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ひるまの あおぞらで、金星きんせいは どうやって みつけるの?

昼間の青空にいる金星を、肉眼で見つけるにはどうすればいいのでしょうか

昼の青空にいる金星を、肉眼で見つけるにはどうすればよいのか:月という目印と、目のピントの話

分野:宇宙・天文

よるの そらで いちばん あかるい 星は、金星きんせいです。じつは 金星は、ひるの あおぞらにも います。でも、さがしても なかなか みつかりません。どうしてでしょう。

この きじでは、「月を めじるしに する」ことと、「目の ピント」の はなしから、ひるの 金星の さがしかたが わかります。

太陽と月に次いで明るい金星は、昼の青空にも見えることがあります。それでも、空のどこを見ればよいか分からず、探すのは簡単ではありません。明るさが足りないというより、別の理由があるといわれます。

この記事では、月を目印にする方法と、目のピントの話から、昼の金星の探し方が分かります。

太陽と月に次いで明るい金星は、晴れて空が澄んでいれば昼間でも肉眼で見える。それでも、空のどこを見ればよいか分からず、昼の青空で見つけるのは意外にむずかしい。原因は明るさ不足だけではなく、「どこを見るか」と「目のピント」にあるという解説がある。

この記事では、月を目印にする探し方、目のピントの経験則、金星が見やすい条件と太陽を避ける注意点から、昼の金星の見つけ方が分かる。

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1. あかるい はずなのに、なぜ ひるは みつからないの?

1. 3番目に明るいのに、昼の青空では見つけにくい

1. 空で3番目に明るい天体が、昼には見逃されやすい理由

金星は、太陽と月の つぎに、そらで 3ばんめに あかるい てんたいです。雲で ぐるりと つつまれていて、とどいた 太陽の ひかりの 7わりくらいを、はねかえします。だから あんなに ひかります。

ひるまでも、はれて そらが すんでいれば、目で みえる ことが あります。でも、あおぞらの なかでは、ちいさな あかるい 点に しか みえません。

みのがしやすいのに、みつけると、とても めだつ。そんな ふうに いわれます。つまり、どこを みるかを しっていないと、みつけにくいのです。

では、どこを みれば いいのでしょう。

NASAによると、金星は太陽と月に次いで、空で3番目に明るい天体です[6]。厚い雲におおわれていて、あたった太陽の光の約7割をはね返すため、よく光ります[5]。資料によって0.7〜0.76と幅があるので、ここでは「約7割」とします。

晴れて空が澄んでいて視力がよければ、昼間でも肉眼で見えることがあります[1]。とはいえ青空の中では、金星は小さな明るい点にすぎません。見逃しやすいのに、見つかるとかなり目立つ、と表現されています[2]。

つまり、問題は「どこを見るか」を知っているかどうかです。何も目印のない空から、点をひとつ見つけるにはどうすればよいのでしょうか。

金星の反射率(アルベド)は約0.7で、当たった太陽光の約7割を反射する。厚い雲におおわれているためで、主要な惑星の中では最も高い。資料によって0.7〜0.76と幅があるので、ここでは「約7割」と丸める[5]。NASAによれば、金星は太陽と月に次いで空で3番目に明るい天体である[6]。

明るさの数字で言えば、2026年9月19日ごろに最大光度を迎えたときの等級は約マイナス4.8等とされ、1等星の100倍以上になる。等級は5等級の差でちょうど100倍なので、1等星との差は約5.8等級、計算すると200倍あまりである。ただしこの等級は計算上の推定値で、年や資料によってマイナス4.5〜4.9ほどの幅がある[4]。

それでも、昼の青空の中では事情が変わる。空が澄んで視力がよければ肉眼で見えるが、どこを見ればよいかを知っている必要がある[1]。EarthSkyは、金星を「小さな明るい点で、見逃しやすいが、見つけるとかなり目立つ」と表現している[2]。だから課題は明るさよりも、「見る場所をどう絞るか」にある。

2. 答えの ひとつは、月を めじるしに すること

2. 見つけやすくする近道は、月を目印にすること

2. 月を基準にして、金星の位置を絞りこむ

こたえの ひとつは、月を めじるしに する ことです。

月が 金星の ちかくに あるとき、とくに ほそい 月の ころは、まず 月を みつけます。そして、そのまわりを さがします。これが いちばん みつけやすい、と しょうかいされています。

月は ちかくに あって、金星は ずっと とおくに あります。だから 月の ほうが ずっと おおきく みえます。おおきな ものを めじるしに すれば、ちいさな ものを さがしやすいのです。

ただし、月と 金星が ちかづく日は、かぎられています。まいにち つかえる ほうほうでは ありません。

ひとつの答えは、月を目印にすることです。月が金星の近くにある日、とくに細い月のころは、まず月を見つけ、そのそばを探すのが最も見つけやすい、と紹介されています[2]。

月は近くにあり、金星はずっと遠くにあるので、月のほうが大きく見えます。大きな月で空のおおよその場所をつかみ、そこから小さな点を探すわけです。

ただし、月と金星が近づく日は限られます。毎日使える方法ではありません。

では、何も目印のない青空から、小さな点をどう見つけるのか。ひとつの方法は、月を基準にすることである。月が金星の近くにあるとき、特に細い月の頃には、先に月を見つけ、そのそばを探すのが最も見つけやすいと紹介されている[2]。月は近く、金星は遠いため、月のほうがはるかに大きく見える。大きな月で空のおおよその位置をつかみ、探す範囲を狭めるのである。

ただし限界がある。月と金星が近づく日は限られ、毎日使える方法ではない。この方法は、天文の解説記事で紹介されている。

月に頼れない日はどうするのか。その前に、月が見つかっても、なお金星が見えないことがある。ここで出てくるのが、目のピントの話である。

3. 月のそばでも みえない ときは、目の ピントが まよいごに?

3. 月のそばでも見えないときは、目のピントが関係するかもしれない

3. 何もない空では、目のピントがどこに合うのか

月を みつけても、金星が みえない ことが あります。そのとき、目の ピントが ずれて いるのかも しれません。

なにも ない そらを みていると、目は ちかくに ピントが あって しまう ことが ある、と いわれます。そうなると、とおくの 金星は ぼやけて みえなく なります。

そこで、まず 月で ピントを とおくに あわせます。それから、しせんを 1〜2どだけ、ゆっくり ずらします。そうすると みつけやすい、と しょうかいされています。

これは てんもんの すきな ひとの かいせつで、じっけんで たしかめた けんきゅうでは ありません。ひとつの コツと して きいてください。

月を見つけたのに、金星が見つからないことがあります。ここで、目のピントの話が出てきます。

何も目立つものがない空を見ていると、目は近くにピントが合ってしまうことがある、と天文愛好家の解説にあります。ピントが近くにあると、遠くの金星は点にならず、ぼやけて見えなくなるわけです。

そこで、まず月で目のピントを遠くに合わせます。次に、視線を1〜2度だけ金星のいそうな方向へずらしていきます[3]。

ただし、これはひとりの愛好家の経験則で、実験で確かめた研究ではありません。「必ず見える」コツではなく、試す価値のある助言のひとつです。

月を見つけても金星が見えないとき、目のピントが関係する場合もある。天文愛好家の解説(Urban Astronomer)によれば、何も目立つものがない空を見ていると、目は近くにピントが合いやすい。ピントが近くに引き寄せられると、遠くの金星の小さな点は像を結ばず、ぼやけて消えてしまう[3]。

そのため、先に月でピントを遠くに合わせ、そこから視線を1〜2度、金星のいそうな方向へずらす、という手順が紹介されている。1〜2度という角度は、腕を伸ばしたとき小指の幅がおよそ1度という目安で想像でき、月から小指1、2本分ほどのずれである(この目安は一般的な数値で、今回の資料にはない)。

ただし、これは個人の解説にある経験則であり、実験で効果を検証した研究ではない。「必ず見えるコツ」とは言えず、「試す価値のある助言」の域を出ない。月が無い日は、遠くの建物など目立つものでピントを遠くに合わせる方法も考えられるが、これも資料にある助言ではなく推測である。

4. 金星は、空の どのへんに いるの?

4. 金星は、空のどのあたりにいるのか

4. 金星は太陽から47度しか離れない:見つけやすい時期と、見つけにくい時期

金星は、太陽の ちかくにしか いられません。太陽から、いちばん はなれても 47どほどです。

ですから、ひるまに さがすときは、太陽に ちかい ほうこうに なりやすいのです。だから まず、太陽から はなれた 月を めじるしに する やりかたが やくに たちます。

金星は、月の ように みちかけも します。2026ねんは、9がつの なかごろに いちばん あかるく なり、よいの あかるい 星として みえました。金星が 太陽に ちかい ときは、太陽の ひかりに かくれて、みえません。

金星は太陽の近くにしかいられません。太陽から最も離れる位置(最大離角)でも、47度ほどです[7]。そのため昼に探すと、太陽に近い方向になりやすいのです。月を目印にする方法は、太陽から十分離れた日に月と金星が並ぶときだけ使える、と考えておくとよいでしょう。

金星は月のように満ち欠けもします。NASAによると、新月から次の新月に戻る周期は584日です。これは公転周期(約225日)とは別のものです[6]。地球に最も近いときの距離は約3800万km、最も遠いときは約2億6100万kmと、距離がとても大きく変わります。

2026年は、9月19日ごろに金星の明るさが最大になりました[4]。最大光度の日は暦によって9月18日とするものもあり、日付の差は、世界時と日本時間の違いとみられます。金星が地球と太陽の間に来る内合の前後は、太陽の光に隠れて見えません。

金星は内側の惑星なので、太陽から一定の角度以上は離れない。その最大が最大離角で、47度ほどである。太陽から東へ最も離れる東方最大離角の角度も、47度ほどと紹介されている[7]。この数字は、昼に金星を探すとき、太陽に近い方向を見ることになりやすい理由を教えてくれる。

一方、明るさは位置と形で変わる。NASAによれば、地球に最も近いとき約3800万km、最も遠いときは約2億6100万kmになる。金星は月のように満ち欠けもし、新月から次の新月へ戻る周期(会合周期)は584日である。公転周期(約225日)とは別のもので、混同しないこと[6]。

2026年は9月19日ごろに最大光度(約マイナス4.8等)となった。EarthSkyは最大光度を9月18日としているが、協定世界時と日本時間の暦日の差とみられる[4]。最大光度のあと金星は太陽に近づいていき、内合(地球と太陽の間に来る時期)の前後は、太陽の光に隠れて見えない。

5. 金星を さがすとき、ぜったいに まもる ことは?

5. 金星を探すとき、絶対に守りたいこと

5. 昼の金星探しで、太陽を避けなければならない理由

いちばん だいじな ことは、太陽を ぜったいに みない ことです。

太陽を めで みると、目の おくの ところを いためて、みえなく なる おそれが あります。サングラスでも、まもれません。

ですから、こどもは、おとなと いっしょに さがしましょう。太陽から はなれた ほうこうだけを みます。そして、太陽が たてものの かげに はいる ばしょを えらびます。

昼の金星探しで、いちばん大切なのは安全です。太陽を肉眼・双眼鏡・望遠鏡で直接見ると、網膜を傷めて失明するおそれがあります。サングラスでも守れません[1]。

昼の金星は太陽に近い方向にいるので、見回しているうちに、つい太陽の近くへ視線が向きかねません。探すのは、建物などの影に太陽が入る場所や、太陽から十分離れた方向に限ります。双眼鏡や望遠鏡は、太陽に向けないようにします。

子どもが探すときは、おとなと一緒に、月が高く太陽から離れた日だけにするのがよいでしょう。

昼の金星探しで最も大きな危険は、太陽を直接見ることである。肉眼・双眼鏡・望遠鏡のどれであっても、適切な保護なしで太陽を見ると網膜を傷め、失明のおそれがある。サングラスでは守れない[1]。

金星の最大離角は約47度で、昼に探せば太陽に近い方向になりやすい。そのため、視線をずらす際に太陽の近くへ向かわないよう、建物の影に太陽が入る場所を選んだり、太陽から十分離れた方向だけを探したりして避ける。機材を使うときも、太陽に向けない。

なお、昼に望遠鏡で金星を導入するには、事前に位置を計算して目盛り環で合わせる方法があるといわれる。昼の観察は、金星の位置を前もって知っていることが前提になる。ただし、この点は検索結果の要約を通した情報なので、断定は避ける。

6. つぎに 月と 金星が ちかづく日を、しらべて みよう

6. 月と金星が近づく日を調べて、探してみる

6. 月と金星が近づく日を調べて、探してみる

まず、国立天文台こくりつてんもんだいの こよみで、月と 金星が ちかづく日を しらべて みましょう。

その日の ひるまに、月が たかく のぼって、太陽から はなれて いる ときだけ、おとなと いっしょに そらを みます。まず 月を みつけます。そのあと ゆっくり、しせんを ずらして みましょう。

みつからなくても だいじょうぶです。さがす ことが、たのしい ことですから。太陽は ぜったいに みないで ください。

次に月と金星が近づく日を、国立天文台の暦で調べてみてください。その日、月が高く太陽から離れているなら、おとなと一緒に昼の空を見上げられます。

まず月を探し、その月でピントを遠くに合わせてから、視線を1〜2度ずつずらしてみます。見つからない日があっても、探し方を変えながら試すこと自体が、観察の面白さです。

安全のために、太陽の近くは見ず、機材も太陽に向けないでください。

次に月と金星が近づく日を、国立天文台の暦で調べてみてほしい。月が高く、太陽から十分離れた日の昼なら、保護者と一緒に空を探してみる価値がある。

まず月を見つけ、その月でピントを遠くに合わせてから、視線を1〜2度ずつずらす。見つからなくても、この助言が「必ず見える」ものではないことを思い出してほしい。探し方を変えて試す過程自体が、観察になる。

確かめるべき点は、まだある。月と金星が近づく日の暦、月が太陽から十分離れる日の条件などは、国立天文台などの暦で調べられる。安全のため、太陽の近くは見ず、機材も太陽に向けない。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文で参照した資料。ウェブページは2026年10月16日に確認した。

  1. Star Walk「日中の天体観測」 https://starwalk.space/ja/news/astronomy-during-the-day (昼でも肉眼で見える条件、太陽の安全)
  2. EarthSky「Venus and Jupiter dance in daylight」 https://earthsky.org/space/venus-and-jupiter-dance-in-daylight/ (見つけにくさ、月を目印にする助言)
  3. Urban Astronomer「Venus with the naked eye in Daylight」 https://www.urban-astronomer.com/?p=402 (目のピントと視線をずらす助言)
  4. ウェザーニュース(2026年9月) https://weathernews.jp/news/202609/170291/ (最大光度の日と明るさ)
  5. EarthSky「Why is Venus so bright」 https://earthsky.org/astronomy-essentials/why-is-venus-so-bright/ (金星の反射率)
  6. NASA「Venus Facts」 https://science.nasa.gov/venus/venus-facts/ (明るさの順位、距離、満ち欠け)
  7. 三菱電機DSPACE 渡部潤一コラム https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column_w/cw115.html (最大離角)

なおした ところ

更新履歴

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