関係がありません[3]。

感作された個体に一定量のアレルゲンが入ると、IgE抗体がマスト細胞を活性化し、ヒスタミンやロイコトリエンなどが放出されて、鼻水・かゆみ・気管支収縮などを生じる[1]。ヒスタミンはマスト細胞内に貯蔵されており、抗原の侵入で瞬時に分泌されるため反応が速い[2]。曝露から15分以内に起こり得ることから即時型反応と呼ばれるが、これは「起こり得る」時間の目安である[1]。

全身のマスト細胞が急激に活性化すると、全身の皮膚症状・呼吸困難・血圧低下を伴うアナフィラキシーに至ることがある。食物アレルギーやハチ刺傷でみられる[1]。なお、肥満細胞という名称は肥満症とは無関係である[3]。

4. 「レアギン」は、40年 なぞの ままだった

4. 「レアギン」── 40年以上、正体不明だった物質

4. P-K反応(1921年)とレアギン ── IgA説が有力だった1960年代

アレルギーを おこす ものが 体に ある ことは、むかしから わかって いました。でも、それが なんなのかは、わかりませんでした。

1921ねん、こんな じっけんが ありました。アレルギーの 人の けっせいを、べつの 人の 皮ふに ちゅうしゃします。つぎの 日に、その ところへ かふんなどを ちゅうしゃすると、はんのうが おきました[4]。

この はたらきを する ものは 「レアギン」と 名づけられました。でも、正体は 40ねんより ながく、わかりませんでした[4]。

他人の皮膚で起きる反応

1921年に、こんな実験が報告されました。アレルギーのある人の血清を、健康な人の皮膚に注射しておきます。翌日、同じアレルゲンをそこに注射すると、その場所に反応が起こりました(P-K反応)。アレルギーの原因は血清の中を運ばれる何かだと分かったのです。この何かは「レアギン」と名づけられました[4]。

名前だけが40年

ところが、レアギンの正体は40年以上、分かりませんでした。1960年代前半には、性質が近いIgAという免疫グロブリンがレアギンではないかという説が有力になっていました[4]。

アレルギー反応を担う抗体様物質は、患者血清を健常者の皮膚に注射し、翌日アレルゲンを注射すると反応が起こる実験(P-K反応、1921年)から「レアギン」と名づけられたが、その正体は40年以上不明であった[4]。1963年当時は、化学的性質が近いIgAがレアギンではないかという説が有力だった[4]。

5. ふうふが 見つけた 「E」の ひみつ

5. 石坂公成・照子夫妻が気づいた「矛盾」

5. IgAとの矛盾から新しい免疫グロブリンへ ── γEからIgEへ(1968年)

「レアギンは IgAだ」と いう 考えが つよい ころ、いしざか きみしげ さんは、ひとつ ひっかかりました。

IgAの 入った けっせいは、たしかに はんのうを 起こしました。ところが、体を まもる ふつうの IgAは、そんな はんのうを 起こしません[4]。

「レアギンは、IgAとは べつの ものだ」。石坂さんは そう 考えて、実けんを やり直しました。つまの てるこ さんと いっしょに した けんきゅうです[4]。

そして、レアギンの 正体を つきとめました[4]。

この あたらしい ものは、はじめ 「γE」と 名づけられました。Eは、皮ふの 赤みを あらわす ことばの 頭もじだと いわれます[5]。1968ねんに、せかいの けんきゅう者の 会で 「IgE」と 正しく きまりました[5]。

ひっかかった「矛盾」

レアギンはIgAだという説が有力な中で、石坂公成さんは、ある矛盾に気づきました。ブタクサに対する抗体を含むIgAの分画の血清は、P-K反応を起こすように見えます。ところが、体を守るふつうのIgAは、そういう反応を起こさなかったのです[4]。

そこで、レアギンはIgAとは別の免疫グロブリンだという仮説を立てて実験をやり直し、レアギンを同定しました。これは夫の公成さんと、妻の照子さんが一緒に進めた研究です[4]。

Eは何のE?

新しい免疫グロブリンは、アレルギーの皮膚反応の紅斑(Erythema)の頭文字をとって、最初は「γE」と付けられました。「アレルギー」の頭文字ではありません。1968年にWHOの会議で正式にIgEと決まりました[5]。

石坂公成は、ブタクサ抗原に対するIgA抗体を含む血清分画がP-K反応を起こすように見える一方、生体防御に関わるIgAはそのような反応を起こさない、という矛盾に気づいた。レアギンはIgAとは別の免疫グロブリンであるとの仮説を立てて実験をやり直し、レアギンを同定した。これは夫の公成と妻の照子の共同研究である[4]。

新しい免疫グロブリンには、アレルギー性皮膚反応の紅斑(Erythema)のEをとって「γE」と付けられた。Eはアレルギーの頭文字ではない。1968年のWHO会議で正式にIgEと命名された[5]。

6. どうして ふえたのかは、まだ なぞ

6. なぜ増えたのか ── 寄生虫説と衛生仮説、そして未解決の問い

6. IgEの本来の役割と増加の要因 ── 寄生虫説・衛生仮説・経皮感作の仮説

IgEは、もともと 体の 中に 入る ある しゅるいの きせいちゅうを おいだす ために あった、と いう せつが あります。ただし、いろいろな 考え方が あります[2]。

いまは きせいちゅうが 少なくなり、IgEは おもに アレルギーの げんいんとして 知られて います[2]。

ほかにも、「ちいさい ときに 上の きょうだいが 多い 子は、かふんしょうに なりにくかった」と いう ほうこくが 1989ねんに ありました。でも、その わけは まだ はっきり していません[6]。

人に よって なる、ならないが わかれる わけも、まだ、なぞです[2]。

IgEはもともと何のため?

諸説ありますが、IgEは元々、ある種の寄生虫を体から追い出す役目の分子だと考えられています。寄生虫にかかる人が少なくなった今、IgEはアレルギーの原因として知られるようになりました[2]。

衛生仮説とその後

1989年、英国のストラチャンは、同じ家に上の兄や姉が多い子ほど花粉症になりにくい、と報告しました。感染にふれる機会が減ったことがアレルギーの増加に関わるという「衛生仮説」の出発点になりました。ただし後の総説は、兄弟の数や農場の影響を説明できる確かな要因は、まだ見つかっていないと述べています[6]。「汚いほうがよい」という話ではありません。

皮膚からの感作と、早く食べ始める試験

ピーナッツアレルギーについて、生後4〜11か月のリスクの高い赤ちゃんで、早く食べ始めたグループのほうが発症が少なかったという試験が、日本アレルギー学会の声明で紹介されています。湿疹のある皮膚から食べ物の成分が入って感作されるという考えも出ています[7]。これは医師の指導のもとで行われた試験で、家庭で自分の判断で試すものではありません。

なぜ人によってなる人とならない人がいるのか、IgE以外もアレルギーを起こすのかなど、多くの疑問はまだ解決されていません[2]。

IgEは、諸説あるが、元来はある種の寄生虫の排除を担う分子と考えられている。寄生虫感染が少ない今日、IgEはアレルギーの原因分子として捉えられている[2]。

増加の要因としては、1989年にストラチャンが英国の出生コホートで、同居の年長のきょうだいが多い子ほど花粉症が少ないと報告し、感染機会の減少がアレルギー増加に関わるとする衛生仮説の端緒になった。ただし2022年の総説は、きょうだい数や農場の効果を説明する頑健な要因は特定されていないと述べる[6]。

食物アレルギーでは、湿疹のある皮膚から食物抗原が入る経皮感作の考えがある。日本アレルギー学会のコンセンサスステートメントは、生後4〜11か月のハイリスク乳児でピーナッツを早期に開始した群で、発症が絶対値で11〜25%減ったとする試験(LEAP)を紹介している。これは医師の管理下での試験で、既に発症した乳児は対象外であり、自己判断での摂取を勧めるものではない[7]。

個人差、すなわちなぜ人によって発症する人としない人がいるのか、IgE以外がアレルギーを起こすのかといった疑問は、いまだ解決されていない[2]。

自分でも しらべて みたく なったら

自分でも調べてみたくなったら

自分でも調べてみたくなったら

かふんの きせつに、まわりで はなが むずむずする 人が いるか、話を きいて みましょう。人ごとに ちがう のは、なぜだろう、と 考えて みます。

本や ホームページで しらべるなら、「アレルギーの てびき」(日本アレルギー学会)が、日本語で 読めます。

今日できること:花粉の季節に、まわりの人の話を聞いて、症状の出方や時期が人によってどう違うかを聞いてみると、「なぜ人によって違うのか」という未解決の問いが身近に感じられます。人の体質を決めつけずに、ふしぎとして聞くのがこつです。

公式情報:日本アレルギー学会「アレルギーの手引き」や、日本免疫学会の一般向けQ&Aは、日本語で読めます。この記事は医療の助言ではなく、症状や食べ物の相談は医師などの専門家にしてください。

石坂夫妻の研究の経緯は、日本アレルギー学会誌の追悼文[4]とJT生命誌研究館の石坂公成インタビュー[5]に、日本語で書かれている。仕組みの全体像は「アレルギーの手引き」[1]、IgEとマスト細胞の説明は日本免疫学会のQ&A[2]が読みやすい。

日本アレルギー学会「アレルギーの手引き」や日本免疫学会の一般向けQ&Aは日本語で読める。衛生仮説が単純でない理由は、身近な人の症状の出方の違いを聞いてみると、実感しやすい。なお、この記事は医療上の助言ではない。症状や食事の相談は医師にすること。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

出典について:日本アレルギー学会・日本免疫学会・日本薬学会・厚生労働省などの公的資料と、石坂公成に関する追悼文・インタビュー、総説論文を使った。何に使ったかは、それぞれの項目の最後に書いている。

  1. 日本アレルギー学会「アレルギーの手引き2025」第1章。https://www.jsaweb.jp/huge/JSA_tebiki2025.pdf (定義・感作・即時型反応・アナフィラキシー・「二人に一人」について)
  2. 中西憲司「アレルギーはどのようにして起こるのですか?」(日本免疫学会)。http://files.jsi-men-eki.org/general/q_a/nakanishi.pdf (IgEと鍵穴、ヒスタミン、寄生虫説、未解決の疑問について)
  3. 日本薬学会「マスト細胞」。https://www.pharm.or.jp/words/word00587.html (肥満細胞という名前と肥満症は無関係、について)
  4. 追悼 故 石坂公成先生を偲んで(日本アレルギー学会誌『アレルギー』67巻8号)。https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/67/8/67_1042/_pdf (P-K反応、レアギン、IgA説、石坂夫妻の研究について)
  5. JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー「石坂公成」。https://brh.co.jp/s_library/interview/35/ (γEの名前とIgEの命名について)
  6. Frontiers in Allergy (2022)「The hygiene hypothesis for allergy – conception and evolution」。https://www.frontiersin.org/journals/allergy/articles/10.3389/falgy.2022.1051368/full (衛生仮説とストラチャンの1989年の報告について)
  7. 日本アレルギー学会「ピーナッツアレルギー発症予防に関するコンセンサスステートメント」。https://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?content_id=217 (ピーナッツの早期摂取の試験について)
  8. 厚生労働省「アレルギー疾患の現状等」(平成28年2月)。https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000111693.pdf (約3人に1人という推計について)

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