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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

ぬいぐるみは、そっくりの コピーが あっても、どうして「この子」が いいの?

そっくりのコピーがあっても「この子」がいい ── ぬいぐるみが特別になる理由

ぬいぐるみへの愛着 ── 接触の安心(ハーロウ)、移行対象(ウィニコット)、「元の1つ」へのこだわり(フッドとブルーム)

分野:からだ

ねる ときに いつも もっている ぬいぐるみが あります。「まったく 同じ ものを もう 1つ 出せる きかいが あるよ」と 言われたら、どうしますか。

3さいから 6さいの 子に きいた じっけんでは、4人に 1人が「コピーは いらない」と ことわりました。どうして 形が 同じでは だめなのでしょう。ぬいぐるみが とくべつに なる 理由が 分かります。

「なんでも複製できる機械」に、寝るときにいつも持っているぬいぐるみを入れてみませんか。イギリスとアメリカの研究者が3〜6歳の子に聞いたところ、ふつうのおもちゃなら気にしなかった子どもたちが、寝るときの特別なぬいぐるみでは、4分の1が複製を断りました[1]。

見た目がまったく同じなのに、なぜ「元の1つ」でなければならないのでしょうか。ぬくもり、離れる心細さ、「その1つ」という感覚という3つの手がかりから、ぬいぐるみが特別になる理由が分かります。

3〜6歳児に「何でも複製できる機械」を見せると、ふつうのおもちゃの複製は気にしないのに、毎晩寝るときに持つ特別な物では、4分の1の子が複製自体を断り、機械に入れた子の多くも元の物を返してほしがった[1]。見た目が同じ替わりでは、なぜ足りないのか。

この問いに、子ザルの実験(ハーロウ、1958)[3]、移行対象の考え(ウィニコット、1953)[4]、複製実験(フッドとブルーム)[2]、大人の調査[8]から答える。それぞれの証拠がどこまで言えるのかも分かる。

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1. コピーを 出せると 言われたら?

1. 複製機に入れるのを、断った子たち

1. 「複製機」の実験 ── 愛着の対象は、見た目で置きかえられるか

この じっけんは、イギリスの 大学の 先生が おこないました。子どもたちに「なんでも コピーできる きかい」を 見せます。じつは、ただの 手品の 箱でした。

ふつうの おもちゃなら、みんな コピーしても へいきでした。ところが、まいばん ねる ときに もつ とくべつな ぬいぐるみなどは ちがいました。4人に 1人は「コピーは いや」と ことわりました。

きかいに 入れた 子も、多くは「もとの 子を かえして」と 言いました。形が 同じでも、子どもに とっては「この ぬいぐるみ」が 大じなのです。

では、その「この 1つ」への 気もちは、どこから くるのでしょう。まず、ずっと むかしの サルの じっけんを 見ます。

実験をしたのは、ブリストル大学のブルース・フッドさんと、イェール大学のポール・ブルームさんです。3〜6歳の子に、「なんでも複製できる機械」を見せます。本当は手品の箱で、入れたものがそっくりになって出てきたように見せかけるしかけでした。

ふつうのおもちゃなら、複製すると言われても子どもたちは気にしませんでした。ところが、毎晩寝るときに持つ特別なものの場合は、4分の1の子が複製自体を断りました。機械に入れることに同意した子も、多くは元のものを返してほしがったと報告されています[1]。この「4分の1」は、寝るときの特別なものについての数字で、すべてのおもちゃに当てはまる数字ではありません。

研究者は論文の要旨で、幼い子は愛着の対象について、お気に入りのおもちゃよりも見た目が同じ替わりを受け入れにくいと述べています[2]。見た目では区別できない「その1つ」に、目に見えない何かを感じているのだろう、という読み方です。

ただし、この実験は「なぜ愛着が生まれるのか」までは説明しません。その手がかりを、古い動物実験から探します。

愛着の対象は、見た目が同じ替わりで置きかえられるのか。フッドとブルームは、3〜6歳児に手品の箱を「何でも複製できる機械」として見せてこれを調べた。ふつうのおもちゃでは複製を気にしなかった子が、毎晩寝るときに持つ特別な物になると、4分の1が複製自体を断り、機械に入れることに応じた子の多くも元の物を返してほしがった[1]。数字は「寝るときの特別な物」に限った値であり、おもちゃ全般の話ではない。

2008年の論文の要旨は、幼児が愛着の対象では、お気に入りのおもちゃより、見た目が同じ替わりを受け入れにくいと述べる[2]。著者らの解釈は、子どもが見た目では区別できない「その個体」に愛着を持つ、というものだ。ただし、子どもがぬいぐるみを生きていると信じている、とまで主張しているわけではない。

この実験が示すのは「元の1つでなければならない」という結果であり、その愛着がどう育つかは別の問いになる。では、愛着の出発点は何か。時代をさかのぼって、子ザルの実験を見る。

2. ミルクを くれる おかあさんより、やわらかい ぬの?

2. ミルクより、やわらかさを選んだ子ザル

2. 接触の安心 ── 1958年、ハーロウの代理母実験

1958ねん、アメリカの ハーロウ先生は、子ザルで じっけんを しました。子ザルの ところに、かわりの おかあさんを 2つ おきます。

1つは はりがねで できていて、ミルクが 出ます。もう 1つは、ミルクは 出ませんが、やわらかい ぬので できています。

子ザルは、はりがねの おかあさんとは、1日に 1時間半も いっしょに いませんでした。ミルクが はりがねの ほうに あっても、だんだん ぬのの ほうへ よって いきました。こわい ものを 見せると、どちらでも ぬのの ほうに しがみつきました。

ハーロウ先生は「ふれた ときの あたたかさや やわらかさは、なかよくなる ために とても 大じ」と かんがえました。

ただし、これは サルの おはなしです。人の 赤ちゃんに そのまま あてはめる ことは できません。人の 子は、ぬいぐるみを どう つかうのでしょう。

1958年、アメリカの心理学者ハロルド・ハーロウは、子ザルに2種類の「代理母」を与えました。ひとつは針金でできていてミルクが出ます。もうひとつはミルクは出ませんが、やわらかい布でおおわれています。

ミルクを出す針金の母と、やわらかい布の母。子ザルはどちらを長く選ぶのでしょうか。結果は、子ザルは針金の母とは1日に1時間半にも満たない時間しか接していません。ミルクが針金の母のほうから出る子ザルでも、だんだん布の母に寄っていきました[3]。

ハーロウは、こわい刺激を見せると、授乳の条件にかかわらず子ザルは布の母にしがみついたと報告しています。そして、ふれあいのぬくもり(接触の安心)は愛情の発達にとても大切で、授乳の役割は小さいと結論づけました[3]。

これはサルの実験であり、そのまま人の子とぬいぐるみに当てはめることはできません。では、人の子にとって、やわらかいものはどんな役目をするのでしょうか。

ぬいぐるみを抱くと落ち着くのは、ミルクをくれる存在でもないのに、なぜか。この問いに近い実験がある。1958年、ハーロウは子ザルに、ミルクの出る針金の代理母と、ミルクの出ない布の代理母を与えた。針金の母と過ごした時間は1日1.5時間未満で、ミルクを出すのが針金の母の側でも、子ザルは次第に布の母に寄っていった[3]。

さらに、こわい刺激を見せると、授乳条件によらず、子ザルは布の母にしがみついた。このためハーロウは、愛情の発達には接触の安心が決定的に重要で、授乳の重要性は小さいと結論づけた[3]。

ただし、これはサルの実験で、人間の乳児に同じ結論がそのまま当てはまるとは限らない。では人の子の場合、やわらかい物は具体的にどんな場面で役立つのか。次に、小児科医ウィニコットの考えを見る。

3. おかあさんと はなれる ときの「はしわたし」?

3. 親から離れる心細さを支える「移行対象」

3. 移行対象 ── ウィニコット(1953)の考えと、その後の扱われ方

1953ねん、イギリスの 子どもの 病気を 見る 先生 ウィニコットは、ちいさい 子が はじめて じぶんの ものに する、やわらかい ものに 目を むけました。テディベアや にんぎょうなどです。そして「いこうたいしょう」と 名づけました。

おかあさんの そばから、ひとりで やっていく ほうへ うつる とき、そばに あって ほっと させて くれる もの、という 見かたです。

アメリカの 子どもの 医者の 学会は、こうした ものは、生まれて 8か月から 12か月ごろに えらばれると せつめいして います。そして、よわさや しんぱいの しるしでは ないと 言っています。大きく なって、ほかの やりかたを 見つけると、しぜんに はなれて いくそうです。

日本にも、3さいの 女の子が ようちえんに 入る ころ、ぬいぐるみの たすけで おかあさんと はなれる 時期を 楽に こえた、という 研究が あります。ただし 1人の 話なので、ぬいぐるみが あれば かならず 楽になる、とは 言えません。

では、そんなに たいせつな ぬいぐるみが、ふるく なっても すてられないのは どうしてでしょう。

1953年、イギリスの小児科医で精神分析家のドナルド・ウィニコットは、幼い子が最初に持つ「自分ではない所有物」に注目しました。テディベアや人形、やわらかい布などです。彼はこれを「移行対象」と名づけました[4]。親にすっかり頼っている状態から、自分ひとりで世界と向き合う状態へ移っていくときの、橋わたし役という考え方です。

ウィニコットは、移行対象の特徴も挙げています。愛情をこめて抱かれるのと同時に、乱暴に扱われもすること。子ども自身が変えるのでなければ、変わってはならないこと。ぬくもりや手ざわり、動きなど、生きている感じがあること[4]。

アメリカ小児科学会は、移行対象は生後8〜12か月ごろに選ばれるとしています。やわらかくて触れて心地よく、なじみがあるから役立つ。弱さや不安の印ではなく、成長して別の対処法を見つけると自然に手放される、という説明です[5]。

日本にも事例研究があります。ある3歳の子が幼稚園に入るころ、ぬいぐるみの助けで親との分離を比較的スムーズに乗りこえた、というものです[6]。1人の事例なので、一般化はできません。

ここまでで「なぜ落ち着くか」は見えてきました。でも、汚れて、くたびれても手放せないのはなぜでしょうか。

やわらかい物が落ち着きを与えるとして、それは離れる場面でどう働くのか。1953年、ウィニコットは、幼い子が最初に持つ「自分でない所有物」(テディ、人形、やわらかい物など)を移行対象と名づけた[4]。親への全面的な依存から、自分ひとりで世界に向き合う状態へ移る間を橋わたしする物、という位置づけだ。

ウィニコットは、その特徴として、愛情をこめて抱かれると同時に乱暴にも扱われること、子ども自身が変えるのでなければ変わってはならないこと、ぬくもり・手ざわり・動きなどの「生きている感じ」があることを挙げた。さらに、年月とともに忘れられるのでも悲しまれるのでもなく、関心がゆるやかに薄れていく(脱備給される)と述べた[4]。これは1950年代の一つの理論であり、今も全員に当てはまる法則というわけではない。

現代の小児科でも、扱いは落ち着いている。アメリカ小児科学会(AAP)は、移行対象は生後8〜12か月ごろに選ばれ、やわらかく触れて心地よく、なじみがあるから役立つと説明する。弱さや不安の印ではなく、子どもが別の対処法を見つけると自然に手放される、という[5]。

日本では、川崎徳子(2001)が、幼稚園入園の時期の3歳児が、ぬいぐるみの助けで親との分離をよりスムーズに乗り越えた事例を報告している[6]。ただし1人の事例で、「ぬいぐるみがあれば入園が楽になる」とまでは言えない。

ここまでで「なぜ落ち着くか」には答えが出た。残る問いは、汚れてくたびれても手放せないのはなぜか、である。

4. くたびれても、どうして すてられないの?

4. くたびれても手放せないのは、「この子」だから

4. 古びても手放さないのはなぜか ── 「元の1つ」と、触れることの効果

見た目が おなじでも「この 子」は かわりません。ウィニコットは、いこうたいしょうは 子ども自身が かえるのでなければ、かわっては いけない、と 考えました。ぬいぐるみが よごれたり、くたびれたり しても、その子に とっては「この 1つ」だと いうことです。

さいしょの じっけんでも、ねる ときの ぬいぐるみは「もとの 子が いい」と 言われて いました。

また、おおさかの 大学の 研究では、日本と アメリカの 人に ぬいぐるみなどの 写真を 見せました。人が さわって いる ものの ほうが、さわって いない ものより かわいいと 答えた 人が 多かった、と つたえられて います。

ずっと 手に とって、さわって きた ものだから、大切に 思うのかも しれません。でも、それは 子どもだけの ことでしょうか。

ウィニコットの言葉を借りると、移行対象は「子ども自身が変えるのでなければ、変わってはならない」ものです[4]。洗われたり、抱きしめられて形がくずれたりしても、その子にとっての「この子」は変わりません。フッドとブルームの実験で、見た目が同じ複製では足りなかったことと、うまくつながります[1]。

もうひとつ、触れることそのものの効果を示す研究があります。大阪大学の研究によると、日本とアメリカの参加者(198人と199人)にぬいぐるみやビーズクッションの写真を見せたところ、人が触れている物のほうが、触れていない物よりかわいいと評価されました[10]。

さらにウィニコットは、移行対象は忘れられることも悲しまれることもなく、関心がゆるやかに薄れていくと述べています[4]。「捨てなければならない」ではなく、手放す時期は本人が決める、という見方です。

では、大人になってもそばに置いている人は、どんな気持ちで持っているのでしょう。

くたびれても手放さないのは、その物が「元の1つ」だからだ、と説明できる。ウィニコットは、移行対象が子ども自身が変えるのでなければ変わってはならないと述べ[4]、フッドとブルームの実験は、見た目が同じ替わりでは足りない子が少なくないことを示した[1]。汚れや傷があっても、本人には「同じ1つ」と感じられるのかもしれない。ただし、汚れやにおいがどう関わるかは推測にとどまる。

触れることの効果を示す研究もある。大阪大学の研究(PLOS ONE、2026)では、日本と米国の参加者(198人・199人)にぬいぐるみやビーズクッションの写真を見せると、人が触れている物のほうが触れていない物よりかわいく評価された[10]。

また、ウィニコットは移行対象の運命を、忘れられも悲しまれもせず関心が薄れていくこと、と述べた[4]。手放す時期を一律に決めるのではなく、本人の側の変化に任せる、という立場だ。では、この現象は子どもの時期だけのものなのか。

5. おとなに なっても、そばに おくのは どうして?

5. 大人になっても、ぬいぐるみをそばに置く

5. 大人のぬいぐるみ ── 調査と実験から見える範囲

2024ねんに、ぬいぐるみを 持っている 18さいから 59さいの 人 1032人に、おもちゃの 会社が しらべた ちょうさが あります。

半分より すこし 多い 53.8%の 人が、十ねん より ながく 持っていました。66.4%の 人は「心を いやして くれる」と 答えました。かざる 人が 73.3%、だきしめる 人が 35.6%、いっしょに ねる 人が 29.4%でした。

この ちょうさは、ぬいぐるみを 持っている 人だけに きいた ものです。「大人の 半分が 持って いる」と いう 意味では ありません。

また、じぶんに あまり じしんが ない 人が、こころぼそく なる 話を 思い出した あと、テディベアに さわると、ふあんが へった、という じっけんも あります。ただし 大人の 話で、すべての 人に あてはまる わけでは ありません。

大人はどうでしょうか。バンダイスピリッツが2024年12月に行ったオンライン調査(18〜59歳の1032人)では、大人のぬいぐるみユーザーの53.8%が10年以上所有し、66.4%が「心を癒してくれる」と答えました。持ち方は、部屋に飾る人が73.3%、抱きしめる人が35.6%、一緒に寝る人が29.4%でした[8]。メーカーの調査で、対象はぬいぐるみユーザーだけです。「大人の半数がぬいぐるみを持っている」という意味ではありません。

実験もあります。コーレらの研究(2014)では、自己評価が低い人が、死を思い出させられると、テディベアの値段を高く見積もり、テディを持っていると防衛的な反応が減りました。自己評価が高い人には影響がありませんでした[7]。研究者は、無生物にふれるだけでも不安がやわらぐことがある、と述べています。

大人がぬいぐるみに親しむ様子は分かりますが、それが子ども時代の移行対象と同じ役割かどうかは、この結果だけでは分かりません。

この現象は子どもの時期だけのものか。バンダイスピリッツの調査(2024年12月13〜16日、18〜59歳の1032人)では、大人のぬいぐるみユーザーの53.8%が10年以上所有し、66.4%が「心を癒してくれる」と答えた。持ち方は、部屋に飾る73.3%、抱きしめる35.6%、一緒に寝る29.4%だった[8]。メーカーのオンライン調査で、対象はぬいぐるみユーザーに限られるため、「大人の半数が持ち続ける」とは読めない。

実験の証拠として、コーレらの研究(Psychological Science、2014)がある。自己評価が低い人は、死を思い出させられるとテディベアの値段を高く見積もり、テディを持つと防衛的な反応が減った。自己評価が高い人には影響がなかった[7]。対象は自己評価の低い大人で、子どもに当てはめるのは適切ではない。

子ども時代の橋わたしが大人でも続くのかは、これらの調査や実験からは分からない。

6. もっと 知りたく なったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

おうちの 人に、いちばん 大すきな ぬいぐるみ、または 小さい ころに 大すきだった ものを 聞いて みましょう。「どうして それが よかったの?」と 聞くと、思い出が 出て くるかも しれません。

ひとりで いる ときに、その 気もちが どう かわるかは、人に よって ちがいます。人と くらべず、じぶんの 気もちを 大切に して ください。

今日できること:家の人に、小さいころのお気に入りのものと、それが好きだった理由を聞いてみましょう。「なぜ、それでなければだめだったのか」を聞くと、この記事の「元の1つ」の話と重なるところが見つかるかもしれません。答えは人によってちがいます。比べずに、ただ聞くだけで大丈夫です。

もうひとつ:自分のぬいぐるみやお気に入りのものを、いつから一緒にいるか思い出してみましょう。どんなところが「この子」らしいか、ひとつ探してみるのもおすすめです。

今日できること:身近な人に、小さいころ手放せなかったものの話を聞き、この記事の「元の1つ」「橋わたし」の見方が当てはまるか、当てはまらないかを考えてみる。答えを聞いたら、自分の考えと違っていても、その人の思い出として受け止めてみる。

資料を読むなら:フッドとブルームの論文[2]、ハーロウの原文[3]、ウィニコットの論文[4]が一次資料になる(いずれも英語)。複製実験の概要[1]と、AAPの解説[5]は短く、最初に読むのに向いている。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

資料の性格:[1][5]は公的機関・大学の発表、[2][3][4]は学術論文、[6]は大学の紀要、[7][9]は報道による紹介、[8]は企業の調査発表、[10]は学術論文(本文では未確認の部分あり)である。

  1. University of Bristol「News 2007」(複製機の実験の紹介) https://bristol.ac.uk/news/2007/5335.html (4分の1が複製を断った数字)
  2. Hood & Bloom (2008) Children prefer certain individuals over perfect duplicates. Cognition. https://research-information.bris.ac.uk/en/publications/children-prefer-certain-individuals-over-perfect-duplicates/ (論文の要旨)
  3. Harlow (1958) The Nature of Love. https://psychclassics.yorku.ca/Harlow/love.htm (子ザルの代理母実験)
  4. Winnicott (1953) Transitional Objects and Transitional Phenomena. International Journal of Psycho-Analysis. https://hegel1313.law.columbia.edu/files/2026/05/winnicott_transitional_objects_and_transitional_phenomena.pdf (移行対象の考え)
  5. American Academy of Pediatrics, HealthyChildren.org「Transitional Objects」 https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/Pages/transitional-objects.aspx (現代の小児科の説明)
  6. 川崎徳子(2001)山口大学教育総合センター紀要 https://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/journals/ICERT/v/12/item/4746 (日本の事例研究)
  7. Koole ほか (2014) Psychological Science の紹介記事(ScienceDaily) https://sciencedaily.com/releases/2013/11/131106114039.htm (テディベアと不安の実験)
  8. BANDAI SPIRITS 大人アンケート調査 第2回 https://digitalpr.jp/r/104229 (大人のぬいぐるみユーザーの調査)
  9. ITmedia「大阪大学の研究紹介」 https://www.itmedia.co.jp/news/article/2604/01/1260401078/ (触れている物がかわいく見える研究の報道)
  10. PLOS ONE (2026) 大阪大学の研究(触れている物のかわいさ評価) https://doi.org/10.1371/journal.pone.0340903 (原論文)

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