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なるとの うずしおは、どうして できるの?

鳴門の渦潮は、どうしてできるのか

鳴門の渦潮は、どうしてできるのか

分野:海・釣り

とくしまと あわじしまの あいだの せまい 海で、大きな うずが つぎつぎに うまれる。

あの うずは、いったい どうして できるのだろう。

徳島と淡路島のあいだの、せまい海で、大きな渦がつぎつぎに生まれる。

あの渦は、いったいどうしてできるのだろう。

徳島と淡路島のあいだ、幅わずか1.3キロメートルの鳴門海峡に、直径20メートル前後の渦が次々と生まれる。その正体は、同じ満ち潮が2つの違う道を通ることで生じる、意外な時間差にあった。

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1. はやい ながれと、おそい ながれの さかいめに、うずが できる

1. はやい流れと、おそい流れの境目に、渦ができる

1. 流速の異なる潮流の境目に渦が発生する

なると かいきょうは、とくしまけんと あわじしまの あいだに ある、はば 1.3キロメートルほどの、せまい 海だ[1]。ここを しおが とおる とき、まん中は じゃまする ものが すくないので はやく ながれるが、りょうがわの きしに ちかい ところは、あさせなどが あって おそく ながれる[1]。この はやさの ちがいが、うずを 生む もとに なる[1]

鳴門海峡は、徳島県鳴門市と淡路島のあいだにある、幅1.3キロメートルほどの、せまい海だ[1]。ここを潮が通るとき、真ん中はじゃまするものが少ないので速く流れるが、両側の岸に近いところは、浅瀬などがあっておそく流れる[1]。この速さの違いが、渦を生むもとになる[1]

鳴門海峡は、徳島県鳴門市と淡路島のあいだに位置する、幅およそ1.3キロメートル、最深部で80メートルほどの海峡である[1]。潮が海峡を通過する際、抵抗の少ない中央部では流速が速く、浅瀬などのある両岸付近では流れがゆるやかになる。この速い流れと遅い流れの境界に回転する力が生まれ、渦が発生する[1]

2. おなじ みちしおなのに、とどく 時こくが ちがう

2. 同じ満ち潮なのに、届く時刻が違う

2. 潮の到達経路の違いが最大1.5メートルの水位差を生む

では、なぜ そんなに つよい ながれに なるのか。たいへいようから きた みちしおは、鳴門かいきょうの 手まえで 2つの みちに わかれる[2]。1つは そのまま 鳴門かいきょうへ。もう 1つは、おおさかわんから、あかし かいきょうを とおって、せとないかいへ、まわり道を して すすむ[2]。まわり道の ほうが とどくのに 時間が かかるので、せとないかいが みちしおに なる ころには、鳴門かいきょうの たいへいようがわは、もう ひきしおに なって いる[2]。この ずれで、海めんの 高さの さが、さいだいで 1.5メートルにも なる[2]

では、なぜそんなに強い流れになるのか。太平洋から来た満ち潮は、鳴門海峡の手前で2つの道に分かれる[2]。1つはそのまま鳴門海峡へ。もう1つは、大阪湾から、明石海峡を通って、瀬戸内海へ、まわり道をして進む[2]。まわり道のほうが届くのに時間がかかるので、瀬戸内海が満ち潮になるころには、鳴門海峡の太平洋側は、もう引き潮になっている[2]。このずれで、海面の高さの差が、最大で1.5メートルにもなる[2]

この流速差の背景には、より大きな仕組みがある。太平洋から北上してきた潮は、紀伊水道に入ったのち、鳴門海峡の手前で2つの経路に分かれる。一方はそのまま鳴門海峡の南側へ、もう一方は大阪湾から明石海峡を経由して播磨灘(瀬戸内海側)へと進む、遠回りの経路をたどる[2]。満ち潮が淡路島南岸に到達してから瀬戸内海側が満潮になるまでにはおよそ5〜6時間を要するため、瀬戸内海側が満潮になる頃には、太平洋側はすでに干潮に転じている[2]。この経路差に由来する時間差により、海峡の両側で最大1.5メートルの水位差が生じ、これが滝のように海峡へ流れ込む強い潮流の原動力となる[2]

3. 世界三大 ちょうりゅうの 1つに 数えられて いる

3. 世界三大潮流の1つに数えられている

3. 鳴門の渦潮は世界三大潮流の一つとされる

春や 秋の、とくに しおの みちひきが 大きい「おおしお」の 時には、鳴門の うずしおは、直けい 20メートルぐらい、大きい ときには 30メートルほどにも なる ことが あると される[3]。ながれの はやさは、時そく 20キロメートルほどに なり、これは 日本で いちばん はやいと される[3]。イタリアの メッシーナ かいきょうや、カナダの セイモア かいきょうと ならんで、「世界三大 ちょうりゅう」の 1つに 数えられる ことも ある[3]

春や秋の、とくに潮の満ち引きが大きい「大潮」の時には、鳴門の渦潮は、直径20メートルほど、大きいときには30メートルほどになることもあるとされる[3]。流れの速さは、時速20キロメートルほどになり、これは日本でいちばん速いとされる[3]。イタリアのメッシーナ海峡や、カナダのセイモア海峡とならんで、「世界三大潮流」の1つに数えられることもある[3]

潮の満ち引きが最も大きくなる春・秋の大潮の時期には、渦の直径はおよそ20メートル、大きいものでは30メートルに達することもあるとされ、その規模は世界最大級といわれる[3]。潮流の速さは大潮時に時速20キロメートルほどに達し、日本国内では最速とされる[3]。イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とともに「世界三大潮流」に数えられることがある[3]

4. 見るなら、おおしおの 日が おすすめ

4. 見るなら、大潮の日がおすすめ

4. 渦潮の規模は大潮の時期と時間帯によって変化する

うずしおの 大きさは、いつも おなじでは ない。月と 太ようの ひきつけあう 力が かさなる「おおしお」の 日は、しおの みちひきが 大きく なるので、うずしおも より 大きく、はっきりと 見える[4]。かんこう船に のって、ちかくで 見る ことも できる。

渦潮の大きさは、いつも同じではない。月と太陽の引きつけあう力が重なる「大潮」の日は、潮の満ち引きが大きくなるので、渦潮もより大きく、はっきりと見える[4]。観光船に乗って、近くで見ることもできる。

渦潮の規模は一定ではなく、月と太陽の引力が重なり潮の干満差が最大になる大潮の時期、なかでも潮流が最速となる時間帯にもっとも顕著に現れる[4]。観潮船や、大鳴門橋の橋桁下に設けられた遊歩道「渦の道」からは、渦潮を間近で観察できる。

はやい ながれと、おそい ながれの さかいめを、水で 見て みる

はやい流れと、おそい流れの境目を、水で見てみる

流速差が生む渦を、身近な水で観察してみる

おふろや、水を ためた たらいで、じゃぐちから いきおいよく 水を ながして みよう。はやく ながれこむ 水と、まわりの しずかな 水との さかいめに、小さな うずが できる ことが ある。鳴門の うずしおも、これと おなじ しくみで できて いる。

お風呂や、水をためたたらいで、蛇口から勢いよく水を流してみよう。速く流れこむ水と、まわりの静かな水との境目に、小さな渦ができることがある。鳴門の渦潮も、これと同じしくみでできている。

たらいなどに静かな水をため、そこへ勢いよく水を注ぎ込んでみよう。速い流れと遅い流れがぶつかる境界に、小さな渦が生まれる様子を観察できる。規模はまったく異なるが、鳴門の渦潮を生む力学的な原理は、この身近な現象と同じである。

しらべた ところ

参考にした情報源

参考にした情報源

  1. 南あわじ市(うずしお世界遺産推進課)「鳴門海峡の渦潮のしくみ」、フリー百科事典『ウィキペディア』「鳴門の渦潮」。 https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/uzushio/shikumi.html https://ja.wikipedia.org/wiki/鳴門の渦潮 (鳴門海峡が徳島県鳴門市と淡路島のあいだにある幅約1.3km・最深部80m前後の海峡であること、中央部の速い流れと陸地側の遅い流れの速度差で渦が生まれることは両出典による)
  2. 南あわじ市(うずしお世界遺産推進課)「鳴門海峡の渦潮のしくみ」。 https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/uzushio/shikumi.html (太平洋から来た潮が鳴門海峡南側へ向かう経路と、大阪湾・明石海峡を経て播磨灘へ向かう経路の2つに分かれること、満ち潮が淡路島南岸に到達してから瀬戸内海側が満潮になるまでおよそ5〜6時間を要すること、この時間差により海峡両側で最大1.5メートルの水位差が生じることは同出典による)
  3. フリー百科事典『ウィキペディア』「鳴門の渦潮」、徳島県「鳴門の渦潮」。 https://ja.wikipedia.org/wiki/鳴門の渦潮 https://www.pref.tokushima.lg.jp/japanese/tourism/spot/uzushio (大潮時に渦の最大直径がおよそ20mであることは2点目の出典による。大きいものでは30mに達するとされること、渦の規模が世界最大級といわれることは1点目の出典による。潮流の速さが大潮時に時速20km程度で日本最速とされること、メッシーナ海峡・セイモア海峡とともに「世界三大潮流」に数えられることがあることは2点目の出典による)
  4. 徳島県「鳴門の渦潮」。 https://www.pref.tokushima.lg.jp/japanese/tourism/spot/uzushio (渦潮が月と太陽の引力が重なる大潮の時期に最も大きくなること、観潮船などで間近に観察できることは同出典による)

なおした ところ

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