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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

ダチョウは、どんな ところで くらして いるの?

ダチョウはどこで暮らしている? 乾いた開けた土地と、アラビアに放された近縁の5羽

ダチョウの生息地 ── 開けた乾燥地への適応と、アラビア半島への近縁亜種の再導入

分野:生きもの

むかし、アラビアの かわいた とちにも、ダチョウが すんで いました。でも 20せいきの なかばまでには、すがたを けして しまったと いわれます[2]。ところが さいきん、その ちかい なかまの ダチョウ 5わが、サウジアラビアの ひろい ほごの ばしょに はなされたと つたえられました[8]。

どうして ダチョウは、みずの すくない とちで くらせるのでしょう。すんで いる ところと、その からだの くふう、アラビアに もどった はなしが わかります。

ダチョウはアフリカの鳥ですが、かつてはアラビア半島にもいました。その土地の野生のダチョウは20世紀半ばまでに姿を消し[2]、2025年末ごろ、サウジアラビアの保護区が、絶滅したアラビアダチョウそのものではなく、北アフリカ原産のアカクビダチョウ5羽を放したと伝えられています[8]。

そもそもダチョウは、どんな土地にすむ鳥なのでしょうか。暑くて水の少ない開けた土地で暮らせるわけと、茂みにすむ仲間、アラビアに放された近縁の5羽の話が分かります。

野生のダチョウは、今ではアフリカにしかいない。ところがかつてはシリアやサウジアラビアにも生息し、20世紀半ばまでに消えたとされる[2]。2025年末ごろ、そのサウジアラビアの保護区が、北アフリカ原産のアカクビダチョウ5羽を、絶滅したアラビアダチョウの代わりとして放したと伝えられた[8]。

なぜ、わざわざ別の亜種で「穴うめ」をするのか。そもそもダチョウは、どんな環境に適応した鳥なのか。分布、開けた土地との相性、暑さと水の問題、茂みにすむ例外のソマリアダチョウ、アラビア半島での消滅と再導入の順に、理由と限界まで分かる。

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1. ダチョウは、どこに すんで いるの?

1. 野生のダチョウは、今どこにいる?

1. 野生のダチョウは、今どこにいるか ── 東アフリカと南西アフリカ

いま、やせいの ダチョウが いるのは、アフリカだけです[1]。ひがしアフリカと、みなみにしの アフリカで、くさが ひろがる サバンナや、はんさばくに すんで います[1]。はんさばくは、さばくに ちかい かわいた とちの ことです。

ちずを ひらくと、ダチョウの すむ ところは、あつくて かわいた ひろい とちばかり。それでも、ダチョウが とくに すきな ばしょが あるようです。それは どんな ところでしょう。

アフリカの地図を広げて、野生のダチョウがいる場所を探すと、東アフリカと南西アフリカに行き着きます。草原が広がるサバンナや、砂漠に近い乾いた「半砂漠」が、おもな暮らしの場です[1]。野生のダチョウが今いるのは、アフリカだけとされます[1]。

ダチョウは1種類だけでもありません。サハラ砂漠より南のアフリカにすむ普通のダチョウのほかに、東の端の「アフリカの角」にすむソマリアダチョウがいて、別種として扱う見方があります。東アフリカを南北に走る大地の裂け目(イースト・アフリカン・リフト)が、両者を隔ててきたと説明されます[5]。

同じ乾いた広い土地でも、ダチョウには居心地のよい場所がありそうです。それはどんな場所でしょうか。

世界大百科事典などによると、ダチョウは現在、主として東アフリカと南西アフリカのサバンナや半砂漠にすんでいる[1]。野生のダチョウが今いるのはアフリカだけである[1]。半砂漠は、砂漠ほど乾ききってはいないが、雨が少なく草や低木がまばらな土地を指す。

分布を考えるときに注意したいのは、ダチョウを1種として数えるかどうかである。サハラ砂漠以南のアフリカに広くすむコモンオーストリッチ(普通のダチョウ)と、東の「アフリカの角」にすむソマリアダチョウを別種として扱う見方があり、東アフリカを南北に走るイースト・アフリカン・リフトが、両者を長く隔ててきたと説明される[5]。この別種扱いは2014年ごろ以降の見方で、見直しを続けている機関もある。

では、同じ乾燥地のなかで、ダチョウはどんな場所を選んでいるのか。

2. どうして ひらけた ところに いるの?

2. 茂みを避けて開けた土地にいる ── 遠くが見える目と、走る足

2. 茂みを避ける ── 見通し・脚の速さ・群れの目

ダチョウは、きが たくさん はえた ところや、ふかい しげみを さけます[2]。すきなのは、きの すくない、ひろい くさはらです[2]。

ダチョウは くびが ながくて、目も よいと いわれます。ひろい ところでは、とおくまで 見えます[3]。そして、きけんを 見つけたら、はしります。みじかい あいだなら、いちじかんに 70キロ くらいです。おなじ はやさで はしるなら、50キロ くらいです[3]。

ダチョウは、むれで くらします。シマウマや キリンと いっしょに いる ことも すくなく ありません[1]。むれの なかの だれかが きけんに きづく かのうせいは、たかく なります[3]。

でも、ひろい くさはらは、ひかげが すくなく、みずばも おおくは ありません。ダチョウは あつさや みずぶそくを、どう のりこえるのでしょう。

FAO(国連食糧農業機関)の資料によると、ダチョウは厚い茂みや、木が茂った場所をふつう避けます。木の少ない開けた草地を好み、短い草の生える半乾燥の平原でとくに数が多いとされます[2]。

開けた土地では、遠くまで見渡せます。ダチョウは首が長く、視力にも優れています。札幌市円山動物園は、鳥類で一番視力に優れるといわれると紹介しています[4]。サンディエゴ動物園の紹介では、群れで暮らしていれば、そのうちの1羽は近づく危険に気づく可能性が高い、とされています[3]。

気づいたら、走ります。短い距離なら時速約70km、同じ速さを保って走るなら約50kmです[3]。円山動物園は、最高で時速70〜80kmと紹介しており、資料によって幅があります[4]。時速50kmは、1秒あたり約14mです(50000÷3600≒13.9)。

群れの顔ぶれにも特徴があります。数羽から50羽前後の群れをつくり、ふだんシマウマやキリンの群れと一緒に暮らしていることも少なくないといいます[1]。首の長い鳥と大きな草食動物が、同じ見晴らしのよい場所にいる景色が、ダチョウの暮らしの一場面です。

ただ、開けた土地は日かげが少なく、水場もたくさんあるわけではありません。ダチョウは暑さと水不足を、どうしのいでいるのでしょうか。

FAOの資料は、ダチョウが厚い茂みや樹木の多い場所をふつう避け、木の少ない開けた草地を好むと述べる。短い草の生える半乾燥の平原で密度がもっとも高く、植物のまばらな場所にも適応できるという[2]。ここで言えるのは「茂みを避ける傾向」と「開けた土地で多い」ことまでで、茂みを避ける理由は資料に書かれていない。

その背景として考えられるのが、体の特徴との相性である。首が長く目がよいので、開けた場所では遠くまで見える。サンディエゴ動物園は、群れなら少なくとも1羽は迫る危険に気づく可能性が高いと紹介している[3]。札幌市円山動物園は、鳥類で一番視力に優れるといわれる、と述べる[4]。

見つけたあとは脚が頼りになる。短い距離では時速約70km、一定の速さなら約50kmで、円山動物園は最高時速70〜80kmと紹介している[3][4]。出典によって幅があるので、「70km」は短時間の最高速、「50km」は持続の目安と読むのが無理がない。時速50kmは秒速約13.9m(50000÷3600)、時速70kmなら秒速約19.4mである。

群れの大きさは、時期や資料でちがう。世界大百科事典は数羽から50羽前後の群れで、ふだんシマウマやキリンの群れと一緒に暮らすことが少なくないと述べる[1]。Animal Diversity Webによると、繁殖期の群れは2〜15平方kmの縄張りを持ち、繁殖期以外は2〜5羽ほどのゆるい群れになるという[9]。つまり「群れで暮らす」といっても、季節で顔ぶれの数が変わる。

見晴らしがよいことと引きかえに、日かげも水場も乏しい。この環境を、体はどうしのいでいるのか。

3. みずを のまなくても へいきなの?

3. 水が少なくても暮らせるのはなぜ? 56℃への耐性と、食べ物から取る水分

3. 水が少なくても暮らせる理由 ── 56℃への耐性・尿のくふう・植物の水分

ダチョウは「ラクダの とり」と よばれる ことが あります[8]。あつさに つよく、みずが すくない とちでも すごせると いわれるからです[3]。

FAOの しりょうでは、きおんが 56どの くうきにも、むりなく たえると かかれて います[2]。これは くうきの あつさの はなしです。じめんの あつさや どんな ところでも へいき、と いう ことでは ありません。

おしっこの しかたにも くふうが あります。みずを あまり つかわない かたちで だすので、からだから ぬける みずが すくないのです[2]。しょくぶつを たべて、その なかの みずを つかう ことも できます。みずばが あれば のみます[3]。

では、ダチョウは どこでも おなじ ように くらして いるのでしょうか。しげみに すむ なかまも います。

ダチョウは「ラクダ鳥」と呼ばれることがあります[8]。サンディエゴ動物園は、ラクダのように高い温度に耐え、長い間水を飲まずに過ごせると紹介しています[3]。

FAOの資料には、気温56℃の空気にも、無理なく耐えるという記述があります[2]。ここで言われているのは空気の温度への耐性で、日なたの地面の熱さや、どんな状況でも平気という意味ではありません。

水の使い方にも工夫があります。尿に含まれる尿酸を粘液状にして出すので、体から失われる水が少ないとされます[2]。食べる植物から必要な水分を得られるので、水を飲まなくても過ごせ、水場があれば飲みます[3]。

これだけ乾燥に強いなら、ダチョウは茂みの少ない草原にしかいないのでしょうか。じつは例外のような仲間がいます。

ダチョウが「ラクダ鳥」と呼ばれることがあるのは、乾燥地での暮らしぶりがラクダに似ているためとされる[8]。サンディエゴ動物園は、ラクダのように高温に耐え、長期間水なしで過ごせると紹介する[3]。

FAOの資料は、ダチョウが気温56℃の空気にも過度のストレスなく耐えると述べる[2]。この数字は空気の温度への耐性であり、直射日光で熱された地面の上でも平気だとか、あらゆる個体がいつでも耐えられるという意味ではない。

水の節約にも仕組みがある。FAOの資料によると、ダチョウは尿酸を粘液状にして排出する[2]。水に溶けにくい形で窒素の老廃物を出すので、尿として失う水が少なくてすむ、という理屈である。水の面では、食べる植物から必要な水分をまかなえるため飲まなくても過ごせるが、水場があれば飲む[3]。「水を飲まない鳥」ではなく、「水がなくても過ごせる鳥」と書くのが正確だ。

では、乾燥に強いことは、開けた草原にだけすむことを意味するのか。茂みにすむダチョウもいる。

4. しげみに すむ ダチョウも いるの?

4. 茂みにすむ仲間 ── ソマリアダチョウ

4. 「茂みを避ける」には例外がある ── 2014年に別種として扱われたソマリアダチョウ

います。「ソマリアダチョウ」です。ふつうの ダチョウは くさはらが すきですが、ソマリアダチョウは、しげみの おおい ところに すむと いわれます[6]。

たべるものも ちがいます。くさを たべる ふつうの ダチョウに くらべて、ソマリアダチョウは、おもに きの はなどを ついばみます[6]。

エチオピアの ほくとうぶ、ジブチの みなみ、ケニアや ソマリアの おおくの ところに ひろがって います[6]。

つぎは、いま アフリカにしか いない ダチョウが、むかし アラビアに いた はなしです。

ここまでの「茂みを避ける」は、ふつうのダチョウの話です。アフリカの角には、それと少し違う暮らし方のダチョウがいます。ソマリアダチョウは、2014年に別種として扱われるようになったとされます[6]。

草原を好む普通のダチョウと違い、ソマリアダチョウは茂みの多い、植物が濃い土地にすみます。食べ方も違い、おもに木の葉などをついばんで食べます[6]。分布は、エチオピア北東部、ジブチ南部、ケニアの大部分、ソマリアの大部分です[6]。

ただし、別種とする扱いは2014年ごろ以降の比較的新しい見方で、見直しを続けている機関もあります。ここでは「別種として扱う見方がある」と書きました。

乾いた土地に合った体のダチョウでも、すむ場所は一通りではないのです。では、いま野生のダチョウがいないアラビアでは、何が起きたのでしょうか。

「ダチョウは茂みを避ける」という説明は、普通のダチョウについてのものである。ソマリアダチョウは2014年に別種として扱われるようになったとされ、草原を好む普通のダチョウとは対照的に、茂みが多く植物の濃い地域にすみ、おもに木の葉などをついばんで食べる(ブラウジング)[6]。

分布は、エチオピア北東部、ジブチ南部、ケニアの大部分、ソマリアの大部分とされる[6]。先に見たように、普通のダチョウとの間にはイースト・アフリカン・リフトがあった[5]。

分類は研究が進むと変わりうるので、別種とする扱いを見直している機関もある。「ダチョウは茂みを避ける」と言いきらず、「普通のダチョウでは開けた土地が多い」と読むのが安全である。

では、現在アフリカにしか野生がいないダチョウが、かつてアラビアにもいたことは、どのように分かるのか。

5. アラビアの ダチョウは、どう なったの?

5. アラビアから消えたダチョウと、放された近縁の5羽

5. アラビア半島での消滅と、近縁亜種による再導入

むかし アラビアには、アラビアダチョウと いう なかまが いました。20せいきの うちに、すがたを けしたと されます[7]。てっぽうや じどうしゃが ひろまって、かりやすく なった ことが、へる はじまりだったと いわれます[7]。

サウジアラビアの ほごの ばしょでは、ちかい なかまを つれて きました。きたアフリカの アカクビダチョウ 5わです。アラビアダチョウに いちばん ちかい いきものと されます[8]。

おなじ ダチョウでは ありません。いなくなった なかまの かわりに、にた なかまを はなした のです。むかしの すがたが もどるか、これから わかります。

FAOの資料は、シリアとサウジアラビアには今世紀の半ば(20世紀半ば)まで野生のダチョウがいたが、今は野生のダチョウはアフリカだけになったと述べます[2]。アラビア半島と近東にいたアラビアダチョウという亜種は、20世紀に姿を消したとされます。銃や自動車が広まって狩られやすくなったことが、衰退の始まりだったと説明されています[7]。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン王立保護区の発表では、2025年末ごろ、北アフリカ原産のアカクビダチョウ5羽を放しました。消えたアラビアダチョウそのものではなく、もっとも近い現存の仲間と説明され、保護区は約100年ぶりの帰還と紹介しています[8]。

注意したいのは、同じ亜種が復活したのではなく、近縁の亜種による代わりだという点です。また「約100年」は保護区の言い方で、アラビアダチョウが消えた時期を20世紀半ばとする資料もあり、数え方は資料によって違います。

ラクダ鳥と呼ばれたダチョウが、また砂漠で暮らせるのか。その答えは、これからの観察で分かっていくでしょう。

FAOの資料によると、シリアとサウジアラビアでは今世紀半ば(20世紀半ば)まで野生のダチョウがいたが、現在は野生がアフリカに限られる[2]。アラビア半島と近東の亜種アラビアダチョウは、20世紀に姿を消したとされる。銃と、のちに自動車が広まって狩られやすくなったことが、絶滅へ向かう衰退の始まりだったと説明される[7]。最後の確実な記録は1966年のヨルダンとされる。

これに対し、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン王立保護区は、2025年末ごろ、北アフリカ原産のアカクビダチョウ5羽を放したと発表している。アカクビダチョウはアラビアダチョウにもっとも近い現存の遺伝的な仲間と説明され、保護区は「約100年ぶり」の帰還と紹介する[8]。放した月や日付は報道によって異なりうるので、ここでは「2025年末ごろ」と書いた。

この話で押さえておきたい点は3つある。第1に、復活したのは同じ亜種ではなく、近縁亜種による代替である。第2に、「約100年」は保護区の表現で、消滅時期を20世紀半ばとする資料もあり、数え方は資料ごとに異なる。第3に、5羽が現地で定着するかはこれからの観察しだいで、現時点で結果は述べられない。

開けた乾燥地への適応を、その土地を失い、また戻した例から見ると、ダチョウの暮らしの条件がより具体的に見えてくる。

6. ダチョウの はやさの めやすを、じぶんの あしと くらべよう

6. ダチョウの速さの計算上の目安を、自分の足と比べてみる

6. 速さを秒速に直し、計算上の目安と自分の記録を比べる ── 資料へ進むために

あんぜんな ひろい ばしょで、おとなの ひとと いっしょに やります。くるまの こない 校ていや こうえんを えらびましょう。

ダチョウが いちじかんに 50キロの はやさで 50メートルを はしり つづけたと けいさんすると、4びょうに ちかい じかん(3.6びょう)です。これは けいさんの めやすで、ほんとうに おなじ ように はしった じかんでは ありません。ともだちや かぞくと 50メートルを はしって、じかんを はかります。めやすと くらべて みましょう。ダチョウは みじかい あいだ なら、もっと はやく はしれます。

どうぶつえんで ダチョウを 見る ときは、くびの たかさと、まわりの ひろさも 見て みましょう。さっぽろの まるやま どうぶつえんの ページにも、ダチョウの せつめいが のって います[4]。

時速50kmは、1秒あたり約13.9mです。50mなら約3.6秒、100mなら約7.2秒かかる計算になります。時速70kmの最高速なら、50mで約2.6秒です。

車の来ない校庭や公園で、大人と一緒に、50mを走る時間をストップウォッチやスマートフォンの時計で測ってみましょう。自分の秒数を、3.6秒(持続できる速さが続いたとした目安)、2.6秒(最高速が続いたとした目安)と並べてみましょう。どちらも速さを距離のあいだ保つと仮定した計算で、ダチョウが実際に50mを走った記録ではなく、スタートの加速なども含みません。同じ条件の勝負ではなく、速さの感覚をつかむための目安です。

動物園でダチョウを見る機会があれば、首の高さや、まわりに遮るものがどれくらいあるかにも目を向けてみてください。札幌市円山動物園のダチョウのページには、走る速さや視力の紹介があります[4]。

この記事の速さの数字は、時速50kmなら秒速約13.9m、70kmなら約19.4mである。50mでは約3.6秒と約2.6秒、100mでは約7.2秒と約5.1秒になる。ただしこれは、その速さを距離中ずっと保つと仮定した計算上の目安で、加速の時間を含まず、ダチョウの実際の走りと同じ条件ではない。車の来ない安全な校庭や公園で、大人と一緒に50mや100mを走り、自分の記録を目安と並べると、速さの桁が実感に変わる。

ここで使った70km、50kmは、サンディエゴ動物園の紹介と札幌市円山動物園のページの数字である。出典によって幅があるので、論文や専門書の測定値と比べると、どの条件で測った速さなのかが見えてくる。

アラビア半島への5羽の放鳥は、2025年末ごろに発表された。後日、保護区の発表や報道で続きを確かめると、この話の行方が分かる。FAOの資料(出典欄)は、ダチョウの飼育管理の資料として公開されており、体の特徴や生息環境の記述が詳しい。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文の[数字]は、この出典欄の番号です。ウェブ資料は、2026年10月4日に参照しました。

  1. コトバンク「ダチョウ」(世界大百科事典ほか) https://kotobank.jp/word/%E3%83%80%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6 (現在の分布、群れ)
  2. FAO "Ostrich management" (Animal Production and Health) http://www.fao.org/4/v6200t/v6200t02.htm (生息環境、暑さと水、以前の分布)
  3. San Diego Zoo Animals: Ostrich https://animals.sandiegozoo.org/node/118 (水分、走る速さ、群れの見張り)
  4. 札幌市円山動物園「ダチョウ」 https://www.city.sapporo.jp/zoo/03doubutsu/06africazone/ostrich/dachou_asahiyama.html (走る速さ、視力)
  5. Wikipedia "Ostrich" https://en.wikipedia.org/wiki/Ostrich (2種の分け方)
  6. Wikipedia "Somali ostrich" https://en.wikipedia.org/wiki/Somali_ostrich (ソマリアダチョウの生息地)
  7. Wikipedia "Arabian ostrich" https://en.wikipedia.org/wiki/Arabian_ostrich (アラビアダチョウの絶滅)
  8. Prince Mohammed bin Salman Royal Reserve https://pmbsrr.gov.sa/rewild-arabia-milestone-as-the-camel-bird-returns-to-prince-mohammed-bin-salman-royal-reserve-after-an-absence-of-almost-100-years/ (5羽の放鳥、呼び名)
  9. Animal Diversity Web "Struthio camelus" https://animaldiversity.org/accounts/Struthio_camelus/ (縄張りと群れの季節変化)

なおした ところ

更新履歴

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