1. レッサーパンダは、なにを たべて いるの?
1. 肉食の仲間なのに、竹の若い葉とタケノコを食べている
1. 食肉目の雑食の歯と、竹の若葉・タケノコ中心の食事
どうぶつえんで、レッサーパンダが 竹の 葉を むしゃむしゃ たべて います。でも、なかまわけでは、犬や ネコと おなじ、にくを たべる ぐんです[1]。
はの かたちは、いろいろな ものを たべる どうぶつの はです。竹や たけのこの ほかに、ちいさな どうぶつ、とりの たまご、むし、くだものも たべると いわれます[1]。
からだは、おとなで 60センチくらい。おもさは 4から 7キロです[1]。のんびり 見えますが、ふるさとでは 竹の わかい 葉と たけのこを おもに たべて います[11]。
では、その 竹から、どれくらい えいようを とれるのでしょう。
動物園のレッサーパンダが、前足で竹の枝を押さえて葉をむしゃむしゃ食べる姿は、すっかりおなじみです。でも分類のうえでは、犬やネコと同じ食肉目に入る動物です[1]。
歯は雑食向きで、札幌市円山動物園の解説では、竹やタケノコのほか、小型の哺乳類、鳥の卵、昆虫、果実なども食べるとされています[1]。成獣の体長は60センチ前後、体重は4〜7キロです[1]。
それでも野生では、竹の若い葉とタケノコを中心に食べているとIUCN(国際自然保護連合)の評価にあります[11]。数が減っていることから、2015年の評価で絶滅危惧に分類されています[11]。
肉も食べられる体なのに、中心は竹。その竹から、体はどれくらい栄養を取り出せるのでしょうか。
札幌市円山動物園の解説によれば、レッサーパンダは食肉目の動物で、雑食の歯をもつ。竹やタケノコのほか、小型哺乳類、鳥の卵、昆虫、動物の死骸、果実なども食べるとされる[1]。成獣は体長60センチ前後、体重4〜7キロである[1]。つまり、肉を食べる口と消化管を受け継いだ動物が、植物の竹に頼っている。
ただし野生での中心は竹の若葉とタケノコで、IUCNの2015年の評価(Glatston ほか)がそう記している[11]。同じ評価は、生息数の減少から絶滅危惧(EN)に分類した。ここでは、食べ物の話を進める前提として、その一点にとどめる。
では、肉食の祖先の体で、竹の栄養はどれほど使えるのか。測った研究がある。
2. 竹の 葉から、どれくらい エネルギーを とれるの?
2. 竹の葉から使えたエネルギーは、平均で約4分の1だった
2. エネルギー消化率 ── イエレ保護区の試験(Wei ほか, 2000)
中国の しせんしょうで、けんきゅうを した 人たちが います。竹を とって きて、レッサーパンダに あげ、たべた もののうち、どれだけ からだに とりこめたかを しらべました[2]。
エネルギーを とれた わりあいは、葉で 100の うち 26ほど、たけのこで 44ほどでした[2]。
ひとつの けんきゅうの かずで、きせつでも かわります。ほかの けんきゅうでは、なつから あきは たかく、ふゆは ひくい という けっかでした[3]。
これでは、おなかが すきそうです。どうやって たりない ぶんを おぎなうのでしょう。
中国・四川省のイエレ保護区で、自然の竹だけを与えて調べた試験があります。食べた竹に含まれるエネルギーのうち、体が受け取れた割合(消化率)は、季節をならした平均で、葉が26.47パーセント、タケノコが44.08パーセントでした[2]。葉の場合、食べた100のうち使えたのは26ほど、約4分の1です。
同じ研究グループの別の論文でも、栄養の消化率は夏から秋に高く、春は中間、冬に低いと報告されています。タケノコは葉より消化されやすい、という結果です[3]。26パーセントは季節と部位を平均した一つの研究の値で、いつでも同じ数字ではありません。
これだけ使えないなら、竹を主食にするのは割に合わないように見えます。足りない分は、どう補っているのでしょうか。
Wei ほか(2000, Zoo Biology)は、四川省イエレ保護区で、自然の竹(Bashania spanostachya)だけを与える試験を行い、エネルギーの消化率が、季節をこえた平均で葉26.47パーセント、タケノコ44.08パーセントと低いことを報告した[2]。ここでいう消化率は、食べた竹のエネルギーのうち体に取りこまれた割合である。葉に限れば、食べた量のおよそ4分の1しか使えない計算になる。
同じグループの別論文(Journal of Zoology)は、乾物と主要な栄養素の消化率が夏〜秋に高く、春は中間、冬に低いこと、タケノコのほうが葉より消化されやすいことを示した。さらに、微生物による発酵が果たす役割は小さいとされる[3]。つまり、ウシのように微生物の力で繊維を分解して補っているわけではない。
この数字は、ある保護区の、ある竹での値である。他の竹や飼育下の食事で同じとは限らない。それでも、低い消化率で暮らしている以上、どこかで埋め合わせているはずだ。鍵は、竹が腸を通りぬける速さと、食べる量にある。
3. たりない ぶんは、どうやって おぎなうの?
3. 2〜4時間で腸を通りぬける竹を、毎日たっぷり食べて補う
3. 腸の通過時間2〜4時間と、1日の採食量 ── 量と速さで補うという解釈
レッサーパンダの おなかを、竹は 2から 4じかんで とおりぬけると いわれます[3]。はやく とおる ので、そのぶん たくさん たべます。
1にちに、生の 葉なら 1.5キロ いじょう、たけのこなら 4キロ いじょう たべると しょうかいされて います[3]。からだは 4から 7キロ ですから、すごい りょうです。
たとえば 体の おもさが 30キロの 子が、まいにち ごはんを 6キロ いじょう たべる ような ものです。ただし、からだの つくりは ちがうので、おおきさの イメージだけです。
でも、ただ たくさん たべるのでは ありません。つぎは、葉の えらびかたを 見ます。
竹が腸を通りぬける時間は、2〜4時間と速いと報告されています。そのため、1日に生の葉を1.5キロ以上、またはタケノコを4キロ以上食べて、栄養を補っているといわれます[3]。葉とタケノコは、どちらか一方の場合の数字として紹介されたものです。
体重4〜7キロの動物にとって、葉1.5キロは、体重のおよそ2〜4割にあたります。体重30キロの子が、毎日6キロ以上の食事をするようなものです。ただし体の作りが違うので、大きさをつかむための計算にすぎません。
速く通すと、1回あたりに取り出せる量は減ります。そのぶん、次々に食べて量でまかなう、という発想です。質の低い食べ物を、量で補うやり方だと考えられます。
ところで、竹の葉なら何でもいいわけではありません。レッサーパンダには、葉を選ぶ工夫もあります。
竹が腸を通る時間は2〜4時間と短い。消化にかける時間を削るかわりに、1日に生の葉を1.5キロ超、またはタケノコを4キロ超食べて補うと報告されている[3]。この量が「どちらか一方」の場合なのか、両方を足した値なのかは、要旨からは読み取れない。要旨に基づく記述なので、数字は目安として読むのがよい。
体重4〜7キロと比べると、葉1.5キロは体重の約21〜38パーセント(1.5÷7≒0.21、1.5÷4≒0.38)。タケノコ4キロは、体重の約57パーセント(4÷7)から、体重と同じかそれ以上(4÷4)にあたる。この値は、体重と採食量それぞれの範囲から計算した幅で、1頭の実測ではない。
前の章の消化率は、消化の効率が低いことを示した。ここから考えられるのは、効率ではなく量と速さで補う暮らし方である(これは解釈で、測定結果そのものではない)。ただし、ただ大量に食べるだけでなく、レッサーパンダは、食べる部分も選んでいる。
4. 竹の 葉の どこを たべるの?
4. 栄養の多い葉だけを選んで食べる
4. 質の高い葉を選ぶ ──ジャイアントパンダとの食べ分け
レッサーパンダは、竹の 葉の なかでも、えいようの おおい ぶぶんを えらんで たべると いわれます[4]。
ジャイアントパンダは ちがいます。せんいが おおい くきや えだを たべる と されます[4]。おなじ ところで くらす とき、たべる ところが ちがうので、ぶつかりにくいと かんがえられて います。
京都市どうぶつえんでは、レッサーパンダは、竹の 葉の すきな ぶぶんしか たべません。のこりは ゾウが たべて いるそうです[5]。
では、たくさん たべる ことと、いい ところを えらぶ ことを あわせて、レッサーパンダの からだは、ひくい エネルギーで くらす しくみなのでしょうか。
野生では、竹の葉の中でも、栄養の多い質の高い部分を選んで食べるとされます[4]。同じ竹林には、ジャイアントパンダも暮らしています。こちらは、繊維の多い茎や枝を食べるとされ、この違いが、同じ場所での食べ分けになっているという見方があります[4]。
飼育下でも、この選び方が見られます。京都市動物園の回答では、竹の葉は好みの部分しか食べないので、残りはゾウに食べてもらっているそうです[5]。
中身の濃い部分を選べば、同じ量でも得られる栄養は増えます。質の低い食べ物を、量と選び方で補っていると考えられます。
竹の少ない栄養で暮らすなら、体を「低燃費」にして節約しているのでしょうか。測ってみた研究があります。
野生のレッサーパンダは、竹の葉の中でも質の高い(栄養が濃い)部分を選んで食べるとされる。ジャイアントパンダは繊維の多い茎や枝を食べ、同じ地域で暮らすときの食べ分け(資源の分割)になっているという解釈がある[4]。これは、野外での観察と成分分析にもとづく見方で、食べ分けが両者の共存を実際に支えているかまでは、この論文だけでは決まらない。
飼育下でも、京都市動物園は、好みの部分しか食べないので残りはゾウに食べてもらっていると説明している[5]。質の高い部分を選べば、同じ量でも得られる栄養は増えるはずだ。前の章の速い通過と合わせると、「質の低い食べ物を、量と選別で補っている」という解釈が成り立つ。
ここで次の疑問が出る。栄養が乏しい食事なら、体のほうが省エネに作られているのではないか。ジャイアントパンダではそう報告されている。レッサーパンダはどうか。
5. レッサーパンダは、ひくい エネルギーで くらして いるの?
5. 「低燃費だから竹で足りる」は、測るとあてはまらなかった
5. 安静時代謝量の測定 ── ジャイアントパンダとは別の結果(Fei ほか, 2017)
ジャイアントパンダは、おなじ たいじゅうの 人の はんぶんより すくない エネルギーで くらす、と しらべられました[7]。それで、レッサーパンダも そうだと おもいがちです。
ところが、レッサーパンダを はかって みると、おなじ おおきさの ほかの ほにゅうるいと おなじくらい でした[6]。ふゆの ほうが、なつより 2わりほど おおく エネルギーを つかって いました[6]。
では、ジャイアントパンダとは ぜんぜん ちがう のでしょうか。じつは、にている ところも あります。
ジャイアントパンダは、同じ体重の人間の半分未満のエネルギーで暮らす低代謝で、甲状腺ホルモンも非常に低いと報告されています[7]。そこから「レッサーパンダも低燃費の体だから、竹で足りる」と考えたくなります。
ところが、レッサーパンダの安静時代謝量を測った2017年の研究では、夏が0.290、冬が0.361(単位は、体重1グラムあたり1時間に使う酸素のミリリットル)でした[6]。この値は同じ大きさの哺乳類と同程度です。冬のほうが夏より約2割多く(0.361÷0.290≒1.24)、以前の動物園での測定は、期待より低めでした[6]。
この研究では、レッサーパンダの安静時代謝量が特に低いとは報告されていません。食べる量や葉の選び方も、暮らしを支える工夫の一つと考えられます。
ジャイアントパンダとレッサーパンダは、代謝では違いました。では、2つの動物は、似ているところもあるのでしょうか。
ジャイアントパンダは、体重90キロの個体の場合、同じ体重の人間の半分未満のエネルギーしか使わない低代謝で、甲状腺ホルモンの値も非常に低い(Nie ほか, 2015)[7]。そこから「竹食の動物は低燃費」と一般化したくなるが、レッサーパンダには当てはまらなかった。
Fei ほか(2017, PLoS ONE)は、レッサーパンダの安静時代謝量を、夏0.290、冬0.361 ml O2/g/h と測定した。これは同じ大きさの哺乳類と同程度で、冬は夏より約24パーセント高い(0.361÷0.290≒1.245)。以前の動物園での測定は、期待より低かった[6]。
注意点がある。これは飼育個体の呼吸測定で、野生の1日の食事量と直接つき合わせたものではない。また、ジャイアントパンダの値と並べても、測り方や個体の条件がそろっているわけではないので、「どちらが上」ではなく、「体の戦略が別」という程度の比較にとどめる。
代謝が別なら、2つのパンダは別々の動物か。ところが、遺伝子を調べると、意外な共通点が見つかっている。
6. ジャイアントパンダと、どこが にているの?
6. 別の科のパンダに、偽の親指が独立に進化した
6. 偽の親指とTAS1R1 ── 別系統で起きた収れん進化(Hu ほか, 2017)
ジャイアントパンダと レッサーパンダは、おなじ にくを たべる ぐんでも、べつの かぞくです[8]。それなのに、どちらも 竹を たべて、手に 「にせの おやゆび」が あります。
にせの おやゆびは、まえあしの ほねが ゆびのように なった ものです。ゆびと むかいあって いて、竹を つかめます[1]。
2017ねんの けんきゅうで、にせの おやゆびを つくる いでんしに、にた かわりかたが 2つ 見つかりました[8]。おいしさの うまみを かんじる いでんしも、どちらも こわれて いました[8]。
ずっと むかしに わかれて、べつべつに にた ところが できたと かんがえられて います[9]。
ジャイアントパンダとレッサーパンダは、食肉目の中の別の科に分かれています。それなのに、どちらも竹を食べ、前足に「偽の親指」をもっています[8]。偽の親指は、前足の骨(種子骨)が指のような突起になったもので、指と向かい合って、竹をしっかりつかめます[1]。
2017年の研究が、両者のゲノムを比べました。偽の親指の発達にかかわる遺伝子DYNC2H1とPCNTに、共通の適応的な変化が見つかっています[8]。うま味を感じる受容体の遺伝子TAS1R1も、両方で壊れていました。竹の栄養を使うための遺伝子にも、共通の適応があるとされています[8]。
報道では、偽の親指はずっと昔に分かれた別々の系統で、独立に進化したと紹介されました[9]。「うま味が分からなくなったから竹を食べた」という因果は、この研究から言えることではありません。なぜ肉食の祖先が竹へ向かったかは、まだ決着していません。
腸内細菌については、研究の結論が分かれています[10]。同じ竹食でも、答えは1つではないのです。
両種は食肉目の別の科でありながら、竹食と偽の親指をもつ。偽の親指は前足の種子骨が指のような突起に変化したもので、指と向かい合い、ものをつかめる[1]。Hu ほか(2017, PNAS)は両種のゲノムを解析し、偽の親指の発達にかかわる可能性がある遺伝子DYNC2H1とPCNTに、共通の適応的変化(適応収れん)を見いだした[8]。
同じ研究は、うま味の受容体遺伝子TAS1R1が両種で偽遺伝子化していること、竹の栄養(必須アミノ酸・脂肪酸・ビタミン)の利用にかかわる遺伝子にも共通の適応があることを報告した。ただし、食性の変化との前後関係や因果は、この結果だけでは分からない。うま味が分からなくなったから竹を食べ始めた、とは言えない[8]。
偽の親指については、独立に進化したという報道要約がある。分かれた時期は「4000万年以上前」と伝えられるが、原論文での確認が取れていないので、ここでは「ずっと昔に分かれた系統」にとどめる[9]。
腸内細菌の研究は食いちがう。Li ほか(2015, Scientific Reports)は、両種の腸内細菌の構成は別々に進んだとした一方、Science China Life Sciences の報告は、両種の腸内細菌は肉食の近縁種よりも互いに似ており、食事が決め手だと述べた。竹の繊維を分解する細菌が両種にいる点は共通している[10]。つまり、収れんが起きたかどうかは、遺伝子では見えても、腸内細菌では結論が割れている。
肉食の祖先が竹へ向かった原因と結果は、未決着である。
親指を かくして、えんぴつを もって みよう
親指を使わずに、鉛筆を持ってみる
親指を封じる体験と、動物園での観察、論文の読み方
おうちで
まず、おやゆびを 手の ひらに くっつけて、のこりの 4ほんの ゆびだけで えんぴつを もって みましょう。つぎは、おやゆびと ほかの ゆびで ふつうに もちます。もてる つよさや、字の かきやすさが、どう ちがうでしょう。レッサーパンダの 「にせの おやゆび」は、竹を つかむ とき、こんな はたらきを して いると かんがえられます。
どうぶつえんで
レッサーパンダが、竹の 葉の どこを たべ、どこを のこして いるか 見て みましょう。さくから すこし はなれて、しずかに 見ます。
しらべる ときは
どうぶつえんの ホームページに、レッサーパンダの ごはんの しょうかいが あります。
家でできること
親指を手のひらにくっつけて、残りの4本の指だけで鉛筆を持ってみましょう。次に、親指と向かい合わせて普通に持ち、持ちやすさや字の書きやすさを比べます。偽の親指は、竹を握るとき、こんな働きをしていると考えられます。
動物園でできること
レッサーパンダが、竹の葉のどの部分を食べ、どの部分を残しているかを見てみましょう。柵からは少し離れて、静かに観察します。食べ方を、この記事の「好みの部分しか食べない」という説明と比べてみてください。
読んでみるなら
紙に、食べた量の棒と、使えた量の棒を描いてみましょう。葉の場合は、食べた100に対して使えたのは26ほどです。棒の長さを比べると、「たくさん食べないと足りない」わけが目に見えます。
くわしく知りたいときは、参考にした情報源にある論文の要旨(英語)も読めます。
家でできること
親指を手のひらに固定して、4本の指だけで鉛筆を持つ。次に親指を使って持つ。つかむ力と書きやすさの違いを比べ、偽の親指が指と向かい合う意味を考える。
動物園でできること
竹の葉をどの部分から食べ、どこを残すかを観察する。柵から離れ、静かに見る。京都市動物園の説明にある「好みの部分だけを食べる」との比較ができる。
紙で数字を当てはめる
紙に「食べた量」と「使えた量」の棒を描き、葉の消化率26パーセント、タケノコ44パーセントを当てはめる。同じ量を食べても、使える量がどれだけ違うかが見える。
資料を読むなら
Wei ほか(2000)、Fei ほか(2017)、Hu ほか(2017)の要旨は公開されている。消化率・代謝・遺伝子という別々の測り方で語られていること、条件(保護区か飼育下か、何頭か)を見て、どこまで言えるかを考える手がかりになる。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
食事や体の大きさは動物園の解説、消化・代謝・遺伝子の話は英語の研究論文の要旨による。論文は要旨をもとに読んでいる。
- 札幌市円山動物園「シセンレッサーパンダ」 https://www.city.sapporo.jp/zoo/002-a.html (食べ物・体の大きさ・偽の親指)
- Wei et al. (2000), Zoo Biology(イエレ保護区での竹の消化率) https://czaw.org/resources/seasonal-energy-utilization-in-bamboo-by-the-red-panda-ailurus-fulgens/ (葉26.47%・タケノコ44.08%。要旨の数字を使用)
- Wei et al., "Use of the nutrients in bamboo by the red panda (Ailurus fulgens)", Journal of Zoology https://www.cambridge.org/core/journals/journal-of-zoology/ (季節による消化率・通過時間・食べる量)
- Wei et al. (1999), Mammalia ほか(竹の葉の選び方) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12687339 (葉と茎の食べ分け)
- 京都市動物園 御意見箱回答(令和7年10月) https://zoo.city.kyoto.lg.jp/ (葉の好みの部分だけを食べる)
- Fei et al. (2017), PLoS ONE https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5356995 (レッサーパンダの安静時代謝量)
- Aberdeen大学ニュース(Nie et al. 2015, Science) https://www.abdn.ac.uk/news/7967/ (ジャイアントパンダの低代謝・比較用)
- Hu et al. (2017), PNAS 要旨 https://www.nature.com/nature-index/article/10.1073/pnas.1613870114 (偽の親指・うま味の遺伝子)
- Scientific American, "How the Panda's Thumb Evolved Twice" https://www.scientificamerican.com/ (偽の親指が独立に進化したという報道)
- Li et al. (2015), Scientific Reports ほか https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4434948/ (腸内細菌の研究)
- Glatston et al. (2015), IUCN評価 https://threatenedtaxa.org/ (野生の食べ物・保全状況)
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