#水・氷
水や氷についての「気になる」を集めました。身近なのにふしぎな水のお話です。
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おなじ しおの みずうみなのに、とれる ものが ちがうのは なぜ?
ウユニ塩湖はリチウム、死海はカリや臭素。どちらも天日の池で塩を順番に沈めて分けるのに、片方は高地と雨、片方は砂漠の暑さと、事情がちがうといわれます。水の中身と気候が取り出し方を決める筋道が分かります。
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同じ こさの インクで、どうして 写真が かみに うつるの?
新聞の写真を虫めがねで見ると、あるのは小さな点だけ。インクの濃さは変えられないのに、なぜ濃淡のある写真が刷れるのか。点の大きさで濃淡を出す考え方から、水と油の石版、ゴムを挟むオフセット、滴を飛ばすインクジェットまでのつながりが分かります。
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おなじ へやなのに、ぬれる まどと ぬれない まどが あるのは どうして?
室温20℃・湿度60%、外が0℃という計算例では、1枚ガラスの窓の室内側は6.0℃、Low-E複層ガラスは15.5℃。同じ部屋の空気なのに、前者は濡れて後者は濡れません。窓の水の出どころと、冬の朝に目にしやすい理由、ガラスのちがいが分かります。
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パンの みみは、どうして ちゃいろくて いい においなの?
食パンの中身は焼いても白いのに、耳だけは茶色くなって香ばしいにおいがする。この色と香りは、同じ反応から一緒に生まれるといわれる。なぜ耳だけで起きるのか。その理由と、100年以上前にこの反応に気づいた研究者の話が分かります。
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「ほっても いいけど、かわに ながしては だめ」って どういう こと?
1884年、アメリカの裁判所は金を掘ることをやめさせず、掘った土を川に流すことだけを禁じました。川底が約4.6メートル上がった町、会社の言い分、裁判所が線を引いた理由、その後の決まりが分かります。
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同じ スピードでも、氷の 道では どれだけ 止まりにくいの?
時速40kmの急ブレーキで、乾いた道は約8m、氷の上は約80m。同じ車なのに、なぜ約10倍もちがうのか。止まる距離を決めるタイヤと路面の「つかむ力」と、速さを半分にすると距離が4分の1になる理由が分かります。
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雨の日の みちの にじは、あぶらの 色じゃ ないの?
雨の日の路面の虹色は、油そのものの色ではないとされる。しかも虹色に見えるのは、膜の厚さがごく限られたときだけ。色のない油がなぜ色づき、薄すぎても厚すぎても虹が消えるのはなぜか、フランクリンの池の話とあわせて分かります。
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ボトルの 水は 4しゅるい。「てんねん」と かけるのは ふたつだけ?
同じ「ミネラルウォーター」に見えるボトルも、ラベルでは4つに分かれ、「天然」と書けるのは2つだけ。では名前は何で決まり、硬度の「軟水」の線はなぜ機関で違うのか。ラベルの読み方が分かります。
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すっぱい みずうみに、ウグイだけが すめるのは なぜ?
青森・恐山の宇曽利湖は強い酸性で、魚はウグイ1種だけが暮らすと論文に書かれている。なぜ平気なのか。えらの細胞が、酸を外へ出す側と、血を中和する材料を送る側に分かれて働くと考えられていることが分かる。
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川の ていぼうに、どうして わざと あなが あるの?
川の堤防には、わざと切れ目をあけたものがある。豊川の計画では、それを閉じると上流の水位が上がるとされる。「あふれさせない」から「あふれ方を決める」へ、田んぼや流域全体に広がった治水の考え方が分かる。
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いけの みずは、どうして にごるの? ── みずを ぬいたら、きえた はずの みずくさが はえて きました
東京の井の頭池では、水を抜いて底を干したあと、絶滅したと考えられていた水草が泥の中の種から生えてきたと報告されている。なぜ水を抜くと池が変わるのか。池が茶色や緑に濁るわけと、浅い池の「澄んだ状態」「濁った状態」、かいぼりの考え方が分かります。
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ハスの 葉は、どうして 泥の 池でも きれいなの? ── つるつるより でこぼこ?
泥の池に育つハスの葉が汚れないのは、つるつるだからではなく、細かいでこぼこがあるから。1997年の洗う実験から、水玉が汚れを運ぶ仕組み、1999年の外壁塗料までが分かります。
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あめの 日、まつぼっくりは ぜんぶ ぬれる まえに とじはじめるの?
雨粒が松ぼっくりに当たると、その多くは外側の鱗片から内側の鱗片へ流れると報告されています。生きていない松ぼっくりが、どうして天気に合わせて動けるのでしょうか。雨の日に閉じる理由、二層のつくり、雨粒の通り道が分かります。
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pH3.5の みずうみに すむ さかなが いるのに、さかなが いなく なる みずうみが あるのは どうして?
pH3.5の火山の湖でウグイが暮らす一方、それよりずっと弱いpH5では多くの魚の卵がかえらないと説明されています。なぜ差が出るのか。魚が酸性の水で困る理由と、排出を減らした後に魚がどこまで戻ったのかが分かります。
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どろみずが、じょうすいじょうで きれいに なるまで
台風19号のとき、最大1,189度まで濁った川の水が、ろ過池を出るころには最大0.02度になった(最大値どうしの比で約6万分の1)。泥の粒はなぜ沈まないのか。薬の量はどう決めるのか。
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まつぼっくりは 生きて いないのに、どうして 雨の 日に とじるの?
松ぼっくりは、細胞が死んだあとも、乾くと開き湿ると閉じる。約1150万〜1650万年前の化石でも動いたと報告されている。命のない材料がなぜ天気に反応するのか、二層のつくりと、最近の研究で分かってきたことが分かる。
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死海で からだが うくのは、なぜ? みずが おもいから
ふつうの海でも、息を吸えば人は浮くといわれる。死海で本が読めるほど浮くのは、人が軽くなるのではなく水が重いから。密度から計算すると、体の水面上の部分は海で約4%、死海で約21%(理論上の目安)。その重い水が、出口のない湖と、いま下がり続ける水面とどうつながるかが分かります。
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pHは ビールの けんきゅうじょで うまれた ── pHが 1 ちがうと すいそイオンは 10ばい
酸性・アルカリ性を表すpHの目盛りは、1909年にデンマークのビール会社の研究所で生まれた。数字が1ちがうと水素イオンの濃度は10倍ちがい、雨と胃液では1万倍以上の差になる。なぜそんな目盛りなのか、測り方や血液の値まで分かる。
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あげものの ころもは、どうして カリッと なるの?
天ぷらを油に入れると出る泡は、衣や食材の水分が水蒸気になって出ていく姿で、その泡が油を押し返しているといわれる。油で揚げているのに、なぜ油をはじくのか。衣がカリッとするわけと、中まで火が通るわけが分かる。
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あげものの 泡は、どこから 出て くるの?
揚げ物を油に入れると出る泡は、油が煮えているのではなく、食べ物や衣から水分が抜けていく姿だと説明されます。では、なぜ最初は沈んでいた食べ物が浮くのか、泡が小さくなるのは何の合図なのか。資料と研究から、その理屈と限界が分かります。
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すなの すきまより ちいさい にごりが、どうして すなで とれるの?
川のにごりは、置いておいても沈まないほど細かい粒。浄水場はそれを薬で固まりにして沈め、砂でこす。その固まりは砂のすき間より小さいと説明されるのに、なぜ取れるのか。最後に塩素を少し残す理由まで分かります。
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おゆと みずは、そそぐ おとで わかるの?
湯と水を注ぐ音は、聞き分けられるという。ある研究では回答者の80%が「区別できない」と答えたのに、実際には当てていた。ではなぜ音が違うのか。泡の大きさと粘り気の仮説、そして説明が割れている部分が分かる。
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花粉の つぶは、いきて いるの? スフィンクスの かけらまで ためした ブラウンさんの はなし
花粉の中の粒が水の中で動くのを見た植物学者ブラウンは、生きているのかと疑い、窓ガラスやスフィンクスのかけらの粉まで試しました。生きものではない物でも動くと分かったこの動きは、約80年後、どうして原子や分子がある証拠になったのでしょうか。その道すじが分かります。
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サボテンの なかまの はっぱは、どうして あさだけ すっぱいの?
朝にかじると酸っぱく、昼には味が消える葉がある。サボテンやパイナップルの仲間は、昼ではなく夜に空気を取りこんでいる。なぜ夜なのか。夜にためて昼に使う「時間のずらし」と、水の節約、干ばつのときの過ごし方が分かります。
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きりと もやは、なにが ちがうの? 1キロ さきまで 見えなく なったら きり
同じ細かい水の粒なのに、「1キロ先が見えるか」だけで霧ともやに分かれる。霧は「地面に接した雲」と説明され、霞は天気予報では使われない言葉。では、見通しの距離で名前を分ける意味は何か。気象庁と世界気象機関の資料で、その線引きが分かります。
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れいとうこの しもは、どこから きたの?
冷凍庫の霜は、庫内の水が増えたものではなく、主に扉から入る外の湿った空気が氷になったものと、家電メーカーは説明している。では、なぜ空気が白い氷になり、扉のまわりに付きやすいのか。霜ができる道すじ、食品から出る水分、増やさない手入れが分かる。
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世界一 高い 木の 上の 葉は、なぜ かわいて いるの?
雨の多い森に立つ世界一高い木でも、てっぺんの葉は実質的にずっと干ばつのような状態だと伝えられている。土に水があるのに、なぜ乾くのか。水を引き上げるしくみと重力、光合成が山になる高さから、高さの限界とその仮説の評価が分かる。
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つめたい コップの そとがわに、みずは どこから きたの?
冷たいコップの外側の水は、中身がしみ出したのではなく、空気の中にいた水蒸気が姿を変えたもの。しかも水滴が出始める温度は、同じ20℃の部屋でも日によって違うことがある(教材の例では15℃の日も18℃の日も)。なぜなのか、窓の結露や雲とどうつながるのかが分かります。
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雲のない 空から、氷が ふる? 南極では 年に 316日も
雲のない晴れた空から、氷の小さな粒が降ってくる。雪でも霧でもないダイヤモンドダストは、どこで線が引かれ、どんな朝に見られ、南極ではなぜ年に316日ほどもできるとされるのか。気象庁などの資料から分かります。
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おふろの かべの 「〇〇せん」は なにを ならべた なまえ?
脱衣所の掲示にある「ナトリウム-塩化物泉」という名前は、温泉ならどこにでも付けられるわけではない。名前は何をどの順に並べたものか、名前のない温泉は温泉ではないのか、「単純温泉」の「単純」は薄いという意味なのかが分かります。
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せんたくの あわだった 水は、どうして きれいに なるの?
1967年の多摩川には、洗剤の泡が消えずに残っていた。いまの川では見ない。洗濯で泡立った水は、どうやって泡を残さない水になったのか。洗剤の作り替え、処理場の微生物、琵琶湖を守った人たちの動きから分かります。
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キッチンペーパーは、ぬれても どうして やぶれにくいの?
ティッシュは濡れるとすぐ破れるのに、キッチンペーパーは絞っても持ちこたえる。1957年1月8日の実験室の試作から始まった薬品、厚みや2枚重ねの作り、福井県が25銘柄を絞った試験、それでも乾いた時ほど強くならない理由が分かる。
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日本の 水道の 水は、どうして 「やわらかい」と いわれるの?
フランスやドイツの水道水には、日本の約3.6〜3.8倍のミネラルが含まれると報告されている(計算値)。同じ水なのに、なぜ違うのか。日本が軟水になる理由と、お茶・だし・洗濯・お酒づくりへの影響が分かります。
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こおりは、どうして まわりの ねつを うばうの?
とけている氷は0℃のまま温まらないのに、周りの熱をどんどん吸う。1761年ごろのブラックの実験では、氷が水と同じ温度になるのに約21倍の時間がかかった。その熱は、水1gを約80℃温める大きさ(計算値)だと分かります。
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川の 水の たかさは、どこから はかるの? ── 見えない「ゼロ」の ひみつ
ニュースの「水位5メートル」は、川が5メートル深いという意味ではない。水位は、川ごとに決めた見えない「ゼロ」からの高さだ。そのゼロの決め方、水面を読む3つの仕組み、ふだんは眠る小さな水位計の工夫が分かる。
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きりを みずに して いきる しょくぶつって、いるの?
チリのアタカマ砂漠には、霧の水だけで生きているとされる植物がいる。葉の毛は水を吸うだけでなく、乾くと逃がさない。その工夫と、有名な甲虫説の見直し、霧集めネットまでが分かる。
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水草は、どうやって 水を きれいに するの?
水草が好んで取りこむ栄養は、水槽でできあがった最後の形ではなく、魚のふんに近い手前の形らしい。なぜ手前なのか、多すぎるとどうなるのか、枯れたら栄養はどこへ行くのか。池や実験の研究から、そのあらすじが分かります。
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あめつぶは、どうして かさの ぬのを とおれないの?
傘の布は糸を織ったもので、すき間が残っている。それなのに、なぜ雨は入ってこないのか。撥水加工、すき間の小ささ、縫い目や中棒という別の漏れ道までをたどる。
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川の 水は、どうして のめる 水に なるの?
川の水のにごりの粒は、そのまま置いてもなかなか沈まない。粒どうしが同じ電気を帯びて反発するからだ。浄水場はどうやってこの粒を取り、飲める水にするのか。薬品で固めて沈め、砂でこし、塩素を蛇口まで残す理由をたどる。
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ドライヤーで かみが はやく かわくのは どうして?
水は100度にならなくても蒸発する。それなのに、ドライヤーを当てると髪が速く乾くのはなぜか。温風の役わりと風の役わり、風だけを変えた高校生の実験、熱の使いすぎの心配を、資料でたどる。
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れいとうこの おくの しもは、たべものから でた みずって ほんとう?
冷凍食品の目安「−18℃以下」は、科学の法則ではなく、1971年に業界が決めた自主基準だとされる。冷凍庫で菌は死なずに止まり、温度が揺れると氷が昇華して霜や冷凍焼けができる。その仕組みを資料でたどる。
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ゆきが つもると、どうして しずかに なるの?
新雪は体積の9割ほどが空気。雨は音を立てて落ちるのに、雪は降るときも積もったあとも静かなのはなぜか。すき間に入った音がどうなるのか、高い音から消えるのか、固まった雪では何が変わるのかを、音響の解説と論文からたどる。
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ゆきの けっしょうは、どうして ろっかっけいなの?
五角形や七角形の雪の絵はあっても、降ってくる雪の結晶は六角形。水蒸気から直接できる雪が、温度と水蒸気の量で板や針に分かれ、6本の枝までそっくりになるわけを整理する。
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やかんの ふえは、どうして お湯が わくと 鳴るの?
やかんの笛を鳴らしているのは、白い湯気ではなく、目に見えない水蒸気。どうして見えないものが「ピーッ」という音になるのか。細い穴、渦、そしてリコーダーとの意外なつながりをたどる。
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しもばしらは、じめんの どこから のびて くるの?
霜柱の氷は、空から降ったものではありません。印をつけて確かめたという研究の紹介、赤土で立ち砂や粘土では立たない理由、凍上とのつながりを、辞典や大学の資料からたどります。
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ドライアイスの しろい けむりは、なにで できて いるの?
ドライアイスから出る白いもくもくは、二酸化炭素ではなく水の粒だと説明される。では、冷えた気体だけを水に通すとどうなるのか。粒が水か氷かは決まっていないことも含めてたどる。
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みちに しおを まくと、つめたく なるのに こおりが とけるのは どうして?
食塩は水に溶けるとき熱を吸い、まいた場所は少し冷える。それでも凍った道の氷はとける。塩は何をしているのか。気温が低すぎると効かなくなる限界と、まく薬剤の使い分けまでたどる。
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火山は どうして 日本の 地図の 上で、線のように ならぶの?
日本の活火山111を地図に点で打つと、帯のように並び、太平洋側には端がある。なぜか。その線は、沈み込む海のプレートの深さと、水が岩石を溶けやすくする働きでできている。
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潜水艦は、どうして ふかい うみの 水圧で つぶれないの?
深さ6500mの海では、約650気圧が上乗せされる。人が乗る調査船と潜水艦は、殻の形と素材でどう耐えるのか。球のチタン合金と、輪っか付きの円筒形の鋼を見くらべる。
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ふゆの いきは、どうして しろく 見えるの?
冬に息が白く見えるのは、見えない水蒸気が冷えて小さな水の粒になるから。雲や霧と同じ仕組み、気温と湿度の関係、氷点下の冷蔵倉庫で白くならない話までたどる。
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ダンゴムシは、どうして さわると まるまるの?
ダンゴムシは、つつかれると丸まる。敵から身を守るだけでなく、水分を守る役目もあると報告されている。エビの仲間であること、ワラジムシとの見分け方まで、図鑑や論文でたどる。
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家の 下の タンクで、水は どうやって きれいに なるの?
家の下や庭にうまっている浄化槽の中では、空気を好む微生物と嫌う微生物が分担して水をきれいにしている。3つの槽のしくみと、流れ出る汚れが約8分の1になる合併処理、微生物が元気に働ける環境を整える保守点検の仕事をたどる。
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お米は すけて いるのに、どうして 白く なるの?
生の米は半透明なのに、ごはんは白い。光の乱反射、水につけたとき、加熱での変化を資料でたどると、「炊くと白くなる」だけでは説明できない様子が見えてきた。
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さわると すぐ とじる はっぱの、なかでは なにが おきて いるの?
オジギソウは、触られた場所から出たしらせが葉のつけ根に届くと、約0.1秒後に葉を閉じる。つけ根の細胞から水が出る仕組み、しらせの速さ、バッタから身を守る実験を、学会の解説や論文でたどる。
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ラクダの こぶに、水は 入って いるの?
ラクダのこぶには水がたまっている、と言われることがある。中身は脂肪だった。ではラクダは、砂漠でどうやって水なしに耐えるのか。体温の上げ下げ、大きな脱水への耐性、一気に飲んでも壊れにくい赤血球をたどる。
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つららは どうして、さきが とがるの?
氷なのに、伸びるあいだは水が流れ続けている。つららが先細りに伸びるしくみと、水道水でできる波模様のなぞを、資料からたどる。
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シャボン玉は、どうして にじ色に 見えるの?
石けん水は無色なのに、シャボン玉には虹のような色が出る。膜の表と裏で反射した光の重なりから、色が動く理由、最後に黒くなる理由、色の正体を確かめた人たちまでたどる。
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アイスは どうして、とける はやさが ちがうの? ── 中に ある「あみ」と 空気
同じ冷凍庫から出しても、すぐ垂れるアイスと形を保つアイスがある。種類別、空気の量、脂肪のつぶの網目、安定剤を調べると、「空気が多いと溶けにくい」が条件しだいで逆にもなることが見えてきた。
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あぶらは ふつう みずに まざらないのに、せっけんだと どうして ながれるの?
水と油は振ってもすぐ分かれるのに、石けんを入れると混ざったままになる。頭と尾を持つ分子、ミセル、透明と白濁の違い、硬水で弱る理由を資料でたどる。
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火山が ない ところでも 温泉は あつい どうして?
近くに火山がない有馬温泉でも、お湯は熱い。温泉の熱はどこから来るのか。マグマだまり、深いほど熱くなる地面の性質、沈み込むプレートの水まで、熱の出どころをたどる。
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ひょうと あられは、なにが ちがうの?
同じ空から降る氷の粒が、直径5mmを境に「あられ」と「ひょう」に呼び分けられる。暖かい日にも氷ができる理由、雲の中で粒が育つ道すじ、ひょうの断面の層、予報での扱いのちがいを、気象庁などの資料でたどる。
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台風の とき、うみの 水は どうして 高く なるの?
台風のとき、海の水はなぜ高くなるのか。気圧が下がる「吸い上げ」と、風が水を岸に寄せる「吹き寄せ」に、満潮や湾の形が重なる。満潮を外れていたのに湾の奥で記録的な潮位になった伊勢湾台風をたどる。
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鍾乳石は 1ねんに どれくらい のびるの?
洞窟の天井から下がる鍾乳石は、1年にどれくらい伸びるのか。平均は年0.1mm前後とされるが、フランスの洞窟では1m四方の天井の中でも約10倍の差が報告されている。
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おなじ せんたくものが、ある日は すぐ かわき、ある日は かわかないのは?
同じ洗濯物が、晴れの日は数時間で乾き、雨の日は一日たっても乾かないのはなぜ? 蒸発・湿度・風の関係と、乾くのが遅い部屋干しでにおいが出る理由を、公的機関やメーカーの資料でたどります。
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しおを まぜた 水は、どうして こおりにくいの?
海の水は0℃でも凍らず、冬の道路にまいた塩は氷をとかす。塩が「凍る温度」を下げるしくみと、塩水にも限界があることをたどる。
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あつい ものの ほうが、はやく つめたく なる ことが あるの?
13歳の生徒が気づいた「熱いほうが先に固まる」話は、水では疑われている。一方、光で捕まえたガラス玉では、熱いほうが速く落ち着くことが確かめられた。
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なんきょくの 氷の 中の あわは、どれくらい むかしの 空気なの?
南極の氷の中の泡は、氷と「同い年」ではない。泡の空気は、周りの氷より新しい。それはなぜか。72万年・80万年の記録と、いま分析を待つ120万年より古い氷から、その意味が分かる。
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魚が どろくさく なるのは なぜ? ── 水の においを 追いかけて みよう
湖や川の魚が泥くさくなることがあるのはなぜか。水の中の小さな生きものが作るにおいの物質が、魚の鰓から入って脂肪にたまる。出荷前にきれいな水で抜く方法と、浄水場の活性炭、大分市の2014年の事例をたどる。
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月は 1ねんで どれだけ とおく なるの? ── うみの しおが おしあげる
アポロが月に置いた鏡へレーザーを撃つと、月は年に約3.8cmずつ遠ざかっているとわかる。押し上げているのは海の潮。地球の1日がのびる話、サンゴの化石、「毎年3.8cm」を掛け算してはいけない理由をたどる。
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ふゆの タイヤは、なにが ちがうの?
見た目はそっくりな冬用タイヤと夏タイヤ。氷の上の水の膜、冷えても硬くなりにくいゴム、気泡、溝とサイプ、スパイクタイヤからの移り変わりまでを、メーカーや公的機関の資料でたどる。
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アメンボは なぜ 水の 上に 立てるの?
水の上に立つのに、アメンボの脚はぬれない。体を支える水面のへこみ、水をはじく毛と油、波ではなく渦で進むしくみを、研究の報告をたどって見ていく。
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水が おちると、どうして 電気に なるの? ── すいりょくの ひみつ
高いところから落ちる水が、どうやって電気になるのか。落差と流量で決まる出力、落差で形が変わる水車、発電機がモーターにもなる揚水発電、1891年から続く蹴上発電所までをたどる。
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なんきょくの 白い 氷の 上に、どうして 宇宙の 石が あつまるの?
南極は宇宙の石(隕石)がいちばん見つかる場所のひとつ。でも、たくさん落ちるからではないらしい。1969年の偶然の9個から、氷の流れと風が石を集める仕組みまでをたどる。
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すすぎが 1回でも、せんざいは おちるの?
すすぎが2回から1回になっても、水は半分にならない。花王の例では約22%減だった。水が少なくても洗剤が落ちるのは、洗剤の側の設計(落ちやすさと洗う力の両立、濃縮、量)で説明されている。メーカーの資料をもとに、「残らない」ではなく「従来と同程度」という言い方の意味までたどる。
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びんに かぶせた ぶたの ぼうこうが、ふくらんだ わけは?
1748年、豚の膀胱をかぶせた瓶を水に沈めたら、膀胱がふくらんで液が30cm以上噴き出したと伝えられる。水が動く力「浸透圧」を、1%の砂糖水の約0.67気圧、気体との類似、海水の淡水化、細胞の水の通り道までたどる。
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カエルは、水の なかで、どうやって いきを するの?
冬の池の底で息つぎなしに過ごすカエルがいる。ぬれた薄い皮膚に酸素が溶けて通るしくみ、水の中の酸素の少なさ、肺との分担、肺のないサンショウウオ、2008年に報告され2024年に撤回された「肺のないカエル」までをたどる。
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ふった のに、ドレッシングは また わかれるの?
びんを振って白くにごらせても、使い終わるころには油と酢がまた上下に分かれている。戻るのは失敗ではなく、油の粒が浮き上がって集まるから。粒の大きさと浮く速さ、増粘剤、規格の試験法までをたどる。
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みずを はじく ふくが、あとで ぬれちゃうのは なぜ?
撥水加工は水を玉にしてはじくだけで、水を通さない「防水」とは仕組みが別物になる。水滴と表面の角度である接触角、撥水加工が使うと弱くなり熱で戻るしくみ、はすの葉の二重構造、ゴアテックスの膜の孔の大きさ、JIS規格の耐水圧試験の数字から、この違いをたどる。
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うみによって、しょっぱさが ちがうのは どうして?
紅海は蒸発が雨の34倍という「引き算」だけでこくなり、地中海は大西洋との出入りで保たれ、バルト海は川に囲まれて世界平均よりずっとうすい。出口のない死海は海水のおよそ9.6倍の濃さだった。
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せんたくきは、すこしの 水で、どうして ふくが きれいに なるの?
洗濯機の水は昔より減ったのか。洗い上がりの服に「洗剤のにおいが残っている」と言いたくなった時代から、洗剤・水・機械の力の釣り合い、縦型とドラム式の洗い方、服の量を回しにくさで知るセンサー、遠心力の脱水、すすぎの水を減らしても洗剤は落ちるのかまで。
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あせは、どうして からだを ひやすの? しっけと ねっちゅうしょう
夏の散歩で、犬は息をはあはあさせ、人は肌から汗を出す。汗は乾かないと体を冷やさない。この一点から、湿度、汗の塩辛さ、熱中症の体の中、夜の暑さ、暑さ指数、「酷暑日」の名前まで、環境省・厚生労働省・消防庁・気象庁の資料と研究でたどる。
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大きな 船は、どうして うくの? ひっくりかえらないのは どうして?
鉄でできた重い船が浮かぶわけから、水の下に隠れた深さ、傾いても元に戻る力、荷物を降ろした船が海水を積む理由まで。コンテナを高く積んでも船が安定している理由を、国の規則や日本海事協会の資料をたよりにたどる。
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うみの しおは、どこから きたの? ── かわが はこんだ だけでは なかった
川の水はしょっぱくないのに、なぜ海はしょっぱいのか。1715年にハレーが思いついた「海の塩で地球の年齢を測る」計算が約50分の1にずれた理由から、海の塩の出どころ、「酸性の海が中和された」という説明への専門家の見方、川と海の成分のちがい、河口の塩水くさび、秋の川に帰るサケの体までをたどる。
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あきの 空は、どうして はれたり ふったり するの? 雲と 雨の ひみつ
気象庁は10月を「晴れる日が多い」と書くのに、東京の月降水量の平年値は10月が最大。雲のでき方、雨粒が雲のつぶ100万個ぶんになるわけ、氷を通る雨とぶつかって育つ雨、秋雨前線と移動性高気圧、虹の条件、東京・ロンドン・シンガポールの雨のちがいをたどります。
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血を ぬく ちりょうは、なぜ 今も のこって いるの?
18世紀までのヨーロッパでは、体調不良の人から血を抜く「瀉血」が広く行われていた。効果がなかったとされるこの治療だが、実は今も、正式な治療として血を抜く病気がある。真性多血症という、血液が濃くなりすぎる病気だ。血液の「ねばり」(粘度)は何で決まるのか、形が変わることで血管が詰まる鎌状赤血球症、そして毛細血管では血がかえってサラサラになるという不思議な発見までをたどる。
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中国の 山や ベトナムの 海に にた けしきが、日本にも あるのは なぜ?
中国の桂林、ベトナムのハロン湾、山口県の秋吉台。形も国もばらばらなのに、これらはみな「カルスト地形」という同じ仲間だ。雨水に溶けた二酸化炭素が石灰岩を少しずつ溶かし、地上には奇妙な山や谷を、地下には鍾乳洞と地下水の通り道を作る。1981年、アメリカのフロリダ州では、この地下の空洞が一晩で陥没し、家やプールや車を飲みこんだ。世界中で使われる飲み水のおよそ4分の1が、この石灰岩の地下水にたよっている。
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テッポウウオの 水でっぽうは、なぜ ねらいを はずさないの?
テッポウウオは、口の中の溝と舌、エラぶたを使って、水面の上にいる虫めがけて水の弾を打ち出す魚だ。水中から水面の外を見ると、光が屈折して虫の位置がずれて見えるはずだが、この魚は繰り返し撃つうちに、水流のずれを見こす「運動適応」の能力を身につける。さらに、口の開き方を撃つ最中に変えて届ける距離に合わせた水のかたまりを作ったり、虫が水に落ちる前に着水点へ先回りしたりする俊敏さも持つ。
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にじは、なぜ できるの?
虹の正体は、無数の雨粒の中で光が屈折・反射してできる色の帯だ。1637年、デカルトは水を満たしたフラスコを使い、虹が太陽と反対側の42度の位置に見えることを数学的に計算し実験でも確かめたが、色が生じる理由については誤った説明にとどまった。その謎を解いたのはニュートンのプリズム実験だった。虹には決して近づけない理由までをたどった。
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なるとの うずしおは、どうして できるの?
徳島と淡路島のあいだ、幅わずか1.3キロメートルの鳴門海峡に、直径20メートル前後の渦が次々と生まれる。太平洋から来た同じ満ち潮が、2つの違う道を通って瀬戸内海に届くまでに5〜6時間もの差がつき、海峡をはさんで最大1.5メートルもの水位差ができる。世界三大潮流のひとつに数えられる鳴門の渦潮のしくみをたどった。
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こおりは、なぜ 水に うくの
ほとんどの物質は、固体になると分子どうしがぎっしり詰まり、液体のときより密度が高くなって沈む。しかし水は例外で、氷になると密度が下がり、液体の水よりも軽くなって浮く。水素結合が作る、すきまの多い結晶構造。水の密度が0℃ではなく4℃で最大になる異常性。体積の9割が水面下に隠れる氷山。湖が表面からしか凍らないおかげで冬を越せる魚たち。そして、もし氷が沈む物質だったら何が起きていたか、までをたどった。
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ポップコーンは、どうして えいがかんの ていばんに なったの?
かたく乾いたトウモロコシの粒が、熱するとふわふわの白い花のようにはじける。中の水がおよそ1,700倍にふくらむ水蒸気爆発の仕組み、5,600年前のニューメキシコにまでさかのぼる歴史、無声映画の劇場では持ち込み禁止だったポップコーンが世界恐慌を経て映画館の定番になった経緯、日本独自のしょうゆバター味、近年のポップコーンバケットのブームまでをたどった。
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雲は、なぜ 空に うかんで いるの?
見上げると、空に白い雲がぽっかりと浮かんでいる。その正体は、水蒸気ではなく、水や氷の小さな粒の集まりだ。重力があるのに落ちてこないわけと、19世紀初めにイギリスの製薬会社技術者が趣味で考えたラテン語の分類法、十種雲形という国際的なルール、うろこ雲・ひつじ雲といった日本語の俗称、そして世界各地でも似た雲が魚や羊にたとえられているという共通の見立て方までをたどった。
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水道の 水に、どうして えんそが 入って いるの? すりぬける あいても いるの?
水道水には、なぜ塩素が入っていて、蛇口でも残しておく決まりがあるのか。塩素が細菌をやっつけるしくみ、塩素消毒が救った命、カルキ臭の正体、塩素をすり抜けたクリプトスポリジウムの集団感染(1996年)を、東京都水道局・厚生労働省・CDCなどの資料でたどりました。
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ダムは 水を ためるのに、どうして 夏は わざと 空に するの?
ダムは水をためる場所なのに、雨の多い夏には、わざと水位を下げて空きを作っておくダムがある。ためる・空ける・流す・発電するを、同じダムの中でどう両立しているのか。洪水期の水位、事前放流、異常洪水時防災操作を、国土交通省の資料でたどりました。
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使った 水は、どこへ 行くの? 下水道の 中で 起きて いること
トイレやお風呂で流した水は、どこへ行き、どうやって川や海に戻るのか。下水管、微生物による処理、日本の下水道の歩み、雨の日の合流式、残った汚泥の使い道を、国土交通省・日本下水道協会・東京都下水道局の資料でたどりました。
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大雨は どうして ふるの?「へいねんの 3ばい」って なに?
2026年8月の千葉豪雨で、千葉市の24時間降水量は8月の平年の3倍を超えた。「平年の◯倍」は何と比べた数字か。線状降水帯のできかた、増えている大雨、予報の限界、警戒レベルの読み方を、気象庁と内閣府の資料でたどりました。
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しぜんの はたらきに、ねだんを つけて いいの?
日向の歩道は50℃近く、木陰は約32℃。この涼しさを、人がつくるとしたら、いくらかかるのか。ニューヨーク市の水道と森、日本の干潟とミツバチの試算、世界全体の見積もりと、「自然に値段をつけてよいのか」という論争を、公的な資料と論文でたどりました。
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しおは、どうして みちたり、ひいたり するの?
いま立っている地面は、毎日、数十センチも上下している。動かしているのは、月と太陽。潮の時刻が毎日約50分ずつ遅れる理由、月の反対側でも海が盛り上がる仕組み、月が引くという説を退けたガリレオ、未来の潮の予測が外れる日までを、気象庁などの公的な資料でたどりました。
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ティッシュと トイレットペーパー、なにが ちがうの?
1924年に発売されたティッシュペーパーは、水に濡れても破れにくいのに、トイレットペーパーは水に入れるとすぐにほぐれてなくなる。同じ「紙」なのに、なぜこんなに違うのか。使う木の繊維、加えられている薬品、そしてトイレに流せるかどうかを決めるJIS規格まで、その理由をたどる。
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れいとう しょくひんは、なんで 長く もつの?
冷凍庫に入れた食品は、なぜ何か月も傷まないのか。温度が微生物の活動を止めること、水が凍ると微生物が使えなくなること、そして氷の結晶の大きさが食感を左右すること。急速冷凍を発明したクラレンス・バーズアイの物語もあわせて。
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どうくつたんけんかって、ほんとうの しごと なの?
洞窟探検家というのは、本当に仕事として成り立つのか。鍾乳洞ができるまでの途方もない時間、ベトナムで見つかった世界最大級の洞窟、探検に使う道具、そして日本の洞窟探検家まで。
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万年筆は どうして 字が 書けるの?
押しつけなくても書けて、逆さにしても落ちてこない。細い溝がインクを運び、出た分だけ空気が入る。1911年の呉から始まった話も。
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蛇口の 水は どこから 来るの?
山に降った雨が、蛇口から出るまで。浄水場の4つの工程、高台にためて重力で送るしくみ、そして高層階へ水を上げる3つの方法。