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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

ふねが つかう うみの ちずの 数字は、いつの ふかさを あらわして いるの?

海図に書かれた水深の数字は、いつの海面から測った深さなのか

海図の水深は何を基準にしているか ── 最低水面・等深線・底質・水路通報から読む

分野:海・釣り

海図には、海の 上に 小さな 数字が たくさん ならんで います。これは 「ここの 水の ふかさ」ですが、うみの 水は みちたり ひいたり して、ふかさが かわります[2]。

では、数字は いつの ふかさなのでしょう。この 数字の きまりと、海図に 書かれて いる ほかの ものの 読み方が わかります。

海図の海には、小さな数字がびっしり並んでいます。ところが海面は潮で上下するので、「水深3」と書いてあっても、見る時刻によって本当の深さは変わるはずです。日本水路協会の説明によると、数字は海面がほとんど下がらない面を基準にして測られています[2]。

基準とはどういう意味なのでしょうか。数字のほかに海図には何が書かれていて、船の人はどこから確かめるのでしょうか。読み方の入り口が分かります。

海図に書かれた水深は、ある瞬間の深さではない。日本の海図では、海面が下がることがほとんどまれな「最低水面」を基準にして深さが書かれている[2]。船が浅い場所に入るかどうかを決める地図なので、海面がいちばん低い側に寄せて数字を示す考え方である。

この基準面の意味と、等深線、底質、航路標識の読み方、さらに表題の単位や水路通報で数字の古さを確かめる方法が分かる。

読み方を切り替えられます。画面の上にある「よみかた」のボタンで、小学校低学年むけ・小学校高学年むけ・中学生むけの3つの書き方に切り替わります。むずかしいと思ったら、いつでもやさしい方に戻ってください。選んだ読み方はブラウザが覚えているので、次に別の記事を開いたときも同じ読み方で始まります。

1. 海図の 数字は、うみが ひいた ときの ふかさ

1. 「水深3」は、海面がほとんど下がらない面から3メートル

1. 水深の数字は「最低水面」からの深さ ── 潮の高さが変わっても使える基準

小さな ふねで、みなとに はいろうと して います。海図を ひらくと、入口に 「3」と 書いて あります。ふねの そこが うみの そこに ぶつからないか、しんぱいです。

この 3は、うみが いちばん ひいた ときに ちかい 高さから はかった ふかさです。海図では 「さいてい水面」と いいます。うみの 水が この 高さより さがる ことは、ほとんど ありません[2]。

だから ふつうは、本当の ふかさは 数字と おなじか、もっと ふかい はずです。海図は、あんぜんの ほうに よせて 書いて あるのです。日本の 海図は、海上保安庁かいじょうほあんちょうが つくって います[1]。

小さな船で港に入る場面を考えてみます。海図の入口には「3」と書かれています。船の底が海底にふれるかどうかは、この数字が何の3なのかで決まります。

日本水路協会によると、海図の水深は、航海の安全上、海面がそこより下がることがほとんどまれな面から測った値です。この面を、日本では最低水面と呼びます[2]。水深3なら、最低水面から海底まで3メートルという意味です。

海面は多くの時間、この面より上にあります。そのため、実際の深さは書かれた数字と同じか、それより深いことが多くなります。海図は、船が座礁しにくい側に寄せた数字を載せているわけです。海図を作って刊行しているのは海上保安庁です[1]。

基準がそろっているおかげで、時刻ごとの潮の高さを知らなくても、場所どうしの浅い深いを比べられます。では、数字が並ぶだけの海図から、海底の形を思いえがくにはどうすればよいのでしょうか。

小さな船で港に入る場面を考えよう。海図の入口に「3」とあるとき、問題は、この3がいつの海面から測った3メートルなのかである。潮が満ちている昼と、引いた夕方では、同じ場所の海面は高さが違う。

日本水路協会は、海図の水深を「航海上の安全性から海面がこの面から下がることがほとんどまれな面」からの値と説明し、日本ではこれを最低水面と呼んでいる[2]。水深3は、最低水面から海底まで3メートルという意味になる。

海面は多くの時間この面より上にあるので、その場所の実際の深さは、数字と同じか深いことが多いという理屈になる。ただし、これは海面の上下だけを考えた話であり、海底の砂が動くなどして地形そのものが変わる場合は別である。数字をそのまま信じず、測量の年を見る習慣が要る理由は、4章で述べる。基準を「平均」にせず「ほとんど下がらない面」にしたのは、浅さの見落としが船の座礁につながるからだと読める。海図は、安全のために数字を片側へ寄せた地図なのである。海図の刊行者は海上保安庁である[1]。

基準がそろえば、時刻の違う測量結果も一枚の図に載せられる。では、数字の並びから海底の起伏を読むには、どうすればよいのか。

2. 数字の ならびから、うみの そこの 形が 見える

2. 同じ深さを線で結ぶ「等深線」で、海底の坂が見える

2. 数字を線で結ぶと起伏が見える ── 等深線と、2・5・10・20・200メートルの区切り

数字が ばらばら ならんで いても、どこが ふかいのか すぐには わかりません。そこで、おなじ ふかさの ところを 線で むすびます。これが 「等深線」です。山の ちずの 等高線に にて います[5]。

日本の 海図では、2メートル、5メートル、10メートル、20メートル、200メートルの 線が ふつうは 引かれて います[2]。

線が ぎゅっと 近く あつまって いる ところは、きゅうに ふかく なる 坂です。線が はなれて いる ところは、ゆるやかな 海底かいていです。

数字だけを目で追って、深い場所を探すのは大変です。そこで海図では、同じ深さの点を結んだ線を引きます。これが等深線で、陸の地図の等高線によく似た考え方です[5]。

日本の海図では、通常2メートル、5メートル、10メートル、20メートル、200メートルの線が描かれています[2]。浅いところは細かく、深いところは大きく区切ってあります。浅い場所のほうが、船にとって差が大事だからだと考えられます。

線の間隔を見ると、海底の様子が想像できます。線が詰まっていれば急に深くなる坂、離れていればなだらかな海底です。陸の山と同じ読み方で、水の下の地形が頭に浮かびます。

地形は分かりましたが、海にはほかにも気をつけたいものがたくさんあります。海図は、数字と線のほかに何を教えてくれるのでしょうか。

海面の下には、陸の山と同じように尾根も谷もある。数字だけを目で追うのでは、起伏はつかみにくい。そこで海図では、同じ深さを結んだ等深線を描く。NOAA(アメリカ海洋大気庁)の説明では、地形図の等高線に似た線である[5]。

日本の海図に通常描かれる等深線は、2メートル、5メートル、10メートル、20メートル、200メートルである[2]。浅いほど区切りが細かいのは、数メートルの違いが座礁の有無につながる浅い海域ほど、細かな情報が要るからだと考えられる(この理由は資料には書かれておらず、読み取った推測である)。

読み方は等高線と同じで、線が詰まる場所は急な斜面、離れた場所はなだらかな海底を示す。ただし線は、測量された点を結んで引かれたものなので、測量点が少ない海域では、線の間の地形は想像にとどまる。それでも、数字を一つずつ読むより、はるかに速く海の形をつかめる。

地形のほかに、航海には灯台や海底の質、沈んだものなど、知っておきたい情報が多い。海図にはそれらがどう載っているのか。

3. 海図には、とうだいや そこの すなも 書いて ある

3. 数字のほかに、灯台・海底の砂や岩・沈んだ船まで書かれている

3. 水深以外の記載 ── 航路標識、底質、海底危険物、緯度経度の目盛

海図には 数字と 線の ほかに、いろいろな ものが 書いて あります。

まず、とうだいや うきの ような 「こうろ標識ひょうしき」です。どこに あるか、どんな 色や 光りかたで 光るかも 書いて あります[2]。夜の うみで、自分の いばしょを たしかめる 目じるしです。

つぎに、海の そこが すなか、いわか、どろか。これは 短い 文字で 書かれて いて、いかりを おろす ところを えらぶ ときに やくだちます[2]。しずんだ ふねや、水の 中の じゃまな ものの 場所も のって います[2]。

ふちの 目もりには 度と 分が 書いて あり、ここから 自分の いばしょを よみとれます[2]。

日本水路協会の説明を読むと、海図は水深以外にもたくさんの情報を載せています[2]。

まず灯台やブイなどの航路標識です。位置だけでなく、光の色や点滅の周期といった性質も書かれていて、夜の海で自分の居場所を確かめる目じるしになります。特に灯台は、遠い海から近づくときに最初に見つける目標として、いちばん大事な標識とされています。

次に底質です。海底が砂か岩かどろかが、決まった略語で書かれていて、錨を下ろす場所を選ぶときの手がかりになります。さらに、沈んだ船、魚礁、海底に通った線や管、水の中の障害物なども記載されています。

海図の縁には、緯度と経度の目盛りがあります。区画ごとに度と分が書かれていて、船の位置を読み取る物差しになります。記号や略語の意味は、公式の記号集で調べられます。アメリカには「U.S. Chart No. 1」という記号集があります[7]。

これだけ書き込まれた図でも、使う前に確かめることがあります。それは何でしょうか。

日本水路協会によれば、海図の図載内容は水深にとどまらない[2]。航海の安全に関わる事柄が、記号と略語で重ねて載っている。

航路標識は、灯台や浮標などの位置に加え、光の色や周期といった性質まで記される。灯台は、大洋から接近するとき最初に見つける目標として最も重要な標識とされる。夜間は、光の性質を海図と見比べることで、自分が見ている灯火がどの標識かを判別する手がかりになる。

底質は、砂・岩などの海底の地質や堆積物を、決められた略語で記載する。錨を下ろす場所の判断に役立つ。海底危険物としては、サンドウェーブ(海底の砂の波)、沈船、魚礁、海底線、海底輸送管、水中障害物などが載る。水深が十分に見える場所でも、そこに沈船があれば話は別になる。

位置の読み取りには、内輪郭線の目盛りを使う。区画には度と分が記され、緯度と経度で船の位置を指定できる。記号や略語の意味は、公式の記号集で確かめられる。アメリカ海洋大気庁は「U.S. Chart No. 1」を公開している[7](英語の資料である)。

ここまでは、海図が正しいことを前提にした読み方だった。使う前に、その図がどんな図かを確かめる手順を見よう。

4. はじめに 見るのは、海図の ひょうだい

4. 使う前に表題を見る ── 単位・縮尺・測量した年を確かめる

4. 表題と凡例を先に読む ── 単位・縮尺・測量年、外国の海図で変わること

おなじ「5」でも、メートルの 5なのか、ちがう たんいの 5なのか、まちがえると たいへんです。そこで、海図を つかう ときは、さいしょに 図の 名前が 書いて ある 「表題」を 見ます。

表題には、図の 大きさ(縮尺しゅくしゃく)、ふかさの たんい、はかった 年などが 書いて あります[2]。日本の 海図の たんいは メートルです[3]。

アメリカの 海図では、フィートや ファゾムが つかわれる ことが あります。1ファゾムは 6フィートで、およそ 1.8メートルです[5]。「5」が ファゾムなら、およそ 9メートルです。外国の 海図は、場所を あらわす きじゅんも ちがう ことが あります[3]。

海図の数字を読む前に、まず見るのは図の表題です。日本水路協会の説明では、表題には縮尺、水深と高さの単位、測量した年、潮の記事などが書かれています[2]。測量年は、この図がどれだけ新しい調査にもとづくかを知る手がかりです。

日本の海図では、水深も陸の山や塔の高さもメートルで書かれています[3]。一方、NOAAの説明では、アメリカの海図の水深はフィートやファゾムで示されます[5]。1ファゾムは6フィートです。1フィートを0.3048メートルとして計算すると、1ファゾムは約1.83メートルになり、「5」がファゾムなら約9メートルです。同じ5でも、メートルなら5メートルですから、見間違えると深さが2倍近くずれます。

外国地域の海図では、経緯度の基準(測地系)が日本の海図と違うこともあります[3]。縮尺も目的で変わります。海上保安庁によれば、海岸図は縮尺5万分の1から30万分の1で沿岸の水深や目標が詳しく描かれ、港泊図は5万分の1より大縮尺で、港の中がさらに細かく描かれます[1]。

こうして選んだ海図も、書かれたあとに海は変わっていきます。海図は、どうやって新しさを保つのでしょうか。

海図の数字を読む前に、表題と凡例を読む。日本水路協会の説明によれば、表題には地方名、図名、縮尺、水深・高さの単位、必要なら図法名、測量年と資料の出所、潮の記事が記される[2]。水深と高さの単位と基準面は図に明記されているため、特に外国の海図や古い海図を使うときは、最初に単位を確かめる必要がある[3]。

日本の海図の水深と陸部の高さの単位はメートルである[3]。これに対し、NOAAによれば、アメリカの海図の水深はフィートやファゾムで示される場合がある[5]。1ファゾムは6フィートで、1フィートを0.3048メートルとして計算すると約1.83メートルになる。仮に「5」とあってファゾムなら約9.1メートルで、メートルと誤読すると深さを2倍近く見誤る計算である。

さらに、外国地域の海図は経緯度の基準(測地系)が日本の海図と異なることがある[3]。縮尺にも意味がある。海上保安庁の分類では、海岸図は5万分の1から30万分の1で沿岸の水深・地形・目標を詳しく描き、港泊図は5万分の1より大縮尺で港の内部を描く[1]。縮尺が大きいほど細かく描けるので、港に入る段階では港泊図を使う。測量年が古い図は、1章で触れた海底の変化を反映していない可能性がある。

では、書かれたあとに変わった海は、どのように海図へ反映されるのか。

5. 海図は、まいしゅうの 水路つうほうで あたらしく なる

5. 海図の情報は、毎週の水路通報で更新される ── 電子海図もある

5. 海図の鮮度を保つ仕組み ── 水路通報、改版、そして電子海図を使う航法システムの警告

うみの そこの ふかさや あぶない ばしょは、あとから かわる ことが あります。そこで 海上保安庁かいじょうほあんちょうは、まいしゅう「水路つうほう」を 出して います[1]。

水路つうほうは、まいしゅう 金曜日の 日づけで 出ます。海図の かわった ところや、ふねの 注意が 書いて あります[4]。海図を もって いる 人は、自分で 書きなおします。大きく かわった ときは、ついて きた ほせいずを はります[4]。

日本の さいしょの 海図は、1872年(明治めいじ5年)に 出た、かまいしの 港の 図です[8]。いまは、パソコンの 画面で 見る 電子海図も あります。電子海図を つかう そうちは、ふねが あさい ところに ちかづくと、音や 文字で おしらせ できます[6]。

書かれたあとに海は変わるため、海図は更新され続けます。海上保安庁は、最新の情報を毎週発行の水路通報で利用者に知らせています[1]。水路通報は毎週金曜日付けで出され、海図の改正を知らせる小改正通報(補正図を含む)と、航行警報などの一時的な情報でできています[4]。

面白いのは、更新の一部を利用者が手作業で行うことです。持っている海図を自分で書き直し、岸線や水深が大きく変わったときは、水路通報の末尾にある補正図を貼って最新に保ちます[4]。海図を何年も使い込むのは、新しさを自分で保つ作業でもあります。また海上保安庁は、定期的に海図全体を改める改版も行っています[1]。

この更新の歴史は、1872年(明治5年)に海軍省水路局から出た、日本最初の海図「陸中國釜石港之圖」から始まりました[8]。現在は、紙の海図の情報をデジタルにした電子海図もあります。NOAAによれば、電子海図を使う航法システムは、船が浅い水域や危険に向かっていると、警告や警報を出せます[6]。

数字の意味、線、記号、表題、更新を見てきました。最後に、身近なものでこの読み方を試すには何ができるでしょうか。

海底や海岸が変わると、海図に載った情報も古くなる。海上保安庁は、最新の内容を毎週発行する水路通報で利用者に提供している[1]。水路通報は毎週金曜日付けで出され、海図の改正を知らせる小改正通報(補正図を含む)と、航行警報などの一時関係情報から成る[4]。

重要なのは、海図の改補が利用者の仕事だという点である。所持する海図を自分で改補して最新に保つ必要があり、岸線や水深の変化が著しいときは、水路通報の末尾にある補正図を貼る[4]。これとは別に、海上保安庁は定期的に海図全体を改める「改版」を行う[1]。したがって、手元の海図が最新かどうかは、改補の記録と版の確認で判断する。

この体制の出発点は、1872年(明治5年)に海軍省水路局が刊行した、日本最初の海図「陸中國釜石港之圖」である[8]。現在では、紙の海図の情報を数値データにした電子海図(ENC)があり、NOAAの説明では、電子海図を使う航法システムは、船が浅い水域や航行上の危険に向かっているときに警告や警報を出せる[6]。ただし、電子海図が出す警告も、元になるデータが更新されていてこそ意味を持つ。紙でも電子でも、最低水面という基準、表題の単位、測量年を確かめるという読み方は変わらない。

では、この読み方を日常で試すには、何ができるだろうか。

6. 地図帳で、うみの ふかさを 見てみよう

6. 地図帳の海の色から、等深線の考え方を試す

6. 身近な地図帳と公開資料で、読み方を確かめる

おうちの 地図帳を ひらいて、海の ところを 見てみましょう。多くの 地図帳では、海の 色が 水色から こい 青へ かわって いて、色の ちがいで ふかさが わかるように なって います。

日本の まわりで、いちばん 色が こい ところは どこでしょう。岸の ちかくは うすい 色で、おきへ いくほど こい 色に なって いるかも しれません。ふかさを 区切って しめす ところは、等深線と にて います。

地図帳の すみに ある 「ふかさの 色の 見本」も さがして みましょう。海上保安庁かいじょうほあんちょうや 日本水路協会きょうかいの ホームページでは、海図の ことを もっと くわしく しらべられます[1]。

家に地図帳があれば、海の部分を見てみましょう。多くの地図帳では、浅い海は薄い青、深い海は濃い青で塗り分けられています。凡例には、色ごとの水深の区切りが書かれているはずです。

日本のまわりで一番濃い青の場所を探し、岸から沖へ色が変わる様子をたどってみてください。水深を区切って示す点で、色の境目は等深線と似た考え方です。境目が岸に近いところは、海底が急に深くなる場所のはずです。

もっと調べたくなったら、海上保安庁海洋情報部と日本水路協会のページで、海図の図載内容や海図図式を読むことができます[2][3]。英語が読める人は、NOAAの「U.S. Chart No. 1」で記号の一覧を見られます[7]。

手元の地図帳で、海の色の塗り分けを見てみよう。凡例に水深の区切りが書かれていれば、それは等深線で海底の地形を表す考え方と同じである。岸から沖へ、色の境目がどう並ぶかを追うと、大陸棚のような浅い海と深い海の違いが見える(海の塗り分けの区切りは、地図帳ごとに異なる)。

次の資料で、さらに踏みこめる。日本の基準は、海上保安庁海洋情報部の海図の説明[1]、日本水路協会の図載内容[2]と海図図式[3]、海図の最新維持[4]にまとまっている。記号の一覧はNOAAの「U.S. Chart No. 1」(英語)で見られる[7]。

この記事の「最低水面から測る」という説明が、地域や図の種類でどう変わるか、自分の目で見る価値がある。見る場所は、表題の基準面の記載である。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文で使った資料の一覧です。URLは公的機関などのページです。

  1. 海上保安庁 海洋情報部「海図」。https://www1.kaiho.mlit.go.jp/chart/kaizu/about_kaizu.htm (海図の作成者、縮尺による種類、水路通報、改版について)
  2. 日本水路協会「海図の図載内容」。https://www.jha.or.jp/jp/jha/charts/summary/index.html (最低水面、等深線、航路標識、底質、海底危険物、表題について)
  3. 日本水路協会「海図図式」。https://www.jha.or.jp/jp/jha/charts/note/index.html (単位がメートルであること、外国の海図との違いについて)
  4. 日本水路協会「海図の最新維持」。https://www.jha.or.jp/jp/shop/products/correction.html (水路通報の発行と、利用者による海図の改補について)
  5. NOAA National Ocean Service「What do the numbers mean on a nautical chart?」。https://oceanservice.noaa.gov/facts/sounding.html (水深の数字、等深線、フィートとファゾムについて。アメリカ政府機関の説明)
  6. NOAA「NOAA ENC – Electronic Navigational Charts」。https://www.nauticalcharts.noaa.gov/charts/noaa-enc.html (電子海図の警告機能について)
  7. NOAA「U.S. Chart No. 1」。https://www.nauticalcharts.noaa.gov/publications/us-chart-1.html (記号・略語の公式な一覧について。英語の資料)
  8. 海上保安庁「海図アーカイブ 海図の誕生」。https://www1.kaiho.mlit.go.jp/kaizuArchive/birth/index.html (日本最初の海図の刊行について)

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更新履歴

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