1. おなじ よるの あかりでも、もちぬしが ちがうの?
1. 同じ夜の灯りでも、持ち主と目的がちがう
1. 道路の灯りと電柱の灯りは、なぜ別の決まりで作られるのか
よるの 町には、いろいろな あかりが あります。大きな 道を てらす ものも あれば、いえの ちかくの 小さな 道に ついて いる ものも あります。
大きな 道の あかりは、くにや 町の やくしょが、車や 人が よるに 通りやすい ように つけて います。
いえの ちかくの 小さな 道では、「ぼうはんとう」と いう あかりが、よる あるく 人を まもります。とちぎけんの うつのみやしの きまりでは、町内会のような、その 町に すむ 人たちの あつまりが、つけて、もち、せわを します。
ただし、まちごとに きまりは ちがいます。ぜんぶの 町が おなじ では ありません。
夜の帰り道には、いろいろな灯りがあります。バスが走る大きな道を照らす灯りもあれば、住宅街の電柱についた細い灯りもあります。どちらも「街灯」と呼ばれがちですが、持ち主や目的がちがうものがあります。
国土交通省の「道路照明施設設置基準」は、道路法の道路に、道路管理者が道路照明施設を整備するときに使う基準です[1]。道路の灯りは、夜に車や人が道路を通るときの安全を支えるものとして考えられています。
一方、住宅街の細い道を照らす「防犯灯」は、持ち主がちがいます。栃木県宇都宮市の基準を見ると、防犯灯は、夜の歩行者の安全を確保して犯罪を防ぐために、団体が設置・所有・管理する照明灯と定められています。ここでいう団体は、町内会や自治会のような、地域の住民の組織です。設置する高さは原則として地上4.5m以上で、電柱に取りつけるのが基本とされています[2]。
この基準は、宇都宮市の一例です。設置する人や基準は自治体によってちがい、全国どこでも同じ決まりというわけではありません。
では、歩く人のための灯りは、どのくらい明るければよいのでしょうか。
夜道には、バス通りを照らす灯りと、住宅街の電柱につく灯りがある。両者は、根拠となる決まりも、持ち主もちがう。
道路の灯りについては、国土交通省の道路照明施設設置基準があり、これは道路法の道路に道路管理者が道路照明施設を整備する場合に適用される。道路照明は、夜間の道路交通の安全を支える施設として位置づけられている[1]。
これに対し、歩行者のための灯りは防犯灯と呼ばれる。ただし、その定義と運用は自治体ごとに異なる。宇都宮市の設置基準では、夜間の歩行者の安全確保と犯罪防止のため、団体(町内会・自治会など、地域住民の組織)が設置・所有・管理する照明灯を防犯灯としている。設置高は原則地上4.5m以上、電柱への共架(既存の電柱に相乗りで取りつけること)が基本である[2]。
そのため、同じ「街灯」という言葉でも、国や自治体が管理する道路の灯りと、住民組織が管理する防犯灯が混在している。これは宇都宮市の例であり、全国一律ではない。
では、住民が自分たちで維持する灯りは、何を基準に明るさと間隔を決めているのか。
2. がいとうの あいだは、どうやって きめるの?
2. 宇都宮市の防犯灯は「4m先」の見え方から間隔を考える
2. 宇都宮市の防犯灯の間隔は、4m先の人の様子が分かるかどうかを目安にする
ぼうはんとうの あいだを、めやすから きめる まちが あります。
ぼうはんとうの あかるさには、めやすが あります。「4メートル さきの ひとの かおの だいたいが わかる」あかるさと、「4メートル さきの ひとの うごきや しせいが わかる」あかるさです。
4メートルは、おとなの あるはばで 5〜6ぽほどです(あるはばは ひとに よります)。
うつのみやしの きまりでは、ぼうはんとうを ならべる あいだを、「4メートル さきの ひとの うごきが わかる」ように なる あいだに します。
つまり、うつのみやしの ぼうはんとうは、「4メートル さきが みえるか」を めやすに あいだを かんがえて います。みちの かたちで れいがいも あります。ほかの まちは、ちがう ことも あります。
街灯と街灯の間隔は、感覚で決めるのではなく、「どれだけ先まで見えれば安心か」という目安から決められる場合があります。
防犯灯の明るさには、日本防犯設備協会が定めた業界の基準(SES E1901-4)があります。クラスAは「4m先の人の顔の概要が分かる」明るさ、クラスBは「4m先の人の挙動や姿勢などが分かる」明るさです。協会は、犯罪をしようとする人が、見られる危険を感じてためらう明るさだと考えられる、と解説しています[3]。これは「考えられる」という協会の解説であって、実際にそうなると確かめられた数字ではありません。
宇都宮市の基準は、防犯灯の設置間隔を、おおむねクラスBを確保できる間隔とすると定めています[2]。つまり宇都宮市の防犯灯は、4m先の人の様子が分かる明るさから、間隔を考えています(道路の形によっては例外もあります)。なお、この協会の基準は防犯灯向けで、幹線道路の道路照明には使われません。
4mは、大人の歩幅でだいたい5〜6歩です(歩幅によって変わります)。顔や動きが見分けられる距離は、思ったより短いのです。
ところで、この基準は、灯りの種類が変わると、そのまま使えるのでしょうか。
街灯の間隔は、何の目安から決まるのか。日本防犯設備協会の防犯灯照度基準(SES E1901-4)は、明るさの水準を、人の見え方で表している。クラスAは「4m先の人の顔の概要が分かる」水準、クラスBは「4m先の人の挙動・姿勢などが分かる」水準である。協会は、この明るさについて、犯罪をしようとする者が見られる危険を感じてためらうと考えられる、と解説している[3]。ただし、これは協会の考え方の説明であり、実験で確かめられた効果ではない。
この「見え方の基準」が、間隔の計算に使われる。宇都宮市の基準では、防犯灯の設置間隔は、おおむねクラスBを確保できる間隔とされている[2]。つまり宇都宮市の防犯灯では、間隔は「4m先の挙動が分かる」明るさを確保できるかを目安に考えられている(道路形状などによる例外はある)。SESは防犯灯向けの基準で、幹線道路の道路照明には適用されない。
数字の実感をつかむと、4mは大人の歩幅で5〜6歩に当たる(歩幅によって変わる)。短い距離で人の様子を見分けるための基準が、宇都宮市では防犯灯の間隔を考える手がかりになっている。ただし「おおむね」確保する目安であり、灯りの間や道の形によって明るさにむらは出る。
だが、基準は灯りの種類によって、そのままでは足りなくなることがある。
3. あかりが かわると、きまりも かわるの?
3. LEDに変わると、道の端に光が届かないことがあった
3. LEDの光が道の端に届かないことがあり、基準が加えられた
むかしの がいとうは、ほのおを あかりに して いました。日本で はじめての ガスとうは、1872ねんに、横浜の 馬車道に ともりました。石炭から つくった ガスを もやした あかりです。
いまの 町の あかりは、LEDが おおく なりました。LEDの ひかりは、むきが つよく、まっすぐ とどきます。
ところが、4メートル さきが みえる あかるさでも、みちの はしに ひかりが とどかない ことが ありました。
そこで、みちの はしの あかるさの きまりも ふやされました。あかりの しゅるいが かわると、きまりも みなおされるのです。
街灯の光は、時代とともに変わってきました。日本初のガス灯は、1872(明治5)年に横浜の馬車道に点いたとされています。石炭から作ったガスを燃やし、炎をそのまま明かりにしたものです[5]。東京の銀座通りには1874(明治7)年にガス灯が置かれ、1882(明治15)年には国内で最初の電気街灯(アーク灯)が銀座二丁目に設置されました[6]。
やがて防犯灯でもLEDが使われるようになると、新しい問題が見つかりました。LEDは光の向きが強いため、クラスAやBの明るさを満たしていても、道路の端に光が届かない場合があったのです。歩く人が通る道の端が暗いのは、基準を作った目的に合いません[3]。
そのため、道路端の明るさを確かめる基準(クラスB+)が加えられ、2015年時点で基準の本文に組みこまれました[3]。灯りの種類が変わるたびに、「必要な場所に必要な光が届いているか」を見直しているのです。
基準が整い、灯りが増えると、夜の町は本当に安全になるのでしょうか。
街灯の光は、炎、電気のアーク灯、LEDと変化してきた。日本初のガス灯は1872(明治5)年に横浜の馬車道に点り、石炭から作ったガスを燃やして炎を直接の明かりとした。続いて東京の銀座通りでは1874(明治7)年12月にガス灯が置かれ、1882(明治15)年には国内最初の電気街灯(アーク灯)が銀座二丁目に設置された[5][6]。
灯りが替わると、見直すべき点も変わる。防犯灯がLEDに替わると、クラスA・Bの明るさ(4m先の見え方)を満たしていても、道路端に光が届かない場合があった。LEDは光の指向性が強いため、本来必要な箇所に光が届かず、歩行空間の安全・安心のレベルが下がることがあったのである[3]。
そのため、道路端の明るさを確かめる基準(クラスB+)が追加され、2015年時点で基準本文に組みこまれた[3]。ここで分かるのは、基準の数字を満たすことと、必要な場所に光が届くことは別だという点である。
では、そうして灯りを整えたとき、夜の安全は実際にどれほど変わるのか。
4. あかりを ふやすと、よるは あんぜんに なるの?
4. 灯りを増やすと、夜の町の安全はどう変わったか
4. 灯りを増やした団地で、夜の屋外の安全は変わったのか
アメリカの ニューヨークで、こんな じっけんが おこなわれました。
2016ねんの 3がつから 8がつまで、「かせつの あかり」を 400ほん ちかく、じゅうたくの あつまった ところ(だんち)に おきました。どこに おくかは、くじのように えらびました。
あかりを ふやした だんちでは、よるに そとで おきる おもい はんざいが、すくなくとも 36パーセント へりました。100けんが 64けんに なる くらいの へりかたです。
ただし、これは アメリカの だんちの、よるの そとの はなしです。日本の がいとうも おなじ とは、まだ いえません。
街灯と夜の犯罪には、関係があるのでしょうか。アメリカのニューヨーク市の公営住宅で、仮設の照明塔を約400基、無作為に選んだ団地に置く実験が行われました。期間は2016年3月から8月です。
報告によると、照明を増やした団地では、夜の屋外で起きた重大犯罪が、少なくとも36%減ったと推定されています[4]。36%減るというのは、100件あった犯罪が64件ほどになる計算です。
ただし、この報告は、専門家の査読を受ける前の研究論文(ワーキングペーパー)です。結果も、公営住宅の夜の屋外に限ったものです。日本の街灯が同じだけの効果を持つとは言えません[4]。それでも、灯りと夜の安全の関係を、実験で確かめようとする研究があることは分かります。
灯りが夜を安全にするなら、明るいほどよいのでしょうか。
街灯が犯罪を減らすという主張に、実験の裏づけはあるのか。ニューヨーク市の公営住宅で、仮設の照明塔(約400基)を、無作為に選んだ団地に2016年3月から8月まで置く実験が行われた。結果は、照明を増やした団地で、夜間の屋外の重大犯罪が、少なくとも36%減ったと推定されている[4]。
36%の減少は、100件が64件ほどになる計算である。この数字は、周囲の団地への影響(空間的な波及)を考慮した推定のうち、最小の値と報告されている。
ここで条件を確認しておく。これは査読前のワーキングペーパーであり、結果は公営住宅の夜間・屋外の重大犯罪に限られる。日本の住宅街の防犯灯で同じ効果が出ると、この研究だけから断定することはできない[4]。この実験は、灯りと夜の犯罪の関係を調べた一例にとどまる。
灯りに一定の効果が期待できるとしても、その光が町のほかの生きものにどう影響するのかは、別の問題である。
5. あかるすぎると、だれが こまるの?
5. 守るための灯りが、稲や虫には迷惑になる
5. 夜の照明は、稲の出穂や虫の数にどう影響するのか
夜の あかりが こまる ことも あります。
イネは、夜が ながく なる ころに、ほが でる 作物です。田んぼの そばの あかりが 夜も つよく あたると、ほが でるのが おくれる ことが あります。
むしにも えいきょうが あります。イギリスの 川の まわりで しらべた 研究では、LEDの がいとうの したの 生けがきには、ガと いう むしの 子どもが、あかりの ない ところより、半分ほど すくなかった そうです。
あかるさは、人を まもる ためだけでなく、まわりの いきものの ことも かんがえて きめる ひつようが あるのです。
日本の環境省の「光害対策ガイドライン」は、道路照明灯・防犯灯・街路灯も対象にしています。屋外の照明は、必要な明るさをできるだけ少ない電力で得ること、そして人工の光が悪影響を出さないことが大切だとされています[7]。
悪影響の例が、稲です。イネは日が短くなると穂を出す性質があるため、夜の照明で穂が出る時期(出穂)が遅れることがあります。影響が最も強いのは、出穂の20〜40日前といわれています。コシヒカリでは5ルクス以上の夜間照明で遅れが目立ち、LEDを当てた研究では、5ルクスで約13日遅れたそうです。収量に影響しない遅れは3日以内とされています[7]。品種や光の色で結果は変わるため、この数字は一例です。
虫への影響も調べられています。イギリスのテムズ川流域の55地点で調べた研究について、ニューカッスル大学は、LED街灯の下の生け垣では、ガの幼虫が街灯のない場所より52%少なく、ナトリウム灯の下では41%少なかったと発表しました。草地ではLEDで約3分の1少なく、ナトリウム灯は影響が小さかったそうです[8](52%は、ほぼ半分です)。
ここから、灯りの設計は、人の安全だけでなく、周りの生きものまで含めて考えるものだと分かります。
人を守るための光が、ほかの生きものにとっては負担になることがある。環境省の光害対策ガイドラインは、道路照明灯・防犯灯・街路灯も対象とし、屋外照明は、必要な明るさをできる限り少ない電力消費で達成しつつ、人工光による人への悪影響を生じさせないことが重要だとしている[7]。
例として、稲がある。イネは短日植物であり、屋外照明によって出穂が遅れる。その影響が最も強く現れるのは、出穂前の20〜40日とされる。コシヒカリでは5ルクス以上の夜間照明で出穂の遅れが目立ち、LED照射の研究では、5ルクスで約13日遅れた例がある。収量に影響しない遅れは3日以内とされており、コシヒカリのこの研究例の約13日の遅れは、その目安を超えていた。ただし、結果は品種や光の波長で変わる。どちらの値も条件つきで、あくまでコシヒカリでの研究例である[7]。
虫でも、街灯の下の数が違うという研究がある。イギリスのテムズ川流域の55地点を調べたBoyesらの研究(Science Advances、2021年)について、ニューカッスル大学の広報は、LED街灯の下の生け垣でガの幼虫が街灯のない場所より52%、ナトリウム灯の下で41%少なかったと伝えている。草地ではLEDの下で約3分の1少なく、ナトリウム灯は影響が小さかった[8]。なお、報道の中には47%・37%という別の数字もあり、ここでは大学の広報の値を使った。論文の本文までは、この記事では照合していない。
こうして見ると、4m先が見える明るさは、人にとっての必要量であって、田んぼや虫にとっては余分な光になりうる。この両立をどう図るのか。
6. ひつような ところに、ひつようなだけ、どうやって?
6. 光を向ける場所を、選べるようになった
6. 「必要な場所に必要なだけ」へ向かう、光の向きの制御
3ばんめの おはなしを おもいだして みましょう。LEDは、ひかりの むきが つよい ため、みちの はしに とどかない ことが ありました。
でも、この せいしつは、つかい方しだいで やくに たちます。むきを きめやすい ので、いらない ところに ひかりを ださない くふうが しやすいのです。
かんきょうしょうの ガイドラインも、うえに むかう ひかりを へらす ほうこうを しめして います。
がいとうは、「あかるい ほど いい」から、「ひつような ところに、ひつようなだけ」へ、かわって きて います。
3章で出てきたLEDの「光の向きが強い」という性質は、欠点であると同時に、使い方しだいでは利点にもなります。向きを決めやすいので、光を必要な場所に向けて、不要な場所への光を減らしやすいのです。
環境省のガイドラインの2021年の改訂でも、LEDは配光を制御しやすいと説明され、上に向かう光は暮らしの便利さにつながりにくいので、できるだけ減らす方向が示されています。上向きの光は、夜空や鳥・虫に影響するからです[9](この点は環境省の報道発表の要旨によります)。
街灯の役目は、「道を明るくすること」ではなく、「人の様子が分かること」でした。そうであれば、足りない場所を足し、余る場所を減らす工夫は、街灯の役目と矛盾しません。
4m先の人の様子が分かる明るさは、人にとっての必要量である。上向きの光は、特殊な目的を除いて暮らしの利便性に寄与しにくく、できる限り減らすことが望ましいとされる。環境省が2021年3月に改訂した光害対策ガイドラインは、LEDは配光の制御が容易であることを踏まえ、上向きの光を減らす方向を示している。上向きの光は、夜空だけでなく、鳥や虫にも影響するためである[7][9]。
3章で見たLEDの指向性の強さは、道路端に光が届かないという問題を起こした。しかし、同じ性質は、光を必要な場所へ選んで届ける用途には向いている。基準側が道路端の明るさを追加し、設計側が上向きの光を減らせば、「必要な場所に必要な光を」という目標に近づける。
街灯の目的は、人が夜に安全に歩けることである。稲や虫への影響は、その目的を損なわない範囲で、光を減らす余地があることを示している。なお、上方光束比の地域別の上限値は、報道発表の要約でしか確認できなかったため、数字は紹介しない。
7. 町の がいとうを、よる あるいて みよう
7. 家の近くの街灯を、夜に歩いて数えてみる
7. 自分の町の街灯の間隔と持ち主を調べる
きょう できる こと
よるに、おうちの 人と いっしょに、いえの ちかくを あるいて みましょう。がいとうを 1ぽん みつけたら、つぎの がいとうまで なんぽ あるくか かぞえます。4メートルは、おとなの 5〜6ぽです。
まっすぐ 見て、4メートル さきに たった 人の ようすが わかるか、おうちの 人に たのんで たしかめて みましょう。くらい 道では、かならず おとなと いっしょに、車に きを つけて あるきます。
しらべる とき
「(じぶんの 町の なまえ) ぼうはんとう きじゅん」で しらべると、町の やくしょの ページが でて くる ことが あります。
今日できること
夜に、家の人と一緒に、家の近くを歩いてみましょう。街灯を1本見つけたら、次の街灯まで何歩あるか数えます。4mは大人の歩幅で5〜6歩です。
歩数が多いほど、間隔が広いことになります。そのとき、街灯の下で4m先に立つ家族の様子が、顔や動きまで分かるか確かめてみると、基準の考え方が実感できます。暗い道では、必ず大人と一緒に、車に気をつけて歩いてください。
資料を読むなら
「(自分の町の名前) 防犯灯 設置基準」で検索すると、自治体の基準が出てくることがあります。宇都宮市の基準のように、設置者や高さが定められているかを探してみてください[2]。
今日できること
夜に保護者と歩き、街灯1本から次の街灯までの歩数を数えるとよい。4mは大人の歩幅で5〜6歩である。街灯の下で、4m先に立った人の顔や動作がどこまで見えるかを確かめれば、クラスA・Bの水準が日常の明るさのどのあたりかを実感できる。暗い道では必ず大人と歩き、車に注意する。
資料を読むなら
国土交通省の道路照明施設設置基準[1]、宇都宮市の防犯灯設置基準[2]、日本防犯設備協会のSES E1901-4[3]を読み比べると、道路用と歩行者用の灯りで、目的と持ち主が違う点が確認できる。光害については、環境省の光害対策ガイドライン[7]が一次資料である。自分の自治体の基準は、「(自治体名) 防犯灯 設置基準」で探せる。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
本文で使った資料です。
- 国土交通省「道路照明施設設置基準」. https://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/20070905syoumei.pdf (道路用の灯りの基準)
- 宇都宮市「防犯灯設置基準」. https://www.city.utsunomiya.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/019/058/010919/settikijyun.pdf (防犯灯の設置者・高さ・間隔の例)
- 日本防犯設備協会「SES E1901-4 防犯灯の照度基準」. https://ssaj.or.jp/pubdoc/pdf/sese/E1901-4.pdf (4m先の見え方の基準、道路端の基準)
- Chalfin ほか, NBER Working Paper 25798(2019). https://www.nber.org/papers/w25798.pdf (照明を増やす実験。英語の資料)
- 旅マガ「横浜・馬車道のガス灯」. https://tabi-mag.jp/kn0215/ (日本初のガス灯)
- このまちアーカイブス 銀座. https://smtrc.jp/town-archives/city/ginza/p02.html (銀座のガス灯とアーク灯)
- 環境省「光害対策ガイドライン」(令和3年3月). https://www.env.go.jp/content/900399480.pdf (稲への影響、屋外照明の考え方)
- Newcastle University Press Office(2021). https://www.ncl.ac.uk/press/articles/archive/2021/08/ledstreetlights/ (LED街灯と虫の数。英語の資料)
- 環境省報道発表(光害対策ガイドライン改訂). https://www.env.go.jp/press/109341.html (LEDの配光制御と上向きの光)
なおした ところ
更新履歴
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