1. こおりが はる 池で、いきは できるの?
1. 息つぎに出ない冬 ── 水中で過ごすカエル
1. 水中で冬を越すアカガエル科は、5℃以下なら皮膚のガス交換で足りる
つめたい 水の 中では、カエルの からだは ゆっくりに なります。すると、いきに ひつような 酸素も、あまり いらなく なる、と かんがえられて います。研究者の まとめでは、水の つめたさが 5℃ いかの ときは、皮膚から とる 酸素だけで たりる、と されて います[1]。
ただし、いつでも だいじょうぶ、なのでは ありません。水が こおったり、水の 中の 酸素が ほとんど なくなったり すると、たすからない ことも あります。それに、ぜんぶの カエルが 水の 中で ふゆを こす わけでも ありません。土に もぐる カエルも います。
それにしても、「皮膚で いきを する」とは、なにを して いるのでしょう。
北アメリカのアカガエルのなかまには、冬のあいだ、水にもぐったまま過ごす種がいます。水温が5℃以下のとき、こうしたカエルは、皮膚を通した気体のやりとりだけで、十分な酸素を得られる、と総説は述べています[1]。水面へ息つぎに出なくてよい、ということです。
冷たい水では、カエルの体の動きがゆっくりになり、必要な酸素が減ることが背景にあると考えられます。ただし、条件つきの話です。水が凍ったり、水の中の酸素がほとんどなくなったりすると、冬のあいだに死んでしまうことがあり、その割合が100%に達することもある、とされています。すべてのカエルが水中で冬を越すわけでもなく、土にもぐる種もいます。
息つぎなしで足りるとは、皮膚では何が起きているのでしょうか。
Tattersall と Ultsch の総説(2008)は、冷温帯で水中越冬するアカガエル科のカエルが、5℃以下では、周囲の酸素分圧がかなり広い範囲で変わっても、水中にもぐったまま皮膚のガス交換で十分な酸素を得られると述べる[1]。息つぎのために水面へ出る必要がない。低温で代謝が下がり、必要な酸素が減ることが背景にあると考えられる。
ただし条件つきの結果だ。同じ総説によれば、越冬中の死亡の原因は凍結や水中の無酸素で、死亡率が100%に達することもある[1]。また北アメリカの種を中心にした総説なので、日本の種にそのまま当てはめることはできない。すべてのカエルが水中で越冬するわけでもなく、土にもぐる種もいる。
皮膚だけで足りるとは、皮膚で何が起きているのか。まず皮膚のつくりから見る。
2. 皮膚で どうやって いきを するの?
2. 皮膚呼吸のしくみ、ぬれた薄い皮膚に酸素が溶けて通る
2. 酸素がぬれた皮膚を通るしくみ(粘液の膜に溶けて、拡散する)
カエルや サンショウウオの 皮膚は、うすくて、いつも ぬるぬる ぬれて います[2]。この ぬれた 皮膚に、まわりの 酸素が とけて、血の 中へ はいって いきます[3]。だから 皮膚は、ぬれて いなければ なりません。かわくと、いきが しにくく なって、あぶないのです[3]。
カエルは、皮膚で 「すって」いるのでは ありません。酸素は、こい ほうから うすい ほうへ、ひとりでに ひろがって いきます[4]。水に 1てき おとした インクが、ひとりでに ひろがって いくのと にて います。ただし 本当は、酸素は 目に 見えません。それに、ひろがる はやさは、空気の 中と 水の 中では、大きく ちがいます。
では、水の 中の 酸素は、どのくらい あるのでしょう。
両生類の皮膚は、粘液を出す腺(粘液腺)のおかげで、いつもぬれています。この薄くてぬれた皮膚を通して、酸素を取りこみ、二酸化炭素を出しています[2]。
しくみはこうです。まわりの酸素は、まず皮膚の表面の水の膜に溶けます。そこから皮膚の中の血管に入り、血液にのって体じゅうへ運ばれます[3]。ぬれた皮膚は、酸素が溶けて通り抜ける「水の道」になっているのです。皮膚が乾くと、この道が使えなくなり、両生類は命にかかわります[3]。
大事なのは、カエルが自分で「吸いこんで」いるわけではない点です。酸素は、濃いほうから薄いほうへ、自然に広がる動き(拡散)で動きます。肺のないサンショウウオを調べた研究では、まわりの酸素が少なくなると、皮膚から取りこむ酸素も減りました[4]。水に1滴たらしたインクが、ひとりでに広がっていくのに似ています。ただし本当は、酸素は目に見えませんし、広がる速さも、空気の中と水の中ではだいぶ違います。
水の中の酸素は、どのくらいあるのでしょうか。
両生類の皮膚は、粘液腺から出る粘液でつねにぬれており、この薄く透過性の高い皮膚を通して酸素と二酸化炭素をやりとりできる[2]。酸素はまず皮膚表面の水の膜に溶け、そこから血液へ移る。日本の中高一貫校の理科記事も、ぬれた皮膚に酸素を溶かして血流にのせるしくみを説明し、皮膚が乾くことは両生類にとって死につながるとしている[3]。
ここで働いているのは、カエル自身の「吸う」動作ではない。Gatz(1982)の要旨は、皮膚を通るO₂とCO₂の移動が、おもに拡散によって制限される(拡散律速)と述べる。肺のないサンショウウオ Desmognathus fuscus では、環境が低酸素になると酸素の取りこみが減った[4]。皮膚のすぐ外側に、酸素の濃い水があるかどうかが効いてくる。
次に、その「水」の側を見る。
3. 水の 中は、いきが しにくい ところなの?
3. 水の中は酸素が少ない ── 体をゆするオオサンショウウオ
3. 水中の酸素の少なさと、皮膚まわりの水の入れかえ(オオサンショウウオ、チチカカミズガエル)
水の 中は、空気の 中より、酸素が ずっと すくない ところです。水に とけて いる 酸素は、空気の 30ぶんの1から 40ぶんの1ぐらい しか ありません[5]。しかも、うごかない 水の 中では、酸素が ひろがるのが とても おそく、水面から 6メートルの ふかさまで とどくのに、6ねんも かかる、と いう 資料が あります[5]。
だから、皮膚で いきを する どうぶつは、まわりの 水を かえる くふうを します。オオサンショウウオは、体を 左右に ゆすって、皮膚の まわりの 水を あたらしい 水に かえて いる、と 説明されて います[6]。しわの ある 皮膚で、酸素を とる ところも ひろげて います。ときどき、はなだけを 水の 上に 出して、空気も すう、と いう 水ぞくかんの 説明も あります[8]。
とても たかい ところに ある つめたい 湖に すむ、チチカカミズガエルは、体を 上下に ゆらして、皮膚に 水を あてます[9]。
では、肺は、なんの ために あるのでしょう。
水の中は、空気にくらべて、酸素がずっと少ない場所です。空気には体積の約21%の酸素がありますが、水に溶けている酸素は、水温20〜30℃で、空気の30分の1〜40分の1ほどしかありません[5]。冷たい水ほど溶ける量は増え、0℃の水には30℃の水の約2倍溶けます。
そのうえ、静かな水の中では、酸素が広がるのがとても遅いのです。水産分野の技術資料には、動かない水では、水面から深さ6メートルまで酸素が届くのに約6年かかる、とあります。自然の水の酸素は、ほとんどが水のかき混ぜによって運ばれます[5]。
だから皮膚呼吸の動物には、まわりの水を入れかえる工夫があります。日本のオオサンショウウオ(特別天然記念物)は、冷たく流れの速い山の川にすみ、皮膚のしわで表面積を広げています。体を左右にゆすって、皮膚のまわりの酸素が減った水を新しい水に入れかえている、と説明されています[6]。呼吸は主に皮膚で行われるという大学の解説があり[7]、水族館は、大人は約20分に1回、鼻だけを水面に出して空気も取ると紹介しています[8]。
標高3812メートルの冷たい湖にすむチチカカミズガエルも、ひだの多い皮膚で酸素を取り、酸素が少ない水では体を上下にゆする「ボビング」をして、皮膚に水を当てます[9]。
皮膚がこれほど働くのなら、肺は何のためにあるのでしょうか。
皮膚呼吸が水中で成り立つには、水に十分な酸素が要る。空気は体積の約20.9%が酸素だが、空気で飽和した淡水が30℃で1 Lに溶かしている酸素は約5.3 mLにすぎない[5]。20℃の飽和値9.08 mg/Lを、酸素1 Lを約1.429 g(0℃・1気圧の密度)として書き手が換算すると約6.4 mL/Lで、空気(約209 mL/L)の約33分の1になる。換算の条件をそろえていない概算なので、「30分の1前後」くらいに受けとめてほしい。水温が低いほど溶ける量は増え、0℃で14.6 mg/L、30℃で7.54 mg/Lと、約2倍の差がある。
水中では、酸素の広がりも遅い。FAOの技術資料は、静かな水では水面から深さ6 mまで拡散だけで酸素が届くのに約6年かかるとし、自然の水の酸素はほとんどが水の撹拌で供給されると述べる[5]。流れの乏しい水では、皮膚のまわりの酸素が使われても補充が遅い。
この条件下で、皮膚呼吸に頼る動物は、皮膚まわりの水を入れかえている。日本のオオサンショウウオ(Andrias japonicus、全長約1.5 m)は、冷たく流れの速い山の川にすみ、皮膚のしわが表面積を広げ、皮膚のすぐ下の毛細血管でガス交換をする。体を左右にゆすり、酸素の減った水を皮膚から遠ざけると、Animal Diversity Web は説明する[6]。呼吸は主に皮膚を通して行われるとする大学の解説がある[7]一方、京都水族館は、大人は肺呼吸と皮膚呼吸をおこない、約20分に1回、鼻だけを水面に出して空気を取ると書く[8]。肺のはたらきの大きさは、資料で書き方が分かれる。
チチカカミズガエル(Telmatobius culeus)は、標高3812 mの冷たい湖にすみ、皮膚に大きなひだがあって、毛細血管が皮膚の外側の層まで入りこんでいる。酸素の少ない水では、水を皮膚に当てるために体を上下にゆする「ボビング」をし、水面に出られるときは小さな肺も使う。1976年の論文の要旨にある内容だ[9]。
皮膚がここまで働くなら、肺はどの場面で使われるのか。
5. 肺の ない どうぶつは、いるの?
5. 肺のない両生類 ── 2008年の報告と、2024年の撤回
5. 肺のない両生類(サンショウウオ科の多数派と、ボルネオヒラタガエルの撤回)
サンショウウオの なかまには、肺の ない ものが たくさん います。世界の サンショウウオの 6わりぐらいが、肺の ない なかまです[13]。
カエルでは、2008ねんに、ボルネオとうの カエルが 「せかいで はじめて、肺の ない カエル」と ほうこくされました。ところが 2024ねんに、けんきゅうしゃが もとの どうぶつを、体の 中を うつす CTスキャンと いう きかいで しらべると、ちいさな 肺が ありました。むかしの ろんぶんは、とりさげられました[15]。体の 中の ちぢんだ ぶぶんは、からだを ひらいて しらべる だけでは、みおとす ことが ある、と わかったからです。
「ない」と たしかめるのは、むずかしい ことなのです。
肺のない両生類は、めずらしくありません。サンショウウオのなかまには、肺を持たない種がたくさんいて、あるデータベース(AmphibiaWeb)では、その仲間は523種、世界のサンショウウオの約6割にあたります。すべて皮膚を中心に呼吸しています[13]。
この肺は、はじめからないわけではありません。卵の中の胚のころには、肺のもとになる組織がいったんできるのに、ふ化する前に消えてしまう、という研究があります[14]。
カエルでも、「肺のないカエル」が話題になりました。2008年、ボルネオ島のボルネオヒラタガエル(Barbourula kalimantanensis)が、世界で初めて肺のないカエルとして報告されました。ところが2024年、研究者が元の標本をCTスキャンで調べると、声門と小さな肺が見つかり、元の論文は撤回されました[15]。解剖や組織の切片では、大きく縮んだ器官を見落とすことがある、と分かったからです。
肺がとても小さい理由として、流れの強い川では大きな肺が浮力の問題になるからだ、という仮説が出ています。研究者は、この種は酸素の一部を皮膚から、残りを肺から取っていると述べましたが、確かめるにはさらに調査が必要とされています[16]。「ない」ことを確かめる難しさを教えてくれる話です。
肺があっても、なくても、皮膚は大きな役目を持っています。その代わりに、何を払っているのでしょうか。
肺を持たない両生類は、例外ではない。AmphibiaWeb によれば、サンショウウオ科(Plethodontidae)は523種・28属で、全種が肺を持たず、皮膚呼吸に頼る。世界のサンショウウオ845種のうち約6割にあたる(2026年9月時点。523 ÷ 845 ≒ 0.62。種数は更新される)[13]。
この肺は、最初からないのではない。Lewis らの研究(2022)は、胚の時期に肺のもとになる組織がいったんできるが、ふ化前にアポトーシス(細胞の計画的な死)で退縮すると報告している[14]。
カエルについては、2008年にボルネオ島の Barbourula kalimantanensis(ボルネオヒラタガエル)が「世界初の肺のないカエル」として報告された。しかし2024年に Blackburn らが元の標本をCTスキャンで調べ、声門と小さな肺を見つけて、元の論文は撤回された[15]。撤回の理由は、解剖と組織切片では、大きく縮んだ器官を見落とすことがあると分かったためだ。Phys.org によれば、2008年の報告は11個体を解剖したもので、2024年は元の標本2個体を、染色してCTで調べている[16]。
肺が極端に小さい理由については、流れの強い川では大きな肺が浮力の問題になるから、という仮説が挙がっている。研究者は、この種が酸素の一部を皮膚から、残りを肺から取りこむと述べたが、確認にはさらに調査が必要とされる[16]。浮力説はあくまで仮説だ。「ない」という主張を確かめる難しさを、この例は示している。
肺があってもなくても、皮膚が担う役割は大きい。その分、何を引き換えにしているのか。
6. ぬれた 皮膚の、こまった ところは?
6. ぬれた皮膚の代償 ── かわきやすさと、ツボカビ症
6. 水を通しやすい皮膚の代償(水分の蒸発、ロウ状の脂質、ツボカビ症)
ぬれた 皮膚は、いきには べんりです。でも、水が にげやすい、と いう こまった ところも あります[17]。
きの 上で くらす カエルの なかには、ロウのような あぶらを 体に ぬって、水が にげるのを ふせぐ ものも います[18]。また、カエルは 口では なく、おなかの 皮膚で 水を のむ、と いわれて います[19]。
カエルの 皮膚に つく、ツボカビと いう 菌が います。しらべた けんきゅうでは、皮膚の はたらきが こわれて、体の 中の 「しお」の バランスが くずれ、心臓が とまった、と ほうこくされました[20]。くわしくは、ツボカビの メモを 見て ください。
ぬれた薄い皮膚は、呼吸には便利ですが、そのぶん水分も逃げやすくなります。多くの両生類の皮膚は、気体だけでなく、水やイオンも自由に通します[17]。皮膚が、呼吸と、体の水分・塩分の調節の両方に使われているためだと説明されています。
皮膚を湿らせておく必要のある両生類のなかにも、工夫をする種がいます。木の上にすむカエルの一部は、ロウのような脂を体の腺から出し、体をふくような動きで全身にぬり広げて、水分が逃げるのを防ぎます。水分の失い方が、砂漠にすむ爬虫類に近い種もいるほどです[18]。
皮膚は、水を取りこむ場所でもあります。カエルは口から水を飲まず、おなか側の皮膚を湿った地面につけて水を吸う、といわれます[19]。
皮膚のはたらきが壊れると、命にかかわります。カエルツボカビ症(ツボカビという菌が皮膚に感染する病気)を調べた2009年の研究では、感染したカエルは、皮膚を通る塩分(電解質)の運びが半分以上さまたげられ、体の中のナトリウムやカリウムが減って、心臓が止まって死にました[20]。くわしくは、カエルツボカビ症のメモを見てください。
皮膚を、ぬれた透過性の膜にしておく代償は、水分が逃げやすいことだ。多くの両生類の皮膚は気体・水・イオンをよく通し、その透過性は、皮膚が呼吸と体液の浸透圧調節に使われるためと説明される[17]。2022年の J Exp Biol の論文が、この前提のうえで皮膚の水分の失われやすさを測る方法を検討している。
例外もある。ロウ状の脂質を皮膚の腺から出し、体をぬぐう動作で全身に広げて、蒸発を防ぐ木の上のカエル(Phyllomedusa sauvagei、Litoria caerulea)がいる。P. sauvagei の水分の失い方は、砂漠にすむ爬虫類に近い[18]。ただしこれは乾燥対策の工夫の話で、呼吸の分担とは別の問題だ。
皮膚は水の出入り口でもある。カエルやヒキガエルは口から水を飲まず、腹側の皮膚を湿った地面に押しつけて水を吸う。ヒキガエルでは皮膚面積の約10%の部分が、乾燥時の水の取りこみの70%以上を担う、という学会発表の報道がある[19](査読論文の数字ではない)。
皮膚のはたらきが壊れると、命にかかわる。Voyles ら(2009)は、ツボカビ症に感染したカエル(Litoria caerulea)で、皮膚を通る電解質の輸送が50%を超えて阻害され、血漿のナトリウムは約20%、カリウムは約50%低下し、心停止で死亡したと報告した[20]。この研究が示した経路は、皮膚での電解質の輸送の乱れから心停止に至る流れだ。くわしくはカエルツボカビ症のメモを参照。
7. じぶんでも たしかめて みたく なったら
7. 自分でも調べてみたくなったら
7. 自分でも調べてみたくなったら
としょかんで、カエルや サンショウウオの ずかんを ひらいて、いきの しかたが かいて あるか、さがして みましょう。「肺の ない カエル」と かいて ある ほんが あったら、その ほんが いつ できたかを、うしろの ページで たしかめて みて ください。ふるい ほんと あたらしい ほんで、かいて ある ことが ちがう かも しれません。
「肺のないカエル」と検索して出てくる解説が、いつ書かれたものかを確かめてみましょう。2024年より前の説明のままのページと、撤回にふれているページが、どちらも見つかるかもしれません。同じ話でも、書かれた日付で内容が変わる例です。
もう一つあります。オオサンショウウオが体をゆする理由を、水の中の酸素の量と結びつけて、自分のことばで説明してみましょう。ウシガエルの幼生が酸素の約60%を皮膚から取っていたという結果は、Burggren と West の論文の要旨で読めます[10]。
日本語の解説の中には、2024年の撤回より前の「肺のないカエル」の説明が残っているものがある。2008年の元論文(Bickford, Iskandar & Barlian, Curr Biol 18: R374–R375)の要旨と、2024年の Blackburn らの報告を読み比べれば、何を根拠に「ない」とされ、何がそれを覆したのかを、自分の目で確かめられる[15]。
しらべた ところ
参考にした情報源
参考にした情報源
出典について:論文の要旨、大学や公的機関のデータベース、水族館・学校・報道の解説などを突き合わせて使った。何に使ったかは、それぞれの項目の最後に書いている。
- Tattersall GJ, Ultsch GR (2008) Physiological ecology of aquatic overwintering in ranid frogs. Biological Reviews 83:119-140. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18429765/ (水中で越冬するカエルと、5℃以下での皮膚のガス交換について)
- Biology LibreTexts "47.2.1 Amphibians" (Raven Biology, 12th ed.). https://bio.libretexts.org/…/47.2.01:_Amphibians (粘液でぬれた薄い皮膚でガス交換をすることについて)
- 朝日塾中等教育学校「イモリしんぶん22号 皮膚呼吸ってどんな呼吸?」. https://m-asahijuku.ed.jp/article/science/1268.html (ぬれた皮膚に酸素を溶かして血流にのせること、皮膚が乾く危険について)
- Gatz RN (1982) Diffusion-limited gas exchange across amphibian skin. Federation Proceedings(要旨). https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6804273 (皮膚のガス交換が拡散でおもに決まることについて)
- FAO Fisheries Technical Paper "Chemical features of water". https://www.fao.org/4/ac183e/ac183e04.htm (空気と水の酸素の量、静かな水で酸素が広がる遅さについて)
- Animal Diversity Web "Andrias japonicus". https://animaldiversity.org/accounts/Andrias_japonicus/ (オオサンショウウオの皮膚のしわと、体をゆすって水を入れかえることについて)
- 東邦大学 理学部 生物学科 コラム「オオサンショウウオの研究」. https://www.toho-u.ac.jp/sci/bio/column/0828.html (オオサンショウウオの呼吸が主に皮膚で行われることについて)
- 京都水族館「見れば見るほど魅力あふれるオオサンショウウオの特徴とは?」. https://www.kyoto-aquarium.com/column/details/667.html (大人が約20分に1回、鼻を水面に出して空気を取ることについて)
- Hutchison VH, Haines HB, Engbretson G (1976) Aquatic life at high altitude: respiratory adaptations in the Lake Titicaca frog. Respiration Physiology 27:115-129(要旨). https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9678/ (チチカカミズガエルのひだのある皮膚と、体を上下にゆする行動について)
- Burggren WW, West NH (1982) Changing respiratory importance of gills, lungs and skin during metamorphosis in the bullfrog Rana catesbeiana. Respiration Physiology 47:151-164(要旨). https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0034568782901086 (ウシガエルの幼生から成体までの、皮膚・肺の分担について)
- 田中邦明 (2002)「両生類幼生の呼吸に関するミスコンセプション:オタマジャクシの肺呼吸と皮膚呼吸について」理科教育学研究 42(3). https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjst/42/3/42_KJ00005017942/_article/-char/ja/ (オタマジャクシの呼吸についての、教科書の説明の指摘について)
- Tattersall GJ, Currie S, LeBlanc DM (2013) Pulmonary and cutaneous O2 gas exchange: a student laboratory exercise in the frog. Advances in Physiology Education. https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/advan.00087.2012 (潜水中のカエルの皮膚のガス交換と、二酸化炭素の排出について)
- AmphibiaWeb "Plethodontidae" / Amphibian Species Numbers. https://amphibiaweb.org/lists/Plethodontidae.shtml (肺のないサンショウウオ科の種数と、サンショウウオ全体に占める割合について)
- Lewis ZR, Kerney R, Hanken J (2022) Developmental basis of evolutionary lung loss in plethodontid salamanders. Science Advances(要旨). https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9385146/ (胚の時期にできた肺のもとが、ふ化前に消えることについて)
- Retraction Watch (2024-08-08) "No animosity between us: 'Lungless' frog finding retracted after 16 years". https://retractionwatch.com/2024/08/08/no-animosity-between-us-lungless-frog-finding-retracted-after-16-years/ (ボルネオヒラタガエルの「肺なし」報告の撤回について)
- Phys.org (2024-05) "Biologists show the only 'lungless' frog species does indeed have lungs". https://phys.org/news/2024-05-biologists-lungless-frog-species-lungs.html (CTでの再調査の内容と、肺が小さい理由の仮説について)
- "Empirical estimation of skin resistance to water loss in amphibians: agar evaluation as a non-resistance model". Journal of Experimental Biology 225(15), 2022. https://journals.biologists.com/jeb/article/225/15/jeb243941/… (両生類の皮膚が気体・水・イオンをよく通すことについて)
- Barbeau TR, Lillywhite HB (2005) Body wiping behaviors associated with cutaneous lipids in hylid tree frogs of Florida. Journal of Experimental Biology 208:2147-2156. https://journals.biologists.com/jeb/article/208/11/2147/… (ロウ状の脂質で水分の蒸発を防ぐ木の上のカエルについて)
- ScienceDaily (2002) 学会での Viborg と Hillyard の発表の報道. https://www.sciencedaily.com/releases/2002/08/020827062602.htm (ヒキガエルの腹側の皮膚で水を吸うことについて)
- Voyles J et al. (2009) Pathogenesis of chytridiomycosis, a cause of catastrophic amphibian declines. Science 326:582-585. (ツボカビ症で、皮膚の電解質輸送が阻害されて心停止に至ることについて)
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