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ここにあるのは、だれかが実際に調べ、考え、作ってきたことを集めたメモです。気になったら、ページの下の「参考にした情報源」から、もとの本や記事、それを生み出した人たちに、直接ふれてみてください。このメモには書ききれないおもしろさが、そこにあります。

赤しおなのに、海の 色は ちゃいろ?

「赤潮」の海は茶色だった ── 東京湾の夏に起きることを追う

東京湾の赤潮 ── 珪藻の茶色い海と、底層の貧酸素水塊(東京都 令和6年度調査)

分野:海・釣り

東京湾とうきょうわんの 夏の 海に、「赤しお」が 出る ことが あります。ところが、東京都の 記録きろくでは、2024ねんの 赤しおの 水の 色は、赤じゃなくて 茶色でした。

赤く ない のに、なぜ 赤しおと いうの? 海の 上は 元気なのに、海の 底そこでは 何が おきるの? 資料しりょうを 読むと、その つながりが 分かります。

東京都が2024年度に記録した赤潮では、代表的なプランクトンの水の色は、赤ではなく茶色でした。しかも赤潮は、ほんの1日から1週間ほどで消えてしまうことがあります。

赤くない海を、なぜ赤潮と呼ぶのか。消えやすい赤潮を、東京都はどう見つけているのか。そして、赤潮のあと海の底で何が起きるのか。東京都や千葉県の資料から分かります。

東京都の令和6年度(2024年度)の報告書では、都内湾の赤潮は21回・116日を数えたが、代表的な優占種の観測例の色相は「茶色」だった[1]。「赤い潮」という名前と、記録された水の色がずれている。

では、何をもって赤潮と判定するのか。発生から消失まで1日〜1週間ともいわれる現象を、どう捉えているのか。増えたプランクトンが、なぜ海底の無酸素状態につながるのか。東京都・千葉県・環境省の資料から、その流れが分かる。

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1. 赤しおは、ほんとうに 赤いの?

1. 赤くないのに、なぜ「赤潮」なのか

1. 判定基準 ── 色ではなくクロロフィル濃度で決める

2024ねんの 9月10日、東京湾とうきょうわんの ある 場所で、赤しおを おこした 小さな 生きものが 見つかりました。水の 色を 見ると、茶色で、水の 中は 0.8メートルの ふかさまでしか 見とおせませんでした[1]。

この 赤しおを おこして いたのは、けいそうと いう、ガラスの からを もった プランクトンの なかまでした。ほかの 種類しゅるいの 観測かんそくでも、色は 茶色でした。ただし これは 東京都の この 年の 記録きろくで、赤しおが いつも 茶色とは かぎりません[1]。

では、色が 赤く ない のに、どうして 赤しおと 分かるの? 東京都は、海の 色が かわる、と いうだけでは 目じるしに ならない、と 考えて、水の 中の クロロフィル(植物が もつ みどりの もと)の 多さなども 使って 決めて います[1]。

9月10日、茶色の海

2024年9月10日、東京湾の観測地点で、赤潮を起こした代表的な珪藻(Thalassiosira属)が記録されました。水の見た目の色は「茶色」、透明度は0.8メートルでした。ほかの代表的なプランクトン(Skeletonema、Heterosigma)の観測例でも、色は茶色でした[1]。ただしこれはその年の代表例の記録で、赤潮がいつも茶色だと言っているわけではありません。

色だけでは決められない

では、赤くない海をどうやって赤潮と決めるのでしょう。東京都は、「海水の色が変わる」という一般的な言い方だけでは基準として不明確だと考えました。そこで、植物プランクトンの量の目安になるクロロフィル濃度が1立方メートルあたり50ミリグラム以上であることなど、複数の条件を満たしたときに赤潮と判定しています[1]。クロロフィルだけで決まるわけではありません。

2024年9月10日のSt.6では、赤潮の優占種のひとつ珪藻Thalassiosira属の観測例で、概観色相は「茶色」、透明度は0.8 mと記録された。Skeletonema属やHeterosigma(ラフィド藻)の観測例も色相は茶色である[1]。ただしこれは令和6年度の代表例であり、他の年や他の種で色が変わる可能性は排除されていない。

色が一定しないなら、「海水の色が変わる現象」という一般的な定義は判定に使いにくい。東京都はこの点を「基準として明確とは言えない」とし、表に示した複数の条件をすべて満たす場合に赤潮と判定する。条件のひとつがクロロフィル濃度50 mg/m³以上である[1]。したがって、判定はクロロフィルのみではなく、複数条件の組合せで行われる。

では、この茶色の水を濃くしている主役は、どんな生きものなのか。

2. 茶色の 海の 主役は、だれ?

2. 茶色の海をつくる主役は珪藻

2. 優占種の構成 ── 珪藻が過半を占める傾向

2024ねんど、東京都の ないわんで 赤しおは 21回ありました。その うち 16回は、けいそうが 主役でした[1]。

ほかにも、ポテトチップのような かたちの プランクトンが います。うねるように およぐ ことが あります。東京湾とうきょうわんでは、春から 秋に よく 赤しおを つくる そうです[1]。

けいそうが 赤しおの 主役に なる わりあいは、1987ねんごろから ずっと 半分より 多く、2024ねんどは 76%でした[1]。

21回のうち、珪藻が16回

2024年度、東京都内湾の赤潮は21回ありました。そのうち珪藻が中心だったのは16回、ラフィド藻とクリプト藻が各2回、渦鞭毛藻が1回です。珪藻の割合は76%になります[1]。珪藻が5割以上を占める傾向は、1987年ごろから続いていると報告書は述べています。

ポテトチップのような泳ぎ手

ラフィド藻のHeterosigma akashiwoは、形も色もいびつで、ポテトチップにたとえられるプランクトンです。うねるように泳ぎ、東京湾では春から秋にかけて、何度も赤潮をつくるとされています[1]。

ところで、このプランクトンたちは、いつ、何をきっかけに増えるのでしょうか。

令和6年度の都内湾の赤潮21回のうち、優占種は珪藻が16回、ラフィド藻とクリプト藻が各2回、渦鞭毛藻が1回だった。珪藻の割合は76%(16/21)で、昭和62年ごろから50%以上を占める傾向が続くという。代表種はThalassiosira属(5回)とSkeletonema costatum(4回)である[1]。

ラフィド藻Heterosigma akashiwoは、報告書では形も色もいびつで、うねるように泳ぐ沿岸性の種とされ、東京湾では春から秋に頻繁に赤潮を形成する[1]。なお、神奈川県の1975〜2003年度の集計では渦鞭毛藻が36%、珪藻が21%だった[2]。調査主体・海域・数え方が異なるため、この二つを並べて「主役が入れ替わった」とは断定できない。

では、どんな条件がそろうと、これらのプランクトンは急に増えるのか。

3. 赤しおは、いつ ふえるの?

3. 栄養と夏の日ざしが重なるとき

3. 増殖の条件 ── 栄養塩・水温・日照

東京湾とうきょうわんの 水には、ちっそと りんと いう、植物の ごはんのような ものが たくさん とけて います[1]。人の くらしから 出た ものが、川などを 通って 海に 入る ことも あります[3]。

春から 夏に かけて、気おんが 上がって、日ざしが 長く なると、海の 中の プランクトンが ふえます[1]。ごはんが たくさん ある ところに、あたたかくて 明るい 日が 来るのです。

2024ねんの 夏は、6月から 9月の 日ざしの 時間が ふだんより 2わり 多く、30度 以上いじょうの 日が 6わり 多かった そうです。東京都は、これが 赤しおの 多さに かかわったのでは、と 考えて います[1]。

ごはんは、もともと海にあった

東京湾には、植物の栄養になる窒素とりんが、たくさん溶け込んでいます[1]。千葉県の用語解説では、人の活動で川などから窒素やりんが運び込まれて濃くなることを「富栄養化」と呼び、赤潮はこの富栄養化によって植物プランクトンが異常に増えて起こる現象だと説明しています[3]。

そこに、暑い夏が重なると

春から夏にかけて気温が上がり、日照時間が長くなると、植物プランクトンは増えます[1]。千葉市は、東京湾のように外海との水の出入りが少ない海では、排水に由来する窒素とりんのために栄養が多く、水温が高い夏を中心に赤潮が起きる、と説明しています[4]。

2024年度は、6〜9月の日照時間が平年より2割多く、最高気温30℃以上の日は6割多くなりました。報告書は、こうした気象が赤潮の回数や日数に影響したと「考えられる」と述べています[1]。断定ではなく、推測です。

報告書によれば、東京湾には窒素とりんが豊富に溶け込んでおり、春から夏に気温が上がり日照が長くなると植物プランクトンが増殖する[1]。千葉県の用語解説は、人為的に河川などから栄養塩類が運び込まれて濃度が上がることを富栄養化とし、赤潮を「富栄養化により主に植物プランクトンが異常増殖して海面が変色する現象」と説明する[3]。千葉市は、外海との水の出入りが少ない東京湾のような水域で、水温の高い夏に大増殖が起きるとする[4]。

令和6年度は6〜9月の日照時間が平年比で2割増、最高気温30℃以上の日数が6割増だった。報告書は、これらが赤潮の回数・日数に「影響したと考えられる」と述べるにとどまり、因果を確定してはいない[1]。したがって、窒素・りん・暖かさ・日照のどれか一つが原因というより、条件の重なりとして読むのが妥当である。

ただし、こうして増えた赤潮は、長くは続かないことがある。

4. すぐ 消える 赤しおを、どう つかまえる?

4. 数日で消える赤潮を、どう見つけるのか

4. 調査設計 ── 月1回では捉えられない現象への補完調査

赤しおは、はじまってから 消えるまで、1日から 1しゅうかん ほどしか かからない ことが あります[1]。月に 1回の 調さだと、見のがして しまいます。

そこで 東京都は、1977ねんどから、夏に だいたい 週に 1回 海を しらべる 赤しお調さを はじめました[1]。

2024ねんどは、都の ないわんで 赤しおが 21回、あわせて 116日ありました。116日が 110日を こえたのは、24年ぶりです。これまでの へいきんは、1年に 約やく17回、約やく88日でした[1]。ただし、この 回数や 日数は 東京都の 数え方で、東京湾とうきょうわんぜんたいでは ありません。

月1回では見のがす

赤潮は発生から消えるまで、1日〜1週間程度と短い現象です。毎月1回の水質測定では、実態をつかみにくくなります[1]。そこで東京都は1977年度から、水質測定を補う形で、夏に内湾をおおむね週1回観測する赤潮調査を続けています[1]。

2024年度は、116日

この調査で、2024年度の都内湾の赤潮は21回、発生日数は116日と数えられました。発生日数が110日を超えたのは24年ぶりで、調査開始からの平均は約17回・約88日です[1]。ただしこれは東京都が推定した都内湾の数え方で、東京湾全体の値ではありません。

増えたのは、いつもより赤潮が長く居座ったからでしょうか。その先で何が起きるのかが、もう一つの問いです。

赤潮は発生から消失まで1日〜1週間程度で、月1回の水質測定では実態を捉えにくい。そこで東京都は昭和52年度(1977年度)から、測定を補完するため、夏季におおむね週1回の頻度で内湾を観測する赤潮調査を実施している[1]。現象の時間スケールに合わせて観測頻度を上げた設計である。

この調査に基づく令和6年度の都内湾の赤潮は21回・116日で、発生日数が110日を超えたのは24年ぶりだった。調査開始からの平均は約17回・約88日である[1]。ただしこれは東京都の数え方による都内湾の値で、東京湾全体ではない。また神奈川県の資料は1975〜2003年度に東京湾で347件の赤潮を数えるが、目視や持込みによる確認件数で、東京都の回数・日数とは比較できない[2]。

赤潮そのものは数日で終わる。しかし、増えたプランクトンが消えたあとに残るものがある。

5. 海の 上は 元気なのに、底そこは どうして 苦しいの?

5. 海の上は酸素たっぷり、底は酸欠

5. 成層と貧酸素水塊 ── 表層の過飽和と底層の酸素消費

赤しおが つづく 夏、海の 上の ほうでは、プランクトンが 光を あびて 酸素さんそを 出すので、酸素さんそが いっぱいに なります[1]。

でも 海の 底そこでは、ようすが ちがいます。たくさん ふえた プランクトンは、やがて しんで 海の 底そこに たまり、バクテリアに 分かいされます。その とき 酸素さんそが 使われて、酸素さんその 少ない 水の かたまりが できる ことが あります[3]。

夏の 海は、上の 水が あたたかくて かるいので、上と 下が まざりにくく なります。すると 底そこの 酸素さんそは もどりにくく、魚や 貝が くらせない ほど 少なく なる ことが あります[1]。

上は過飽和、下は酸欠

赤潮が長く続く夏、海の上層では植物プランクトンの光合成で、酸素が「過飽和」という、水に溶ける限界を超えた状態になります。一方、底では、大量に増えたプランクトンが死んで沈み、有機物が分解されるときに酸素が使われます[1][3]。

さらに、水が上下に混ざらない成層という状態になると、底に酸素が届かず、貧酸素水塊ができます。東京都は、底の酸素が1リットルあたり2.0ミリグラムを下回る状態を目安にしています[1]。

2024年度の底

2024年度は、ある地点で6〜9月に底の酸素がほぼ2.0を下回り続け、11月に成層がなくなって回復しました。5〜9月の調査144回のうち98回、つまり68%で貧酸素水塊が確認され、前年度の62%を上回りました。報告書は、貧酸素の期間が長くなることに注意が必要だと述べています[1]。

報告書によれば、赤潮が長期化すると、上層では植物プランクトンの光合成で溶存酸素が過飽和となる一方、底層では死んだプランクトンの有機物の分解やりんの溶出で酸素が多く消費される。さらに水が上下に循環しない成層状態になるため、下層に貧酸素水塊が形成される[1]。千葉県の用語解説も、プランクトンの死骸が海底に沈み、バクテリアに分解される際に酸素が消費されて貧酸素水塊ができると説明する[3]。

東京都は底層の溶存酸素が2.0 mg/L未満の状態を貧酸素としている。令和6年度は、St.35で6〜9月にほぼ2.0 mg/Lを下回り、11月に成層が解消して回復した。5〜9月の全地点合計の出現率は68%(144回中98回)で、前年度の62%より高かった。この出現率は調査回数のうち底層DOが2.0未満だった回数の割合であり、面積の割合ではない[1]。報告書は貧酸素期間の長期化に注視が必要とする。

この酸素の乏しい水が、ときに海面に現れる。

6. 青しおって、なに? 栄養えいようを へらせば、かいけつ?

6. 青潮と、「減らしたのに」という問い

6. 青潮と負荷削減 ── 改善と残る課題

酸素さんそが ほとんど ない 青白い 水が、海の きしから おきの ほうまで 広がる ことが あります。これを 青しおと いいます。東京湾とうきょうわんでは、春から 秋に 多いそうです[3]。

では、海に 入る ちっそや りんを へらせば、赤しおは なくなる? 環境省かんきょうしょうは、陸りくから 入る よごれは 着実に へって いるのに、赤しおや 酸素さんその 少ない 水の かたまりは、まだ おきて いる、と 書いて います[5]。

東京都でも、ちっそは 2022ねんどから ふえる ぎみで、りんは 2001ねんどから 横ばいです[1]。へらす とりくみと 赤しおの 関係かんけいは、まだ 分からない ことが 多そうです。

酸素のない水が浮かぶ

酸素をほとんど含まない青白い水が、海岸から沖にかけて広がる現象を、千葉県は青潮と説明しています。東京湾では春から秋に起こりやすいそうです[3]。

減らしても、なくならない

環境省は、陸からの汚濁負荷は着実に減っているものの、赤潮や貧酸素水塊といった富栄養化に伴う問題は依然発生していると述べています[5]。東京都内湾でも、全窒素は2022年度(令和4年度)以降は増加傾向、全りんは2001年度(平成13年度)から横ばいです。ただしこれは都内湾の環境基準点3地点の平均で、東京湾全体の傾向とは限りません[1]。

赤潮の回数は20回を超える年が続き、日数は増えています。この資料だけでは、東京湾全体の環境がよくなったかどうかまでは判断できません。

青潮は、酸素をほとんど含まない青白い水面が海岸から沖にかけて広がる現象で、東京湾では春から秋に多い[3]。

では栄養の負荷を減らせば問題は解消するのか。環境省は、陸域からの汚濁負荷量は着実に減少しているものの、赤潮や貧酸素水塊など富栄養化に伴う問題は依然発生していると述べる[5]。東京都内湾でも、全窒素は平成13〜17年度に顕著に減少し、その後は緩やかな減少が続いたが令和4年度以降は増加傾向、全りんは平成13年度から横ばいである。ただしこれは環境基準点3地点の平均であり、東京湾全体の傾向とは限らない[1]。

赤潮は令和6年度まで、発生回数が20回超の年が続き、日数も増えている。総量削減の効果は、この資料だけでは評価できない。

自分でも しらべて みたく なったら

自分でも調べてみたくなったら

自分でも調べてみたくなったら

きょう できること

海や 川、池に 出かける ことが あったら、水の 色を 見て みましょう。水には 近づきすぎず、はしから 見るだけです。茶色、みどり、にごり、いろいろ あるかも しれません。

見つけた 色と、天気、そのころの あつさを、ノートに かいて おきます。水の 色だけでは、赤しおかどうかは 分かりません。「赤しおは 赤い」と 思いこんで いた 自分と くらべると、おもしろく なります。

水の色を観察する

海や川、池に出かけたら、水の色と透明度の見え方を、天気や気温といっしょに書き留めてみましょう。水には近づきすぎず、歩道や岸から見るだけにします。

家で、水の見え方をくらべる

透明なコップに水道水を入れ、白い紙の上と、窓ぎわとで、見え方をくらべてみましょう。光の当たり方で、水の色や透け方が変わって見えます。これは赤潮の再現ではありません。水の色だけでは赤潮かどうか分からない、ということを体で確かめる観察です。

公開されている記録を見る

東京都環境局は、赤潮や貧酸素水塊の調査報告書を公開しています。「令和6年度 東京湾調査結果報告書」を探すと、赤潮の回数や、代表的なプランクトンの写真、色の記録が見られます。

原典にあたる

東京都環境局の「令和6年度 東京湾調査結果報告書」(出典[1])は、赤潮・貧酸素水塊の調査結果をまとめた公的な報告書で、優占種ごとの観測例(色相・透明度)や、年ごとの出現状況が載っている。調査主体や地点、数え方が違うと数字が比べられない点(第2章・第4章)を意識して読むと、資料の読み方が身につく。

自分の目で

水辺で水の色と透明度を、天気・気温とあわせて記録する。水には近づかず、岸から見るだけにとどめる。数回続ければ、報告書の色相の記録と、自分の観察を見比べる材料になる。

家では、透明なコップの水を白い紙の上と窓ぎわに置き、光の当たり方による見え方の違いを見る方法もある。赤潮の再現ではなく、色の見え方は条件で変わり、色だけでは赤潮と判定できないことを確かめるための観察である。

しらべた もとの じょうほう

参考にした情報源

参考にした情報源と、その使い方

本文の参照番号は、下のリストの番号に対応します。数字は東京都内湾などそれぞれの資料の数え方によるもので、東京湾全体の値とは限りません。

  1. 東京都環境局「令和6年度 東京湾調査結果報告書(赤潮・貧酸素水塊調査)」 https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kankyo/red-tide-report-2024_pdf (赤潮の回数・色・優占種・調査・貧酸素)
  2. 鎌滝裕文「1975〜2003年度に東京湾と相模湾で発生した赤潮」神奈川県 https://www.pref.kanagawa.jp/documents/11499/500204.pdf (過去の件数と種類の割合。東京都とは数え方が違う)
  3. 千葉県「東京湾水質監視 用語解説」 https://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/kasentou/toukyouwan/kanshi-yougokaisetsu.html (富栄養化・貧酸素水塊・青潮の説明)
  4. 千葉市「赤潮・青潮の発生について」 https://www.city.chiba.jp/kankyo/kankyohozen/kankyokisei/akashio_aoshio.html (水の出入りが少ない湾と夏の赤潮)
  5. 環境省「第9次水質総量削減の意見募集」 https://www.env.go.jp/press/109082.html (汚濁負荷の減少と、残る富栄養化の問題)

なおした ところ

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