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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

すいえいの きょうそうは、どんな ルールで やって いるの?

水泳(競泳)はどんなルールのスポーツか ── 「自由形」の自由と、3つの泳ぎの決まり

競泳の競技規則 ── 4種目の泳法規定、15m、ターン・ゴールのタッチ、リレーの引き継ぎ

分野:歴史・文化

「自由形じゆうがた」は、ルールの うえでは、どんな およぎかたでも いい しゅもくです。それでも、ふつうは みんな クロールで およぎます。

ほかの 3つの およぎかたには、てや あしの うごかしかたまで、こまかい きまりが あります。この きじでは、競泳きょうえいの ルールを、せかいの きまりを みながら しらべます。

「自由形」は、ルールの上ではどんな泳ぎ方でもよい種目です。それでも、ふつうは全員がクロールで泳ぎます。

いっぽう、ほかの3つの泳ぎには、手や足の動かし方まで細かい決まりがあります。この記事では、オリンピックなどで行われる競泳のルールを、世界の競技団体の規則を見ながら整理します。

競泳の「自由形」は、規則上はどんな泳法でもよい種目である。それでも、ふつうの泳者はクロールを選ぶ。

一方、背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライには、腕と脚の動かし方、体の向き、壁へのタッチまで細かい規定がある。この記事では、World Aquatics(世界水泳連盟)の競技規則(2026年2月施行版)[1]をもとに、競泳のルールを整理する。

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1. きょうそうの きほんは、どんな ルール?

1. 競泳の基本 ── 決まった距離を、先に壁へ

1. 競泳の基本構造 ── 距離・レーン・タッチ・計時

いちばん 大切たいせつな ことは、きまった きょりを およいで、さきに かべに さわる ことです。

選手せんしゅは、じぶんの コースの なかを およぎます。となりの コースに はいったり、コースを わける ロープを つかんで ひっぱったり してはいけません[1]。

合図あいずの まえに うごき だすと、失格しっかくに なる ことが あります。

この きじでは、オリンピックで おこなわれる 「競泳きょうえい」の はなしを します。すいえいには、ほかにも 飛とびこみや アーティスティックスイミングなどが あります。

この きじが みて いるのは、せかいの 競技団体きょうぎだんたいの きまりです。にほんの たいかいは、くわしい ところが ちがう ことが あります。

競泳でいちばん大切なのは、決まった距離を泳いで、先に壁にタッチすることです。タイムは100分の1秒まで記録され、順位はこの記録で決まります[1]。

選手は、割り当てられたレーンでスタートし、そのレーンのまま泳ぎきります。ほかの選手の邪魔をすることや、レーンを分けるロープを引っぱること、水底を歩くこと(自由形をのぞく)は、失格の理由になります。オリンピックのプールは50mで、幅2.5mのレーンが8本あります[1]。

スタートの合図より先に動き出した選手は、失格になることがあります。反応の速さは大切ですが、早すぎると取り消されます。

この記事で扱うのは、オリンピックで行われる競泳です。「水泳」には、飛び込みやアーティスティックスイミングなども含まれますが、ここでは扱いません。日本の大会では、細かい点が違うことがあります。

競泳では、決められた距離を泳ぎ、先に壁に触れた選手が勝つ。World Aquatics の規則(2026年2月施行版)では、計時は100分の1秒単位で表示され、自動計時装置の記録が判定の基準になる(規則11)[1]。

泳者は割り当てられたレーンでスタートし、その中を泳いで、同じレーンでゴールする(規則10.2.2)。ほかの泳者の妨害、レーンロープを引くこと、プールの底を歩くこと(自由形を除く)、ペースメーカーを使うことなどは、審判長の判断で失格の対象になる(規則10.2〜10.3)。オリンピックでは、幅2.5mのレーン8本を持つ50mプールを使う(規則15.6.1)[1]。

スタートの合図の前にスタート動作を起こした泳者は、失格になりうる(規則4.4)。合図の後に失格が宣告された場合は、レース終了後に失格となる。

なお、この記事が扱うのは競泳に限る。「水泳」にはほかに飛込・水球・アーティスティックスイミング・オープンウォータースイミングなどがあり、それぞれ別の規則を持つ。日本の大会では、細部が異なる場合がある。

2. 「じゆうがた」は、ほんとうに じゆう?

2. 「自由形」は、本当に自由なのか

2. 自由形の規定 ── 泳法の自由と、その外側の条件

「じゆうがた」では、どんな およぎかたを してもいい、と きまって います[1]。世界せかいの 競技団体きょうぎだんたいの せつめいでは、「ふつうは クロール」と かかれて います[3]。

およぎかたを えらべるので、せんしゅは クロールを えらぶ ことが おおいです。はやく およげるから、と いわれますが、その りゆうは きまりには かかれて いません。

おもしろい ことに、「じゆうがた」では プールの そこに あしを ついて たっても いい、と されて います。ほかの およぎかたでは、そこを あるいたり たったり しては いけません[1]。

それでも、体からだの どこかが 水面すいめんに でて いる ことや、かべに さわる ことは、もとめられます。自由じゆうの なかにも、きまりは あります。

自由形の規則は短く、「どんな泳ぎ方でもよい」と書かれています[1]。世界水泳連盟(World Aquatics)の説明でも、泳者が選ぶ泳ぎは「ふつうはクロール」とされています[3]。クロールは、かつて「オーストラリアン・クロール」とも呼ばれました。

泳ぎ方を選べるので、選手はクロールを選ぶことが多くなります。速く泳ぎやすいからといわれますが、その理由は規則には書かれていません。

自由形には、ほかの泳ぎにはない特例があります。自由形では、水底に立ってもかまわないのです。背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライでは水底に立つことも歩くことも認められていません[1]。

とはいえ「何をしてもよい」わけではありません。壁に体のどこかでタッチすること、水中にもぐってよいのはスタートとターンの後15mまでということ(4章で説明します)は、自由形にも決まっています[1]。

自由形の定義は一文で、「自由形のレースでは、どんな泳法で泳いでもよい」(規則5.1)。個人メドレーやメドレーリレーでは、自由形は「背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ以外の泳法」と定義される[1]。World Aquatics の解説は、自由形で選手が選ぶ泳法を「たいていはクロール」としている[3]。クロールは、かつて「オーストラリアン・クロール」とも呼ばれた。

泳法を選べるため、クロールが選ばれることが多い。速く泳ぎやすいからといわれるが、その理由は規則に書かれていない。ほかの3泳法が体の向きや左右対称の動作に制約を持つのに対し、自由形には泳法の制約がない。

自由形の特例として、プールの底に立つことが認められる(規則10.2.4)。ほかの泳法では、底に立つことも歩くことも認められていない。この特例は、メドレーの自由形の区間にも及ぶ[1]。

一方、自由形にも枠はある。壁には体のどこかが触れなければならない(規則5.2)。体の一部が水面を破っていなければならず、完全に潜ってよいのは、ターンの間と、スタート・ターン後15mまで、そして最後に壁へ手を伸ばす直前(頭が5mの標識を過ぎてから)に限られる(規則5.3、5.4)。15mの標識までには、頭が水面に出ていなければならない[1]。

3. ほかの 3つの およぎかたは、なにが きまって いるの?

3. 背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの決まり

3. 3泳法の規定 ── 体の向きと、手足の動かし方

背泳せおよぎは、スタートの ときから ゴールまで、あおむけで およぎます。スタートも、プールの なかで かべを つかんで はじめます[1]。

平泳ひらおよぎは、りょうてを いっしょに うごかし、りょうあしも いっしょに うごかします。てを かいて、あしを けって、また てを かく、という じゅんばんです。てを こしより うしろに もっていっては いけません[1]。

バタフライは、りょうてを いっしょに みずの うえから まえに もって いき、みずの なかで うしろに かきます。あしは、りょうあしを そろえて、うえしたに うごかします。平泳ひらおよぎの あしの けりかたは、つかえません[1]。

バタフライは、むかし、平泳ひらおよぎの ひとつの ぎょうぎとして うまれました。1952ねんに、べつの およぎかたとして みとめられた、と せかいの 競技団体きょうぎだんたいが せつめいして います[3]。

やってみよう

いすに すわって、うでの うごかしを まねして みよう。クロールは、うでを こうごに まわします。平泳ひらおよぎと バタフライは、りょうてが いっしょです。どちらが どの およぎか、家族かぞくに あてて もらうと たのしいです。プールでは、せんせいや おとなの きまりを まもって ください。

背泳ぎは、スタートからゴールまで、仰向けで泳ぎます。スタートはプールの中で、両手でスタート用の取っ手をつかんで始めます。体は仰向けのままで、真横(90度)までは傾けません[1]。

平泳ぎは、腕も足も、左右同時に動かします。「腕でかく、足でける」を、この順番で1回ずつ。手は水面かその下で前に出し、腰のラインより後ろまで引いてはいけません。スタートとターンのあとだけは、腰まで大きく1回かけます。そのときに限り、ドルフィンキック(バタフライの足)を1回打ってもよいことになっています[1]。

バタフライは、両腕を同時に水の上から前へ運び、水中で後ろへかきます。足は、両足をそろえて上下に動かし、平泳ぎのけり方は認められません[1]。

バタフライは、1930年ごろ、平泳ぎの変わった泳ぎ方として生まれました。1952年に、別の泳ぎとして正式に認められています[3]。両腕を同時に水の上へ回す泳ぎは、平泳ぎの中から生まれたことになります。

やってみよう

いすに座って、腕の動きだけをまねしてみましょう。クロールは両腕を交互に回し、平泳ぎとバタフライは両腕が同時です。家族に「どの泳ぎか」を当ててもらうと、同時か交互かの違いがよく分かります。プールでは、先生や大人の決まりを守ってください。

背泳ぎは、スタートの合図の前に水中で両手でスタートグリップを握り、合図後と各ターン後は、ターンの動作を除いて、泳ぎ全体を仰向けで続ける。体の傾きは、水平から90度未満の範囲で許される。ターンでは、壁に体の一部が触れ、肩が垂直を越えて腹側へ回ってから、すぐ続けて単独または両腕同時のかきを使ってよい。壁を離れるときには、仰向けに戻っていなければならない(規則6.1、6.2、6.4)[1]。

平泳ぎは、スタートとターンの後に限り、腕を脚まで大きく1回かくことが許され、その間は水中にもぐってよい。第一の平泳ぎのけりの前なら、バタフライキックを1回打ってよい。そのうえで、「かき→けり」の順を、1サイクルごとに守る。腕も脚も左右同時で、交互の動きは認められない。ひじは、最後のかきとターン・ゴールの場面を除いて水面下にあり、手は腰のライン(hip line)より後ろへ戻してはならない(規則7.1〜7.6)[1]。

バタフライは、両腕を同時に水の上で前へ運び、水中で同時に後ろへかく。脚は、上下の動きが左右同時であれば足の高さが違ってもよいが、平泳ぎのけり方は認められない(規則8.3、8.4)[1]。

バタフライは、平泳ぎから独立した泳法である。World Aquatics の泳法史は、1930年にバタフライが平泳ぎの最初の変形として生まれ、1952年に独立した泳法として正式に認められた、と記す[3]。

やってみよう

いすに座って、腕の動きだけをまねしてみよう。クロールは交互、平泳ぎとバタフライは同時、が見分けの最初の手がかりになる。プールでは、先生や大人の決まりを守ること。

4. 「もぐって いい きょり」は、どうして きまったの?

4. スタートとターンのあと、水中にいられるのは15mまで

4. 水中での推進距離の規制 ── 15m規定の背景

じゆうがた・せおよぎ・バタフライでは、スタートや ターンの あと、みずの なかに もぐって いられるのは 15メートルまでです。それまでに、あたまが みずの うえに でて いなければ なりません[1]。

1988ねんの ソウル オリンピックでは、アメリカの バーコフせんしゅが、ターンの あと、とても ながく みずの なかを すすみました。35〜40メートルあたり まで もぐった、と つたえられて います[4]。

ほかの せんしゅも まねを しました。にほんの 鈴木大地すずきだいちせんしゅも そのひとりで、100メートル せおよぎで きんメダルを とりました[4]。

そのあと、もぐって いい きょりに せいげんが つきました。さいしょは 10メートルで、のちに 15メートルまで ゆるめられた、と いわれます[4]。

自由形・背泳ぎ・バタフライでは、スタートとターンの後に水中にもぐって進んでよいのは、15mまでです。15mの地点までには、頭が水面に出ていなければなりません[1]。

この決まりのきっかけの一つは、1988年のソウルオリンピックです。アメリカのデイブ・バーコフ選手が、ターンのあと水中を長く進む技術を広めていました。35〜40m付近まで水中にいることもあったと記録されています[4]。ほかの選手もまねをして、日本の鈴木大地選手も取り入れた一人でした。100m背泳ぎ決勝では、バーコフがターンのあと体1つ分ほどリードしましたが、鈴木が追いつき金メダルを取りました[4]。

その後、水中を進める距離に制限がつけられ、最初は10mで、のちに15mに広げられたと伝えられます[4]。

平泳ぎだけは別の決まりで、スタートとターンのあとに水中でできるのは、腕を腰まで大きく1かきすることと、ドルフィンキック1回までです(3章)。

自由形(規則5.3)・背泳ぎ(規則6.3)・バタフライ(規則8.6)には、スタート後とターン後に完全に潜ってよいのは15mまで、15mの標識までに頭が水面に出ていなければならない、という共通の規定がある。バタフライでは、スタートとターンの後に、水中で脚のキックを1回以上、腕のかきを1回行ってよく、それによって水面に出なければならない(規則8.6)[1]。平泳ぎは、前章のとおり、腕のかきとけりの回数が別に規定されている。

Olympedia によれば、1988年ソウル五輪で、アメリカのデイブ・バーコフがターン後にできるだけ長く潜水する技術を使い、ときに35〜40mの地点まで潜っていた。他の選手、鈴木大地も含め、この方法を取り入れた。決勝ではバーコフがターン後に体1つ分ほどリードしたが、鈴木が追いつき、100m背泳ぎで金メダルを取った[4]。

Olympedia は、この五輪のあとに、背泳ぎ選手は10mまでに水面に出ることが求められるようになり、その制限が後に15mへ緩められた、と書いている[4]。10mから15mへの改定年は公式の改正履歴では確認できていない。現行規則の15mは、2026年2月施行版の規則による[1]。

5. ターンと ゴール、リレーの わたしかたも きまって いる

5. ターン・ゴールのタッチと、リレー、メドレー

5. タッチ規定、リレーの引き継ぎ、メドレーの順序

かべに さわる ときの きまりも、およぎかたごとに ちがいます。平泳ひらおよぎと バタフライは、りょうてを はなして、同時どうじに さわります。背泳せおよぎは、ゴールの ときに あおむけの まま さわります[1]。

リレーは、4にんで ならんで およぎます。つぎの ひとは、まえの ひとが かべに さわるまで、スタートだいから あしを はなして は いけません[1]。

「メドレー」は、4つの およぎかたを じゅんばんに およぐ しゅもくです。ひとりで 4つ およぐ「個人こじんメドレー」は、バタフライ、せおよぎ、平泳ひらおよぎ、自由形じゆうがたの じゅんです。4にんで およぐ「メドレーリレー」は、せおよぎ、平泳ひらおよぎ、バタフライ、自由形じゆうがたの じゅんです。それぞれ ぜんたいの 4ぶんの 1ずつ およぎます[1]。

壁に触れる決まりは、泳ぎごとに違います。平泳ぎとバタフライは、ターンでもゴールでも、両手を離して同時に触れます。背泳ぎは、ターンでは壁に体のどこかが触れればよく、ゴールでは仰向けのまま触れなければなりません。自由形は、体のどこかが触れれば十分です[1]。

リレーは4人で泳ぎます。次の泳者は、前の泳者が壁にタッチするまで、足をスタート台から離してはいけません。この決まりを破ると、チームが失格になります[1]。

メドレーは、4つの泳ぎをそれぞれ全体の4分の1ずつ泳ぐ種目で、順番が2種類あります。1人で泳ぐ個人メドレーは、バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形。4人で泳ぐメドレーリレーは、背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形です[1]。

メドレーの順番が2種類あるのは、「同じ4つの泳ぎなのに、順番がちがう」という不思議な決まりです。理由は、規則を読んでも分かりません。

タッチ規定は泳法で異なる。平泳ぎとバタフライは、各ターンとゴールで、両手を離して同時にタッチする(規則7.7、8.5)。背泳ぎはターンで体の一部が壁に触れればよく、ゴールでは仰向けで触れる(規則6.4、6.5)。自由形は壁に体の一部が触れればよい(規則5.2)[1]。

リレーでは、次の泳者は、前の泳者が壁に触れて自分の分の距離を泳ぎ終えるまで、足をスタート台に接触させておかねばならない(規則10.4.5)。この規定に反すると、審判長はそのチームを失格にする(規則10.5)[1]。

メドレーは、4泳法を、それぞれ全体の距離の4分の1ずつ泳ぐ。個人メドレーはバタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形の順、メドレーリレーは背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ・自由形の順である(規則9.1、9.2)[1]。この2つの順が違う理由は、規則からは分からない。

6. もっと しりたく なったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

6. 自分でも調べてみたくなったら

おとなと いっしょに、きょうえいの テレビちゅうけいや ネットの どうがを みて、ターンや 平泳ぎの ばめんが でて くる ところを えらび、まず、ターンの あとに あたまが でるまで なんかい あしを うごかして いるか、かぞえて みよう。

つぎに、平泳ひらおよぎの せんしゅの すすみかたを 見て、「てを かく → あしを ける」の じゅんばんが まもられて いるか、たしかめて みよう。

安全のために

プールや うみでは、ひとりで もぐらないで ください。もぐって およぐ れんしゅうは、コーチや せんせいの いる ときだけに しましょう。

大人といっしょに、競泳の中継や動画を見てみましょう。ターンや平泳ぎの場面が見られる映像を選ぶと確かめやすくなります。ターンのあとに、頭が水面に出るまでに何回キックしているかを数えたり、平泳ぎで「腕→足」の順番が守られているかを見たりすると、規則がどこで効いているかが分かります。

世界水泳連盟(World Aquatics)の規則は、ウェブサイトの「Competition Regulations」から読めます(英語)[2]。

安全のために

プールや海では、ひとりで潜る練習をしないでください。潜水の練習は、指導者のいる場所で、決められたやり方で行いましょう。

動画を見るときは、ターンやゴールの場面を選び、ターン後のキックの回数と潜水距離、頭が水面を破る位置、平泳ぎの腕とけりの順番、リレーの引き継ぎの瞬間に注目すると、規則がどの動作に効いているかが分かる。

規則の原文は、World Aquatics のウェブサイトの Competition Regulations(英語)[2]から読める。この記事で引用した番号(規則5.3など)は、2026年2月施行版の Part Two(Swimming Rules)のものである[1]。

安全のために

水中の長い潜水は、意識を失う危険がある。ひとりでの潜水練習は行わず、指導者のいる環境で、決められた方法で行う。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

このメモは、下にあげた公開情報をもとに書いています。文章や図を無断で転載してはいません。もっと正確に知りたいときは、必ず下の出典にあたってください。リンク先の内容や、リンクそのものは、あとで変わることがあります。

  1. World Aquatics「Competition Regulations — Part Two: Swimming Rules」(2026年2月施行版。スロベニア水泳連盟のサイトに置かれた写し)。 https://www.plavalna-zveza.si/wp-content/uploads/2026/01/2026-02-18_World-Aquatics_CR-Final-Swimming.pdf (自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの規則5〜8、メドレー9、レース10、リレー10.4、計時11、スタート4、プールの規格。英語のPDF)
  2. World Aquatics「Competition Regulations」。 https://www.worldaquatics.com/rules/competition-regulations (規則の公式の置き場所。英語のサイト)
  3. World Aquatics「Swimming history and presentation」。 https://www.worldaquatics.com/news/1980866/swimming-history-and-presentation (自由形は「ふつうはクロール」、バタフライが1930年に平泳ぎの変形として生まれ1952年に独立した泳法と認められたこと。英語のサイト)
  4. Olympedia「Daichi Suzuki」。 https://www.olympedia.org/athletes/48856 (1988年ソウル五輪100m背泳ぎの金メダル、バーコフの長い潜水、その後の10mの制限と15mへの緩和。英語のサイト)

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