#文房具・身の回りの道具
鉛筆や万年筆、消しゴム、はさみ、黒板など、毎日使う道具のしくみと歴史のお話です。
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同じ こさの インクで、どうして 写真が かみに うつるの?
新聞の写真を虫めがねで見ると、あるのは小さな点だけ。インクの濃さは変えられないのに、なぜ濃淡のある写真が刷れるのか。点の大きさで濃淡を出す考え方から、水と油の石版、ゴムを挟むオフセット、滴を飛ばすインクジェットまでのつながりが分かります。
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おとした シャープペンの 芯は、どこで おれるの?
落としたシャープペンの芯は、ペン先から約1.3cm奥で折れた。高校生の落下実験(1機種のみ)の結果です。折れにくさは芯の材料だけでなく、ペンの中でも守られているのでしょうか。材料の改良とペン先の工夫、メーカーの倍率の読み方が分かります。
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ゲルインクの ペンは、さきを したに しても、どうして たれないの?
ペン先を下に向けても垂れないゲルインクが、書くとすらすら出る。ケチャップを振ると出る理由や、塗料が垂れにくい理由と同じ「力でゆるみ、休むと戻る」性質が、宇宙ペンや砂にも見られます。その名前と、宇宙ペンの開発費をめぐる俗説まで分かります。
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えんぴつの じは、てで こすると なぜ ひろがるの?
鉛筆の字は、紙にしみこんでいるのではなく、黒い粒がのっているだけらしい。ではなぜ、こすると広がり、消しゴムだと消えるのか。粒の行き先と、広がりを道具にする6Bまで。
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えんぴつの しんは、どうやって きの まんなかに いれるの?
鉛筆の芯は、木の細い穴に通したのではなく、溝を掘った板2枚ではさんで貼り合わせたものです。板1枚に掘る溝は9本(三菱鉛筆の場合)。では、なぜ真ん中に収まり、芯が折れるのはなぜか。作り方の流れと、芯の材料、折れにくくするコツが分かります。
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鉛筆は なぜ ろっかくの ものが 多いの? まるや さんかくも あるのは どうして?
鉛筆の軸の形は、製造の最後にカッターの形で決まり、丸にも三角にも作れるという。それでも六角が多いのはなぜか。転がりにくさ、指の持ち方、丸から六角に変わった色鉛筆の例から、メーカーが挙げる理由が分かります。
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ゆせいペンは、かみでは きえないのに、どうして つるつるの ものだと きえるの?
油性ペンの線は紙では消えにくいのに、ガラスやプラスチックでは拭いて落とせることがある。水拭きで消せるマッキーは、水に溶ける糊をわざと混ぜていると紹介されている。消えにくいはずのペンがなぜ消せるのか、インキの中身と素材の表面の違いから分かる。
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こすると きえる ペンの じは、れいとうこで もどるって ほんとう?
こすると消えるボールペンの字は、紙から取れたのではなく、色が見えなくなっただけ。冷凍庫で冷やすと戻ることもある。なぜそうなるのか、紅葉を見た研究者の着想からペンになるまでの道のりがわかります。
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チョークは 書くと どうして 短く なるの? キーッと 鳴く ひみつ
チョークが短くなった分は、黒板の字になっているらしい。そしてあのキーッという嫌な音を、わざと出して点線を引いた物理学者がいる。なぜチョークは削れ、なぜ鳴くのか。材料と、鳴くときの動きと、その音を逆手に取った実演が分かります。
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こくばんは、どうして みどりいろ なの?
黒板は、もともと墨を塗った本当に黒い板でした。なぜ今は緑なのか、席によって光って読みにくいのはなぜか、水拭きで白い跡が残るのはなぜか。緑に決められている条件と、光らせない工夫、跡の原因が分かります。
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黒板の 字は、きえたのか? 白い こなは どこへ 行くの?
黒板の字は、粉が残った跡と考えられます。だとすると、消しても粉はなくならず、場所を移すだけです。その粉はどこへ行くのか。ホタテ貝殻を混ぜたチョーク(北海道の貝殻の約2500分の1が毎年使われる)や、粉を吸い取る掃除具、教室の粉じん基準から分かります。
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おなじ「HB」の 鉛筆でも、なかみは おなじ なの?
同じHBでも、メーカーの説明では黒鉛の割合が約70%だったり65%だったりする。記号は何を表し、HやBの文字はどこから来たのか。いま小学生にHBより2Bが多いわけも分かります。
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ボールペンの インクは どうして たれないのに 書けるの?
油性ボールペンのインクは、水性より少なくとも何十倍も粘り気が強い。それなのに、ポケットの中では垂れず、紙に当てると線が出る。1mmに満たないボールの回転、ばねの栓、書けなくなる原因から、そのわけがわかる。
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けしゴムは、どうして 字を けせるの?
鉛筆の字は、黒鉛の粒が紙にのっているだけ。消しゴムのほうが粒をくっつけやすく、消しかすが粒を包んで運び去る。パンで消していた時代から、ゴム、プラスチックへの移り変わりもたどる。
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シャープペンの 芯は、どうして ほそいのに おれにくいの?
0.5mmの細さでも、字を書くくらいでは折れにくいシャープ芯。鉛筆の芯とは材料がちがい、樹脂を高い温度で焼いて作る。強さと濃さの両立という作り手の悩みと、各社の工夫をたどる。
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けいこうペンは、どうして あんなに めだつの?
蛍光ペンの線をカラーコピーすると、あの目立つ明るさが出にくいと説明されている。見えない紫外線を見える光に変える仕組みと、白い服の白さ、蛍光塗料のはじまりをたどる。
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いろえんぴつは、なにで できて いるの?
黒い鉛筆の芯は黒鉛と粘土を焼いたもの、色鉛筆の芯は顔料・タルク・ロウ・糊を焼かずに固めたもの。材料のちがいから、色の出方、重ね塗り、消しにくさ、色あせを鉛筆メーカーの説明でたどる。
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はさみは、なぜ 2まいの はで きれるの?
はさみは、1枚の刃を押しつけるナイフとは違い、2枚の刃をこすり合わせる「せん断」という力で切る道具だ。現存する最古級の形は古代ギリシャで生まれた、ばねでつながる1枚板のU字型。いまおなじみの、支点でとめて交差させる形は、古代ローマで生まれたとされる。日本へは中国・朝鮮半島を経て伝わったとされ、正倉院にもそのはさみが残っている。
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えんぴつは、なぜ 書けて、なぜ 消えるの?
鉛筆で書いた字は紙に残るのに、消しゴムでこすると消える。芯の正体である黒鉛の結晶構造、紙に書きつけるしくみ、濃さの秘密、消しゴムが消せる理由、鉛筆と消しゴムの歴史をたどる。
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くろい ペンで 書いた 字、水に つけると 何いろに なる?
黒い水性ペンで紙に点を描き水につけると、色が分かれる。染料と顔料の違い、紙の繊維にしみこむしくみ、書いた直後は見えず酸化で黒くなる没食子インクの物語、今のインクの使い分けをたどる。
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万年筆は どうして 字が 書けるの?
押しつけなくても書けて、逆さにしても落ちてこない。細い溝がインクを運び、出た分だけ空気が入る。1911年の呉から始まった話も。