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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

おちばの やまに こめぬかを まぜるのは、どうして?

落ち葉の山に米ぬかをひとつかみ混ぜるのは、なぜなのか

落ち葉の堆肥づくりで米ぬかを足す理由を、C/N比という割り算はどう説明するのか

分野:自然

おちばの やまは、ほうって おくと、なかなか つちに なりません。おちばは、炭素たんそが 窒素ちっそより ずっと 多い ものだと されて います。

そこへ 米ぬかこめぬかを ひとつかみ くわえると、どうなるのでしょう。この ページを 読むと、「C/Nひ」という わりざんで、こめぬかを くわえる わけと、その せつめいの かぎりが わかります。

集めた落ち葉は、重さで見ると、窒素1に対して炭素が40〜80ほどもあるといわれます[1]。堆肥づくりで微生物が使いやすいのは、炭素30に窒素1ほどの割合とされるので[1]、落ち葉はかなり炭素に偏っています。

この偏りを直すために、園芸の解説は米ぬかを勧めます。なぜ米ぬかなのか、C/N比という割り算は何を教えてくれるのか。この記事を読むと、米ぬかを足す理由と、計算だけでは言い切れない点が分かります。

落ち葉は、重さで見ると窒素1に対して炭素が40〜80ほどあると、米国コーネル大学の堆肥の解説は述べる[1]。同じ解説は、堆肥化の理想を炭素約30:窒素1としており[1]、落ち葉は理想より炭素にかなり偏った原料になる。

日本の園芸解説は、この偏りを整えるものとして米ぬかを挙げる[3]。では、C/N比という割り算は、米ぬかを足す理由をどこまで説明できるのか。この記事を読むと、その説明の筋道と、数字が1つに決まらないことによる限界が分かる。

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1. おちばの やまに、なぜ こめぬかを くわえるの?

1. 落ち葉だけの山が、なかなか土にならない理由

1. 落ち葉だけの山が進みにくい理由と、米ぬかが勧められる理由

あきに あつめた おちばを やまに して おくと、いつまでも おちばの ままに 見えます。アメリカの 大学の せつめいでは、おちばは そのままだと、ゆっくり たいひに なると されて います。

そこで すすめられるのが 米ぬかこめぬかです。日本の せつめいでは、こめぬかを くわえると、おちばに たりない ものを おぎない、微生物びせいぶつの えさにも なると いわれます。

おちばを パン、こめぬかを おかずに たとえると、おちばは、おかずが なくて、パンだけ たべて いる ような ものです。ただし びせいぶつは 人と ちがい、パンや おかずを たべる わけでは ありません。

では、おちばに たりない ものは 何でしょう。それが 窒素ちっそです。

落ち葉を集めて山にしておくと、一冬たっても葉の形が残っていることがあります。コーネル大学の解説は、落ち葉はそのままだとゆっくり堆肥になる材料だと述べ、草の刈りくずや家畜のふんなど、窒素の多いものを足すよう勧めています[1]。

日本の農業メディアも、落ち葉に米ぬかを足す理由を説明しています。落ち葉は炭素がやや多く、米ぬかを加えると全体のバランスが整い、微生物のえさとして増える力も後押しする、という内容です[3]。

つまり答えの要点は、「落ち葉には窒素が少ないので、窒素を含む米ぬかで補う」です。ただし、この「少ない」「補う」は、感覚でなく数字で表されます。それがC/N比です。

では、C/N比とは、どんな割り算なのでしょうか。

落ち葉を積んだだけの山は、なかなか堆肥にならない。コーネル大学の解説は、落ち葉をそのままだとゆっくり堆肥になる材料と位置づけ、窒素の多い草の刈りくずや家畜ふんを足すよう勧める[1]。ミズーリ大学の資料も、落ち葉の層ごとに窒素源を重ねる方法を紹介している[2]。

日本の農業メディアでは、窒素源の代表として米ぬかが挙がる。落ち葉は炭素がやや多く、米ぬかを加えるとバランスが整い、微生物のえさになって増殖も促される、という説明である[3]。

要点は、落ち葉は窒素が少なく、窒素を含む米ぬかで補う、ということになる。この「少ない」を数字で見る目安の一つがC/N比である。では、その中身はどうなっているのか。

2. 「C/Nひ」は、どんな わりざん?

2. C/N比は、炭素を窒素で割った数

2. C/N比の定義と、資料ごとに数字が割れる事情

「C/Nひ」は、ものに ふくまれる 炭素たんその おもさを、窒素ちっその おもさで わった 数です。たとえば 炭素たんそが 100グラムで 窒素ちっそが 10グラムなら、10に なります。

ある えんげいの せつめいでは、ざいりょうの おもさの うち、おちばは 炭素たんそが 40、窒素ちっそが 0.8 ほどで、40わる 0.8 は 50 です。こめぬかは 炭素たんそが 48、窒素ちっそが 2.7 ほどで、48わる 2.7 は 18ぐらいです。これは 一れいで、ほかの 本では すこし ちがう 数が のって います。

数が 大きいほど、炭素たんそが 多くて 窒素ちっそが 少ない、という ことです。おちばは 数が 大きく、こめぬかは 小さい ほうです。

わりざんは 電たくで できます。おうちの 人と 計算して みても いいですね。

C/N比は、有機物にふくまれる炭素と窒素の質量の比で、炭素100g、窒素10gなら10です[5]。数が大きいほど窒素が少ない材料です。

ある園芸解説の例では、落ち葉は炭素40%・窒素0.8%で、40÷0.8=50です。%は、その材料の乾いた重さに対する割合として読みます(落ち葉100kgなら炭素40kg、窒素0.8kg)。生の米ぬかは炭素48%・窒素2.7%で、48÷2.7=約18です[6]。この解説は個人のブログなので、数字は一例として受け止めてください。

実際、資料によって数字はずいぶんちがいます。コーネル大学は落ち葉を炭素40〜80に対して窒素1[1]、ミズーリ大学は約35〜85[2]、日本の園芸解説は30〜50程度としています[3]。有機物の一覧表では、広葉樹の落ち葉が50〜120、針葉樹の落ち葉が20〜60、米ぬかが23、鶏ふんが7、コーヒーかすが23です[5]。米ぬかの値も、23、15〜20、脱脂米ぬかで12.5など、出典によって10〜25ほどの幅があります。なお、この一覧表の数字は百科事典にまとまっていた参考値です。

落ち葉も米ぬかも、1つの数に決まらないのです。では、この数字は、微生物にとってどんな意味があるのでしょうか。

C/N比は、有機物にふくまれる炭素と窒素の質量比で、炭素率ともいう。炭素100g、窒素10gなら10である[5]。割り算なので、自分で確かめられる。

ある園芸解説は、落ち葉を炭素40%・窒素0.8%でC/N比50、生の米ぬかを炭素48%・窒素2.7%でC/N比約18と紹介する[6]。40÷0.8=50、48÷2.7≒17.8と、検算は合う。ただし個人ブログの一例であり、一般値として使うには注意がいる。

実際、数字は資料ごとに割れる(%は材料の乾いた重さに対する割合として読む)。落ち葉は、コーネル大学が40〜80[1]、ミズーリ大学が約35〜85[2]、日本の園芸解説が30〜50程度[3]である。有機物の一覧表では、広葉樹の落ち葉が50〜120、針葉樹の落ち葉が20〜60と、樹種によって2倍以上開く。米ぬかも表で23、他の資料で15〜20、脱脂米ぬかで12.5といった具合に10〜25ほどに散る[5]。この一覧表の数字は百科事典にまとまっていた参考値である。樹種、季節、米ぬかなら搾油の有無などで中身が変わるためと考えられるが、資料はその内訳までは示していない。

したがってC/N比は、1つの正確な定数ではなく、おおよその位置を知る物差しである。では、この物差しで測った「炭素が多すぎる」状態は、微生物にとって何が困るのか。

3. ちっそが すくないと、びせいぶつは どうなるの?

3. 窒素が少ないと微生物が増えにくく、多すぎるとにおう

3. 窒素が少なすぎても多すぎても、堆肥化が進みにくい理由

おちばを つちに かえして くれるのは、目に 見えない 微生物びせいぶつです。びせいぶつは、炭素たんそを わけて つかうのに、窒素ちっそも ひつようだと いわれます。

アメリカの 大学の せつめいでは、窒素ちっそが すくないと、びせいぶつが じゅうぶんに ふえず、たいひづくりが ゆっくりに なります。日本の 県の しりょうでも、窒素ちっそが すくなすぎると びせいぶつが ふえず、炭素たんそが のこっても ぶんかいが おそくなる、と せつめい されて います。

では、ちっそが 多ければ 多いほど いいのでしょうか。そうでは ありません。多すぎると 酸素さんそが たりなくなり、アンモニアが 出て、においの もとに なる、と いわれます。

ちょうど よい 数は、炭素たんそが 30に 対して 窒素ちっそが 1 ぐらいと されます。ただし これは ものさしで、ぴたりと 決まった 数では ありません。

落ち葉を分解して土に戻すのは微生物です。ミズーリ大学の資料は、分解する生きものが炭素を分解するときに窒素を必要とすると説明し、炭素と窒素の割合が30より炭素側に広がっているときは、窒素を足すと進みが速くなるとしています[2]。

コーネル大学の解説も同じ筋道です。窒素が少ないと微生物の集団が十分に大きくならず、堆肥化が遅くなります。そのため、理想の割合は重さで炭素約30に窒素1とされています[1]。秋田県農業試験場の講座資料は、堆肥づくりの条件として、原料のC/N比20〜30と水分50〜60%を挙げ、窒素が少なすぎると微生物が増えず、炭素が残っても分解が遅くなると説明しているようです[7]。

では、窒素は多いほどいいのでしょうか。コーネル大学の解説では、窒素が多すぎると酸素が足りなくなり、アンモニアが出て、においの原因になります[1]。しかも、炭素と窒素の「使われやすさ」で調整が必要だとも述べています。目安は30対1ですが、固定の値ではありません。

ここまでで、落ち葉に窒素を足す理由は分かりました。では、実際に米ぬかをどれだけ足せば、目安に届くのでしょうか。

落ち葉を分解するのは微生物である。ミズーリ大学の資料は、分解する生きものが炭素を分解するのに窒素を必要とするとし、炭素と窒素の割合が30より広いときは、窒素を足すと進みが速くなると述べる[2]。

コーネル大学の解説は、窒素が少ないと微生物の集団が最適な大きさまで育たず、堆肥化が遅くなるとして、理想を重さで炭素約30:窒素1とする[1]。秋田県農業試験場の講座資料も、原料のC/N比20〜30と水分50〜60%を条件に挙げ、窒素が少なすぎると微生物が増えず、炭素が残っても分解が遅くなると説明しているようだ[7](本文は未照合のため、要旨に基づく)。数字が20〜30と30で食いちがうのは、出典ごとに目安として示す幅がちがうためで、どちらも固定の値ではない。

逆に窒素が多すぎても困る。コーネル大学の解説では、窒素過多は酸素不足とアンモニアの発生を招き、においの原因になる。さらに、炭素・窒素の使われやすさによって調整が必要になる点にも触れている[1]。C/N比は元素の総量の比であり、微生物が実際に使える量ではない、ということである。

では、この物差しで、米ぬかを足す量を実際に計算するとどうなるのか。

4. こめぬかは、どれくらい くわえれば いいの?

4. 計算すると、米ぬかはどれくらい要るのか

4. 混ぜた後のC/N比を計算する:計算値と実際の紹介のずれ

さっきの 一れいの 数を つかって、けいさんして みます。おちば 100キロに、こめぬか 10キロを まぜると します。炭素たんそは ぜんぶで 44.8キロ、窒素ちっそは やく 1.07キロ。わると やく 42 です。まだ 30より 大きい ままです。

30に ちかづけるには、こめぬかが やく 48キロ ひつようだと けいさんで 出ます。おちばの 半分ちかくです。

けれど、つくりかたの 本では、こめぬかは すこしずつ かさねると 書かれて います。けいさんより ずっと すくない ようです。

なぜでしょう。この けいさんは 一れいの 数を つかった 目安ですし、びせいぶつが つかえる 炭素たんそと 窒素ちっその おもさは、数とは ちがう かもしれません。こめぬかには、びせいぶつを ふやす やくわりも あると いわれます。

先ほどの一例の数字(落ち葉C/N比50、米ぬか約18)で、この例の数字で計算します。割合は乾いた重さを基準にしたと仮定し、実際に必要な量ではなく、成分の値を仮定した計算例です。落ち葉100kgに米ぬか10kgを混ぜると、炭素は40+4.8=44.8kg、窒素は0.8+0.27=約1.07kgで、44.8÷1.07≒42です。米ぬかを1割足しても、30にはまだ届きません。

30にするには、落ち葉100kgあたり米ぬかは約48kg、つまり落ち葉の半分近くが必要になる計算です。20にするには、同じ計算で約400kgになります。

ところが、作り方の解説では、落ち葉に米ぬかと水を少しずつかけながら3〜4回重ねる程度の紹介です[4]。計算の答えと実際の紹介には開きがあります。

理由を考えると、いくつか候補が挙がります。落ち葉のC/N比は30〜120と幅があること。比は元素の総量で、微生物が使いやすいかは別であること[1]。そして米ぬかは、比を整えるだけでなく、微生物を増やす目的もあるとされること[4]。ただし、どれが主な理由かは、資料からは分かりません。

確かなのは、C/N比の計算が、混ぜる方向と大まかな量の見当をつける道具になることです。

先の一例の数字(落ち葉C/N比50、米ぬか約18)で、混ぜた後の比を計算する。比は混ぜる前の比の平均ではなく、炭素の合計を窒素の合計で割る。落ち葉100kgは炭素40kg・窒素0.8kg、米ぬか10kgは炭素4.8kg・窒素0.27kgなので、合計は炭素44.8kg・窒素約1.07kg、比は約42となる。米ぬかを重さで1割足しても、目安の30にはまだ届かない。

30にするには、落ち葉100kgあたり米ぬか約48kgが要る計算になる(40+0.48x=30×(0.8+0.027x)を解いた)。20にするには、同じ計算で米ぬかが約400kg必要になる。これは乾いた重さを基準に、一例の数字から出した計算値であり、実際に必要な量でも公的資料の推奨量でもない。

一方、腐葉土の作り方の解説は、落ち葉に米ぬかと水を少しずつかけながら3〜4回重ね、月1回ほど混ぜると5〜9か月で完成すると紹介する[4]。計算の答えよりずっと少ない量の印象である。開きの理由として、落ち葉の比に30〜120の幅があること、比は総量の指標で使われやすさは別であること[1]、米ぬかには比の調整だけでなく微生物を増やす目的もあるとされること[3][4]が考えられるが、資料はどれが主な理由かを示していない。

この計算が示すのは、比は混ぜる方向と量の見当をつける道具だ、ということである。ところで、資料には20という数字がいくつも出てくる。どれも同じ意味なのか。

5. 「20」や「30」は、いつの 数なの?

5. 似た数字「20」が、場面によってちがう意味で出てくる

5. 3つの「20」:土に入れたとき、堆肥化を始めるとき、できあがった堆肥

しらべて いると、「20」や「30」という 数が いろいろな ところで 出て きます。じつは、いつの 話かで ちがいます。

ひとつ目は、はじめに あつめる ざいりょうの 数です。たいひを つくりはじめるときは、20から 30ぐらいが よいと いわれます。

ふたつ目は、できた たいひの 数です。できあがった たいひは、20 いかが よいと されます。ふようどでは 30 より 大きい ことも あるそうです。

みっつ目は、つちの なかの 話です。20 より 大きい ものを つちに 入れると、つちの 窒素ちっそを びせいぶつが つかって、さくもつの 窒素ちっそが へる ことが あると いわれます。

どの 20か、まぜないで 読むのが こつです。

資料を読み比べると、「20」という数字が何度も出てきます。しかし、場面が3つに分かれます。

1つ目は、堆肥づくりを始めるときの原料の比で、20〜30ほどが目安とされます[7][3]。2つ目は、できあがった堆肥の比で、20以下が良いとされます。腐葉土では30以上になることもあり、生ごみや雑草の葉を混ぜると多少よくなる、と書かれています[4]。

3つ目は、有機物が土に入ってから分解される場面です。おおよそ20を境に、20より小さい有機物は分解されるとき窒素を放出し、大きい有機物では土の窒素が微生物に取り込まれます。大きい有機物をそのまま土に入れると、作物が使える窒素が減る「窒素飢餓」が起こりうる、と説明されます[5]。

この3つは別の話です。「できた堆肥は20以下」と「始める原料は20〜30」を同じ基準だと思うと、話がかみ合いません。

数字の意味が分かったところで、実際に米ぬかを使うときの注意を見ておきます。

資料には「20」という数字が頻出するが、指す場面は3つある。混同すると、資料どうしが食いちがって見える。

1つ目は、堆肥化を始める原料の比で、20〜30が目安とされる[7][3]。2つ目は、できあがった堆肥の比で、堆肥は20以下が良いとされる一方、腐葉土は30以上のこともあり、生ごみや雑草の葉を混ぜると多少改善される、という[4]。始める比とできた比は、見る段階が違う。

3つ目は、土の中での有機物の分解で、おおよそ20が境になる。20より小さい有機物は分解時に窒素を放出(無機化)し、大きい有機物では土中の窒素が微生物に取り込まれる(有機化)。そのため、大きい有機物をそのまま土に入れると、作物が使える窒素が減る窒素飢餓が起こりうる[5]。この20は、堆肥づくりの20〜30とは別の目安である。

始める比と、できあがった比を分けて読めば、資料どうしの数字は食いちがわない。堆肥化の途中で比がどう変わるかは、今回の資料では示されていないので、ここでは述べない。次に、米ぬかの扱い方を見る。

6. こめぬかは、なまの ものを つかうの?

6. 米ぬかは生のものを、水と一緒に少しずつ重ねる

6. 米ぬかは加熱せず生を使い、水と層にして重ねる

ふようどの つくりかたの 本には、こめぬかは、ねつを くわえた ものでは なく、なまの ものを つかうと 書かれて います。こめぬかは びせいぶつを ふやす ためにも つかうからです。

おちばに こめぬかと 水を すこしずつ かけながら、3回から 4回 かさねます。月に 1回ぐらい まぜると、5か月から 9か月で できあがると しょうかいされて います。

水が 多すぎても すくなすぎても びせいぶつは はたらきにくいようです。県の しりょうでは、水分すいぶんは 半分から 6わりぐらいと されて います。手で にぎって、かたまりに なる ぐらいが 目安です。

落ち葉と米ぬかで腐葉土を作る解説では、米ぬかは微生物を増やす目的もあるので、加熱したものでなく生のものを使うよう勧められています[4]。

手順は、落ち葉に米ぬかと水を少しずつかけながら3〜4回重ね、月に1回ほど全体を混ぜるというものです。5〜9か月ほどで完成すると紹介されています[4]。ミズーリ大学の資料も、落ち葉の層ごとに窒素源を重ねる方法を述べています[2]。

水の量も大切です。秋田県農業試験場の講座資料は、堆肥化の条件の1つとして、水分50〜60%を挙げているようです[7]。ここでも、水分は感覚でなく数字で示されます。

米ぬかには、窒素を補うだけでなく、微生物を増やす目的もあると紹介されています。

腐葉土の作り方の解説では、米ぬかは微生物を増やす目的もあるため、加熱したものでなく生を使うよう勧められる[4]。微生物を増やす役が意識されているために、生を使うよう勧められているとみられる。

手順は、落ち葉に米ぬかと水を少しずつかけながら3〜4回重ね、月1回ほど混ぜるもので、5〜9か月ほどで完成するという[4]。ミズーリ大学の資料も、落ち葉の層ごとに窒素源を重ねる方法をとる[2]。秋田県農業試験場の講座資料は、堆肥化の条件として水分50〜60%を挙げているようだ[7](要旨に基づく)。

ここまでの説明は、海外の大学の一般論と、国内の農業メディアや講座資料の組み合わせで成り立っている。「米ぬかが窒素の補給に加えて、微生物を増やす役もする」という点は、公的機関が原文で詳しく示した資料は今回は少なく、農業メディアの説明にとどまる。そのため、次の章では、自分でも確かめられる部分に絞って整理する。

7. じぶんで けいさんして みよう

7. 表の数字で、混ぜ方を自分で計算してみる

7. 表の数字で混ぜ方を自分で計算してみる

きょう できる こと

かみと 電たくを つかいます。「C/Nひ」を おちばは 50、こめぬかは 18 として、おちば 100グラムに こめぬか 10グラムを くわえたら どうなるか、炭素たんそと 窒素ちっそを それぞれ たして、わって みましょう。つぎに、こめぬかを 20グラムに ふやして みます。数が どう かわるか 見て みましょう。

そとで やる とき

おちばを あつめるときは、おうちの 人と いっしょに、あつめて よい ばしょか たしかめます。こうえんなどの おちばは かってに もちかえらないで ください。

紙と電卓で試す

落ち葉のC/N比を50、米ぬかを約18として、落ち葉100gに米ぬかを10g、20g、30gと増やしたとき、全体の比がどう下がるかを計算します。炭素の合計を窒素の合計で割る点に注意してください。そのあと、資料ごとの数字(落ち葉30〜50、40〜80、35〜85など)に置きかえて、答えがどう変わるかも比べます。

集めるときの注意

落ち葉を集めるときは、公園や道路の落ち葉を勝手に持ち帰らないようにします。自分の家の庭や、持ち主や管理者の許可を得た場所だけにします。

資料を読むなら

コーネル大学の解説[1]とミズーリ大学の資料[2]は英語ですが、短く、数字の表が読みやすいです。日本語では、秋田県農業試験場の講座資料[7]があります。

計算で確かめる

落ち葉C/N比50、米ぬか約18として、落ち葉100gに米ぬか10g・20g・30gを混ぜたときの比を、炭素と窒素の合計から求める。資料ごとの落ち葉の値(30〜50、40〜80、35〜85)に替えて同じ計算をし、答えがどれほど動くかを見る。比が数字の取り方で大きく変わることが実感できる。

集めるとき

落ち葉は、自宅の庭や、所有者・管理者の許可を得た場所のものを使う。公園や道路のものを無断で持ち帰らない。

【任意】資料を読むなら

コーネル大学の解説[1]とミズーリ大学の資料[2]は、堆肥化に向く炭素と窒素の考え方が短く整理されている。国内では、秋田県農業試験場の講座資料[7]が条件を数値で挙げる。ただしこの記事では要旨に基づく部分があるため、数値を引用するときはPDFの本文で確かめたい。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文で使った資料です。個人ブログと、検索の要旨に基づく資料は、数字の一例として扱いました。

  1. Cornell Composting, "Composting Ingredients" (Factsheet FS2). https://www.compost.css.cornell.edu/Factsheets/FS2.html (理想の割合、落ち葉の比、窒素の過不足)
  2. Missouri IPM, "Recycling Autumn Leaves". https://ipm.missouri.edu/MEG/2015/11/Recycling-Autumn-Leaves (落ち葉の比、窒素源を層ごとに重ねる方法)
  3. マイナビ農業 2025年8月23日の記事. https://agri.mynavi.jp/2025_08_23_356956/ (落ち葉と米ぬかの比、米ぬかの役目)
  4. マイナビ農業 2020年4月16日「腐葉土の作り方」. https://agri.mynavi.jp/2020_04_16_116169 (生の米ぬか、手順、できた堆肥の比)
  5. C/N比(解説ページ). https://ja.wikipedia.org/wiki/C/N比 (定義、有機物の比の表、土の中での20の境)
  6. 猫の生録(園芸ブログ). https://www.nekonoseiroku.com/engei-71/ (落ち葉と米ぬかの計算の一例。個人ブログ)
  7. 秋田県農業試験場 石田頼子氏「堆肥と土づくり」(能代市講座資料). https://www.city.noshiro.lg.jp/up/files/www/sangyo/kankyo/hozen/gakushu-katsudo/compost-kouza_shiryou.pdf (堆肥化の条件20〜30と水分。要旨に基づく)

なおした ところ

更新履歴

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