#天気・気象
天気や空の変化についての「気になる」を集めました。雨や雲、風のお話です。
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おなじ しおの みずうみなのに、とれる ものが ちがうのは なぜ?
ウユニ塩湖はリチウム、死海はカリや臭素。どちらも天日の池で塩を順番に沈めて分けるのに、片方は高地と雨、片方は砂漠の暑さと、事情がちがうといわれます。水の中身と気候が取り出し方を決める筋道が分かります。
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かさの ほねは、かぜで まがっても、どうして もどるの?
傘の骨の材料には、ガラスの細い繊維を樹脂で固めたものがある。割れやすいはずのガラスが、なぜ風で裏返っても戻れる骨になるのか。金属の骨との違いと、骨の本数と風への強さの関係が分かります。
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おなじ へやなのに、ぬれる まどと ぬれない まどが あるのは どうして?
室温20℃・湿度60%、外が0℃という計算例では、1枚ガラスの窓の室内側は6.0℃、Low-E複層ガラスは15.5℃。同じ部屋の空気なのに、前者は濡れて後者は濡れません。窓の水の出どころと、冬の朝に目にしやすい理由、ガラスのちがいが分かります。
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同じ スピードでも、氷の 道では どれだけ 止まりにくいの?
時速40kmの急ブレーキで、乾いた道は約8m、氷の上は約80m。同じ車なのに、なぜ約10倍もちがうのか。止まる距離を決めるタイヤと路面の「つかむ力」と、速さを半分にすると距離が4分の1になる理由が分かります。
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雨の日の みちの にじは、あぶらの 色じゃ ないの?
雨の日の路面の虹色は、油そのものの色ではないとされる。しかも虹色に見えるのは、膜の厚さがごく限られたときだけ。色のない油がなぜ色づき、薄すぎても厚すぎても虹が消えるのはなぜか、フランクリンの池の話とあわせて分かります。
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くるくる まわる たね、けで ゆっくり おちる たね、かみひこうきの ような たね
カエデの種が回りながら落ちるとき、翼の上にできる小さな渦は、空中で止まる昆虫や鳥の飛行にもかかわると報告されています。では、タンポポやハネフクベの種はどう飛ぶのでしょうか。種の飛び方のちがいと、種を手本にした砂つぶ大の飛行体が分かります。
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風が ない 日にも、海に 波が 来るのは どうして?
風のない浜にも、大きな波が寄せる日がある。気象庁は、高いうねりが数千kmも離れた場所で観測されることがあると説明する。遠くの嵐の波はなぜ届くのか。台風より先に来る土用波、岸で波が立ち上がるわけ、風向きで変わる波の面から、サーフィンの波と天気のつながりが分かる。
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図書館の 書庫は、どうして わざと 暗いの?
国立国会図書館の書庫は、わざと暗く保たれている。本を読みやすくするより、100年先に残すことを優先しているからだ。光・湿気・虫・紙の弱さに、どんな工夫で向き合っているのかが分かる。
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西へ 進みたい 波が、風に 止められる ── ロスビー波と 天気
2003年夏、北欧の上空に現れた偏西風の蛇行が数日後に日本へ届き、冷夏の要因の一つになったと説明されている。西へ進みたい波が風に止められ、止まったまま力だけが東へ伝わるロスビー波のしくみと、海にある仲間の波を、気象庁やNOAAなどの資料から紹介する。
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すなは どこで うまれて、どこまで たびを するの?
日本に届く黄砂の粒は、直径0.004mmほどのところに山がある。東アジアで舞い上がった粒が太平洋を渡り、北米やグリーンランドまで運ばれたという報告もある。そんなに細かい砂はどこで生まれ、どう旅をするのか。海に降ると、植物プランクトンの鉄分にもなる話までが分かる。
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さんせいうで、もりの きは かれて しまうの?
日本では毎年、森の木を見に行く調査が続いている。これまでの報告では、酸性雨などが原因とみられる森の衰えは確認されていない。では、雨は木にどう届くのか。調査で分かったことと、まだ分からないことが分かります。
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雨や 風を はかる アメダスの なまえには、どうして「あつめる」が 入って いるの?
アメダスの英語名には「観測」ではなく「収集」の語が入っている。人がいなくても雨や気温を測り、10分ごとに全国のデータが気象庁へ集まるまでが分かります。
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あきは どうして あめが つづくの?
梅雨より秋の雨のほうが多い地域がある、という報告があります(1956〜60年ごろの統計)。夏の晴れのあと、なぜ秋に長雨が居すわるのでしょうか。前線が動かなくなる理由、台風が雨を強める経路、雨のあとに来る秋晴れの周期が分かります。
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きりと もやは、なにが ちがうの? 1キロ さきまで 見えなく なったら きり
同じ細かい水の粒なのに、「1キロ先が見えるか」だけで霧ともやに分かれる。霧は「地面に接した雲」と説明され、霞は天気予報では使われない言葉。では、見通しの距離で名前を分ける意味は何か。気象庁と世界気象機関の資料で、その線引きが分かります。
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夕日が 赤いのは、青が にげて いくから?
夕日の赤は、赤が足された色ではなく、青が途中で横へ逃げて残った色だと説明されます。昼の青空と同じ現象の裏表で、火星では夕日のまわりが青く写ります。なぜ逆になるのかが分かります。
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ゆきの まえの「ゆきの におい」は、なんの におい?
雨のにおいには名前も物質もあるのに、雪が降る前の「雪のにおい」には、においの元になる物質がはっきりしていない。嗅覚の科学者は、鼻で感じる冷たさが混ざった体験だと説明する。どこまでが説明で、何が未確認かが分かる。
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つめたい コップの そとがわに、みずは どこから きたの?
冷たいコップの外側の水は、中身がしみ出したのではなく、空気の中にいた水蒸気が姿を変えたもの。しかも水滴が出始める温度は、同じ20℃の部屋でも日によって違うことがある(教材の例では15℃の日も18℃の日も)。なぜなのか、窓の結露や雲とどうつながるのかが分かります。
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雲のない 空から、氷が ふる? 南極では 年に 316日も
雲のない晴れた空から、氷の小さな粒が降ってくる。雪でも霧でもないダイヤモンドダストは、どこで線が引かれ、どんな朝に見られ、南極ではなぜ年に316日ほどもできるとされるのか。気象庁などの資料から分かります。
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おにぎりが かたく なる おこめと、ならない おこめが あるのは どうして?
同じ品種の米でも、冷害の年と猛暑の年でアミロースの値が4倍あまり違った例がある。冷めると硬くなる米と、なりにくい米を分けるデンプンの割合と、実る年の暑さが分かります。
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赤しおなのに、海の 色は ちゃいろ?
東京都の記録では、2024年度の赤潮の代表例の水の色は、赤ではなく茶色でした。赤くないのになぜ赤潮と呼ぶのか。数日で消える赤潮を、どう見つけるのか。海の上は酸素たっぷりなのに、底が酸欠になるのはなぜか。東京都や千葉県の資料から分かります。
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ニュースの「へいねん」は、いつの ふつうなの?
「平年より高い」の平年は、昔から決まった普通ではなく、10年ごとに取り替わる30年平均です。なぜ30年で、なぜ10年ごとなのか。観測所が引っ越したら値はどう直すのか。気象庁の資料から分かります。
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立春は まだ さむいのに、どうして「春」なの?
2026年の立春は2月4日の午前5時2分。まだ真冬の寒さなのに、なぜ「春」なのか。二十四節気が気温ではなく太陽の位置で決まること、決め方が時間の等分から角度の等分へ変わったこと、日本で雑節が加わったことが分かります。
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川の 水の たかさは、どこから はかるの? ── 見えない「ゼロ」の ひみつ
ニュースの「水位5メートル」は、川が5メートル深いという意味ではない。水位は、川ごとに決めた見えない「ゼロ」からの高さだ。そのゼロの決め方、水面を読む3つの仕組み、ふだんは眠る小さな水位計の工夫が分かる。
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きりを みずに して いきる しょくぶつって、いるの?
チリのアタカマ砂漠には、霧の水だけで生きているとされる植物がいる。葉の毛は水を吸うだけでなく、乾くと逃がさない。その工夫と、有名な甲虫説の見直し、霧集めネットまでが分かる。
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木の 年輪は どうして できるの? ふとるのは 外がわだけ
木は真ん中からふくらむのではなく、外側だけが太っている。では、切り株の縞はなぜ1年に1本できるのか。縞の幅は天気を覚えていて、並びを重ねると古い柱を切った年まで分かる。ヒノキの標準パターンは約3000年分。その理由が分かる。
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ゆきが つもると、どうして しずかに なるの?
新雪は体積の9割ほどが空気。雨は音を立てて落ちるのに、雪は降るときも積もったあとも静かなのはなぜか。すき間に入った音がどうなるのか、高い音から消えるのか、固まった雪では何が変わるのかを、音響の解説と論文からたどる。
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ゆきの けっしょうは、どうして ろっかっけいなの?
五角形や七角形の雪の絵はあっても、降ってくる雪の結晶は六角形。水蒸気から直接できる雪が、温度と水蒸気の量で板や針に分かれ、6本の枝までそっくりになるわけを整理する。
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しもばしらは、じめんの どこから のびて くるの?
霜柱の氷は、空から降ったものではありません。印をつけて確かめたという研究の紹介、赤土で立ち砂や粘土では立たない理由、凍上とのつながりを、辞典や大学の資料からたどります。
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梅雨は、どうして 長い あいだ 雨が ふりつづくの?
関東甲信の梅雨は平年で約6週間。天気図の上では、晴れと雨の境目の線が、その間ほとんど同じあたりにとどまる。北と南の空気の力が引き分けだからと説明され、その背景に遠いチベット高原が関わるとする説明もある。1993年の梅雨明けなしにも触れながら、気象庁などの資料でたどる。
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にじは ほんとうは、どんな かたちを して いるの?
虹の根元まで歩いていってもたどり着けないのは、虹が自分の頭の影を中心にした丸い輪だから。ふだんは地面が下半分を隠している。太陽の高さで弧の大きさが変わるわけと、飛行機やドローンから輪の全体が見えることを、気象光学の資料でたどる。
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観天望気って なに? ゆうやけの つぎの 日は、ほんとうに はれるの?
「夕焼けの翌日は晴れ」「ツバメが低く飛ぶと雨」。空や生きものから天気を読む言い伝えは、どこまで当たるのか。理由と、当たりやすい季節・場所の条件をたどります。
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ふゆの いきは、どうして しろく 見えるの?
冬に息が白く見えるのは、見えない水蒸気が冷えて小さな水の粒になるから。雲や霧と同じ仕組み、気温と湿度の関係、氷点下の冷蔵倉庫で白くならない話までたどる。
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ピカッと 光る かみなりは、上から? 下から?
ピカッと光る稲光の一番明るい部分は、雲から落ちるのではなく地面から雲へ駆け上がっている。雲の中で電気が分かれる仕組みと、光と音の秒数から距離を知る方法をたどる。
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オーロラは どうして 緑や 赤に 見えるの? 高さと 色の ひみつ
同じ酸素が出す光なのに、オーロラの緑と赤は高さがちがう。光るまでの待ち時間と空気の濃さから、色の順番と、北海道で見える赤い光の理由をたどる。
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たんぽぽの わたげは、すきまだらけなのに どうして とおくまで とべるの?
たんぽぽの綿毛(冠毛)は、すき間だらけなのに、同じ面積の詰まった円盤より4倍以上の抗力を生むと報告されている。冠毛の後ろに浮かぶ空気の輪(分離渦輪)と、湿ると閉じて飛び出しにくくなる工夫を、論文の要旨や大学の資料からたどる。
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ぴかっと 光って、3びょう あとに ごろごろ。その 3びょうは なに?
雷が光ってから音が届くまでの数秒は、光と音の約88万倍の速さの差から生まれる。秒数から距離を見積もる方法と、その数字が目安にすぎない理由を、資料でたどる。
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つららは どうして、さきが とがるの?
氷なのに、伸びるあいだは水が流れ続けている。つららが先細りに伸びるしくみと、水道水でできる波模様のなぞを、資料からたどる。
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木星の しまは、どうして いつも よこに ならぶの?
木星の縞はなぜいつも横に並ぶのか。縞のあいだを吹く東西の風、10時間弱で回る自転、探査機ジュノーが重力から探った風の深さ、単純ではなかった上昇気流の話をたどる。
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ひょうと あられは、なにが ちがうの?
同じ空から降る氷の粒が、直径5mmを境に「あられ」と「ひょう」に呼び分けられる。暖かい日にも氷ができる理由、雲の中で粒が育つ道すじ、ひょうの断面の層、予報での扱いのちがいを、気象庁などの資料でたどる。
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台風は どこで 生まれて、どこへ 行くの?
いちばんあたたかい赤道では、台風は生まれないといわれます。積乱雲の集まりが渦になって育つ様子と、春・夏・9月以降で変わる進路を、気象庁などの資料でたどります。
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オゾンホールは、いま どうなって いるの?
2025年の南極オゾンホールは、最近10年の平均ほどの大きさだった。フロンの発見から議定書、回復が2060年代とゆっくりな理由、代わりのフロンの宿題までを、資料をつき合わせてたどる。
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雨は どうして ある きせつに あつまって ふるの?
南アジアでは、1年の雨の4分の3ほどが6〜9月に集中するといわれる。名前の意味は「雨」ではなく「季節」。陸と海の温まり方のちがいが夏と冬で逆になる仕組みと、日本の梅雨・冬の雪とのつながりを、気象庁などの資料で調べた。
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台風の とき、うみの 水は どうして 高く なるの?
台風のとき、海の水はなぜ高くなるのか。気圧が下がる「吸い上げ」と、風が水を岸に寄せる「吹き寄せ」に、満潮や湾の形が重なる。満潮を外れていたのに湾の奥で記録的な潮位になった伊勢湾台風をたどる。
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さくらが さいた日は、だれが どうやって きめるの?
「桜が開花しました」は、誰がどうやって決めているのか。気象庁が標本木の花を目で数える決まりと、1953年から開花日が10年で約1.1日早まっていること、2021年に観測が減っても桜が残った理由を調べた。
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なんきょくの 氷の 中の あわは、どれくらい むかしの 空気なの?
南極の氷の中の泡は、氷と「同い年」ではない。泡の空気は、周りの氷より新しい。それはなぜか。72万年・80万年の記録と、いま分析を待つ120万年より古い氷から、その意味が分かる。
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ひまわりは どうして「とうけい 140ど」に いるの?
衛星の高さは物理法則で決まる。でも「東経140度」は、物理では決まらなかった。ひまわりが赤道上空のこの場所にいる理由には、1978年の国どうしの話し合いがある。
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雨雲は、どうやって 見つけて いるの?
雨雲は目で見ているのではなく、電波のこだまで読んでいる。富士山頂のレーダー、風車がつくる「にせの雨」、雨量計と合体させた雨の地図(解析雨量)までをたどる。
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地球の 反対がわの 海が あたたかいと、日本の 魚の えさは どうなるの?
地球の反対側、南米沖の海が温まると、日本の養殖魚のえさ代が動くことがある。日本の近くの海にはすぐ届かないエルニーニョが、ペルーのイワシと魚粉、熱帯のカツオ漁場を通って届く道すじをたどる。
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おもい コンドルは、なぜ はばたかずに 5時間も とべるの?
体重が最大約15kgになるコンドルが、5時間一度も羽ばたかずに約172km飛んだ。上昇気流に乗って高さを稼ぎ、滑って次へ渡る飛び方と、その難所をたどる。
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星は どうして チカチカ して 見えるの? ── 空気からの たより
星がチカチカするのは、星ではなく空気のゆれのせい。300年前のニュートンの嘆きから、山や宇宙、レーザーの人工の星、風の言い伝え、高校生の北極星の測定までをたどります。
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木星の 赤い うずは、土星の 六角形と おなじ「なみ」なの?
土星の六角形は風の「波」と考えられている。では木星の大赤斑も波なのか。1976年には実際に波説があった。今は反対向きのジェット気流にはさまれた渦と見られ、深さは約300〜500km。縮みながら90日で伸び縮みし、「300年以上」の紹介にも疑いが出ている。
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「暑さ指数」は、気温と なにが ちがうの?
熱中症の注意情報は、2020年の夏まで最高気温だけで決めていた。2021年から替わった暑さ指数は、3本の温度計を7・2・1で混ぜた別の物差しで、アメリカの新兵訓練所で生まれた。25・28・31・33・35という数字と、公表値の多くが計算による推定であることまで、公的機関の資料で確かめる。
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山の うえから、どうして さきに いろづくの?
山の紅葉は、頂上から麓へ順に下りてくる。高いと寒いのは太陽との距離のせいではなく、上昇する空気のふくらみで説明される。100mの高さの差を、東京の平年値で「約2〜3日ぶんの冷え込み」に置きかえる試算をして、下り方が一定でない理由も調べた。
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飛行機の じかんは、いきと かえりで ちがうの?
2020年、ニューヨークからロンドンへ4時間56分。飛行機自身の速さは約909km/hなのに、地面から見た最大は約1,328km/h。差を足したのは上空の西風だった。行きと帰りの飛行時間の差、西風の正体(温度差と自転)、冬の日本上空の強風、1924年に気球で測った人までをたどる。
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ドアノブで ぱちっと いたいのは なぜ? ── せいでんきの ひみつ
冬のドアノブでパチッと痛い静電気。痛みが続くのは百万分の1秒以内。歩くだけで電気がたまるしくみ、湿度で電圧が約23倍ちがう理由、暖房した部屋が乾く計算、靴底による感じ方の差、雷との共通点、そして「こすると電気が移る」しくみに残る謎までをたどる。
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あきの あさは、どうして ひんやり するの?
東京の平年値では、9月1日の25.7℃から10月31日の15.3℃まで、気温は毎日約0.17℃ずつ、階段なしに下がる。太陽の高さ、夏の熱を残す地面と海、晴れた夜の放射冷却という3つの手がかりで、秋の涼しさの正体を確かめる。
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うみによって、しょっぱさが ちがうのは どうして?
紅海は蒸発が雨の34倍という「引き算」だけでこくなり、地中海は大西洋との出入りで保たれ、バルト海は川に囲まれて世界平均よりずっとうすい。出口のない死海は海水のおよそ9.6倍の濃さだった。
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きゅうこんや くさばなは、ふゆを どう すごすの? はなが できる ひみつ
秋に植えたチューリップの球根、枯れて種だけを残す一年草、地上部だけ枯れる多年草。同じ庭で起きる3通りの冬ごしと、寒さが花のスイッチになるしくみ、秋に葉なしで咲くヒガンバナの意外な共通点をたどります。
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あかとんぼは、なぜ あきに よく みるの? やまと いろの ひみつ
赤とんぼが秋に増えたように見えるのは、実は個体数が増えたわけではない。初夏に田んぼで生まれた成虫は暑さを逃れて山へ移り、涼しくなるまで産卵を待ち、秋雨前線とともに大群で下りてくる。体が黄色から赤へ変わる、色素の酸化還元のふしぎも。
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あせは、どうして からだを ひやすの? しっけと ねっちゅうしょう
夏の散歩で、犬は息をはあはあさせ、人は肌から汗を出す。汗は乾かないと体を冷やさない。この一点から、湿度、汗の塩辛さ、熱中症の体の中、夜の暑さ、暑さ指数、「酷暑日」の名前まで、環境省・厚生労働省・消防庁・気象庁の資料と研究でたどる。
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木の したは、どうして すずしいの?
東京・表参道の路面は、日なたで約44℃、街路樹の日陰で約29℃と、約15℃の差があった。木は何をして、街を冷やすのか。日陰、葉から水が出ていく蒸散、気温の下がり方を、環境省や気象庁の資料と研究論文でたどる。
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あきの 空は、どうして はれたり ふったり するの? 雲と 雨の ひみつ
気象庁は10月を「晴れる日が多い」と書くのに、東京の月降水量の平年値は10月が最大。雲のでき方、雨粒が雲のつぶ100万個ぶんになるわけ、氷を通る雨とぶつかって育つ雨、秋雨前線と移動性高気圧、虹の条件、東京・ロンドン・シンガポールの雨のちがいをたどります。
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くだものの ねだんは、どうして かわるの? バナナは かわらなかったのに
東京の値札の表では、バナナは55年ほとんど値上がりせず、みかんとりんごは4〜5倍になった。量、天気、木のリズム、作り直せない時間、輸入の道すじから、果物の値段が動くしくみをたどります。
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たいふうの ちずに ある まるい わは、なに? たいふうの うまれかたと すすみかた
天気予報の台風の地図にある丸い円は、台風の大きさではない。9月23日に生まれた台風26号(名前は「スリゲ」)を手がかりに、台風の生まれ方、日本に近づきやすいわけ、目のしくみ、風と雨の強さ、円の読み方をたどります。
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とおい 島の 山が、せかいの 天気を かえた ── 「夏の ない 年」の はなし
1816年の夏、アメリカ東部では6月に雪が降り、ヨーロッパでは記録的な冷夏と食料危機が起きた。その原因は、前年4月にインドネシアで起きた、史上最大級の火山噴火だった。世界の反対側の出来事が、なぜ地球全体の天気を変えてしまったのか。そしてこの異常な夏から、いまも読み継がれる1冊の小説が生まれている。
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あめが ふる まえの、あの におい の しょうたい
雨が降り出す前に感じる、あの独特な土や緑のにおい。「ペトリコール」という名前がついたのは1964年のこと。ゲオスミンという物質を作る放線菌、雷が生むオゾン、乾いた大地に染み込んだ植物の油、そして2015年にMITが解明した雨粒とエアロゾルの仕組みまでをたどる。インド・カンナウジで何千年も前からこのにおいを香水に閉じ込めてきた職人の話も。
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にじは、なぜ できるの?
虹の正体は、無数の雨粒の中で光が屈折・反射してできる色の帯だ。1637年、デカルトは水を満たしたフラスコを使い、虹が太陽と反対側の42度の位置に見えることを数学的に計算し実験でも確かめたが、色が生じる理由については誤った説明にとどまった。その謎を解いたのはニュートンのプリズム実験だった。虹には決して近づけない理由までをたどった。
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雲は、なぜ 空に うかんで いるの?
見上げると、空に白い雲がぽっかりと浮かんでいる。その正体は、水蒸気ではなく、水や氷の小さな粒の集まりだ。重力があるのに落ちてこないわけと、19世紀初めにイギリスの製薬会社技術者が趣味で考えたラテン語の分類法、十種雲形という国際的なルール、うろこ雲・ひつじ雲といった日本語の俗称、そして世界各地でも似た雲が魚や羊にたとえられているという共通の見立て方までをたどった。
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アホウドリは、どうして つかれずに とべるの? ── 心ぞうの うごきから
アホウドリは、ほとんど羽ばたかずに数千キロを飛ぶ。心拍計をつけて調べると、飛行中の心拍数は休んでいるときとほとんど同じだった。風速差を利用するダイナミックソアリング、翼を固定する肩の腱、わずかな羽ばたきが大きなエネルギーを占める不均衡をたどる。
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大雨は どうして ふるの?「へいねんの 3ばい」って なに?
2026年8月の千葉豪雨で、千葉市の24時間降水量は8月の平年の3倍を超えた。「平年の◯倍」は何と比べた数字か。線状降水帯のできかた、増えている大雨、予報の限界、警戒レベルの読み方を、気象庁と内閣府の資料でたどりました。
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雷は なんで 光ってから、音が おくれて くるの?
雷が光ってから、ゴロゴロという音が聞こえるまでには時間差がある。雲の中で何が起きて雷が発生するのか、放電路がなぜ太陽より熱くなるのか、光と音の速さの違い、そして雷までの距離を計算する方法まで。
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どせいの くもは、なんで ろっかくの かたちなの?
土星の北極には、雲が正六角形のような形にならぶ、太陽系でもめずらしい場所がある。この形の正体は何なのか、なぜ40年以上も同じ形を保っているのか、地球の台風や偏西風とはどこが違うのか。そして2026年9月に発表されたばかりの、南極の「十角形」の新発見まで。