1. うまれたての あかちゃんは、どれくらい ちいさいの?
1. 生まれたてのカンガルーは、ジェリービーンズほどの大きさ
1. 体長約2cm、重さ1グラム未満 ── 新生児の大きさと袋の役目
カンガルーの あかちゃんは、うまれた とき、ジェリービーンズくらいの 大きさです[1]。からだの 長さは、やく 2センチだと いう はっぴょうも あります[4]。
重さは、1グラムに なりません[3]。1円玉 1まいより、かるい ことに なります。
アカカンガルーは、おなかの 中に いる 日が 33日ほどです[1]。うまれた あかちゃんは、からだが まだ できあがって いません。
そこで やくに 立つのが、おなかの ふくろです。ふくろの 中には おっぱいが あって、あかちゃんは そこで ミルクを のんで 大きく なります[2]。
つまり ふくろは、とても 小さく うまれた あかちゃんが そだつ ための 場所です。でも ふくろは、おなかの 外に あります。うまれた あかちゃんは、どうやって ふくろに 入るのでしょう。
オーストラリア博物館の説明では、アカカンガルーの妊娠期間は約33日で、生まれたばかりの赤ちゃんはジェリービーンズほどの大きさです[1]。動物園の発表には、体長が約2センチで生まれるという説明もあります[4]。体重は1グラムに満たないとされ[3]、1円玉1枚(1グラム)より軽い計算になります。
題名の問いへの答えは、ここにあります。有袋類の赤ちゃんは、体のつくりがまだ未発達な状態で生まれ、袋の中の乳首から乳をもらって育ちます[2]。袋は、小さく生まれた赤ちゃんが育つ場所なのです。
ただし、約33日・ジェリービーンズという数字は、主にアカカンガルーの話です。カンガルーの仲間は種類によって少しずつ違います。袋はおなかの外にあるので、生まれた赤ちゃんは、自分でそこまで行かなければなりません。どうやって行くのでしょうか。
アカカンガルーの新生児は、妊娠期間約33日の後、ジェリービーンズほどの大きさで生まれる[1]。ライプニッツ動物野生生物研究所(IZW)の説明では、出生時の体重は1グラム未満である[3]。動物園の発表では体長は約2cmとされる[4]。体重1gは1円硬貨と同じなので、新生児は1円玉より軽いことになる。
なぜ、これほど未発達な状態で生まれるのか。有袋類の新生児は、後ろ足が未完成のまま生まれ、体の発達の多くを生後に袋の中で進める。この点が、題名の問いの答えの核になる。袋は、未発達の新生児を、乳によって育てる場所である[2][6]。
ただし、33日やジェリービーンズという数字は主にアカカンガルーのもので、動物園の発表は種を明記していない。種によって数字は異なるので、本記事では「1グラム未満」「数センチ以下」という程度の幅で読む。残る疑問は、袋が体の外にある以上、この新生児がどうやってそこまで移動するのかである。
2. あかちゃんは、どうやって ふくろまで いくの?
2. 目が見えないまま、母親の手助けなしに袋まで登る
2. 前足の爪だけで進む ── 産道から袋までの旅と、生まれる前の「練習」
あかちゃんは、じぶんの 力で ふくろまで のぼります[3]。めは まだ みえないまま、おかあさんの てだすけも ありません。
たよりに するのは、前足です。うしろ足は まだ できあがって いませんが、前足には、するどく まがった つめが あります[2]。その つめを つかって、すすんで いくのです。
みちのりは、あかちゃんの からだの 長さの なんばいにも なります[2]。ジェリービーンズの 子が、ぜんぶ じぶんの 力で いくのです。
じつは、この のぼる うごきは、うまれる 前から はじまって いました。ワラビーと いう なかまの しらべでは、うまれる 3日ほど 前から、おなかの 中で 前足を こうごに うごかして いたそうです[3]。
おかあさんの おなかの ふくろに ついたら、つぎは どうなるのでしょう。
IZWの説明では、赤ちゃんは見えないまま、母親の手助けを受けずに、産道から袋まで進みます[3]。頼りになるのは前足です。後ろ足は未完成ですが、前足は発達していて、指先に鋭く曲がった爪があります。赤ちゃんはこの爪を使って袋までの道のりを進みます。道のりは、生まれたばかりの体の長さの何倍にもなります[2]。
袋まで登る準備は、生まれる前から始まっています。タンマーワラビーという小型のカンガルーの仲間を調べた研究では、胎児が生まれる最大3日前から、前足を左右交互に動かす「登る動き」をしていました[3]。調べられたのはワラビーなので、カンガルーでも同じだと言い切ることはできません。それでも、有袋類の赤ちゃんがいきなり登り始めるのではなく、体の準備を進めたうえで生まれてくる様子がうかがえます。
袋に着いたあと、赤ちゃんは何をするのでしょうか。袋の中を見てみます。
袋がおなかの外にある以上、生まれた新生児は自力でそこへ向かう必要がある。IZWの説明では、新生児は目が見えない状態で、母親の助けを借りずに産道から袋まで登る[3]。オーストラリア博物館の解説によれば、有袋類の新生児は後ろ足が未完成だが前足が発達しており、指先に鋭く曲がった爪がある。この爪で、体長の何倍もの距離を進む[2]。
注目したいのは、袋まで登る準備が出生の前に始まっている点である。Drewsらの2013年の研究(Scientific Reports)では、タンマーワラビーの胎児が、出生の最大3日前から前足を左右交互に動かす「登る動き」を示した[3]。ただし調べられた種はタンマーワラビーであり、カンガルーで同じ結果が確認されたとは書けない。また、所要時間を数分とする解説もあるが、一次資料では確かめにくいため、ここでは時間は断定しない。
では、袋に着いた新生児は、そこで何をして育つのか。有袋類の子育ての仕組みを、胎盤との比較で見てみる。
3. ふくろの 中で、あかちゃんは なにを して いるの?
3. 胎盤が働くのは数日だけ。袋の中では、乳で育つ
3. 「へその緒を乳首に取りかえた」 ── 胎盤の短い期間と、乳による育児
ふくろに ついた あかちゃんは、おかあさんの ちくびに くっついて、ミルクを のみます[2]。ここで ミルクを のんで、大きく なって いきます。
ひとの あかちゃんは、うまれる 前、おかあさんの おなかの 中で、「たいばん」と いう ものを つうじて、えいようを もらいます。
カンガルーの なかまには、たいばんが ありますが、はたらく 期間は ほんの すうじつです[2]。のこりの えいようは、ふくろの 中の ちくびから、ミルクで もらうのです。
ある けんきゅうしゃは、これを「へその おを ちくびに とりかえた」と ひょうげん しました[5]。ふくろは、あかちゃんが そだつ ための、おなかの 外の 「いえ」のような ところです。
ところで、ふくろの 中に いる あかちゃんは、いつまで そこに いるのでしょう。
人間をはじめ多くの哺乳類は、胎盤を通して、母親の体の中で赤ちゃんに栄養を送りながら育てます。有袋類にも胎盤はありますが、役目を果たすのは生まれる前の数日間だけです[2]。残りの栄養は、袋の中の乳首から、乳として受け取ります。
この育て方を、有袋類の研究者は「胎盤を乳に置きかえ、へその緒を乳首に取りかえた」と表現しています[5]。日本の辞典にも、有袋類は胎盤が不完全で、子は発育不完全のまま生まれ、袋の中で乳を飲んで育つ、と説明されています[6]。
つまり、生まれる前の短い胎盤による栄養供給のあと、赤ちゃんは袋の中で、乳首から出る乳によって育つ、ということです。袋は、おなかの外にある「育てる場所」です。では、赤ちゃんは袋の中にどれくらいの間いるのでしょうか。
袋に到達した新生児は、乳首にくっついて乳を飲み始める。有袋類では胎盤が短命で、子に栄養を送るのは出生前の数日間にとどまり、残りの栄養は袋の中の乳首からの乳に頼る[2]。Renfree(2006)は、この生殖様式を「胎盤による栄養供給を授乳に置きかえ、へその緒を乳首に取りかえた」と表現している[5]。
この理解は、日本語の辞典類にも反映されている。コトバンクが集める『デジタル大辞泉』『日本大百科全書』などの記述は、有袋類を、多くは胎盤がなく、子が発育不完全な状態で生まれ、自力で育児嚢に入って乳を飲んで育つ動物と整理する[6]。そのため、有袋類の「袋」は、飾りや付属品ではなく、生まれた未熟な子を乳で育てるための育児の場と見なされる。
ただし、ここで「胎盤がない」と言い切ることは避けたい。資料によって「短命の胎盤がある」「多くは胎盤がない」と書き方がちがうので、胎盤の扱いが種や説明の立場で異なるとみて読む必要がある。では、この乳による育児は、どれくらいの期間続くのか。
4. あかちゃんは、いつ ふくろから かおを だすの?
4. 半年ほどで顔を出し、約8か月で袋から出る
4. 袋の中の約8か月 ── 顔を出す時期と、袋を出たあとの授乳
あかちゃんが ふくろから かおを だすのは、うまれて 半年ほどの ころです[4]。どうぶつえんでは、7月の はじめごろから かおを だした 子が いました。
ふくろを すっかり でるのは、アカカンガルーでは やく 8か月、235日ごろです[1]。
でも、そのあとも ミルクは のみます。12か月ごろまで つづくと いいます[1]。きけんを かんじると、ふくろへ とびこんで くる ことも あります。
この どうぶつえんでは、あかちゃんが うまれた ところが 小さすぎて みえません。だから、ふくろから かおを だした ひを、たんじょう日に して います[4]。
ふくろの 中は、あたたかく あんぜんな ところに みえます。でも、ほんとうに だいじょうぶなのでしょうか。
動物園の発表では、袋から顔をのぞかせるのは生後半年ほどのころが一般的とされます。発表された例では、7月上旬から顔を出し始めました[4]。アカカンガルーの子が袋から完全に出るのは約235日(約8か月)ごろです。その後も12か月ごろまで乳を飲み続け、危険を感じると袋に飛び込みます[1]。
この動物園では、赤ちゃんが小さすぎて出産の瞬間を確認できないので、袋から顔を出したことを確認した日を誕生日にしています[4]。生まれた日は、人間の目では確かめにくいほど小さな出来事なのです。
袋の中は、母親のおなかの下にある、あたたかく守られた場所に見えます。しかし、乳を飲んで育つ新生児は、病気から身を守る力がまだ整っていません。袋の中は、どう守られているのでしょうか。
袋の中の期間は、アカカンガルーで約235日、つまり約8か月である。オーストラリア博物館によれば、子は約235日で袋を完全に離れ、その後も12か月ごろまで乳を飲み、危険を感じると袋に飛び込む[1]。袋は、乳を飲む期間のうち前半を担う場所だといえる。
観察の記録を見ると、動物園での例では、袋から顔を出し始めるのは生後半年ほどで、7月上旬から顔を出す個体が報告された[4]。出産時は体長約2cmと小さすぎて見守りでは確認できず、顔を出したのを確認した日を誕生日とする運用が採られている。つまり、公式の「誕生日」は、実際の出生日より数か月遅れる可能性がある。
では、これほど長く袋の中にいる子は、病気から守られているのか。乳を飲んで育つ新生児は、感染への備えをどのように整えるのか。
5. ふくろの 中は、ばいきんから まもられて いるの?
5. 袋は清潔ではない。それでも、母親の乳と袋が守る
5. 無菌ではない袋 ── 乳の抗体と袋の抗菌物質という複数の防御
うまれたての あかちゃんは、ばいきんと たたかう 力が まだ そだって いません[7]。
では、ふくろの 中は ばいきんが いない ところなのでしょうか。そうでは ありません。いろいろな ばいきんが います[8]。
そこで、おかあさんは いくつもの やりかたで 子どもを まもります。ミルクに ふくまれる ばいきんと たたかう ぶっしつ、ふくろの ひふから でる ばいきんを ふせぐ たんぱくしつ、そして ふくろや 子どもの そうじです[8][9]。
ミルクも 子どもが 大きく なるに つれて、たんぱくしつや しぼうが おおい、こい ものに かわって いきます[9]。
ふくろは、ただの ポケットでは ありません。ところで、ふくろの ない なかまは いるのでしょうか。
生まれたばかりの有袋類は、免疫の仕組みがまだ整っていません。子を守るのは、母乳に含まれる抗体などです[7]。袋の中は無菌ではなく、さまざまな細菌が見つかります[8]。
母親は、1つの方法だけで守るのではありません。乳に含まれる免疫物質、袋の皮膚から出る抗菌性の分泌物、袋と子の掃除という、複数の方法で子を守ると整理されています[8]。袋の皮膚自体が、有害な微生物の増殖を抑えるたんぱく質を出す、という説明もあります[9]。
乳も一定ではありません。子が大きくなるにつれて、たんぱく質と脂肪の多い、濃い乳に変わっていきます[9]。袋には子を守る仕組みが備わっていて、育児の場所として働いています。
では、すべての有袋類にこうした袋があるのでしょうか。
新生児期の免疫は、未熟である。Old & Deane(2000)の総説は、生まれたばかりの有袋類は免疫能が未発達であり、母親からの防御(主に乳による抗体の移行、種によっては胎盤を経由した移行)に頼ると整理している[7]。袋の中は無菌ではないので、乳に頼るだけでは足りない可能性がある。Edwardsらの総説(2012)は、乳の免疫物質、出生前に移される抗体、袋の抗菌性の分泌物、袋と子の掃除という複数の手段を挙げる[8]。
さらに、袋の皮膚が抗菌性のたんぱく質を出して有害な微生物の増殖を抑える、という説明がある。乳は子の成長に合わせて、たんぱく質と脂肪が多い濃いものに変化する[9]。つまり、袋の中では、微生物を全部取りのぞくのでなく、増えすぎないように調整していると考えられる。
ただし、これらは有袋類全般についての整理であり、カンガルーのすべての種で同じ度合いに働くとまでは書けない。では、「袋があること」自体は、有袋類に共通なのか。
6. ふくろは、すすんだ しくみなの? おくれた しくみなの?
6. 袋のない有袋類もいる。袋は「進化の途中」ではない
6. 袋は途中段階か ── 有袋類の育児戦略という見方
じつは、ふくろの ない ゆうたいるいも います[2]。しゅるいに よっては、ふくろが ただの ひふの ひだで、子どもが 入れない ものも あります。
「ふくろは、すすんだ しくみの とちゅうなのかな」と おもう ひとも いるかも しれません。でも、けんきゅうの ほうこくは ちがいます。
ある ろんぶんは、「ゆうたいるいは、ほかの どうぶつの とちゅうの すがたでは ない」と のべて います。小さく うまれて、ふくろで そだてる やりかたが、さまざまな ばしょで やくに たって いると かんがえられて います[10]。
ふくろが どうして できたのかは、まだ はっきり わかって いません。
オーストラリア博物館の解説によると、すべての有袋類に袋があるわけではありません。種によっては、袋が皮膚のひだしかなく、子が入れるほどではないものもあります[2]。
「袋は、人間のような胎盤を持つ動物へ向かう途中の姿だ」と考える人もいるかもしれません。しかしEdwardsとDeakinの2013年の論文は、有袋類の繁殖のしかたを進化の途中の段階とはみていません。それぞれがすむ環境に合った戦略だと論じています[10]。未熟な子を袋で育てるやり方は、さまざまな環境で有利に働くことがある、という見方です。
袋がなぜ生まれたのかは、直接の理由が分かっていません。研究は、袋の有利さを議論している段階です。分かっていることと、まだ分からないことが、はっきり分かれています。
有袋類には、袋を持たない種もいる。オーストラリア博物館の解説は、種によっては袋が皮膚のひだしかなく、子が入れるものではないと述べる[2]。袋の形は種ごとに異なり、「袋=有袋類の定義」とは言い切れない。
では、袋は進化の途中段階なのか。Edwards & Deakin(2013)は、有袋類は真獣類型の発達へ向かう途中の段階ではなく、その繁殖戦略がそれぞれの生態的な位置(ニッチ)に適していると論じる[10]。この議論を踏まえると、有袋類の袋は「未完成」ではなく、未熟な子を袋で育てる繁殖のしかたの一つと見ることができる。
ただし、袋の進化的な起源(なぜ袋ができたのか)は、直接の理由が分かっていない。論文は、袋が成功につながった可能性(有利さ)を議論しているにとどまる。「〜と考えられている」の範囲を超えて断定できない点は、記事の結論でも変わらない。
7. 1円玉を もって、ふくろを そうぞう して みよう
7. 1円玉を手にのせて、袋の中の赤ちゃんを思いうかべる
7. 1グラムの感覚をつかむ ── 数字を手で確かめ、袋の資料を読む
1円玉を てのひらに のせて みましょう。この 1まいの 重さは 1グラムです。カンガルーの あかちゃんは、これよりも かるい 子です[3]。
つぎに、手の ひらの 上で、ジェリービーンズの 大きさを そうぞうして みましょう。そんな 小さい 子が、じぶんの 力で ふくろまで のぼって いくのです。
どうぶつえんに いったら、カンガルーの ふくろを さがして みましょう。かおを だして いる 子が いるかも しれません。いなければ、ふくろの 中に いる ことも あります。ちかづき すぎず、まどの そとから そっと みましょう。
1円玉を手のひらにのせてみてください。1枚で1グラムです。生まれたてのカンガルーの赤ちゃんは、これより軽いのです[3]。それが、見えないまま、自分の足で袋まで登っていきます。
動物園でカンガルーを見る機会があれば、母親のおなかの袋をよく見てみます。袋から顔を出している子がいるかもしれませんし、いなくても袋の中にいる可能性はあります。動物にはあまり近づかず、柵の外から、大きな声を出さずに見ましょう。動物園の発表には、生後半年ごろに袋から顔を出した例があります[4]。
調べたくなったら、日本語で読める動物園のプレスリリース[4]と、コトバンクの「有袋類」[6]から始められます。英語ですが、オーストラリア博物館のアカカンガルーのページ[1]と有袋類の解説[2]も、数字や図が手がかりになります。
1gの感覚は、1円硬貨で確かめられる。新生児の体重は1g未満[3]で、体長は約2cm[4]とされる。1円玉を手に載せ、定規で2cmを測って並べると、袋までの道のりが「体の何倍もの距離」であることを想像しやすくなる。
資料を読み比べる手がかりも用意できる。袋の役目を知りたい人は、オーストラリア博物館の有袋類の解説(英語)[2]とコトバンクの辞典類(日本語)[6]を比べるとよい。袋の中の守りは総説(Old & Deane 2000、Edwards et al. 2012)[7][8]に、袋の進化的な意味は Edwards & Deakin(2013)[10]にある。
動物園で見るときは、袋から顔を出す時期(生後半年ほど)が目安になる[4]。ただし、見られるかどうかは個体と日によるため、見つからないことも普通にある。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
出典について:博物館・研究機関・動物園の発表を主に使い、日本語の辞典類を補助に使った。何に使ったかは、それぞれの項目に書いている。
- Australian Museum「Red Kangaroo」。https://australian.museum/learn/animals/mammals/red-kangaroo/ (妊娠期間・新生児の大きさ・袋を出る時期について)
- Australian Museum「What is a marsupial?」。https://australian.museum/learn/species-identification/ask-an-expert/what-is-a-marsupial/ (前足の爪・胎盤と乳・袋のない有袋類について)
- Leibniz-IZW「The climb to the pouch begins in utero」。https://www.izw-berlin.de/en/press-release/the-climb-to-the-pouch-begins-in-utero.html (新生児が自力で袋へ登ること・ワラビー胎児の動きについて。研究はタンマーワラビー)
- アドベンチャーワールド 2018年8月2日プレスリリース。https://kyodonewsprwire.jp/release/201808026631 (体長約2cm・誕生日の決め方・顔を出す時期について。動物園の発表)
- Renfree MB (2006) Reproduction, Fertility and Development 18:721-734。https://doi.org/10.1071/RD06072 (胎盤を乳に置きかえる育て方の表現について)
- コトバンク「有袋類」。https://kotobank.jp/word/%E6%9C%89%E8%A2%8B%E9%A1%9E (有袋類の日本語での定義。辞典の記述を集めたサイト)
- Old JM, Deane EM (2000) Developmental & Comparative Immunology 24:445-454。https://researchers.westernsydney.edu.au/en/publications/development-of-the-immune-system-and-immunological-protection-in-/ (新生児の免疫が未発達で、乳の抗体に頼ることについて)
- Edwards MJ ほか (2012) Developmental & Comparative Immunology 37:213-220。https://researchprofiles.canberra.edu.au/en/publications/a-review-of-complementary-mechanisms-which-protect-the-developing/ (袋の中で子を守る複数の仕組みについて)
- Western Sydney University(Julie Old 准教授)2023年6月21日。https://www.westernsydney.edu.au/news-centre/stories/2023/wallaby-joeys-and-platypus-puggles-are-tiny-and-undeveloped-when-born-but-their-mothers-milk-is-near-magical (袋の皮膚の抗菌性たんぱく質・乳の変化について)
- Edwards MJ, Deakin JE (2013) Australian Journal of Zoology 61:41-47。https://researchportalplus.anu.edu.au/en/publications/the-marsupial-pouch-implications-for-reproductive-success-and-mam/ (袋の進化的な意味についての見方)
なおした ところ
更新履歴
更新履歴(改版の記録)
- 初版を公開。
このサイトでは、公開した記事の本文は原則として書き直しません。誤りが見つかったときや、内容が古くなったときだけ手を入れ、その理由をこの欄に残します。