#進化・化石
進化や化石についての「気になる」を集めました。生きものの長い長い旅のお話です。
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にがいって かんじるのは、ひとに よって ちがうの?
同じ薬品を、強く苦いと言う人と、味がしないと言う人がいる。苦味のセンサーは人で約25種しかないのに、何千もの苦いものを見つけられるのはなぜか。人ごとの差の研究の見直し、竹を食べるキツネザルやイルカの例から分かる。
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くちばしが おおきい とり、ねじれている とり。なんの ため?
オオハシの大きなくちばしは、体の大きさのわりに動物の中でも最大級の「熱の窓」で、ゾウの耳に並ぶと報告されています。では、くちばしの形はなぜ種ごとにちがうのでしょうか。オオハシ、イスカ、ガラパゴスのフィンチの話から、そのわけが分かります。
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しらべた ヘビの あかちゃんの うえの あごの はは、2つの はの もとが くっついて できる
ヘビの子が殻を破る卵歯は1本。ところが4種のヘビの研究では、2つの歯の芽が合体してできると報告されている。なぜ合体するのか。ワニやカメの「卵歯」も同じなのか。ヘビ・トカゲの卵歯が本物の歯で、ワニ・カメのものは皮ふでできた別物だと分かる。
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しろい おこめは、どうして しろいの?
調べた白米品種の97.9%が、同じ1か所の遺伝子の欠失をもつと報告されている。赤かった野生のイネは、なぜ白くなり、種が落ちなくなったのか。色・種の落ちにくさ・立ち姿の変化と、起源地をめぐる見方の分かれ方が分かります。
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もものは、アーモンドが かわった ものなの?
ダーウィンは、モモはアーモンドが変化したものではないかと考えたと紹介される。片方は果肉、片方は殻の中の種子を食べるのに、なぜか。分類・ゲノム・雑種の3つの手がかりから、近い仲間と言える理由と、食べる所が正反対になった手がかりが分かります。
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イカの 血は、いつ 青く なるの?
イカやタコの血が青いのは、酸素を運んでいないときは色がなく、酸素をつかんだときだけ。なぜ銅が酸素と結びつくと色が変わるのか、エビ・カニ・カブトガニの青い血とは別々に進化したらしいことまで分かります。
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まつぼっくりは 生きて いないのに、どうして 雨の 日に とじるの?
松ぼっくりは、細胞が死んだあとも、乾くと開き湿ると閉じる。約1150万〜1650万年前の化石でも動いたと報告されている。命のない材料がなぜ天気に反応するのか、二層のつくりと、最近の研究で分かってきたことが分かる。
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くすりが きかない 菌は、どうして ふえるの?
薬が効かない菌は、薬が菌を変えたのではなく、薬で生き残った菌が増え、その耐性が菌どうしで受け渡されて広がる。受け渡しを最初に示したのは日本の赤痢の研究だったという総説を手がかりに、WHOなどの資料で今の広がりを確かめる。
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はだや かみの 色は、どうして ひとに よって ちがうの?
肌の色を作る細胞の数は、色がちがう人どうしでもほぼ同じとされる。では、色のちがいは何で決まるのか。色素の種類、日ざしの強さ、多くの遺伝子から、肌と髪の色の理由が分かります。
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スズメの おや鳥は、なんかいも なんかいも むしを はこぶ
スズメの親鳥たちは、ヒナが巣立つまでの約2週間に4千回以上も虫を運ぶとされる。一方カルガモのヒナは、生まれて羽が乾くとすぐ歩いて親について行く。この差を、卵の黄身・親の世話・脳の育ち方の配分から考える。
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とりの くちばしは、どうして とりごとに かたちが ちがうの?
木靴のような形のくちばしをもつ鳥もいれば、先が交差した鳥もいる。なぜ種ごとにこんなにちがうのか。食べ方との結びつき、遠い仲間でも似る傾向、形にかかわる遺伝子が分かる。
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シマウマは、どうして しまもようなの?
シマウマの縞は目立つのに、ライオンから隠れるためという説は支持が少ない。縞の服を着せた馬にはハエが着地しにくかった実験や、体を冷やす説をめぐる議論を、決着していない問いとして整理する。
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サメの 体には、どうして 骨が ないの?
サメの体を支えるのは骨ではなく軟骨。軽くてしなやかな軟骨、浮き袋の代わりの肝臓の油、軟骨を覆うタイル状のかたい部分、そして4億年以上前の骨のある祖先の化石まで、博物館や論文の資料を突き合わせてたどる。
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くじゃくの オスは、どうして 大きな はねを ひろげるの?
ダーウィンが「見ると気分が悪くなる」と書いたクジャクの飾り羽。メスは何を見て選ぶのか。目玉模様を調べた実験、7年間の観察、メスの視線の研究を並べて、結果が割れているところをたどる。
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カニは どうして よこに あるくの? まえに あるく カニも いるよ
カニが横に歩くのは、脚の関節が曲がる向きと脚の並び方のため。前や後ろに歩く仲間や、横歩きが約2億年前に生まれたとする研究までたどる。
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ごせんぞの 草は、どうして かたい 実を つけて いたの?
石のように硬い殻に包まれた、ほんの数粒の実。トウモロコシの祖先は、メキシコの野生の草でした。遺伝子と遺跡の穂軸の両方から、今の姿になるまでをたどります。
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タツノオトシゴは、どうして オスが あかちゃんを うむように 見えるの?
赤ちゃんを産むのはオス。でも卵を産むのはメス。オスの袋の中で何が起きるのか、胎盤に似た働きや産む筋肉、免疫の遺伝子の変化、「なぜオスなのか」の手がかりまで、論文や大学の発表をつき合わせてたどる。
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ヒラメや カレイの 目は、どうして 同じ がわに あるの?
生まれたてはふつうの魚の顔なのに、ひと月ほどで片方の目が反対側へ動くヒラメとカレイ。骨や脳や遺伝子の研究、途中で止まった約5000万年前の化石、例外のヌマガレイまでをたどります。
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みつばちは、さすと どうして しんで しまうの?
ミツバチは人を刺すと死んでしまうといわれます。でも女王バチやスズメバチは何度も刺せるようです。針の逆とげ、離れても毒を送り続ける針、産卵管という針の起源をたどります。
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ラッコは、どうして おなかの 上で いしを つかうの?
ラッコは海の哺乳類で唯一、日常的に石を道具にするとされる。胸を台にして貝を割る理由を、歯の傷みの研究や貝殻の割れ方、「お気に入りの石」説の食い違いから追う。
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まきがいの もようは、どうして きれいに ならぶの?
作り直せない殻が、足す量の差だけで整ったうずになる。オウムガイの「黄金比」は俗説だという測定と、色の模様が殻のふちの描いた時間の記録だという研究を、資料をつき合わせてたどる。
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フクロウは どうして 首を ぐるっと 回せるの?
フクロウは体を動かさずに頭だけを大きく回す。動かない目、人の2倍の首の骨、血管を守る大きな穴。2013年の報告と、数字が食いちがう後の研究をたどる。
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ねこの 目は、どうして 夜に 光るの?
夜道でライトを浴びたねこの目が、ぴかっと光る。目が光を出しているのではなく、目の奥で光がはね返っているからだという。光をむだにしない仕組みと、ひきかえに手放したものをたどる。
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サボテンの とげは、なんの ために あるの?
サボテンのとげは、じつは葉が姿を変えたもの。水をのがさない、食べられない、日ざしをさえぎる、霧を集める。役目はいくつも挙げられていて、どれが主かは種や環境で変わるようです。
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キリンの くびは ながいのに、ほねの かずは 人と おなじ?
キリンの首の骨は、人と同じ7個。それでも長いのは1個ずつが伸びたから。ほ乳類の首の骨の数がほとんど変わらない理由の仮説、例外のナマケモノ、首のように動く「8番目の骨」までをたどる。
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さむい ときも こわい ときも、どうして とりはだが たつの?
寒い朝も、怖い話も、心にしみる歌も、同じ鳥肌を起こす。毛の根につく小さな筋肉と交感神経の仕組み、毛の少ないヒトにその筋肉が残っている理由を、複数の資料でたどる。
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ウミガメは、なぜ なみだを ながして いるように 見えるの?
水族館のウミガメの目元に見える「涙」は、悲しみではなく塩を出す仕組みの一部。目の後ろの塩類腺と、ワニやウミヘビとの場所のちがいをたどる。
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りくの さいしょの 住人は、だれ?
背骨のある動物が陸に上がるより前、陸にはすでに小さな植物と菌と虫がいた。胞子の化石、根も葉もないクックソニア、石に閉じこめられたライニーの生態系、ヤスデや昆虫の「最古」争いを、化石と分子時計のずれとともにたどる。
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セイウチには なぜ 耳たぶが ないの? ── なかまの アシカには あるのに
セイウチは、DNAを使った研究ではアシカに近い仲間とされるのに、アシカにある耳たぶがない。姿と血縁の食い違いから、耳たぶを失った理由の有力な説明と、耳たぶなしの聞こえ方をたどる。
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島の ゾウは、どうして こんなに ちいさいの?
肩の高さ約1メートルのゾウがシチリア島にいた。島では動物の体の大きさが変わりやすいのか、ヤクシカや巨大ネズミも見ながら、「法則」と呼べるのかという研究者の議論をたどる。
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血の さとうが 高いのに、元気な 魚が いるの?
メキシコの洞窟にすむ目のない魚は、川の仲間より血糖値が高く、インスリンも効きにくい。それでも飼育下では15年以上生きた。食べ物が乏しい洞窟で、その体質が役に立ったらしい、という研究をたどる。
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月は 1ねんで どれだけ とおく なるの? ── うみの しおが おしあげる
アポロが月に置いた鏡へレーザーを撃つと、月は年に約3.8cmずつ遠ざかっているとわかる。押し上げているのは海の潮。地球の1日がのびる話、サンゴの化石、「毎年3.8cm」を掛け算してはいけない理由をたどる。
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ペンギンは、なぜ さむい 南極で こおらないの?
氷の上に立つペンギンは、なぜ凍えないのか。羽毛の空気の層、翼の血管、群れの温度、四千九百万年前の化石まで、複数の資料でたどる。
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深い 海の 生きものは、なぜ 大きいの?
2004年に小笠原沖で、生きたダイオウイカがはじめて撮影された。深海の生きものが大きくなる理由には、冷たさ・酸素・餌・敵の少なさなどの候補があるが、定説はない。ダイオウイカ自身が合いきらない点も見ていく。
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黒い ガは、どうして ふえて また へったの? ── しんかの おきかた
黒いガは50年足らずで増え、1970年ごろからまた減った。マジェラスの6年間の実験、ダーウィンとウォレス、ガラパゴスのフィンチのくちばし、大腸菌の実験から、進化のしくみを順にたどる。
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羊は いつから 人と くらして いるの?
ヒツジは、なぜ人間の手で毛を刈られなければならないのか。野生の動物で、こんな世話が必要な生きものはほかにいない。答えは、1万1千年前に始まった家畜化の歴史そのものにある。最初は毛のためではなく肉と乳のために飼われていたこと、そして人間が長い年月をかけて、ヒツジの毛から「自然に抜け落ちる力」そのものを取り除いてしまったことをたどる。
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ひかりの ない どうくつで、いきものは どうやって いきて いるの?
メキシコの洞窟にすむある魚は、卵からかえったばかりのときには目の原基をちゃんと持つのに、成長するにつれてレンズの細胞がみずから死んでいき、視覚を失っていく。目と脳の視覚部位を維持するだけで、安静時のエネルギーの約15%を使うという研究、7年間の調査でほとんど動かなかったヨーロッパのホライモリ、そして中国南部の洞窟で、縁の遠いヤスデたちが独立に同じような姿へたどり着いた収斂進化までをたどった。
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しまの いきものは、なぜ よわいのか
天敵のいない環境で進化してきた生きものは、外からやってきた敵に対して驚くほどもろい。モーリシャス島に生息していたドードーは、1598年にオランダ人に発見されてから、100年に満たないうちに地球上から姿を消した。ニュージーランドの固有種カカポも人懐っこさゆえに激減したが、1995年の51羽から2026年には325羽まで回復している。絶滅したと思われ80年以上たって発見されたロードハウナナフシ、そして外来の捕食者をゼロにする「Predator Free 2050」計画までをたどった。
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海から りくへ、りくから 海へ ── からだを つくりかえた どうぶつたち
私たちの遠い祖先は水中にすむ魚だった。一方、クジラの遠い祖先は陸を4本足で歩く動物だった。2010年ポーランドの足跡化石、2004年発見のティクターリク、約5000万年前の「歩くクジラ」パキケトゥス、そして2001年に化石とDNAの両方から確かめられたクジラと偶蹄類の近縁性までをたどった。
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アシカ・オットセイ・アザラシ・トドは、どう ちがうの?
水族館で見るアシカとアザラシ、実は耳を見るだけで見分けがつく。かつて別々の祖先から進化したと考えられていたこの仲間たちが、実は共通の祖先から分かれたと分かった経緯と、人間とのかかわりをたどる。
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イチョウは、なぜ 町に 多いの?
秋になると、道に落ちた銀杏(ぎんなん)のにおいが鼻をつく。イチョウは、なぜこんなに街路樹として多いのだろう。恐竜がいた時代から生き延びてきた「生きた化石」という正体、1923年の関東大震災で周りが焼け落ちる中で燃え残った「震災イチョウ」の実話、火に強いことから街路樹に選ばれていった経緯、東京都のマークが実はイチョウの葉ではないという意外な公式見解、銀杏があの独特のにおいを放つ理由、そして食べ過ぎると中毒を起こす銀杏の危うさまでをたどった。
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どうぶつや しょくぶつは、なぜ どくを もつの?
オーストラリアに住むカモノハシのオスは、後ろ足に毒のあるトゲを持つ。毒というとヘビやクモを思い浮かべるが、カモノハシは哺乳類。この毒の主な役割は、天敵からの防御でも狩りでもなく、オス同士の争いの武器だった。venomとpoisonの違い、コブラが自分の毒に平気な理由とマングースの収れん進化、ほかにも毒を持つ哺乳類・鳥、そして植物の毒までをたどりました。
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なぜ 生きものは、老いて 死ぬの?
生き物は、なぜ年をとり、なぜ死ぬのか。細胞にも寿命があるというヘイフリック限界の発見、テロメアという回数券のしくみ、若返るクラゲ、老化に強いハダカデバネズミ、そして「死は進化のためにある」という日本の研究者の考え方までをたどる。