1. いっぽんの いとは どこまで のびるの?
1. 太さ1ミリ、長さ1.8メートル ── 一気には延ばさない
1. 生地を直径1mmほどの麺にし、約1.8mまで延ばす ── 休ませながら段階をふむ
そうめんを ひとつ つまんで みて ください。うどんより ずっと ほそくて、おれそうな くらいです。
この ほそさは、いちどに のばして つくる ものでは ありません。きじを ねかせて やすませ、よりを かけながら、すこしずつ のばします。それを なんども くりかえして、やく 180センチほどに なる れいが あります[4]。
ひょうごけんの 「いぼのいと」では、ふつうの しなで 1ミリ ぐらい、とくに ほそい ものは 0.55〜0.60ミリ ほどです[2]。
では、その「すこしずつ」は、どんな じゅんばんで すすむのでしょう。
そうめんを手に取ると、乾いた細い糸の束が、軽く指に触れます。この細さは、一度に引き延ばして作るのではありません。生地を休ませては、撚り(ねじり)を加えながら延ばす、という段階をいくつも重ねます。沖縄の工房の例では、約180cmになるまで、段階的に延ばしていました[4]。大引きという段階で150〜160cmとされ、最後に180cmほどまで延びます[4]。
兵庫県の手延べそうめん「揖保乃糸」では、直径が1mm前後で、普及品の上級品(赤帯)が0.70〜0.90mm、最高級品の「三神」が0.55〜0.60mmと紹介されています[2]。
では、その段階は、どんな順番で進むのでしょうか。
手延べの延ばしは、生地を休ませながら撚りをかけ、段階的に行われる。沖縄の工房の取材では、約180cmまで延ばす例があり、その途中の「大引き」の段階で150〜160cmに達していた[4]。なお延ばした長さは産地や工房で異なり、約2mとする説明もある。
直径で見ると、兵庫県の「揖保乃糸」は1mm前後とされ、普及品の上級(赤帯)は0.70〜0.90mm、最高級の「三神」は0.55〜0.60mmである[2]。180cmを1mmで割ると1800になり、太さの約1800倍の長さになる計算だが、これは長さの例と太さの例を単純に比べた値で、同じ製品の測定値ではない。
ここで問題になるのは、これだけ延ばして切れない生地の扱い方である。一度に引かず、休ませる時間と撚りの動作を挟みながら段階をふむ。その順番を次に追う。
2. こむぎこは、どんな じゅんばんで そうめんに なるの?
2. 小麦粉から細い糸まで ── 寝かせて、油を塗り、撚って、枠にかける
2. 塩水でこねてから、枠にかけて干すまで ── 休ませる時間を挟む手順
はじめは、こむぎこに しおを とかした みずを くわえて、よく こねます。こねた きじは、ひとばん ねかせます[1]。
つぎに、あぶらを ぬって、おけに いれ、また しばらく ねかせます。それから、あぶらを ぬりながら、よりを かけて のばして いきます[1]。のびた きじは、わくに かけて、さらに ひっぱり、ひなたで かわかします。さいごに きって、たばに します[1]。
ねかせる、のばす、ねかせる、のばす。この くりかえしで、きじは すこしずつ ほそく なります。
ところで、よりを かけて のばした めんの 中は、どう なっているのでしょう。
小麦粉に塩を溶かした水を加えてよくこね、一晩寝かせます。次に植物油を塗って桶に入れ、しばらく寝かせます。それから、油を塗りながら撚りをかけて延ばし、上下に動かせる枠にかけます[1]。
枠にかけた麺は、さらに引き延ばされながら、日光で乾燥し、最後に切って束ねます[1]。
流れを眺めると、「こねる、休ませる、撚って延ばす、また休ませる」という往復です。生地の量や天候によって、練り具合や塩水の量を調整するとも紹介されています[3]。
油を塗る目的は、ここで使った資料では説明されていないので、「油を塗りながら撚りをかけて延ばす」という手順だけを紹介しました。
気になるのは、こうして撚りながら延ばした麺の中が、どうなっているかです。
3. めんの 中に、ほそながい すきまが あるって ほんとう?
3. 手延べの麺の中には、細長いすき間があるといわれる
3. 手延べの麺には細長いすき間、機械麺には点状のすき間が見つかった ── 兵庫県立大学などの研究
よりを かけて のばした めんは、まん中に ほそい あなが できると いわれます[1]。ストローのように ぽっかり あいている わけでは ありません。ほんの すこし、すきまが ある ていどです。
ひょうご県の だいがくと、てのべそうめんの くみあいが いっしょに しらべた けんきゅうが あります[2]。てのべの めんには、めんの ながれに そった ほそながい すきまが ありました。きかいで つくった めんの すきまは、てんのように ちいさかった そうです。
そして、この けんきゅうでは、すきまが おおきい めんほど、ちぎれにくく、コシが あることが わかった と、しんぶんで つたえられて います[2]。
こねる じかんを ながく したり、よりを ふやしたり すれば、もっと おいしく なりそうですね。けれど、この けんきゅうでは、こねる じかんや よりの かいすうを ふやしても、しょっかんが よくなるとは かぎりませんでした[2]。
ところで、この「てのべ」の「て」は、どこまでが ほんとうに 手の しごとなのでしょう。
撚りをかけながら延ばすため、手延べの麺の中心には細い穴ができるといわれます。ただし、ストローのようにぽっかり開いているわけではなく、細いすき間が通る程度です[1]。
兵庫県立大学大学院と兵庫県手延素麺協同組合が行った産学連携の研究では、手延べの麺の内部に、麺の方向に細長いすき間が見つかったと報じられています。機械で作った麺のすき間は、点のような形でした[2]。
しかもこの研究では、すき間が大きい麺ほど切れにくく、コシがあることが分かったと、新聞で報じられています[2]。切れにくさとコシは、麺の内側のすき間の形と関わっているようです。ただし、ここでの「コシ」は、研究のなかで測られた性質のことで、味や食感のすべてを説明するものではありません。
手間をかければかけるほどいい、というわけでもないようです。研究では、こねる時間や、撚り合わせる回数を増やしても、食感が単純によくなるわけではありませんでした。通常の製法のバランスが、よいものだと裏づけられています[2]。
では、「手延べ」の「手」とは、どこまでが手作業なのでしょうか。
撚りをかけながら延ばすため、手延べの麺の中心には細い穴ができるといわれる。ただし、ストローのような空洞ではなく、細いすき間が通る程度の構造だ[1]。
この構造を調べたのが、兵庫県立大学大学院と兵庫県手延素麺協同組合の産学連携研究である(2022年の新聞報道による)。分析の結果、手延べの麺には麺の方向に沿った細長いすき間があり、機械で作った麺は点状のすき間しかなかった。すき間が大きい麺ほど切れにくく、コシがあることも示されたと報じられている[2]。分析の手法名は資料により異なるため、ここでは触れない。
つまり、延ばす向きに沿って生地がそろい、その向きに沿った細長いすき間が残るため、機械の麺とは断面の様子が異なるようだ。ただし、因果関係を一つの研究で断定するのは慎重にしたい。
注目したいのは、条件を変えた比較である。通常の混捏20分、複合(より合わせ)24回に対し、混捏30分や、複合12回・36回も試されたが、時間や回数を増やせばよい食感になるとは限らなかった。通常の製法が、うまくバランスをとっていると裏づけられた[2]。
これは、手延べの「手間」は多ければよいのではなく、ちょうどよい量があることを示す。では、その「手」はどの工程を指すのか。
4. 「てのべ」の 「て」は、どこの しごとなの?
4. 「手延べ」の手は、機械が入らない延ばしの工程
4. JAS規格がいう「手延べ」 ── 手作業が求められる範囲と、太さの呼び名
「てのべ」と いうと、ぜんぶ 手で つくる ように きこえます。でも、こねる ところは きかいで よい とされて います[2]。
だいじなのは、のばす ところです。きじを すこしずつ ひきのばす「こびき」か、さいごに はしで さばいて のばす「かどぼし」の どちらかは、てで やる ことに なって いると、しんぶんで つたえられて います[2]。
めんの ふとさにも、よび名が あります。きかいで つくる ばあい、1.3ミリ みまんが そうめん、1.3ミリ いじょうで 1.7ミリ みまんが ひやむぎ、それより ふとい ものは うどんと よばれます[7]。てのべは、べつの かんがえ かたが あると いう せつめいも あります[7]。
さて、この しごとは、いつの きせつに おこなわれるのでしょう。
「手延べ」と聞くと、全部を手で作るように思えます。農林水産省のJAS規格(手延べ干しめん)に関する報道では、こねる工程(混捏)は機械を使ってもよいとされています。手作業が求められるのは、「小引き」から「門干し」までの、麺を引き延ばす工程です。小引きと門干しの少なくとも一方は、手作業で行うことになっています[2]。
小引きは、生地を少しずつ引き延ばす工程で、手延べの本質といわれます[2]。
太さの呼び名も確かめておきます。機械で作る乾めんは、直径1.3mm未満がそうめん、1.3mm以上1.7mm未満が冷や麦、1.7mm以上はうどんと分けられています[7]。手延べは1.7mm未満であれば、そうめん、ひやむぎのどちらの名も使えるという説明もあります。ただしこれは二次資料の説明なので、太さの基準は機械麺のものと考えておくのが無難です[7]。
この細い糸を、なぜ冬に作るのでしょうか。
「手延べ」の定義は、農林水産省のJAS規格(手延べ干しめん)に基づく報道によれば、混捏(こんねつ)は機械でもよく、小引き(こびき)から門干し(かどぼし)までの延ばしの工程のうち、小引きと門干しの少なくとも一方を手作業で行うことが求められる[2]。小引きは生地を徐々に引き延ばす工程で、手延べの本質とされる。以上は報道による説明である。
太さについては、機械麺の区分が有名である。直径1.3mm未満がそうめん、1.3mm以上1.7mm未満が冷や麦、1.7mm以上がうどんで、手延べは1.7mm未満ならそうめんにも冷や麦にも使える、との説明がある[7]。この区分は機械麺のもので、手延べは別扱いという点に注意が要る。
手作業の範囲がここまで細かく定められていること自体、「手延べ」という名前が製法を指す言葉だと示している。では、この手仕事はなぜ冬に行われるのか。
5. そうめんは、どうして ふゆに つくるの?
5. 播州のそうめんは、冬の漁師の副業から広まった
5. 気候と副業 ── 兵庫県播州で製造期間が9月から4月になる理由
ひょうごけんの ばんしゅうという ところは、あめが すくなく、つめたい きせつふうが ふく ところです。この きこうが、そうめんづくりに あって いました[3]。
むかし、うみで しごとを する 人たちは、ふゆに しごとが すくなく なりました。そこで、ふゆの ふくぎょうとして、そうめんづくりが ひろまった といいます[3]。つくるのは、9がつから 4がつまで です[3]。
めんを ほす ときには、はしを つかって、めんを うえ したに さばきます。そうして、さらに ほそく のばして いきます。この しごとを 「かどぼし」と よびます[3]。
ふゆに つくった めんは、そのあと つゆを こえます。そこに、「やく」と よばれる ひみつが あります。
兵庫県の播州では、雨が少なく冷たい季節風が吹く気候が、そうめん作りに合っていました。この地域では、漁業をする人たちが、冬の間の副業としてそうめん作りを広めた経緯があります[3]。製造期間は、9月から4月ごろまでです[3]。
冬が選ばれた理由として、「寒風で麺が引き締まる」といった説明を見かけることがありますが、ここで挙げた公的な資料に書かれているのは、気候が合っていたことと、漁業者の副業だったという経緯です[3]。
仕上げの場面では、麺を箸で上下にさばきながら細く延ばします。この工程を「門干し」と呼びます[3]。
こうして冬に作った麺は、そのまま夏まで寝かせられます。その寝かせ方に、作り手が「厄」と呼ぶものがあります。
6. ねかせた そうめんは、なぜ 「やく」と よばれるの?
6. 梅雨を越して味がよくなる ── 作り手が「厄」と呼ぶ熟成
6. 梅雨を越す熟成は、なぜ「厄」と呼ばれるのか ── うま味とかびの境目
つゆの きせつを こえた そうめんは、あじが よく なると いわれます[1]。しっけで、うまみが でるからです。
けれど、しっけは かびや くさる もとにも なります。しまって おく やりかたが わるいと、だめに なって しまう ことも あります。だから つくる 人たちは、この じゅくせいを 「やく」と よぶのだ といいます[1]。
ほし おわった そうめんを、さらに 4かげつ ほど ねかせて から しゅっかする ところも あります[4]。ひょうごけんでは、きじを 2ほんの くだに 8の字に かけて、ねびつという いれもので じゅくせいさせる ことも あります[3]。
ふゆに つくって、つゆを こえて、ようやく おいしく なる。じつに ながい じかんを かけて いる のですね。
ところで、「そうめん」という なまえは、いつから あるのでしょう。
梅雨の時期を経た麺は、味がよいとされています。湿気でうま味が出る、と説明されます。一方、湿気は、管理を誤ればかびや腐敗にもつながります。作り手の間では、この熟成を「厄(やく)」と呼ぶそうです[1]。
熟成のさせ方は、産地によって異なります。兵庫県では、生地を2本の管に8の字に掛け、淡路島特有の形をした「寝びつ」という、建物と一体になった容器で熟成させる例があります[3]。沖縄の工房の例では、乾燥後にさらに4か月の熟成期間を置いてから出荷していました[4]。
冬に作り、梅雨を越して初めて、夏の食卓に出る味になる。ここまで手間のかかる食べものが、なぜ夏の定番になったのでしょう。それを知るには、そうめんの名前の由来にさかのぼる必要があります。
7. そうめんの なまえと たなばたには、どんな つながりが あるの?
7. 「索餅」から「素麺」へ ── 七夕とそうめんのつながり
7. 索餅の伝来と「素麺」の字 ── 延喜式の七夕の記述から江戸時代まで
そうめんの もとに なった のは、ならの じだいに 中国から もちこまれた、「さくべい」という おかしだと いわれます[5]。ほそながい きじを よりあわせて ほした ものでした[6]。
「さくべい」の 「さく」は、りょうてで なわを なう、という いみです[6]。よりを かけて つくる ところは、いまの てのべと おなじですね。
むかしの きまりを かいた 「えんぎしき」という ほんに、たなばたに さくべいを そなえる ことが のっています[6]。いまも たなばたに そうめんを たべる ならわしが ありますが、さくべいが そうめんそのものとは かぎりません。もとの かたち、と いわれて いる だけです[6]。
みんなが きがるに たべられるように なったのは、えどじだいの ころから だそうです[6]。
なまえの 「そうめん」の 「そう」にも、おもしろい はなしが あります。はじめは 「さくめん」と かかれて いました。その 「さく」の 字を くずして かくと、「そ」と よむ べつの 字に みえます。それを まちがえて かいた ものが、そのまま なまえに なったと みられています[1]。
そうめんの起源は、奈良時代に遣唐使が中国から持ち帰った唐菓子の一種、「索餅(さくべい)」だと言われています[5]。索餅は細長い生地をよりあわせて干したもので、「索」は両手で縄をなう意味とされます[6]。撚って細くする作り方は、今の手延べと通じるところがあります。
平安時代中期の『延喜式』には、七夕に索餅を供えるという記述があります[6]。ただし、索餅がそうめんそのものだったとは限らず、原型とされている段階です[6]。庶民が気軽に食べるようになったのは、江戸時代ごろからのようです[6]。
名前にも逸話があります。索餅の流れをくむ麺は、はじめ「索麺(さくめん)」と書かれていました。その「索」を崩して書いた字が「素」に見え、「素麺」と誤記したのがそのまま名称になったとされます[1]。
奈良の三輪には、神の啓示でそうめんを作ったという伝承がありますが、一次資料での裏づけが確認できていないので、ここでは伝承の一つとして触れるにとどめます。
「索」から「素」へ、「縄をなう」から「糸のように細く」へ。名前と作り方に、同じ「撚る」が隠れていたことになります。
起源としては、奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子の一種「索餅(さくべい)」が挙げられる。播州の製造には約600年の歴史があるとされ、明治27年(1894年)の統一規格から「揖保乃糸」が組合ブランドになった[5]。
索餅は細長い生地をよりあわせて干したもので、「索」は両手で縄をなう意味である。平安中期の『延喜式』に七夕に供える記述があるが、索餅がそうめんそのものかどうかは断定できず、あくまで原型とされる。庶民が気軽に食べるようになったのは江戸時代ごろとされる[6]。
名称については、はじめ「索麺(さくめん)」と書かれ、その「索」を崩して書いた字が「素」に見え、素麺と誤記したものがそのまま名称になったとされる。中国から渡来した時期は奈良時代とみられ、江戸初期の『毛吹草』(1645)には各地の産地が挙がっている[1]。
奈良の三輪には、神の啓示で作られたという伝承があるが、一次資料による裏づけは確認できず、伝承の扱いにとどめる。
起源の「索」が縄をなう動作を指し、現在の製法の核心が撚りであることは、名称と手法が同じ動作でつながっている点で興味深い。ただし、索餅から今の製法までの途中の経路は、ここで使った資料では追えていない。
8. 1ミリの めもりと、そうめんを ならべて みよう
8. 定規の1ミリと、袋の表示を見比べる
8. 乾めんの袋と定規で、細さと表示を確かめる
おうちに そうめんが あったら、1ぽん だけ つまんで、ものさしの めもりに ならべて みましょう。1ミリの めもりと くらべて、どれくらい ほそいか 見てみましょう。おれやすい ので、そっと あつかって ください。
ふくろの うらの ひょうじも みて ください。「てのべ」と かいて あるか、どこで つくった ものか、さがして みましょう。この 記事で よんだ ことと、つながる ところが あるかも しれません。
たなばたの ころには、「さくべい」の はなしを、だれかに はなして みても いいですね。
乾いたそうめんを1本、定規の1mmの目盛りに並べてみると、細さを確かめられます。折れやすいので、そっと扱ってください。袋の表示には、「手延べ」と書かれているか、どこで作られたか、原材料に何が並んでいるかが書いてあります。この記事で読んだ「手延べ」の範囲や、産地の気候と照らし合わせると、袋の一行が違って読めてきます。
もっと知りたいときは、兵庫県の「播州手延素麺(揖保乃糸)」の紹介ページや、神戸新聞の研究紹介の記事、七夕とそうめんを紹介した記事が、この記事の出典欄から開けます。
そうめんの内側の細長いすき間は目に見えませんが、袋の表示から、手延べと機械の違いを想像することはできます。
確かめられる点は二つある。一つは乾めんを1本、定規の1mmの目盛りに並べる方法である。もう一つは、袋の表示の確認で、「手延べ」の表示の有無、産地、原材料の並びが書かれている。
本文で触れたのは、製法の骨組み(コトバンク)、内部のすき間の研究(神戸新聞)、産地の気候と経緯(兵庫県)、段階的な延ばしの実例(琉球新報)、起源と七夕(兵庫県・tenki.jp)、太さの呼び名(nippon.com)である。JAS規格の原文と、分析手法の詳細は、本文では扱えていない。読者が追うなら、規格原文と研究の報告が次の一次資料になる。
残った問いは、油を塗る目的と、冬に作る理由の細部、索餅から今のそうめんまでの経路である。
しらべた もとの じょうほう
参考にした情報源
参考にした情報源と、その使い方
製法、研究、産地、起源は、事典・新聞・自治体の資料を突き合わせて書いた。
- コトバンク「そうめん」(日本大百科全書ほか) https://kotobank.jp/word/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%81%E3%82%93 (製法の流れ、中心の穴、梅雨の熟成と「厄」、名称の由来)
- 神戸新聞(2022年3月)手延べそうめんの研究の記事 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202203/0015180612.shtml (内部のすき間の研究、手延べの手作業の範囲、直径の例)
- 兵庫県「県民だより」2024年12月号 https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/dayori2412/pickup1.html (播州の気候、冬の副業、製造期間、門干し、寝びつ)
- 琉球新報(沖縄の手延べそうめんの取材) https://ryukyushimpo.jp/work/entry-1140210.html (約180cmまで延ばす例、熟成期間)
- 兵庫県「播州手延素麺(揖保乃糸)」 https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr09/jibasan/01.html (索餅と起源、播州の歴史)
- tenki.jp「七夕とそうめん」 https://tenki.jp/suppl/usagida/2016/07/06/13441.html (索餅の意味、延喜式、江戸時代の広がり)
- nippon.com「そうめんと冷や麦」 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02034/ (機械麺の太さによる呼び名)
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