#海・水の生きもの
海や水の中の生きものについての「気になる」を集めました。
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おなじ しおの みずうみなのに、とれる ものが ちがうのは なぜ?
ウユニ塩湖はリチウム、死海はカリや臭素。どちらも天日の池で塩を順番に沈めて分けるのに、片方は高地と雨、片方は砂漠の暑さと、事情がちがうといわれます。水の中身と気候が取り出し方を決める筋道が分かります。
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せきゆの なかに、はっぱの いろの なごりが ある?
石油の中から、葉っぱの緑の色素に似た分子が見つかっています。大昔の海の小さな生き物は、なぜ石油になれたのか。酸素の少ない海と、地下の熱が果たす役目が分かります。
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風が ない 日にも、海に 波が 来るのは どうして?
風のない浜にも、大きな波が寄せる日がある。気象庁は、高いうねりが数千kmも離れた場所で観測されることがあると説明する。遠くの嵐の波はなぜ届くのか。台風より先に来る土用波、岸で波が立ち上がるわけ、風向きで変わる波の面から、サーフィンの波と天気のつながりが分かる。
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しおの ひょうの「0」は、うみが なくなる ことでは ないの?
潮位表の0cmは、海の高さがゼロという意味ではありません。では何の0なのか。基準面、空欄の日、月の欄、予測と実際のずれまで、表の読み方が分かります。
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コウイカは 色が 見わけにくいのに、どうして まわりに とけこめるの?
コウイカは色の見え方が1種類しかないとされるのに、背景に合わせて体の色を一瞬で変える。色が見えないのに、なぜ? スポークのような筋肉で広がる色の袋、下の反射する層、数万個を動かす脳の指令、皮膚が光を感じるかというまだ分からない問いが分かる。
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海の そこの 岩は、どうして わかいの? ── うまれて、しずんでいく 海の ゆか
大陸には約40億年前の岩があるのに、ふつうの海底の岩はほとんど約2億年より若い。海は大昔からあるのに、なぜ? 海底が海嶺で生まれ、海溝で沈む動きと、岩の年齢や磁気の縞模様がそれを示した道すじが分かります。
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西へ 進みたい 波が、風に 止められる ── ロスビー波と 天気
2003年夏、北欧の上空に現れた偏西風の蛇行が数日後に日本へ届き、冷夏の要因の一つになったと説明されている。西へ進みたい波が風に止められ、止まったまま力だけが東へ伝わるロスビー波のしくみと、海にある仲間の波を、気象庁やNOAAなどの資料から紹介する。
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すなは どこで うまれて、どこまで たびを するの?
日本に届く黄砂の粒は、直径0.004mmほどのところに山がある。東アジアで舞い上がった粒が太平洋を渡り、北米やグリーンランドまで運ばれたという報告もある。そんなに細かい砂はどこで生まれ、どう旅をするのか。海に降ると、植物プランクトンの鉄分にもなる話までが分かる。
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ふじさんの たかさは どこから はかるの? ── 「0メートル」の ひみつ
富士山の3776mの「0m」は、150年以上前に東京の隅田川の河口で、6年3か月かけて測った潮位の平均だった。動く海の高さをどうやって陸に写したのか。その基準点が地震で動き、令和7年に衛星測位で支え直されるまでが分かる。
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クジラは、どうして 2時間も もぐって いられるの?
アカボウクジラは水深2992メートル・137.5分という記録を出したが、ふだんの深い潜りは記録の半分ほど。それでも1時間以上、息を止めたまま千数百メートルの海にいる。酸素をどこにためて、どう使うのかが分かります。
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めかくしを した アザラシは、どうして さかなの およいだ あとが わかるの?
目隠しをしたアザラシが、模型の潜水艦が残した水の跡を、およそ8割の割合でひげをたよりに見つけたという実験があります(解説記事の数字)。神経のない毛は、なぜ「感じる」道具になるのでしょう。アザラシ・ネズミ・ネコ・マナティーのひげの使い分けが分かります。
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イカの 血は、いつ 青く なるの?
イカやタコの血が青いのは、酸素を運んでいないときは色がなく、酸素をつかんだときだけ。なぜ銅が酸素と結びつくと色が変わるのか、エビ・カニ・カブトガニの青い血とは別々に進化したらしいことまで分かります。
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大きな ふねを みなとへ みちびく 水先人って、どんな しごと?
大きな船が港に入るとき、船に乗り込んで船長に助言する水先人。目に見えない水の深さ、止まりにくい船、英語でのやり取り、資格までの道のりが分かります。
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エビや カニは、どうして ゆでると あかく なるの?
生きたエビやカニは赤くないのに、茹でると赤くなる。赤い色素は最初から殻にあり、タンパク質に抱えられて別の色に見えていて、加熱でその手がゆるむと現れる、と説明される。同じ色素がなぜ別の色になるのか、タコはどうかが分かります。
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セイウチの きばは、なんの ために あるの?
セイウチの牙は、貝を掘る道具と長く思われてきた。ところが食べるときは、牙で掘らないとされる。では何のためにあるのか。相手に見せて順位を示す使い方と、氷に上がる助けとしての使い方が分かる。
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アザラシは あしを つかわずに、りくを どう すすむの?
キタゾウアザラシの雄は最大2700kgになるが、陸上では後ろひれを使わず、背骨のうねりで進んだと報告されている。では、アシカはなぜ陸を歩けるのか。後ろひれの向きと、陸上で動くときの力の差から、その違いが分かる。
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ウツボは、くらい よるに、どうやって えものを つかまえるの?
紅海で、ハタがウツボの目の前で頭を1秒に3〜6回振って誘うと、ウツボは観察の58%で隠れ場所を出て一緒に泳いだ。夜、岩のすき間で狩るウツボは、なぜ昼の魚と組むのか。鼻で探し、のどの第2のあごで運ぶ狩りの工夫が分かる。
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赤しおなのに、海の 色は ちゃいろ?
東京都の記録では、2024年度の赤潮の代表例の水の色は、赤ではなく茶色でした。赤くないのになぜ赤潮と呼ぶのか。数日で消える赤潮を、どう見つけるのか。海の上は酸素たっぷりなのに、底が酸欠になるのはなぜか。東京都や千葉県の資料から分かります。
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なみが きても はなれない かいの いとは、どうなって いるの?
大阪湾の護岸に、貝が厚さ約30cmも重なって付いた例がある。水があると接着剤は付きにくいのに、ムラサキイガイはなぜ濡れた岩から離れないのか。糸の先のDOPAと、糸そのものの硬さと伸び、そして接着剤研究への応用が分かる。
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ふねの めんきょって、どんな もの?
総トン数20トン以上の船には、免許を持つ人にしか任せられない持ち場がある。その免許は国際条約に基づき、国際的に通用する船員資格と説明されている。海技士とはどんな資格か、船の大きさと級はどうつながるのか、免状にたどりつく道すじが分かる。
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ちいさな クラゲは、どうして あかちゃんの すがたに もどれるの?
大人になったクラゲが、赤ちゃんに近い姿のポリプへ戻ることがある。体の中では何が起きているのか、遺伝子を比べると何が見えたのか、「不老不死」と呼ばれる条件と限界まで、分かっていることと分かっていないことを整理する。
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すみを はいた あと、てきは どう うごくの?
イカやタコの墨は、本当に敵を追いはらうのか。水槽の実験、ウツボには逆効果らしい報告、サメの鼻をめぐる仮説を、確かさの段階を分けて読みます。
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サメの 体には、どうして 骨が ないの?
サメの体を支えるのは骨ではなく軟骨。軽くてしなやかな軟骨、浮き袋の代わりの肝臓の油、軟骨を覆うタイル状のかたい部分、そして4億年以上前の骨のある祖先の化石まで、博物館や論文の資料を突き合わせてたどる。
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カニは どうして よこに あるくの? まえに あるく カニも いるよ
カニが横に歩くのは、脚の関節が曲がる向きと脚の並び方のため。前や後ろに歩く仲間や、横歩きが約2億年前に生まれたとする研究までたどる。
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貝は どうして、ほとんど 力を つかわずに 口を とじて いられるの?
開こうとする力にさからって、殻を閉じ続ける二枚貝。ほとんどエネルギーを使わない「キャッチ」というしくみと、そのスイッチ役のタンパク質ツイチン、今も残る謎をたどります。
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潜水艦は、どうして ふかい うみの 水圧で つぶれないの?
深さ6500mの海では、約650気圧が上乗せされる。人が乗る調査船と潜水艦は、殻の形と素材でどう耐えるのか。球のチタン合金と、輪っか付きの円筒形の鋼を見くらべる。
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クラゲは、のうが ないのに、どうして 泳げるの?
クラゲには脳のような司令塔がない。それでも泳ぎ、獲物をとらえ、眠りに似た状態や障害物をよける学習まで報告されている。体に広がる神経網と、傘の縁のセンサーを調べた。
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タツノオトシゴは、どうして オスが あかちゃんを うむように 見えるの?
赤ちゃんを産むのはオス。でも卵を産むのはメス。オスの袋の中で何が起きるのか、胎盤に似た働きや産む筋肉、免疫の遺伝子の変化、「なぜオスなのか」の手がかりまで、論文や大学の発表をつき合わせてたどる。
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タコは どうして ひふの さわりごこちまで かえられるの?
タコやコウイカの皮膚は、色だけでなく手ざわりまで変えられる。骨のない体で、筋肉だけでぶつぶつを立てる仕組みと、神経を切っても立ち続ける実験をたどる。
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ヒラメや カレイの 目は、どうして 同じ がわに あるの?
生まれたてはふつうの魚の顔なのに、ひと月ほどで片方の目が反対側へ動くヒラメとカレイ。骨や脳や遺伝子の研究、途中で止まった約5000万年前の化石、例外のヌマガレイまでをたどります。
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イルカは ねている とき、どうして おぼれないの?
イルカは脳を半分ずつ眠らせ、片目を閉じて泳ぐといわれる。でも「息のため」という説明は、研究者の間でも見方が分かれている。目の開閉、昔の説、生まれたての子をめぐる論争を、資料をつき合わせてたどる。
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ヒトデは、うでが とれても、どうして もとに もどるの?
ヒトデは腕がちぎれても作り直せる種がいる。材料になる細胞、腕1本から育つ「彗星」、ウニやナマコとの差、再生のまちがいまでを、資料をつき合わせてたどる。
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うなぎの ぬるぬるは、なにを して いるの?
ウナギのぬるぬるは、ムチンをふくむ粘液。病気のもとから体を守る壁として、たえず作りかえられるといわれます。空気中の皮膚呼吸や、ヌタウナギの粘液の使い方とくらべてたどります。
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ラッコは、どうして おなかの 上で いしを つかうの?
ラッコは海の哺乳類で唯一、日常的に石を道具にするとされる。胸を台にして貝を割る理由を、歯の傷みの研究や貝殻の割れ方、「お気に入りの石」説の食い違いから追う。
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貝がらを 耳に あてると、どうして 海の 音が するの?
貝がらを耳にあてると聞こえる「海の音」。防音の部屋では聞こえないという話、コップや手でも鳴ること、脳が「海」と聞き取る仕組み、血の流れ説への疑問を、資料をつき合わせてたどる。
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まきがいの もようは、どうして きれいに ならぶの?
作り直せない殻が、足す量の差だけで整ったうずになる。オウムガイの「黄金比」は俗説だという測定と、色の模様が殻のふちの描いた時間の記録だという研究を、資料をつき合わせてたどる。
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タコは しんぞうが 三つ あるのに、どうして およぎつづけないの?
タコの心臓は3つ。えらの根元に2つ、体へ血を送るのが1つ。なぜ分かれているのか、青い血や、泳ぐと体に送る心臓が止まるという1987年の実測までを、資料をつき合わせてたどる。
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大きな ふねを みなとへ みちびく 水先人って、どんな しごと?
大きな船が港に入るとき、船に乗り込んで船長に助言する水先人。目に見えない水の深さ、止まりにくい船、英語でのやり取り、資格までの道のりをたどります。
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養殖の うなぎは、なにから そだつの?
養殖のうなぎなのに、育てる「種」は今も海で採る体重約0.2gのシラスウナギ。明治の深川の池から、温めるハウス、産卵場所を探した調査、稚魚の減少、完全養殖までをたどります。
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台風の とき、うみの 水は どうして 高く なるの?
台風のとき、海の水はなぜ高くなるのか。気圧が下がる「吸い上げ」と、風が水を岸に寄せる「吹き寄せ」に、満潮や湾の形が重なる。満潮を外れていたのに湾の奥で記録的な潮位になった伊勢湾台風をたどる。
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ウミガメは、なぜ なみだを ながして いるように 見えるの?
水族館のウミガメの目元に見える「涙」は、悲しみではなく塩を出す仕組みの一部。目の後ろの塩類腺と、ワニやウミヘビとの場所のちがいをたどる。
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セイウチには なぜ 耳たぶが ないの? ── なかまの アシカには あるのに
セイウチは、DNAを使った研究ではアシカに近い仲間とされるのに、アシカにある耳たぶがない。姿と血縁の食い違いから、耳たぶを失った理由の有力な説明と、耳たぶなしの聞こえ方をたどる。
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クジラは どうして 毎年 おなじ 道を 泳ぐの? ── 南の 海と 北の 海を ゆく たび
コスタリカ沖にいた母子が、161日後には南極沖にいた。クジラはなぜ温かい海と餌場を往復するのか、目印のない海でどうやって道を知るのか。分かっていることと、まだ分からないことをたどる。
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サルが イモを あらうのは、かしこいから? それとも「文化」?
サルがイモを洗うのは、賢いから? それとも「文化」? 幸島のサル、チンパンジー、イルカ、クジラ、野鳥の研究から、行動が仲間から学ばれて群れで受け継がれることの確かめ方と、「百匹目のサル」の話のゆくえを見ていく。
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深い 海の 生きものは、なぜ 大きいの?
2004年に小笠原沖で、生きたダイオウイカがはじめて撮影された。深海の生きものが大きくなる理由には、冷たさ・酸素・餌・敵の少なさなどの候補があるが、定説はない。ダイオウイカ自身が合いきらない点も見ていく。
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地球の 反対がわの 海が あたたかいと、日本の 魚の えさは どうなるの?
地球の反対側、南米沖の海が温まると、日本の養殖魚のえさ代が動くことがある。日本の近くの海にはすぐ届かないエルニーニョが、ペルーのイワシと魚粉、熱帯のカツオ漁場を通って届く道すじをたどる。
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「ごみの 島」を さがしに いったら、なにが あったの?
北太平洋に「ごみの島」を探しに行っても、島はない。海流がプラスチックをどう集め、何が多く、どこから来て、その後どうなるのかを、NOAAや論文、JAMSTEC、環境省の資料からたどる。
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ホタルイカは なぜ 光るの? ── ちいさな イカの ひみつ
ホタルイカは虫のホタルではなく、深い海に暮らす小さなイカである。ルシフェリン・ルシフェラーゼの化学反応で光る「冷光」のしくみ、光る物質そのものが昆虫のホタルとはまったくの別物であること、体の3か所にある発光器の役割、そして富山湾の「身投げ」というまだ解けていない謎をたどる。
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船は、どうやって まがるの? ── かじの ひみつ
舵は水を押しているのではなく、水の流れを曲げて生まれる反作用の力で船を回している。舵を切った瞬間に一瞬だけ逆向きに振れる「キック」と、船の大きさや形で何倍も変わる旋回円、そして世界共通の衝突回避ルール(COLREGs)ができるまでの歴史をたどる。
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うみによって、しょっぱさが ちがうのは どうして?
紅海は蒸発が雨の34倍という「引き算」だけでこくなり、地中海は大西洋との出入りで保たれ、バルト海は川に囲まれて世界平均よりずっとうすい。出口のない死海は海水のおよそ9.6倍の濃さだった。
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大きな 船は、どうやって とまるの?
大型船には車のようなブレーキが無い。全速後進でも大型タンカーは停止まで15分・3km進んでしまうという数字と、国際基準「船の長さの15倍」、潮の流れで変わる止まり方、そして錨が動いている船を止める道具ではないことをたどる。
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おおきな ふねは、どうやって みなとの きめた ばしょに ぴたりと つくの?
全長400メートル近い大型のコンテナ船が、狭くて浅い港に入り、岸壁のねらった位置にぴたりと止まる。喫水と浚渫、沖で船に飛び移る水先人、押し引きするタグボートとバウスラスター、フェンダーと係留索の仕組みをたどった。
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大きな 船は、どうして うくの? ひっくりかえらないのは どうして?
鉄でできた重い船が浮かぶわけから、水の下に隠れた深さ、傾いても元に戻る力、荷物を降ろした船が海水を積む理由まで。コンテナを高く積んでも船が安定している理由を、国の規則や日本海事協会の資料をたよりにたどる。
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エビや カニは どうして みずでは なく おがくずで はこぶの?
水に入れずにおがくずで運ぶのはなぜか。えら、温度、箱の中で何時間もつのかを、水産試験場の論文や県の資料でたどりました。
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ちずの しろい ところは、いま どのくらい のこって いるの?
少年が地図の白い場所に指を置いた小説から出発して、ニューギニア高地の100万人、11日で埋まった陸の高さの地図、登らないと決めた山、7割が残る海底地図、森の下のレーザー測量まで、「地図の空白」の意味が変わってきた道すじをたどる。
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うみの しおは、どこから きたの? ── かわが はこんだ だけでは なかった
川の水はしょっぱくないのに、なぜ海はしょっぱいのか。1715年にハレーが思いついた「海の塩で地球の年齢を測る」計算が約50分の1にずれた理由から、海の塩の出どころ、「酸性の海が中和された」という説明への専門家の見方、川と海の成分のちがい、河口の塩水くさび、秋の川に帰るサケの体までをたどる。
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コンクリートの かべの きわで、クロダイを つる「ヘチづり」
東京湾や大阪湾の岸壁で、竿とリールと糸だけのシンプルな仕掛けで大きなクロダイを釣る「ヘチ釣り」。「ヘチ」という言葉の意味から、壁に張りついた貝やカニをクロダイが食べに来るという生態と釣り方の関係、名前を変える魚の由来までをたどる。
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アジは、どこまで 大きく なるの?
スーパーでよく見るマアジは25cmくらい。でも神奈川県の走水沖では、40cmを超える「豚アジ」と呼ばれる特大サイズが釣れる。狭い浦賀水道の速い潮に逆らって泳ぎ続けるうちに、丸々と太った体に育つという。
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つりエサの オキアミは、どこから 来るの?
釣り人が「万能エサ」と呼ぶオキアミは、実は地球の裏側、南極海からやってくる。体長5cmほどのこの生きものは、クジラよりもアザラシのほうがたくさん食べているという意外な事実があり、南極の生態系を支える要でもある。日本はかつて世界に先がけてオキアミ漁を事業化したが、2012年に撤退し、今はノルウェーや韓国から届く。
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なるとの うずしおは、どうして できるの?
徳島と淡路島のあいだ、幅わずか1.3キロメートルの鳴門海峡に、直径20メートル前後の渦が次々と生まれる。太平洋から来た同じ満ち潮が、2つの違う道を通って瀬戸内海に届くまでに5〜6時間もの差がつき、海峡をはさんで最大1.5メートルもの水位差ができる。世界三大潮流のひとつに数えられる鳴門の渦潮のしくみをたどった。
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カラス いがいにも、どうぐを つかう どうぶつは いるの?
道具を作り、使うのは人間だけ。1960年まで科学者たちはそう考えていたが、タンザニアのチンパンジーが道具を使う姿が目撃され、この定説はくつがえった。ラッコはお気に入りの石を体に保管し、メジロダコはヤシの殻を鎧にし、ゾウは踏み台をひらめきで発明し、ブラジルのオマキザルは数千年続く「石器時代」を生きている。
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ふねは、どうやって あいての ばしょを しるの?
広い海の上で、船どうしはどうやってぶつからずにすれ違っているのか。答えは、自分の名前・位置・速さ・行き先を無線で自動的に発信しつづける「AIS」という装置にある。1912年のタイタニック号沈没事故から始まった安全条約の歴史、2001年の同時多発テロをきっかけに搭載義務化の時期が前倒しされた経緯、そして水平には74kmしか届かないはずの電波が、宇宙の国際宇宙ステーションにまで届いているという意外な事実までをたどった。
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海から りくへ、りくから 海へ ── からだを つくりかえた どうぶつたち
私たちの遠い祖先は水中にすむ魚だった。一方、クジラの遠い祖先は陸を4本足で歩く動物だった。2010年ポーランドの足跡化石、2004年発見のティクターリク、約5000万年前の「歩くクジラ」パキケトゥス、そして2001年に化石とDNAの両方から確かめられたクジラと偶蹄類の近縁性までをたどった。
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ヒゲクジラは、口を あけて 待つだけで えさが とれるの?
口をあけたまま浮かび、小魚が自分から入っていく映像は演出ではなかった。2017年に東京大学が発見したカツオクジラの待ち伏せ採餌、多くのクジラが行う突進採餌のしくみ、ザトウクジラの協力プレイ、2021年に判明した摂食量が従来の3倍だったという発見、そしてクジラひげの人間利用の歴史までを解説した。
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アシカ・オットセイ・アザラシ・トドは、どう ちがうの?
水族館で見るアシカとアザラシ、実は耳を見るだけで見分けがつく。かつて別々の祖先から進化したと考えられていたこの仲間たちが、実は共通の祖先から分かれたと分かった経緯と、人間とのかかわりをたどる。
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おとで 「見る」 しくみ
目が見えない人の中に、舌打ちの音だけで壁の位置や物の形を言い当てる人がいる。18世紀、コウモリの目隠し実験から始まった反響定位の発見の歴史、1938年に超音波検出器がコウモリの超音波を初めてとらえた出来事、コウモリが反射音の時間差から距離・大きさ・獲物の種類まで聞き分けるしくみ、イルカが「音声唇」と頭の中の「メロン」で音を作り前方へ飛ばすしくみ、舌打ち音で世界を渡り歩くダニエル・キッシュという人物、そしてタイタニック号の事故をきっかけに生まれたソナー技術までをたどった。
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しんかいには 何が いるの? ── 光の とどかない 世界
水深200メートルを過ぎると、太陽の光はほとんど届かなくなる。それでも深海には、自分で光る魚、水圧につぶれない体、少ない食べ物を逃さない大きな口を持つ生きものたちがいる。光のない世界で生きる工夫をたどる。
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水そうに いつのまにか いる、小さな 貝の しょうたい
水槽に、だれも貝を入れていないのに、いつの間にか小さな貝が動いていることがある。たった1つの卵から、水槽いっぱいに増えてしまうこともある。「スネール」と呼ばれるこの貝の正体は、多くの場合サカマキガイという1センチほどの貝。長年ヨーロッパ原産と思われていたが実は北米原産だったこと、水草にまぎれた見えない卵から爆発的に増える仕組み、雌雄同体で1匹でも繁殖できること、水面の裏側を逆さまに歩ける生命力、そして本当は害が少ないことと、正しい向き合いかたを整理しました。
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どうぶつに きかいを つけて、海を しらべる ほうほう
1963年、研究者クーイマンは南極のアザラシの潜水を調べたくて、台所用のキッチンタイマーを改造した。動物に記録計をつけて海を調べる「バイオロギング」の始まりと、マグロが時速80キロでは泳いでいなかったという発見をたどる。
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イワシは、どこへ 行ったの?
昔、マイワシが山ほど獲れた時代があったが、ある時から突然獲れなくなり、代わりにカタクチイワシが増えた。魚種交代とレジームシフトという海の変化のしくみをたどる。
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うみの そこの ケーブルは、どうやって ひくの? きれたら どう なおすの?
1858年、ヴィクトリア女王の98語の電報は、大西洋のケーブルを通るのに約16時間かかった。そのケーブルは数週間で使えなくなった。いまの海底ケーブルの中身、敷設船、切れる原因、船の上でつなぐ修理までを、総務省などの公的な資料でたどりました。
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サンゴは のうが ないのに、どうして おなじ よるに たまごを うむの?
初夏の満月のころ、サンゴが同じ夜にいっせいに卵を産む。脳のない動物が、どうやって「今夜だ」と知るのか。月の光か暗さか、月が見えなくても日を数える虫、潮の満ち引きの時計までを、大学や水族館の発表と研究論文の要旨でたどりました。
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まきえで 魚を あつめて 釣る ほうほう
サビキ釣り、ウキフカセ釣り、船のコマセ釣り。餌をまいて魚を集めて釣る方法の仕組みと歴史、簡単そうで実はそうでもない理由(潮・棚・釣り座)、使う餌と道具、ルールと安全を、公式の資料で確かめました。
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タコと イカの すみ、なにが ちがうの?
イカの墨はドロッとして自分の分身のように固まり、タコの墨はサラサラ広がって煙幕になる。同じメラニン色素なのに、なぜ海の中での広がりかたがこんなに違うのか。
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光の ない 海の そこに、いきものが いた
1977年、深海の地形を調べるために潜った調査隊には、生物学者が1人もいなかった。生きものなどいるはずがないと思われていたからだ。ところが潜水艇の明かりが照らし出したのは、白いチューブワームやハマグリが群れる、まったく未知の生態系だった。光合成ではなく化学合成というしくみで、太陽の光なしに生きる世界。その発見の歴史と、地球外生命探査への広がりをたどる。
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海の こうつうルール
信号も車線もない海で、船はどうやってぶつからずにすれ違うのか。「ポート」「スターボード」という呼び名の由来、夜を照らす航海灯、汽笛の合図、避航船と保持船のルール、そして1889年から積み上げられてきた国際ルールの歴史をたどる。
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マイクロプラスチックは、どこから 来るの?
海や川、そして人の体の中からも見つかっているマイクロプラスチック。いちばん多い発生源は、実はペットボトルではなく洗濯した服の繊維とタイヤの摩耗だという調査結果がある。化粧品のマイクロビーズが禁止されてきた経緯、体への影響がまだ分かっていない理由まで。
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クジラは どうして 深く もぐれるの?
魚ではなく、人間と同じ哺乳類。エラがないのに水深2992メートル、3時間42分。酸素を筋肉にため、肺はわざと潰す。息を止めて深海へ行くための体。
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海の 上に 鳥が 集まる とき、下では 何が 起きて いる?
鳥山、ナブラ、ベイトボール。3つの言葉は同じ事件を空から、水面から、水中から見た名前でした。
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干潟って、なんで 大じなの?
1日2回だけ現れる泥の平地。水をきれいにし、渡り鳥の給油所になり、魚を育てます。その多くが埋め立てられました。
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釣りエサは 海の そこを たがやして いた
ゴカイのなかまは8000種以上。海底を耕し、月夜に浮かびあがり、深海では口を持たずに細菌と暮らしています。
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アオイソメは どこから 来るの?
釣りエサが2026年の夏に急に値上がりした理由をたどると、中国の養殖池と台風にたどりつきました。