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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

サンダルの 台は、むかしと いまで なにで できて いるの?

サンダルの素材には、約1万年前の樹皮からEVAまで、どんなものがあるのか

サンダルの素材には、樹皮・草・革からスポンジゴム、EVAまで、どんな性質があるのか

分野:歴史・文化

むかし、アメリカの ほらあなで、およそ 1万年まえの サンダルが 見つかりました。ざいりょうは、木の かわ でした。

それなら、いまの サンダルは なにで できて いるのでしょう。日本の「はなお」と ゴムで 作った サンダルは、ハワイで 1か月に 10万足も 売れたと つたえられます。そのながれを たどります。

アメリカ・オレゴン州の洞窟から、約1万年前のサンダルが見つかっています。材料は、ヨモギの仲間の低木の樹皮でした。

足の下に台を敷いてひもで留めるだけの形は、昔も今もほとんど同じです。それなのに、台の素材は何から何へ入れ替わってきたのでしょうか。日本の鼻緒に目を留めたデザイナーがスポンジゴムで作ったビーチサンダルは、ハワイで1か月に10万足売れたと伝えられます。樹皮や草やわら、ゴム、EVAと、素材の例を順に見て、鼻緒がしたことも確かめます。

約1万年前、現在のアメリカ・オレゴン州の乾いた洞窟にあったサンダルは、ヨモギ属の低木の樹皮を編んだものだった[3]。一方、いま店先に並ぶビーチサンダルの底には、EVAなどの発泡素材が使われる[9]。

台を足に留めるという形は変わらないのに、どんな素材が使われ、素材ごとにどんな性質があるのか。日本の鼻緒に注目して作られたスポンジゴムのビーチサンダルは、ハワイで1か月に10万足が売れたと伝えられる[8]。このメモでは、樹皮・草・わらからスポンジゴム、EVAまでの素材の例と、鼻緒が果たした役割を取り上げる。

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1. サンダルは、むかしは なにで できて いたの?

1. 昔は植物や革、今はゴムや合成素材が多い

1. 昔は植物繊維と革、いまはゴムと合成素材 ── 素材の大づかみな違い

サンダルは、足の 下に 台を しいて、ひもで とめる はきものです[1]。くつの ように、足 ぜんたいを つつみません。

むかしは、草や 木、わらなど、しょくぶつで できた ものが おおく つかわれました。どうぶつの かわも つかわれました[1][2]。いまは、ゴムや ビニルも つかわれます[1]。

ただし、サンダルが どこで さいしょに できたのかは、ひとつに きめにくいと いわれます。たくさんの 土地で、木の かわや 草を あんだ サンダルが 見られます[2]。

では、いちばん 古い サンダルは、なにで できて いたのでしょう。

形を決めているのは、台とひも

サンダルは、平たい台を、かけひもや鼻緒、バンドなどで足に留める履物の総称とされます[1]。靴のように足全体を包みこむのではなく、足の下に台を敷いて留める形です。

素材は、時代とともに入れ替わった

世界大百科事典によると、台やひもには、革や木、アマ、シュロ、わらなどの植物繊維が多く使われてきました。近年はゴムやビニル、合成皮革なども使われます[1]。別の説明では、動物の皮革、天然ゴム、ポリウレタン、プラスチック、人工ゴムなどが材質として挙げられています[2]。

Wikipedia日本語版は、サンダルの起源を一か所に定めることはできないと説明しています。樹皮や植物繊維を編んだサンダルは、多くの文化に見られます[2]。

では、確かな年代がわかる中でいちばん古いサンダルは、何でできていたのでしょうか。

サンダルは、平たい一層または重層の台部を、かけひもや鼻緒、バンドなどで足に固定する履物の総称とされる[1]。定義の中心は台と留め方であり、素材は含まれない。このため、素材は時代や土地ごとに入れ替わる余地があった。

世界大百科事典の記述では、台部やかけひもには革・木・アマ・シュロ・わらなどの植物繊維が多く使われてきた。近年はゴム・ビニル・合成皮革なども用いられる[1]。別の説明は、動物の皮革・天然ゴム・ポリウレタン・プラスチック・人工ゴムなどを材質として挙げる[2]。大づかみには、「植物と動物の皮」から「ゴムと合成素材」へという流れだ。

Wikipedia日本語版は、起源は一か所に定められないと説明する。樹皮や植物繊維を編んだサンダルは多くの文化に見られる[2]。では、年代が測定されたものの中で最も古い例は、何でできていたのか。

2. 1万年まえの サンダルは、木の かわ だった

2. 約1万年前の洞窟のサンダルは、樹皮を編んだものだった

2. 約1万年前のフォートロック・サンダル ── 樹皮の履物が残っていた

1938年、アメリカの オレゴンしゅうの ほらあなで、サンダルが 見つかりました。ほらあなの 中は かわいて いました。サンダルは、ヨモギの なかまの 木の かわなどを あんで 作って ありました[3]。

年代を しらべると、およそ 1万年まえ でした。はきものそのものを しらべた 中では、せかいで いちばん 古いと されます[3][4]。

ただし、これより 古い サンダルが、あとから 見つかるかも しれません。

1万年も のこって いたのは、かわいた ほらあなだった ことと かんけいが あるのかも しれません。

では、ほかの 国では どうだったのでしょう。

1938年、洞窟で見つかった10点

1938年、ルーサー・クレスマンが、オレゴン州の洞窟でサンダルを見つけました。ギネス世界記録によると、10点が放射性炭素年代測定にかけられ、9,300〜10,500年前と判定されています[4]。

オレゴン大学の博物館は、これを「フォートロック・サンダル」と呼び、主にヨモギ属の低木(セージブラッシュ)の樹皮などを編んだもので、約10,200〜9,300年前のものと説明しています[3]。資料によって年代の幅は少し違いますが、約1万年前と考えて差しつかえありません。

「最古」の意味

博物館は、これを「直接年代測定された履物としては世界最古」としています[3]。履物そのものを測った中で最古という意味で、それ以前に履物がなかったと言っているのではありません。

植物の繊維でできた履物が1万年ほど形を保っていたことには、乾いた洞窟という環境が関わっていると考えられます。

最古の例とされるのが、オレゴン州の洞窟で見つかった「フォートロック・サンダル」だ。ギネス世界記録によれば、1938年にルーサー・クレスマンが発見し、10点が放射性炭素年代測定で9,300〜10,500年前とされた[4]。オレゴン大学自然文化史博物館は、主にヨモギ属の低木(セージブラッシュ)の樹皮などを編んだもので、約10,200〜9,300年前のものとする[3]。資料により幅が少し違うので、約1万年前と読むのが無理のない言い方だ。

注意したいのは、「直接年代測定された履物として世界最古」という限定である[3]。履物そのものを測った中で最古という意味であり、それより前に履物がなかったことを示すものではない。

樹皮や草の繊維でできた履物が1万年ほど残ったことには、乾いた洞窟という環境が関わると考えられる。

3. エジプトでは、ヤシの 葉と パピルスの サンダル

3. 古代エジプトでは、ヤシの葉やパピルスが履物になった

3. 古代エジプトのヤシの葉とパピルス ── 「最古」はどこまで古いのか

古い エジプトでは、ヤシの 葉を きれいに あんだ サンダルが、はくぶつかんに のこって います。ふちには かざりも ついて いました[5]。

エジプトの 人は、ふだんは はだしで すごし、サンダルは とくべつな ときの ものだった と いわれます[5]。

かみさまに つかえる 人は、パピルスという 草で 作った サンダルしか はかなかった と いわれます[1]。

では、日本の むかしの はきものは どうでしょう。

ヤシの葉を編んだ、飾りつきのサンダル

古代エジプトのサンダルも、植物でできていました。リヴァプールの博物館にあったサンダルを紹介するGlobal Egyptian Museumの記録には、ヤシの葉をきれいに編み、縁に飾りをつけたものが載っています[5]。同じ記録によると、エジプトの人々はふだん裸足で、サンダルは特別な場面のためのものだったとされます[5]。

パピルスも材料でした。世界大百科事典は、古代エジプトの神に仕える人(事典の表記は「僧侶」)はパピルス製のサンダルしか用いなかったといわれる、と書いています[1]。

「最古」は、何を測るかで変わる

この百科事典は、最も古いサンダルを前2000年ころの古代エジプトのものとしています[1]。前2000年は今から約4000年前で、オレゴンの約1万年前より5000年以上新しい時代です。「最古」は、何を、どの方法で測ったかによって変わる言葉だと分かります。

古代エジプトのサンダルにも植物が使われた。リヴァプール博物館旧蔵のサンダルを紹介するGlobal Egyptian Museumの記録には、ヤシの葉をきれいに編み、縁に飾りをつけたものが載る[5]。同じ記録は、エジプトの人々はふだん裸足で、サンダルは特別な場面のためのものだったと説明する[5]。

パピルスも材料になった。世界大百科事典は、古代エジプトの神に仕える人(事典の表記は「僧侶」)はパピルス製のサンダルしか用いなかったといわれる、と記す[1]。パピルスは紙の原料になる草として知られる。

同じ事典は、最も古いサンダルを前2000年ころの古代エジプトのものとする[1]。前2000年は今から約4000年前で、オレゴンの約1万年前より5000年以上新しい(約10,200年前と4,000年前の差で6,200年、約9,300年前との差で5,300年)。両者が食いちがうのは、事典が一般的な説明であるのに対し、博物館は「直接年代測定」という基準を明示しているためだと読める。「最古」は、何をどの方法で測るかを確かめて使う言葉だ。

4. 日本では、いねの わらを あんで はいた

4. 日本では、稲わらや竹の皮を編んで履いた

4. 日本のわらじと鼻緒 ── 身近な植物を編む履物

日本の むかしからの はきものに、わらじが あります。おもに いねの わらを あんで 作ります。竹の かわや イグサも つかいます[6]。

日本には、ぞうりや げたも ありました。この 2つには、台を 足に とめる「はなお」が あります[7]。

この はなおに 目を つけた 外国の 人が いました。

身近な草を編んだ、わらじ

日本の伝統的な履物のわらじは、主に稲わらを編んで作ります。材料としては、わらのほかに竹の皮やイグサも挙げられます[6]。エジプトのヤシの葉と同じように、手近で採れる草や皮が、履物の材料になっていたことが分かります。

草履や下駄の「鼻緒」

日本には、草履や下駄もあります。どちらにも、台を足に留める鼻緒がついています[7]。この鼻緒に、海をこえてやって来たあるデザイナーが目を留めました。

鼻緒の何が、そのデザイナーの目を引いたのでしょうか。

日本の伝統的な履物であるわらじは、主に稲わらを編んで作る。材料としては、わらのほかに竹皮やイグサも挙げられる[6]。ヤシの葉やパピルスと同様に、日本でも手近な植物が履物の素材になっていた。

わらじのほかに、日本には草履や下駄がある。どちらにも、台を足に留める鼻緒がついている[7]。サンダルの定義(台部を鼻緒やバンドで固定する履物)に重なる部分で、この鼻緒が、次の素材の転換のきっかけになる。

なお、わらじの時代ごとの変遷は、このメモでは扱わない。

5. はなおと スポンジゴムで、ビーチサンダルが うまれた

5. 鼻緒に目を留めたデザイナーと、水を吸いにくいゴム

5. 鼻緒に注目したパスティンと、独立気泡スポンジゴム

アメリカの デザイナーの レイ・パスティンさんは、日本の ぞうりや げたの はなおに 目を とめました[7]。1951年に また 日本に 来て、神戸の ゴムの 会社の 生田さんと、作りはじめます[7]。1952年、せかいで はじめての ビーチサンダルが できたと されます[7]。

つかった ざいりょうは、「どくりつきほう スポンジゴム」。小さな あなが ひとつずつ べつべつに なって いて、水を すいにくい ゴムです[8]。

台所の スポンジは、水を すいますね。おなじ スポンジでも、あなの つながりかたが ちがうのです。

作るのは たいへんでした。はなおが 足に あたって いたい。スポンジの においも きになる。足の かたちには 一人ひとり ちがいが あり、外国で 売る はきものと 日本で 売る はきものの かたちも ちがいます。木の かたで 何どもなおしました[7]。

できた サンダルは、ハワイで 1か月に 10万足も 売れたと つたえられます[8]。

鼻緒とスポンジゴムの出会い

戦後に来日したアメリカの工業デザイナー、レイ・パスティンは、日本の草履や下駄の鼻緒に注目しました。1951年に再来日し、神戸の内外ゴムで技術長を務めていた生田庄太郎と出会って、試作が始まります。そして1952年に、世界初のビーチサンダルが誕生したとされます[7]。

「独立気泡スポンジゴム」とは

この履物を支えたのが、生田庄太郎が開発した独立気泡スポンジゴムです。内部の小さな空洞が一つずつ独立しているため、水を吸いにくく、防水性に優れています。底には天然ゴムを多く含み、じょうぶで減りにくいとされます[8]。台所のスポンジは空洞がつながっていて水を吸います。同じスポンジでも、空洞のつながり方で性質が変わるのです。

完成までと、その後

試作では、鼻緒が足にあたる痛みやスポンジのにおいが課題になりました。足の形には個人差があり、欧米と日本で売る履物の形の違いも考えて、木型で改良を重ねました[7]。

発売後まもなく、ハワイなどへ輸出され、ハワイで1か月に10万足が売れたと伝えられています[8]。輸出の開始年は、神戸新聞では1953年、nippon.comでは1955年と食いちがうため、ここでは年を決めずにおきます。

戦後に来日した米国の工業デザイナー、レイ・パスティンは、日本の草履や下駄の鼻緒に注目した。1951年に再来日し、神戸の内外ゴムで技術長を務めていた生田庄太郎と出会って、試作が始まった。そして1952年に世界初のビーチサンダルが誕生したとされる[7]。

鍵になった素材が、生田庄太郎が開発した「独立気泡スポンジゴム」だ。内部の小さな空洞が一つずつ独立しているため水を吸いにくく、防水性に優れる。底は天然ゴムを多く含み、じょうぶで減りにくいとされる[8]。台所のスポンジは、空洞がつながっていて水を吸う。同じスポンジでも、空洞が独立しているかどうかで性質が変わる。

完成までは簡単ではなかった。試作では、鼻緒の痛みやスポンジのにおいが課題になった。足の形には個人差があり、欧米と日本で売る履物の形の違いも考えて、木型で改良を重ねた[7]。

発売後まもなく海外にも輸出され、ハワイで1か月に10万足が売れたと伝えられる[8]。輸出の開始年は、神戸新聞では1953年、nippon.comでは1955年と食いちがうため、年は断定しない。「1952年の誕生」と「ハワイでの1か月10万足」という2点だけを押さえておく。

6. いまの サンダルには、かるい EVAも つかわれる

6. 軽くて成形しやすいEVAが、サンダルの底に使われる

6. EVAの発泡体 ── 軽さ・成形しやすさ・値段と、特許の数字の読み方

いまの サンダルには、EVAという ざいりょうも つかわれます。かるくて、かたちを つくりやすく、てんねんゴムより 安いと されます[9]。

EVAは、小さな あなが ひとつずつ はなれた ゴムの ような ものだと、えいごの ウィキペディアに かいて あります[9]。ビーチサンダルの スポンジゴムと にて います。

ここで 見た ざいりょうには、かるい、水に つよい、安いなど、それぞれ ちがう とくちょうが あります。

軽くて、形を作りやすい

いまのサンダルの底に使われる素材のひとつが、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)の発泡体です。英語版Wikipediaの説明では、小さな気泡が独立したフォーム状のゴムで、軽く、成形しやすく、天然ゴムより安いとされます。スリッパやサンダルの底、靴の中底に使われます[9]。

硬さを変えられる

靴底用のEVAについて書いたアメリカの特許は、酢酸ビニルという成分の割合が14〜28%の材料について、柔軟性が高く、軽く、すり減りに強く、染めやすいと説明しています[10]。この成分の量で硬さが変わるともされます。ただし14〜28%はこの特許が対象にした範囲で、EVA全体に共通する決まりではありません。

並べて見えること

独立した空洞をもつ発泡素材という点で、EVAはビーチサンダルのスポンジゴムと共通しています。ここで取り上げた素材には、水に強い、軽い、成形しやすい、安いといった特徴があります。それぞれの素材がいつ、どの地域に広まったかは、このメモでは年表にしていません。

いまのサンダルの底に使われる素材のひとつが、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)の発泡体だ。英語版Wikipediaは、独立気泡のフォーム状ゴムで、軽く、成形しやすく、天然ゴムより安いと説明する。スリッパやサンダル、フリップフロップの底、靴のミッドソールに使われる[9]。

靴底用EVAについて書いた米国特許(US4396568)は、酢酸ビニル含有率が14〜28%の材料について、柔軟性が高く、軽く、摩耗に強く、染色しやすいと説明する[10]。酢酸ビニルの量で硬さが変わるともされる。ただし14〜28%はこの特許が対象にした範囲であり、EVA一般の規格ではない。また特許の記述は、製品ごとの性能を保証するものでもない。

独立した空洞をもつ発泡素材という点で、EVAはスポンジゴムと共通する。ここで取り上げた素材には、水に強い、軽い、成形しやすい、安いといった特徴がある。各素材の普及の時期や地域を一本の年表にすることは、このメモでは行わない。

7. うちの サンダルは、なにで できて いるかな?

7. 家のサンダルの底を、くらべてみよう

7. 家のサンダルの底を調べる ── 素材を読み取る手がかり

うちに ある サンダルや スリッパを、2つか 3つ、ならべて みましょう。

うらを 見て、ざいりょうが かいて ないか さがします。EVAなどの 名前が 見つかるかも しれません。

つぎに、手で もって、重さを くらべます。指で おして、へこみかたや 手ざわりも くらべます。

はさみや ナイフで きったり、水や お湯に つけたり しては いけません。おうちの 人に 聞いてから 見ましょう。

ちがいが 見つかったら、「どうして この ざいりょうなのかな」と 考えて みると、おもしろく なります。

家にあるサンダルやスリッパを2〜3足並べて、底を比べてみましょう。

まず、裏や中敷きに素材の表示がないかを探します。EVAなど、この記事に出てきた名前が見つかるかもしれません。次に、手に持って重さを比べ、指で押して、へこみ方と戻り方を比べます。軽くて弾むものと、重くてかたいものでは、どんな場面で履くものが多いでしょうか。

刃物で切ったり、水やお湯につけたりしてはいけません。傷めずに、持って、押して、見るだけにします。

もっと読みたい人は、鼻緒の話をnippon.com[7]、スポンジゴムの話を神戸新聞[8]で読めます。近くの博物館に、わらじなどの展示があるかもしれません。

家にあるサンダルやスリッパを2〜3足並べ、素材の表示(裏面や中敷き)を探す。表示があれば、この記事に出てきた素材名と照らす。表示がなければ、重さを手で比べ、指で押したときのへこみ方と戻り方を比べるだけでも、気泡を含む発泡素材かどうかの手がかりになる。ただし切ったり水に漬けたりはしない。

比べるときは、「軽い」「弾む」「水を吸いにくそう」といった性質が、その素材を選ぶ理由とどう結びつくかを、自分の言葉で書き出すとよい。

資料を読むなら、日本語では、ビーチサンダルの誕生経緯をnippon.com[7]、独立気泡スポンジゴムの説明を神戸新聞[8]で読める。フォートロック・サンダルは、オレゴン大学自然文化史博物館のページ[3]とギネス世界記録のページ[4]に英語で載っている。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

出典について:百科事典、大学博物館、博物館データベース、記録団体、新聞・ウェブメディア、特許明細書を使った。何に使ったかは、それぞれの項目の最後に書いている。

  1. コトバンク「サンダル」(世界大百科事典)。https://kotobank.jp/word/サンダル-71073 (サンダルの定義、素材、古代エジプトの記述について)
  2. Wikipedia 日本語版「サンダル」。https://ja.wikipedia.org/wiki/サンダル (素材の種類と、起源を一か所に定められないことについて)
  3. University of Oregon Museum of Natural and Cultural History, Great Basin Sandals。https://m.natural-history.uoregon.edu/collections-galleries/great-basin-sandals (フォートロック・サンダルの素材と年代について。英語)
  4. Guinness World Records, Oldest footwear dated directly。https://www.guinnessworldrecords.com/world-records/oldest-footwear-dated-directly (発見の年と年代測定について。英語)
  5. Global Egyptian Museum(リヴァプール博物館旧蔵のサンダル)。https://www.globalegyptianmuseum.org/record.aspx?id=4349 (ヤシの葉のサンダルと、ふだんは裸足だったことについて。英語)
  6. FASHIONSNAP ファッション用語辞典「わらじ」。https://www.fashionsnap.com/dictionary/waraji/ (わらじの材料について)
  7. nippon.com「ビーチサンダルは日本生まれ?」。https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/g02626/ (ビーチサンダルの誕生と試作の課題について)
  8. 神戸新聞「ビーチサンダル第1号は神戸で誕生」。https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/nagatamonthly/201812/0011924555.shtml (独立気泡スポンジゴムと海外での販売について)
  9. Wikipedia, Ethylene-vinyl acetate。https://en.wikipedia.org/wiki/Ethylene-vinyl_acetate (EVA発泡体の性質と用途について。英語)
  10. 米国特許 US4396568(EVA発泡靴底)。https://patents.google.com/patent/US4396568 (靴底用EVAの成分割合と性質について。英語。特許の記述であり一般則ではない)

なおした ところ

更新履歴

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