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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

1200ねん まえの くすりは、いまの くすりと おなじ?

大仏にささげられた1200年前の薬から、今の生薬と同じ種類の成分が見つかった

生薬はどう選ばれてきたか ── 三品分類から正倉院薬物の調査、エフェドリンの単離まで

分野:歴史・文化

むかし、だいぶつさまに ささげられた くすりが、いまも のこって います。しらべて みると、いま つかわれて いる くすりと おなじ しゅるいの せいぶんが でて きました。

むかしの 人は、どうやって「どくか くすりか」を わけたのでしょう。この メモを よむと、その みちすじが わかります。

奈良時代、大仏にささげられた薬を調べると、人参や甘草から、今の生薬と同じ種類の成分が見つかりました。60種の薬のうち40種近くが今も正倉院に残っていて、1948年から調査されたのです。

では、昔の人は何を頼りに「毒か薬か」を仕分けたのでしょうか。古い薬の本、実物の薬、明治の成分研究をつなぐと、その道すじが分かります。

756年に東大寺の大仏へ献じられた薬物のうち、現存する38〜39種の調査(1948年〜)で、人参・甘草・大黄から、今も薬効の指標とされる種類の成分が確認された[4]。

では、経験で選ばれた生薬は、どの段階で科学的な裏づけを得たのか。三品分類、帳内薬物、麻黄からのエフェドリン単離、日本薬局方の順に、資料を突き合わせると、その流れが分かる。

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1. どくか くすりか、だれが ためしたの?

1. 「毒か薬か」は、だれが試して決めたのか

1. 神農伝説と、史実として言えること

むかしの ちゅうごくに、しんのうと いう 人が いたと つたえられて います。野の 草を じぶんで なめて、どくか くすりかを たしかめた、という はなしです[8]。

ただし、これは でんせつです。ほんとうに ひとりで ためしたのかは、わかりません。わかって いるのは、たくさんの 人の けいけんが、1さつの 本に まとめられた ことです。

草を口にして確かめた、という伝説

古代中国に神農という人物がいて、野の草を自分で試し、毒か薬かを見分けたと語られています。薬の本『神農本草経』は、この名にちなんでつけられたものです[8]。

史実として言えること

神農は伝説上の人物で、本が成立した時期も、前漢の末から2〜3世紀まで、説が分かれています[1]。はっきりしているのは、一人の発見ではなく、長い時間の経験が本にまとめられたという点です。

漢方の生薬は「だれが決めたのか」という問いには、伝説と史実を分けて答える必要がある。神農は約5000年前の伝説の人物で、野の草を自ら試して毒か薬かを見分けたと語られる[8]。『神農本草経』はその名にちなむが、成立は前漢末とする説と、2〜3世紀に道士らがまとめたとする見方がある[1]。

したがって、史実として言えるのは、個人の発見ではなく、経験の蓄積が書物に集約されたという点までである。では、その本は、薬をどう仕分けたのか。

2. くすりは、3つの たなに わけられた

2. 薬は「上品・中品・下品」の3段に分けられた

2. 『神農本草経』の三品分類 ── 365種を、強さと使い方で分ける

この 本は、365 しゅるいの くすりを、3つの グループに わけました。1ねんの 日かずと おなじ かずです[1]。

ながく のんでも がいが すくないと される くすり、つかい かたで かわる くすり、つよく ききますが どくも ある くすり、という わけ かたです。

たとえば、にんじんや かんぞうは 一ばん 上の グループ、まおうは まんなか、だいおうや ぶしは 一ばん したの グループに います[1]。いまも つかわれる くすりが、さいしょの 本から ならんで いたのです。

1年の日数に合わせた365種

『神農本草経』は、1年の日数に合わせて365種の薬を収め、上品120種、中品120種、下品125種の三つに分けました[1]。

分け方の目安は、薬の強さ

上品は長く使っても害が少ない養生の薬、中品は使い方しだいで養生にも治療にもなる薬、下品は効き目が強い反面、毒があって長く使えない治療薬とされました。ただし、これは当時の見方で、上品なら安全と言い切れるわけではありません。

今も使われる顔ぶれ

上品に人参・甘草、中品に葛根・麻黄、下品に大黄・附子が入っています[1]。最初の本の時点で、今の生薬の顔ぶれが、すでに並んでいました。

この本は、のちの時代にふくらんでいきます。500年ごろに陶弘景が730種へ増やしても、三品の分け方は受け継がれました[9]。明の李時珍は、各地を巡って人々に話を聞き、27年かけて『本草綱目』をまとめたと伝わります(1578年完成)。収録は1892種とされ、うち374種は李時珍が加えたものです[7]。

三品分類は、薬の性質や用途をもとに、上品・中品・下品に分ける枠組みである。『神農本草経』は1年の日数に合わせて365種を収め、上品120種・中品120種・下品125種に分けた[1]。上品は長く服用しても害が少ない養生の薬、中品は使い方によって養生にも治療にもなる薬、下品は効き目が強い反面、毒があり長く使えない治療薬という整理である。ただし「上品=安全」と言い切らず、当時の見方として読むのがよい。

注目すべきは、今も使う生薬が最初の本の時点で並んでいることだ。上品に人参・甘草、中品に葛根・麻黄、下品に大黄・附子が含まれる[1]。そのため、分類は固定されず、後世が増補して育てていった。500年ごろ、陶弘景が730種の『神農本草経集注』を編んだ際にも、三品分類は踏襲された[9]。明の李時珍は、27年かけて1892種を収める『本草綱目』を完成させた(1578年、刊行は1596年)。うち374種は李時珍の追加とされるが、種数は版や数え方で差が出る[7]。

3. かぜの くすりは、なぜ 7つ まぜるの?

3. 葛根湯は、7種の生薬を組み合わせた薬

3. 『傷寒論』の処方 ── 単品から「組み合わせ」へ

かぜの ときに つかわれる「かっこんとう」は、7しゅるいの 草や 木の ざいりょうを あわせて つくります[10]。

ひとつずつ ためして えらぶだけでなく、くみあわせて つかう くふうも、むかしの 人は かさねました。ちょうど、いろんな あじを まぜて、ひとつの スープを つくる ようなものです。ただし、くすりは、かってに まぜては いけません。

熱病の治療書『傷寒論』

3世紀ごろ、後漢の末に張仲景が著したとされる『傷寒論』は、急な熱病の治療書です。張仲景に結びつけられる処方を含み、のちの時代に編まれて伝わった治療書で、葛根湯のような今も使われる処方が載っています[2]。

7種を組み合わせる

葛根湯は、葛根・麻黄・生姜・大棗・桂皮・芍薬・甘草の7種を組み合わせた処方です[10]。薬を一つずつ選ぶ段階から、組み合わせて使う段階へ進んでいたことが分かります。

生薬の選択は、単品の仕分けにとどまらなかった。後漢末(3世紀)に張仲景が著したとされる『傷寒論』は、急性の熱病の治療書で、張仲景に結びつけられる処方を含み、後世に編成・伝承された[2]。葛根湯をはじめ、今日も使われる処方が載っている。

葛根湯は、葛根・麻黄・生姜・大棗・桂皮・芍薬・甘草の7種の生薬を組み合わせ、『傷寒論』『金匱要略』に載る[10]。つまり、三品が「材料の強さ」を示したのに対し、処方は「材料の使い合わせ」を示したことになる。では、その材料の実物は、実際にどんなものだったのか。奈良時代の日本に、その実物が残っている。

4. だいぶつさまに ささげた 60しゅるいの くすり

4. 756年、大仏に60種の薬がささげられた

4. 756年の献納 ── 種々薬帳と帳内薬物

756ねん、ならの とうだいじの だいぶつさまに、60しゅるいの くすりが ささげられました。ささげたのは、こうみょうこうたいごうと いう 人です[3]。

いのりの ためだけでなく、びょうきで くるしむ 人たちに くばって たすける ためでも ありました。くすりの 名まえは、しゅじゅやくちょうと いう もくろくに、ぜんぶ かかれました[3]。

60種の薬を、リストにして献じる

756年(天平勝宝8年)、聖武天皇の四十九日に、光明皇太后が60種の薬物を東大寺の大仏に献じました。目的は、大仏の供養と、病に苦しむ人々へ広く薬を給付して救うことでした[3]。

この60種は、すべて「種々薬帳」という目録に書かれ、帳内薬物とよばれます。薬の名前と実物が、セットで残る形になったのです。

756年(天平勝宝8年)、聖武天皇の四十九日に、光明皇太后が60種の薬物を東大寺の大仏に献じた。目的は、大仏の供養と、病苦にある人々への給付による救済だった[3]。60種はすべて「種々薬帳」に記され、帳内薬物とよばれる。

ここで重要なのは、品名の目録と実物が、いっしょに伝わった点である。そのため、後世の人は書物の記述ではなく、実物の側から、当時の生薬を検証できた。

5. 1200ねんごに しらべたら、なにが わかった?

5. 1948年の調査で、人参や甘草から同じ種類の成分が見つかった

5. 正倉院薬物の科学調査 ── 1948年と1994〜95年

1948ねんから、くすりの せんもんかの 人たちが、のこって いる くすりを ていねいに しらべました。のこって いたのは、60しゅるいの うち 39しゅるい ほどです[3]。

しらべると、にんじんには にんじんの せいぶん、かんぞうには かんぞうの せいぶんが ありました。いま つかわれる くすりと おなじ しゅるいの ものです[4]。

ただし、おなじ せいぶんが あった ことと、おなじ ききめが あった ことは、べつの はなしです。

薬の専門家たちが、実物を調べた

1948年から約4年、朝比奈泰彦らの専門家グループが、正倉院に伝わる薬物を本格的に調べました。2回目の調査は1994〜95年です。帳内薬物のうち、今も残るのは39種ほどで(資料により38種)、帳外の薬物24種も確認されました[3][4]。

見つかった成分

人参には人参サポニン(ジンセノサイド)、甘草にはグリチルリチン、大黄にはセンノシドが含まれることが示されました[4]。1200年以上前の薬が、今の生薬と同じ種類の成分を持っていたことになります。

ただし、分かったのは成分が検出されたところまでで、当時の効き目まで同じだったとは言えません。

書物の記述と実物は、本当に対応しているのか。この問いに答えたのが、正倉院薬物の科学調査である。1948年から約4年、朝比奈泰彦らの16名の研究班が調査し、2回目は1994〜95年に6名で行われた[4]。帳内薬物のうち現存は39種(別の資料では38種)で、帳外の薬物24種も確認された。現存数は資料により1つ違うため、「約40種」程度に読むのが安全である[3]。

成分の検出が、この調査の核心である。人参には総ジンセノサイド、甘草には多量のグリチルリチン、大黄にはセンノシドA・Bが含まれると示された[4]。つまり、経験で選ばれた生薬が、のちの化学的な分析でも、現代の生薬と同じ種類の成分で確認されたことになる。ただし、示されたのは成分の検出までで、「同じ効き目」を証明したわけではない。

6. くすりの「なかみ」を とりだした 人

6. 漢方の家に生まれた長井長義は、麻黄から有効成分を取り出した

6. 麻黄とエフェドリン ── 経験を化学で裏づける

めいじの ころ、ながい ながよしと いう 人が、まおうと いう くすりの 草から、ききめの もとに なる せいぶんを みつけました。エフェドリンと いいます[5]。いつ みつけたかは、しりょうに よって ちがいます。

ながいさんは、ちいさい ころ おとうさんから かんぽうを ならい、あとで ドイツで かがくを まなびました。かんぽうと かがくを つなぐ しごとを した 人です[5]。

長井長義は、漢方生薬の成分を研究した

阿波(徳島)出身の長井長義は、幼いころ父から漢方の教育を受け、のちに洋学で化学に興味を持ちました。ドイツ留学で学び、帰国後は、漢方生薬の成分研究を主な仕事にしました。日本薬学会の初代会頭でもあります[5]。

麻黄から、エフェドリンへ

長井は1885年(明治18年)、麻黄から有効成分の塩基、エフェドリンを発見したと伝えられます。年を1887年とする辞典もあります。エフェドリンは、気管支を広げる作用などが確かめられ、喘息の治療や、総合感冒薬の咳止めなどに使われています[5]。

経験で選ばれた生薬を、化学の言葉で説明し直す。それを日本で進めた一人が長井長義である。阿波藩の出身で、幼いころ父から漢方の教育を受けたのち、洋学で化学に興味を持ち、ドイツ留学を経て、帰国後は漢方生薬の成分研究を主な仕事にした[5]。

1885年(明治18年)、漢薬の麻黄から有効成分の塩基エフェドリンを発見した。命名・抽出を1887年とする辞典もあり、年は資料によって異なる。エフェドリンは交感神経の興奮、気管支の拡張、昇圧などの作用が確認され、喘息の治療や総合感冒薬の咳止めなどに使われる[5]。成分が分かったことで、「なぜ効くのか」を、物質の側から説明できるようになったのである。

7. いまの くすりは、どう まもられて いる?

7. 今は国の規格が、生薬の品質を支えている

7. 日本薬局方と漢方製剤 ── 規格と数

いまは、くすりの しなを たもつ ために、くにが きまりを つくって います。にほんやっきょくほうと いいます。さいしょの ものは、めいじ19ねん(1886ねん)に できました[6]。

この きまりには、しょうやくの ことも かかれて います。

日本薬局方が薬の品質を保つ

日本薬局方は、医薬品の品質を保つために国が定めた規格の本で、初版は明治19年(1886年)に公布されました。生薬の総則も含まれます。第十八改正(令和3年)では、医薬品各条2033品目のうち、生薬等は327品目でした[6]。

病院で使われる漢方製剤

医療用の漢方製剤は、ある資料の掲載時点で148種類(内服147、外用1)が薬価基準に収載され、煎じ薬用の生薬159種類も収載されていました(数は年により変わります)[11]。

古い生薬は、現代の制度のなかで品質を管理されている。日本薬局方は、国が定める医薬品の規格基準書で、初版は明治19年(1886年)に公布され、生薬総則を含む。第十八改正(令和3年)では、医薬品各条2033品目のうち生薬等が327品目だった[6]。この数は第十八改正のものであり、現在は第十九改正が公示されている。

実際の医療でも使われ続けている。医療用の漢方製剤は、210処方のうち148種類(内服147、外用1)が薬価基準に収載され、煎じ薬用の生薬159種類も収載されている(ある抄録の数字で、年により変わりうる)[11]。経験・実物・成分研究・規格と、検証の層が重なってきた結果として、今の生薬がある。

8. じぶんでも しらべて みたい とき

8. 自分でも調べてみたくなったら

8. 自分でも調べてみたくなったら ── 手がかりと資料

おうちで できること

おうちの かぜぐすりや かんぽうやくの はこの「せいぶん」の らんを、おとなと いっしょに みて みましょう。はこに「かっこん」や「まおう」と いう 名まえが あるか、さがして みます。のむ ひつようは ありません。みるだけです。

しらべる とき

としょかんの ずかんで「にんじん」や「まおう」を さがすと、くすりの もとに なる 草の しゃしんを みられます。こうしきな じょうほうは、こうせいろうどうしょうの ホームページに あります。

今日できること

家にある風邪薬や漢方薬の箱で、「成分」の欄を見てみましょう。葛根や麻黄、甘草といった名前が見つかるかもしれません。見るだけで、飲む必要はありません。

図書館でできること

漢方や生薬の図鑑を開くと、薬のもとになる草や木の写真が見られます。「その薬は、昔の本にも出てくるのか」と探すと、新しい発見があります。

公式情報

日本薬局方の考え方は、厚生労働省のページで確かめられます。薬の使い方は、医師や薬剤師に相談してください。

手がかり

身近な漢方薬の添付文書の成分欄から生薬名を1つ選び、本文の三品分類(人参・甘草=上品、葛根・麻黄=中品、大黄・附子=下品)に載っているかを確かめる。載っていなければ、図書館の生薬事典で調べる手がかりになる。なお、薬の飲み方は医師・薬剤師に相談すること。

資料

正倉院薬物の調査は、日本医史学雑誌の論文(J-STAGE)で読める[4]。日本薬局方の制度は厚生労働省の資料にまとまっている[6]。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文で使った資料です。伝説や数字は、資料によって差があるものを併記しました。

  1. コトバンク「神農本草経」 https://kotobank.jp/word/%E7%A5%9E%E8%BE%B2%E6%9C%AC%E8%8D%89%E7%B5%8C-82413 (三品分類・365種・今も使われる生薬)
  2. コトバンク「傷寒論」 https://kotobank.jp/word/%E5%82%B7%E5%AF%92%E8%AB%96-78970 (処方の整理)
  3. コトバンク「正倉院薬物」 https://kotobank.jp/word/%E6%AD%A3%E5%80%89%E9%99%A2%E8%96%AC%E7%89%A9-1545543 (756年の献納・現存数)
  4. 日本医史学雑誌 正倉院薬物の論文(J-STAGE) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhp/48/2/48_108/_article/-char/ja (調査と成分の抄録)
  5. 医療史跡(JRIAS 2017年12月) https://www.jrias.or.jp/books/pdf/201712_IRYOSHISEKI_MOROZUMI.pdf (長井長義とエフェドリン)
  6. 厚生労働省「日本薬局方」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html (規格・初版)
  7. 漢典「本草綱目」 https://www.zdic.net/hant/%E6%9C%AC%E8%8D%89%E7%B6%B1%E7%9B%AE (李時珍・収録数)
  8. JPEC 漢方薬・生薬研修会資料 https://www.jpec.or.jp/download/kanpotest21.pdf (神農伝説)
  9. JPEC 漢方薬・生薬研修会資料 https://www.jpec.or.jp/download/kanpotest26.pdf (陶弘景による増補)
  10. 一般用医薬品の添付資料(データインデックス) https://www.data-index.co.jp/drugdata/pdf/otc/N02100067084_20200914.pdf (葛根湯の7種)
  11. 医学書院 雑誌抄録 https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1409101832 (漢方製剤の収載数)

なおした ところ

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